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Yamareco

記録ID: 201608
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

[静寂に佇む二百名山]餓鬼岳(白沢登山口からのピストン)

2012年06月24日(日) [日帰り]
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GPS
13:45
距離
13.6km
登り
1,718m
下り
1,708m

コースタイム

3:45 駐車場
3:54 白沢砂防堤(登山口)
4:31 紅葉ノ滝
5:17 魚止メの滝
5:59 最終水場 6:07
7:04 ガレ場入口 7:11
7:52 大凪山 8:00
9:20 百曲り入口
10:45 餓鬼岳小屋
11:02 餓鬼岳山頂 11:59
12:05 餓鬼岳小屋 12:10
13:58 大凪山 14:05
15:21 最終水場 15:34
16:12 魚止メの滝
16:52 紅葉ノ滝
17:24 白沢砂防堤(登山口)
17:30 駐車場 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高速道:豊科ICまで中央自動車道、長野自動車道
一般道:白沢登山口まで県道306号(有明大町線)

※国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)を目標にし、「餓鬼岳登山口」の案内板に従って道なりに進むと登山口に到着します
※登山口までの林道は全面舗装されていますが、道幅は狭い(待避所あり)ので、スピードは控えめにしましょう
コース状況/
危険箇所等
◆登山口について◆

・林道を進んで二股に分かれているところが登山口です。左側の道が餓鬼岳方面、右側の道が鍬ノ峰方面です
・駐車場は登山口から約100m手前にある空き地です。両方で20台位は駐車できそうです
・登山ポスト(用紙もあります)は登山口に設置されています
・トイレ(簡易/ペーパー完備)は登山口に設置されています(夏季のみ)


◆登山道について◆

【注意】
☆6月24日(日)現在、台風による増水で登山道が決壊しており、白沢ルートは通行不可となっています。6月末までに開通の予定です
☆最終水場までは沢に沿って登山道が設置されています。残雪期に限らず日常的に水量は多い川ですので、特に降雨直後などは注意が必要です
☆餓鬼岳小屋の小屋開けは6月29日(金)の予定です
☆残雪、沢の水量など登山道の最新の状況については、餓鬼岳小屋にお問い合わせください
http://www.city.omachi.nagano.jp/ctg/00151118/00151118.html



餓鬼岳。なんともおどろおどろしい名前です。
大日、薬師や観音など有難い名前を冠する山が多い中で、ひときわ異彩を放っているその山名に興味を感じたのが今回の山行のきっかけでした。
また、常念山系の北端に位置し北アルプスの名だたる山々の中にあるにもかかわらず訪れる人も少なく、静かな山歩きができることにも魅力を感じました。

さて、今日も長丁場なので日の出前に出発します。
しかし、張り紙にショッキングな内容が!
いわく「台風の被害により橋が流出し、登山道が通行できません」とのこと。

逡巡すること約10分、やっぱり行くことにしました。
実は6月2日(土)にも訪れていたのですが、途中で雪のため撤退したこともあってどうしても行きたかったし、そのときの記憶を踏まえてエスケープルートを設定することができればと考えたのです。
どうしても行けないと判断すれば、また引き返すだけのことです。

駐車場を出発してしばらくは檜の造成林の中を通りますが、ほどなくして白沢砂防堤(登山口)に到着。
ここからは高瀬川の支流である白沢沿いに登っていきます。
高巻きであったり時には河原の中であったり、水音を聞きながら緑のトンネルの中の、アップダウンに富んだ道を進みます。

紅葉ノ滝からは渓相が一変。
台風の爪痕があちこちに生々しく残っています。
橋は流され、地滑りによって登山道が崩壊している箇所がいくつもありました。
特に酷いのはナメ滝の辺りと魚留メの滝の手前です。
一度河原に下りて周囲を見渡し、渡れそうなところを探してエスケープルートを組み立てたら、かろうじて残っている登山道を外さないように慎重に進みます。

予定より時間がかかってしまいましたが、なんとか最終水場に到着。
ここから大凪山までは急登である上に、ガレ場を通過するためかなり消耗します。
ガレ場での休憩中に、若者二人組が追い越していきました。

出発して約4時間で大凪山に到着。
ようやく標高2,000mを超えました。

ここからは稜線沿いに進んでいきます。
北側には針ノ木や蓮華、不動などが、西側にはめざす餓鬼岳と唐沢岳がチラチラと見えますが、木々に遮られてなかなかその全貌が明らかになりません。

小さなアップダウンを繰り返したのち、百曲りに取り付きます。
笹原の中のつづら折れの道を登っていくと次第に樹木の背丈が低くなり、視界が開けてきます。
ダケカンバの林に囲まれるようになると、あと一息。
ところどころ残雪に行く手を阻まれますが、キックステップで一歩一歩進みます。

最後の雪のトラバースを越えて間もなく、餓鬼岳小屋に到着。
まだ人はいません。
おそらく台風の影響で小屋開き(6月25日予定)が遅れているのでしょう。
休む間もなく、山頂に向かいます。

途中で、下山してきた先程の若者二人組としばし情報交換ののち、いよいよ山頂へ。

待っていたのは、360度の大パノラマです。
富士山や南アルプスは雲に隠れていましたが、北アルプスは南は大滝山から北は白馬方面、北信五岳までくっきり見えました。
薬師や立山、剱といったふるさとの山々も私を歓迎してくれました。

圧巻だったのが、高瀬川の源流をはさんで向かい合う鷲羽や水晶、野口五郎といった裏銀座の稜線です。
残雪と緑、空の青、そして土の茶色のコントラストが美しいです。

面白いのが、鹿島槍と爺ヶ岳がほぼ相似形に見えることです。
ここからは双耳峰であることや手前に伸びる稜線などほぼ同じで、まるで双子のようです。

そして南には、剣吊から燕を経て大天井に続く稜線が迫ります。

日曜日にもかかわらず、山頂は独り占め。
聞こえるのは流れる風の音と、時折飛び交うイワツバメの風を切る羽音のみ。
この空気の中に身を委ねていると、不思議なことに大抵のことは何とかなりそうな気がしてきます。
気持ちが大きくなるんでしょうか。

たっぷり1時間展望を楽しんだのち、下山を開始します。
登りの苦労を思い出すと、ちょっと気が重いですけどね。

魚留メの滝を過ぎ、崩壊している登山道を避けて河原に下りたところで、餓鬼岳小屋の方にお会いしました。なんと、6月2日にも大凪山の先でお会いしていた方でした。
本格復旧はまだ先ですが、現存している箇所を活用して応急処置を施し、6月いっぱいには取り急ぎ通れるようにするとのこと。
そのため、小屋開けは6月29日(金)に延期になったそうです。

丁重にお礼を申し上げてその場を辞し、先を急ぎます。
帰路では沢の渡渉箇所やエスケープルートの要所要所にペンキマークが付けられていましたので、安心して進むことができました。

数々の紆余曲折があったもののなんとか明るいうちに無事、下山することができました。

総行動時間は13時間45分。
道中お会いしたのは往路で2人、復路で1人と、今日も静かにたっぷりと山を満喫することができました。



下山後は、いつもの薬師の湯に立ち寄りました。
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/


登山口

(帰路にて撮影)
2012年06月24日 17:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 17:30
登山口

(帰路にて撮影)
通行不可能!?
なんてこった…

とりあえず行けるところまで行ってみることに
2012年06月24日 17:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 17:31
通行不可能!?
なんてこった…

とりあえず行けるところまで行ってみることに
橋が流されています
見るも無残…
2012年06月24日 16:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 16:32
橋が流されています
見るも無残…
紅葉ノ滝に到着
滝は木々に遮られて見えず
2012年06月24日 16:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 16:52
紅葉ノ滝に到着
滝は木々に遮られて見えず
紅葉ノ滝の上流側
美しいゴルジュが印象的です
2012年06月24日 16:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 16:47
紅葉ノ滝の上流側
美しいゴルジュが印象的です
崖っぷちは角材で補強
濡れていて滑りやすいのでロープもあります

ワイルドだぜぇ〜
(いつまで旬なんだろ?)
2012年06月24日 16:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 16:09
崖っぷちは角材で補強
濡れていて滑りやすいのでロープもあります

ワイルドだぜぇ〜
(いつまで旬なんだろ?)
ナメ滝に到着

ボルトが打ち込んである箇所に梯子が架かっていましたが、流されてしまい跡形もありません
2012年06月24日 16:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 16:28
ナメ滝に到着

ボルトが打ち込んである箇所に梯子が架かっていましたが、流されてしまい跡形もありません
仕方がないので沢を渡渉
こんなところや…
2012年06月24日 16:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 16:25
仕方がないので沢を渡渉
こんなところや…
こんなところを飛び越えます
ケルンが目印です
2012年06月24日 16:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 16:26
こんなところを飛び越えます
ケルンが目印です
桟橋が落ちています
ここもか…
2012年06月24日 15:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 15:51
桟橋が落ちています
ここもか…
地滑りの痕跡が生々しいです
2012年06月24日 15:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 15:51
地滑りの痕跡が生々しいです
花崗岩質のザラザラした坂
滑りやすいところにはロープがあります

ワイルドだろ…
2012年06月24日 16:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 16:15
花崗岩質のザラザラした坂
滑りやすいところにはロープがあります

ワイルドだろ…
魚止メの滝
目も耳も癒されます
2012年06月24日 05:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 5:15
魚止メの滝
目も耳も癒されます
この橋を渡ると…
2012年06月24日 15:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 15:36
この橋を渡ると…
最終水場に到着

ここより上には水場はありませんので、多めに汲んでおきましょう
2012年06月24日 05:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 5:59
最終水場に到着

ここより上には水場はありませんので、多めに汲んでおきましょう
水場で即製冷やしトマトをいただきます
美味しい♪
2012年06月24日 06:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 6:03
水場で即製冷やしトマトをいただきます
美味しい♪
水場からすぐのところ
サンカヨウはすでに実がなっています
2012年06月24日 06:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 6:08
水場からすぐのところ
サンカヨウはすでに実がなっています
3週間前はお花畑でした(6/2当時)
2012年06月02日 07:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/2 7:11
3週間前はお花畑でした(6/2当時)
ゴゼンタチバナ
2012年06月24日 06:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 6:32
ゴゼンタチバナ
急登が続きます
2012年06月24日 06:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 6:58
急登が続きます
ガレ場の入口
2012年06月24日 07:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 7:05
ガレ場の入口
ガレ場を見下ろしてみます
落石注意!
2012年06月24日 14:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 14:32
ガレ場を見下ろしてみます
落石注意!
麓が見えてきました
2012年06月24日 07:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 7:14
麓が見えてきました
コイワカガミの群落
2012年06月24日 07:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 7:34
コイワカガミの群落
ムシカリ(オオカメノキ)
2012年06月24日 07:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 7:47
ムシカリ(オオカメノキ)
大凪山に到着
2012年06月24日 08:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 8:00
大凪山に到着
3週間前はこんなでした(6/2当時)
どれだけ急なんだと思ったら…
2012年06月02日 09:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/2 9:16
3週間前はこんなでした(6/2当時)
どれだけ急なんだと思ったら…
大凪山から百曲りまではぬかるみが点在
2012年06月24日 08:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 8:15
大凪山から百曲りまではぬかるみが点在
餓鬼岳がようやく見えました
2012年06月24日 08:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 8:18
餓鬼岳がようやく見えました
唐沢岳も
今度は行きたい
2012年06月24日 08:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 8:19
唐沢岳も
今度は行きたい
左上に穴が!
右側に道が付け替えられているので安心安心♪
2012年06月24日 08:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 8:41
左上に穴が!
右側に道が付け替えられているので安心安心♪
奔放なダケカンバ
2012年06月24日 08:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 8:42
奔放なダケカンバ
バイカオウレン
2012年06月24日 09:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 9:11
バイカオウレン
ショウジョウバカマ
2012年06月24日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 9:13
ショウジョウバカマ
百曲り入口
ここからグングン登ります
2012年06月24日 09:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 9:21
百曲り入口
ここからグングン登ります
餓鬼岳小屋が見えました
まだまだ遥か上です
2012年06月24日 09:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 9:23
餓鬼岳小屋が見えました
まだまだ遥か上です
オオバキスミレ
2012年06月24日 09:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 9:33
オオバキスミレ
木の丈がだんだん低く
随分登ってきました
2012年06月24日 09:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 9:38
木の丈がだんだん低く
随分登ってきました
山頂直下はまだ雪が
なかなか厄介です
2012年06月24日 10:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 10:24
山頂直下はまだ雪が
なかなか厄介です
最後の難関
滑ったら一巻の終わりです
2012年06月24日 10:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 10:39
最後の難関
滑ったら一巻の終わりです
餓鬼岳小屋に到着
見えていた建物は別邸(離れ)でした

すぐ上に山頂が見えます
2012年06月24日 12:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 12:06
餓鬼岳小屋に到着
見えていた建物は別邸(離れ)でした

すぐ上に山頂が見えます
餓鬼岳小屋(本館)
2012年06月24日 12:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 12:05
餓鬼岳小屋(本館)
山頂に到着〜♪
2012年06月24日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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山頂に到着〜♪
三等三角点
2012年06月24日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 11:03
三等三角点
山頂からは360度の大パノラマが!

大滝山〜常念岳〜大天井岳〜奥穂高岳〜燕岳〜槍ヶ岳〜樅沢岳
2012年06月24日 11:29撮影 by  T-01C, FUJITSU
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6/24 11:29
山頂からは360度の大パノラマが!

大滝山〜常念岳〜大天井岳〜奥穂高岳〜燕岳〜槍ヶ岳〜樅沢岳
槍ヶ岳〜樅沢岳〜双六岳〜ワリモ(割物)岳〜鷲羽岳〜水晶岳
2012年06月24日 11:27撮影 by  T-01C, FUJITSU
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槍ヶ岳〜樅沢岳〜双六岳〜ワリモ(割物)岳〜鷲羽岳〜水晶岳
水晶岳〜野口五郎岳〜三ツ岳〜烏帽子岳〜南沢岳
2012年06月24日 11:28撮影 by  T-01C, FUJITSU
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水晶岳〜野口五郎岳〜三ツ岳〜烏帽子岳〜南沢岳
薬師岳(野口五郎岳の右後ろ)〜烏帽子岳〜南沢岳〜不動岳〜龍王岳〜浄土山〜立山

手前は唐沢岳(不動の右)
2012年06月24日 11:28撮影 by  T-01C, FUJITSU
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薬師岳(野口五郎岳の右後ろ)〜烏帽子岳〜南沢岳〜不動岳〜龍王岳〜浄土山〜立山

手前は唐沢岳(不動の右)
浄土山〜立山〜別山〜剱岳〜針ノ木岳〜蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳

手前は船窪岳〜七倉岳
2012年06月24日 11:28撮影 by  T-01C, FUJITSU
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浄土山〜立山〜別山〜剱岳〜針ノ木岳〜蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳

手前は船窪岳〜七倉岳
立山〜剱岳〜針ノ木岳〜蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜白馬岳
2012年06月24日 11:29撮影 by  T-01C, FUJITSU
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立山〜剱岳〜針ノ木岳〜蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜白馬岳
剣吊から燕岳、大天井岳に続く素敵な稜線♪

また、帰りたくなくなってきた…
困ったもんだ
2012年06月24日 11:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 11:07
剣吊から燕岳、大天井岳に続く素敵な稜線♪

また、帰りたくなくなってきた…
困ったもんだ
唐沢岳
次こそは…
2012年06月24日 11:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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唐沢岳
次こそは…
薬師岳〜北薬師岳
手前は金作谷カール
2012年06月24日 11:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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薬師岳〜北薬師岳
手前は金作谷カール
奥穂高岳
2012年06月24日 11:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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奥穂高岳
槍ヶ岳
小槍もクッキリ
2012年06月24日 11:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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槍ヶ岳
小槍もクッキリ
抜戸岳〜弓折岳
その背後に見えるトンガリは笠ヶ岳ですね!
2012年06月24日 11:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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抜戸岳〜弓折岳
その背後に見えるトンガリは笠ヶ岳ですね!
鷲羽岳
2012年06月24日 11:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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鷲羽岳
水晶岳
山頂の左側に見えるのは水晶小屋かな?
2012年06月24日 11:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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水晶岳
山頂の左側に見えるのは水晶小屋かな?
野口五郎岳
2012年06月24日 11:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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野口五郎岳
立山
2012年06月24日 11:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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立山
剱岳
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剱岳
針ノ木岳
2012年06月24日 11:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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針ノ木岳
立山・剱岳・針ノ木岳
三役揃い踏みです♪
2012年06月24日 11:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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立山・剱岳・針ノ木岳
三役揃い踏みです♪
蓮華岳
2012年06月24日 11:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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蓮華岳
鹿島槍ヶ岳(奥)と爺ヶ岳(手前)
双耳峰であることや手前に伸びる稜線を見ると
まるで双子のようです
2012年06月24日 11:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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鹿島槍ヶ岳(奥)と爺ヶ岳(手前)
双耳峰であることや手前に伸びる稜線を見ると
まるで双子のようです
白馬の山々
2012年06月24日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 11:52
白馬の山々
雨飾山〜火打山〜妙高山
2012年06月24日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 11:52
雨飾山〜火打山〜妙高山
麓もきれいに見えます
滔々と流れる高瀬川も
2012年06月24日 11:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 11:37
麓もきれいに見えます
滔々と流れる高瀬川も
登ってきた稜線を振り返る
2012年06月24日 11:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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登ってきた稜線を振り返る
有明山(信濃富士)
2012年06月24日 11:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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有明山(信濃富士)
七倉ダム
2012年06月24日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 11:04
七倉ダム
今日の山ミルク
東京ローカルです
2012年06月24日 11:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 11:09
今日の山ミルク
東京ローカルです
今日の山おやつ
紅葉ノ滝に敬意を表して
2012年06月24日 11:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 11:13
今日の山おやつ
紅葉ノ滝に敬意を表して
下山開始
なかなか楽に帰らせてもらえそうにありません
2012年06月24日 12:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 12:16
下山開始
なかなか楽に帰らせてもらえそうにありません
花崗岩質の崩壊地があちこちにあります
2012年06月24日 13:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 13:01
花崗岩質の崩壊地があちこちにあります
アカヤシオ
2012年06月24日 13:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 13:04
アカヤシオ
ハクサンシャクナゲ
2012年06月24日 13:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 13:44
ハクサンシャクナゲ
この橋を渡れば間もなく…
2012年06月24日 17:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
6/24 17:19
この橋を渡れば間もなく…
ゴールです!
(白沢登山口)
2012年06月24日 17:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 17:24
ゴールです!
(白沢登山口)
大町市内より餓鬼岳を望む
2012年06月24日 18:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
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6/24 18:10
大町市内より餓鬼岳を望む

感想

◆ひっそりと佇む孤高の山に魅了されて◆

帰省の際にR147から見える端正な山容は、記憶の片隅にいつもありました。
麓からはっきりと見えるにもかかわらずひっそりと佇む様には、どこか放っておけないと感じさせるものがありました。

それに加え、いつかのヤマケイで見た餓鬼岳小屋の手ぬぐいの意匠が印象に残っていました。
恥ずかしそうにそっと花束を差し出す餓鬼の絵柄です。

山頂からの展望ももちろんですが、控えめながら存在感のある餓鬼岳にすっかり魅了されてしまいました。

そんな魅力は、カモシカの密猟小屋に由来を持つという餓鬼岳小屋の素朴なたたずまいや、道普請に地道に精励される小屋番の方の優しいお人柄に通じるものがあるように感じました。

小屋が開いたら、改めて小屋番の方と餓鬼さんに会いに行きたいと思います。


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コメント

餓鬼岳
静かで、いい所ですね!
小屋が開いてなかったり橋が壊れてたりという
状況で、特別だとは思いますが
日曜の静かな北アルプスは貴重ですね〜
私も、いつか登ってみたいと思いました。

(σ´・ω・)σ☆お気に入りに登録
2012/6/27 15:59
餓鬼岳、静かでいい所です!
raichouさん、こんにちは。
ご訪問&お気に入りへのご登録ありがとうございます♪

先週の台風とその後の豪雨の被害は大きかったようですね。
高山は大丈夫でしたか?

餓鬼岳ですが、予想通りのいいお山です。
独立峰だけに360度見渡すことができる展望はピカ一です。
思いがけず笠ヶ岳にも出会えましたし、ね

見慣れた山並みもいつもとは違う表情を見せてくれるので、raichouさんもぜひいらして確かめてみてくださいねconfident
2012/6/27 19:47
初めまして
lynx1218さん、初めまして。
素敵なレポートを拝見しました。(^^)

私も6/26に餓鬼岳まで登ってきました。
日曜日は見晴らしが良かったのですね!
次回は唐沢岳にも足を伸ばしたいと思います。

お疲れ様でした。(^o^)
2012/6/28 13:36
ありがとうございます!
trekker_さん、こんばんは。
コメントありがとうございます♪

雨上がりは空気が澄んでいるので展望を期待したら、大当たりでした
夏の北アでは午後はガスとの追いかけっこになるので早出したのですが、山頂に到着した正午でもギリギリでしたね。

道の整備が済んで残雪が少なくなったら、私も唐沢岳に挑戦したいと思います。
お互い好天を祈りましょうsun
2012/6/28 20:38
写真27に10拍手
こんばんは。

いや〜ツボに入りました。
黒戸尾根でやられた筋肉痛に響くんですが・・happy02

僕もお気に入り追加させて頂きました。
剱岳が眼前に迫る針ノ木にも行ってみたいところです。

お茶目なプロフ写真に反して本当に剛脚ですね!
次なる偉業を楽しみにしております♪
2012/6/28 21:59
直さなくてもよかったかも?
nucchiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪
登山よりも帰りの運転の方が辛い今日この頃です。
何しろ前近代的な車なもので…

東駒(甲斐駒)のレコ、拝見しました。お疲れ様でした。
早月尾根に向けて準備が着々と進んでいるようですね
黒戸尾根の方が知名度は高いですが、早月尾根の方が距離が短いので急登度は激しいんです。
覚悟が必要ですよ

ご来訪、お待ちしてまーす
2012/6/29 13:09
私も計画していました(参考になります)
lynx1218さん こんにちは

ワイルドで素敵なレコ何時ものように
楽しく拝見させていただきました(亀コメでスイマセン)

山頂では北アルプスの山々に囲まれて
素晴らしい時間を楽しまれたようですね
特に鷲羽と剱岳がカッコいい

今年燕岳に登った際に威風堂々孤高に
そびえる餓鬼岳に思いを馳せ
今日にでも、行くつもりでした。
(仕事が…無ければ)

そろそろ夏山シーズン到来ですかね
あまり無茶せず、それでもらしさ満載のレコ
これからも楽しみにしています
2012/6/30 18:51
お好きな山ではないかと思いました
naotosasさん、こんばんは。
いつもご訪問ありがとうございます♪

餓鬼岳、本当に展望が素晴らしいですね。
それに加え、登山道も普請が行き届いていて、餓鬼岳小屋の方々の細やかな気遣いを随所に感じました。

ただ、このレコでもお知らせした通り被害は甚大です。
関係者の方々の心中を察するに余りあるものがあります。
梅雨明けまではまだまだまとまった降雨が予想されますので、可能であれば天候が安定するのをお待ちになった方がいいと思います。

それにしても、最近の気候は変ですよね。
自然の猛威ばかりが現れているような気がして、何だか不安にさせられてしまいます
2012/6/30 23:14
ご無沙汰です
lynx1218さん、こんばんは。
餓鬼岳の日帰りとは、通好みですね。
健脚ぶりも素晴らしいです。
餓鬼岳は北アでは数少ない未踏の山なので、近々行きたいと思っています。

登山ブームの昨今ですが、マイナーな山は週末でも人は少ないですね。
私も昨日、木曽駒ヶ岳をマイナールートで登りましたが、ルート上出会ったのは1組だけでした。(但し山頂は千畳敷方面からの方々が多数いましたが)

それでは。
2012/7/1 23:56
好事家と呼んでください^^;
nobuharuさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪

梅雨の晴れ間に、夏山第一号ということで行って来ました。
残雪期ならではの色彩豊かな展望に大満足です

確かにマイナールートは静かな山行が楽しめる半面、遭難などのリスクを覚悟しなければなりません。
餓鬼岳に関しては降雨時の沢以外は特に危険なところもなく、登山道は全盤的に整備が行き届いています。
ぜひ、晴れの日にお運びいただきたいと思います。

中沢乗越ルートにも惹かれますね〜
次の機会には歩いてみたいと思います
2012/7/2 12:26
裏銀座が丸見え!
lynx1218さん、ご無沙汰のうえ超遅コメで恐縮です
昨年歩いた山の画像が次々と飛び込んできてコメントせざるを得なくなりました

それにしてもスーパーパノラマビューですね!
蝶ヶ岳に匹敵する展望かと
2度目の挑戦での神様のご褒美でしょうね

相変わらずのGoodChoice
マイノリティには堪らないレコですよhappy02

昨年野口五郎ですれ違ったオジサンと餓鬼岳がどれかを地図見ながら口論になったのを思い出しました。
反対からはこんな感じなんですね
まさか水晶や薬師まで見えるとは思いませんでした…
是非自分の眼で確かめてみたいです

次なるターゲットはどこなんでしょうか?
楽しみにしています!

massy
2012/7/14 6:34
ぜひ、確かめてみてください!
massyさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪
プロフィール写真が変わりましたね

そうそう、連日九州の豪雨が報じられていますが、massyさんのところは大丈夫ですか?
これだけ続くと異常気象と一言では片付けられないですよね。本当に心配です。

さて餓鬼岳ですが、本当にスーパーパノラマビューなんです!
(この表現言い得て妙ですね)
こんな素晴らしい展望を隠し持っているなんて、餓鬼さんなかなかの役者です。
今まで登った山からも餓鬼岳は見えていたということですよね。
何だかもったいない感じがします
また、確かめに行かなきゃ。

当面の目標としては、「唐沢のぞき」からのぞいてみることでしょうか、なんてね

いよいよ夏山シーズンですね。
今年もお互い安全山行で参りましょう
2012/7/14 22:32
プロフィール画像
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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
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技術レベル
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体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
技術レベル
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体力レベル
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