六甲下見ハイキング
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 945m
- 下り
- 938m
コースタイム
天候 | 薄雲がかかることはありましたが、雨の心配はなく安心して歩けました。 山頂部は陰に入ると涼しい風が吹いて快適でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山中いたるところにルートの分岐があります。 道標を確認しながら歩くほうがいいでしょう。 |
写真
感想
20代の頃(ずいぶん前ですが)、初日の出を山から見ようと毎年出かけるのが恒例になっていて、当時住んでいた高槻市で物好きな仲間数人が集まってわいわい歩いていました。
高槻から生駒山の山頂まで歩く年と、阪急宝塚から塩尾寺経由岩倉山でご来光、蓬莱峡に下りる年が交互にありました。
六甲とのかかわりはそれ以来なのでほぼ四半世紀ぶりってことです。
同行者はこれも25年ぶりに逢ったサークルの先輩、Wさんです。
(年齢は私より若いので念のため・・・)
sweetpeaさんを来週案内する予定の六甲を下見しておこうと思いながら私自身が不案内の山でしたが、神戸に在住のWさんが案内を引き受けてくれた次第。
彼女は六甲についてはルートを行きつくしているんじゃないかというくらいよく知っています。
今回は案内してもらいながら自分なりに雰囲気を掴もうとメジャーなルートを選択しました。
梅雨だから日曜日でも人は多くないんだろうとの先入観を持ちながら、待ち合わせた新神戸駅をスタートしました。
この駅は南に出るとお洒落な神戸の町、北に出るといきなり緑の山です。
まだ駅前にいる気分のうちに布引の滝が落ちてきます。
気分の切り替えに戸惑いますね・・・(苦笑)
都会と山との境界を通り抜けるような短い時間があり、山の中に入っていきます。
さすがに湿度は高いのですが気温はまだ低くて過ごしやすい空気の中を歩いていきます。
いつもだとひとりで黙々と歩いているはずが、どうしてもWさんとの会話にも熱が入ってしまいます(汗)
あの頃から自分はあまり成長していないのか、たわいもなくタイムスリップしてしまいます。
私の中の予定ではトエンティクロスと呼ばれる沢沿いの道を歩くつもりでいました。
(「またはまりに行くのか?」との声が某ユーザーから聞こえましたが・・・)
しかしWさんが言うには水量が増えると渡渉が難しいので今日は避けようとのこと。
来週の本番までの雨量によって判断しようと今日は別ルートで歩くことにしました。
ホントにこの山域はどこからでもルート変更ができるんです!
歩いていても分岐の道標があちこちに立っていて、道の選択に迷います。
案内人がいてくれてよかったですよ。
桜茶屋から稲妻坂を経て天狗道から麻耶山頂へ進みます。
今日は穴場狙いではなくメインルートを歩きますので道中多くの人に抜かれていきます。
歩くことに集中していても私の場合遅いのですが、今日はずいぶん時間をかけて歩いていますよ・・・
高尾山など地形図で同定しながら歩くうちにあっけなく山頂の電波塔に着きました。
自然観察園があるというので行って見ることに。
人の手を最低限にいれながら、自然を観察するための周回路があります。
アジサイ池にはコウホネの黄色い花が開いていてカメラを持つ人が池を取り巻いていました。
上に目を向けると木の枝にはモリアオガエルの卵が泡の塊となってついています。
しばらくはここで心を開放して遊ぶことができました。
山頂に戻るとロープウェー駅前の広場に出ました。
小学校の運動場かと思うような広いスペースがあって、木のベンチやテーブルで昼食を取っているグループや家族連れ。
山の上とは思えない光景に、とても珍しいものを見ているような気分になります!
(ここまでバスで来れることにもびっくりしました!)
おまけにレンタサイクルの店まである!
いろんな意味で想定外の山上公園でした(笑)
網を振って虫を追いかけている父子なんて久々に見た気がしますよ。
空いたベンチに腰掛けて私たちも昼食を取ります。
(二人ともおにぎりなんですが・・・)
昔のよもやま話に花を咲かせている間にそこは山頂の涼しさで汗もきれいに引いてくれました。
下山のルートを検討してめどをつけると歩き始めます。
しばらくはさっきまでの喧騒がウソのように静かな山道を歩いたのですが、それは気のせいでした。
この時間でも下山する私たちとすれ違う人の数は半端じゃないです。
下りはバスもロープウェーもあるとなればこれからの登りもありですね(苦笑)
天上寺跡を通り過ぎ、大杉を見上げて雷声寺を抜けるといきなり目の前には街が広がりました。
海と山に挟まれた漁村が国際港として発展して都会になっても背後の山はずっと変わらずにそこにあったんですね。
あまりに近い海と山との付き合いを続けてきた神戸を山の上から感じたように思います。
地元の人たち(もちろん遠方の人もいるでしょうが)はこんな風にこの山で時間を過ごしてるんだと覗かせてもらった気分です。
さ、来週のルート見当を始めます!
なるほど〜、いつもながらの作家さんが書かれるようなすばらしいレコを読ませて頂いて私が喰いついたところは、
「なぜ、W先輩はmonsieurさんより年下なのか? 」と言うところです。
「コラコラ、そこかいな 」by monsieur
いやぁ〜、今回はアジサイ池にドボン で「人間コウホネ」的なmonsieurさんを期待したのに〜〜。
今度は 期待にこたえて下さいよ。
では六甲本番、いろんな意味で楽しみにしています。
ほんまにどこ食いつくんや!
学校の部活などではないので、私の入会がたまたま遅かっただけなんです
アジサイ池・・・あんなにきちんと管理されている池にはまってみなさい!
大ひんしゅく者ですよ
ソロでのトレッキングの際は乞うご期待・・・
学生の頃はよく神戸の街を歩きました。
布引の滝と自然観察園も行ったはずなのですが、あまり記憶に残っていません
モリアオガエルの卵はここでも何ですね〜
また行きたくなりました!!
どんなルートにされるのか・・・sweetpeaさんとの山行記録楽しみにしています
同じ関西でありながら、神戸まで 足を伸ばす機会がなくて、随分のご無沙汰でした。
昔歩いたはずの六甲もbebebeさんと同じくほとんど記憶に残っていなくて 全く初めてと言ってもよい山行でした。
今度の週末は今回の二人にsweetpeaさんを加えて歩きますが、ルートがありすぎてまだ決まっていません
いいものを見つけられるように、しっかり窓を開いて歩きますよ
monsieurさん、こんばんは。
六甲はホントにルートがアリの目の様に張り巡らされており、私もサッパリです
でもお洒落な神戸の町並みと一体感のある六甲の山並みは素敵ですね
では次のレコも楽しみにしております
今回初めて電車を利用して行ったんです。
電車賃がけっこう高いのに驚きました
六甲は子供のときから馴染みのある山だったのですが、実際に歩いてみると、いくつもの顔を見せてくれそうです。
でもこちらの先入観なのか、どうしてもオシャレな響きを感じてしまうんですよね
(滋賀県民のヒガミではないです )
おはようございます。
好日さんスポンサーで毎週、山番組で六甲を紹介されてますね。
いろいろ回れるのが魅力ですが、
交通費が・・・・
やっぱ、湖南アルプスでしょ
こんばんは
六甲は案外遠いので驚きました
おっしゃる番組を見たことがなくて、ほとんど情報もないままに行ってきました。
今週末は私の都合で六甲は延期です。
朝の用事を済ませてから行けるところを物色中ですが・・・やっぱり湖南アルプスですか
珍しく山を一回お休みにするかもしれません
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