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Yamareco

記録ID: 201510
全員に公開
沢登り
北陸

大納川支流黒谷左俣〜右俣

2012年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:42
距離
7.2km
登り
895m
下り
889m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

H580駐車地点7:10-7:20入渓-8:00黒谷左俣-11:50岩谷山12:05-尾根下降点12:40-16:30黒谷右俣大支流出合-16:50駐車地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
黒谷左岸林道はかなり奥まで入輪可能
コース状況/
危険箇所等
黒谷左俣は、平成19年に作られた出合の大堰堤によって完全にバックウォーターになっていて、この地点からの入渓は無理。上から下降してきても林道には上がれないので注意。ちなみにここの大堰堤も、入渓者が安易に通過できないように作られているため、ここからも入渓は無理。
黒谷二又のバックウォーター。枯れ木が立つところが、入渓予定の黒谷左俣だった。
2012年06月24日 17:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/24 17:16
黒谷二又のバックウォーター。枯れ木が立つところが、入渓予定の黒谷左俣だった。
大堰堤。堰堤は高さがあり、通過不可能。
2012年06月24日 17:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/24 17:16
大堰堤。堰堤は高さがあり、通過不可能。
黒谷左岸林道を行く
2012年06月24日 07:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/24 7:18
黒谷左岸林道を行く
2012年06月24日 08:19撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/24 8:19
黒谷左俣は中流域から小滝の連瀑に
2012年06月25日 11:02撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/25 11:02
黒谷左俣は中流域から小滝の連瀑に
2012年06月24日 09:08撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/24 9:08
ほとんど直登できる
2012年06月24日 09:14撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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ほとんど直登できる
中流域にあるミニゴルジュ
2012年06月24日 09:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/24 9:20
中流域にあるミニゴルジュ
2012年06月24日 09:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/24 9:22
2012年06月24日 09:47撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/24 9:47
この時期水量も多く、楽しい遡行に
2012年06月24日 09:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/24 9:51
この時期水量も多く、楽しい遡行に
空は青空!
2012年06月25日 11:05撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/25 11:05
空は青空!
左に見える尾根は「荒島岳」の稜線。右奥には白い斑模様が残る「白山」が見えた。
山座同定はこちら
http://twitpic.com/a0nzq9/full
2012年06月24日 10:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/24 10:54
左に見える尾根は「荒島岳」の稜線。右奥には白い斑模様が残る「白山」が見えた。
山座同定はこちら
http://twitpic.com/a0nzq9/full
岩谷山(二等)三角点
2012年06月24日 11:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/24 11:54
岩谷山(二等)三角点
尾根の藪漕ぎ。
2012年06月24日 12:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/24 12:52
尾根の藪漕ぎ。
黒谷右俣下降
2012年06月24日 13:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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黒谷右俣下降
未だ大きな雪渓が残る
2012年06月24日 14:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/24 14:30
未だ大きな雪渓が残る
ほとんどの滝は懸垂となった
2012年06月24日 14:55撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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ほとんどの滝は懸垂となった
2012年06月24日 14:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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麗美な大滝。
2012年06月24日 15:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/24 15:04
麗美な大滝。

感想

今回は二週間ぶりの遡行。先週は雨天で急きょ延期としたが、今週は絶好の好天となり、メンバーも多く集まった。

大納川の道を旧中竜(なかたつ)鉱山に向けて入り、黒谷左岸の林道を入って行く。しかし入渓地転に到着して唖然、入渓する予定の二又には大堰堤が作られ、出合は完全にバックウォーターとなっていた。

堰堤からの入渓も考えたが、高さがかなりあってここも無理。しばらく考えたあとに、右俣支流から尾根を乗越して左俣に出るルートに変更することにした。

左俣は最初は平坦な谷だったが、中流域から小滝が連続する良渓に変わった。しかし通過の困難度はほとんどなく、軽快に高度を稼げた。

空の青さに滝のしぶきが眩しく、久しぶりに心躍る遡行となった。

岩谷山の稜線に出たあと、山頂に向かってルートを左にとる。まもなく切り開きのある岩谷山山頂に到着した。しかし今日は人数が多いことと、入渓時のトラブルで出発が遅れていることから、休憩もほどほどにすぐに右俣下降点に向けて尾根を藪漕ぐことになる。

おおよそ30分の尾根藪漕ぎで下降点に到着し、急な斜面を一気に下降する。

右俣も左俣同様、源流域から連瀑となり、ちょっとした滝が降りられない。ほとんどの滝は懸垂して下降することとなる。

渓相はどちらもよく似ているが、遡行するとなると右俣の方が難儀な滝が多いと思う。

しかし北陸のローカル谷は静かでいい。過去の溯行者の痕跡もなく、どこまでも寂然としていてどっぷりと沢の中に浸れる。この黒谷も、人知れず流れをつくっているという感じで、低山谷の雰囲気がむんむんとする。

渓相が細い平流に変わっておや?と思う間もなく、古い堰堤に出くわす。この堰堤をしばらく進むと再び堰堤が現れ、その左に廃道となった林道跡に出られた。ここからしばらくは小道を進み、大きな右俣右沢を渡ると林道の終点に飛び出した(入輪は困難)。

しばらく未舗装の荒れた林道を進むと舗装路面に変わる。車ならここまでが限界だろう。ここから一足投で駐車場だった。

今回個人的にちょっとしたトラブルがあった。

持参のGPSだが、気付くと勝手に電源が落ちてしまっているのだ。

入渓点で電池を入れ替えているので単純な電池切れではなく、明らかな機器トラブルだろう(GPSのログが切れている部分、2カ所あり)。しかも途中でディスプレイを覗くと、かなり外れた場所をポイントしていて、どうも調子が悪かった(しかし途中から何故か復帰してトラブルはいちおう解消した)。

GPSのような機器はいつこのようなトラブルが起きてもおかしくないので、あらためて機器の過信は禁物であるということを認識することとなった。

※後日決行した遡行でまたまた同じ症状が頻発。帰宅して設定を見たら、バッテリー設定が「ニッケル水素」ではなく、何故か「アルカリ設定」に。設定を変更したら上記トラブルが無くなった。ニッケル水素なのに設定を「アルカリ」にすると、早めに電池切れ表示となってしまうので注意がいる。

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