朝日岳・雪倉岳(蓮華温泉から五輪尾根・鉱山道)


- GPS
- 15:23
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,419m
- 下り
- 2,437m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:39
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:38
天候 | 晴れ&晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 離れてますけど、魚津の金太郎温泉(3時間/1080円) |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
感想
先月計画していたけど天候不良を理由に延期、今シーズンは無理かな?て思っていたけど、チャンス到来!アルプスは人気エリアなので土曜の早朝についても駐車場に停めれないだろう問題が頭の中にあって、三連休の前日金曜に休暇が取れそうだし、ワクワクしながら再計画しました。毎度ながら有料道路を使わない移動で、約10時間、登山口の蓮華温泉に着きましたが、びっくり!もう半分以上うまっている状態でした。1時間半だけど仮眠できてラッキー!予定より10分遅れの6時過ぎに出発します。出発からしばらくは下り基調の木道を進みます。アヤメ平では屋久島の花之江河を思わせる湿原の景色、少しずつ高度を下げながら2時間、白高地沢の橋(二つ目の橋)を渡っていよいよがっつり上り始めます。木道の階段を上りながら見る景色は最高で、振り返ると燧ヶ岳の高層湿原を想い出すような景色が広がります。休憩中の先行者の先を進み、ぐんぐん登っていきます。
出発から3時間半が経過した標高2000m付近でおにぎり2個食べて休憩、すずしいかな?って思っていたけどやっぱり汗だくの展開…。大休止のあと、水が豊富な登山道をゆっくり進めます。それにしても何でガスやねん!と晴れAの予報を恨みながら白い登山道を進んでいきます。吹上のコルについてもガス!分岐右手は栂海新道、日本海へ続く憧れの道です。やれやれ、ガスでもいいか〜とゆっくり上りはじめるとなんと!!!ガスがどんどん消えていきます。慌てて日焼け止めを塗って、グラサンとキャップを装着、みるみるうちに青空になりました。暑いけど最高!しかもあと少しで山頂やん!とおもいきや、山頂はまだまだ先だったのでした。でもね。晴れてると気持ちの持ちようが全然違う!そして出発から6時間ぐらい経過しましたが山頂へ到着!下って下って下ってから始まったので余計に長く感じたのもあり、山頂から見る景色にめっちゃ感動しました。白馬と剱岳!山頂にいるときにこれだけの景色を見ることができてほんと最高です。写真をたくさんとって誰もいない山頂で盛り上がりました。あとは小屋まで40分で今日の行程は終了です。2時間ぐらい早い到着でしたが、朝日小屋に到着、テントの受付をしてテントを張ります。本日の2番手、だだっ広いテン場で、好きなとこを選んではります。雨は降らないだろうけど、雨水の経路を避けて少し上めの平らな所に張りました。はよ着きすぎたけど、疲れて力もでず、だらだらと持ってきた食べ物ととお酒をやりはじめます。少し飽きたらテントでごろん、また外でワインを飲んでぼさーっと山をみてる、を繰り返しながら夕方を迎えます。小屋のマスずしの販売のアナウンスを聞きながらzzz・・・日付が変わる前にトイレで目がさめて外に出ると見事な満月がみれました。シャッターの音が気になりつつも一枚撮って、テントで朝までぐっすり、おやすみなさい。
二日目の朝は3時半に起床!成り行きで目が覚めたら行動しようかなとおもっていたけど、まわりがごそごそし始める時間帯でもあるので、自然と目をさましました。朝ごはんを食べて撤収、予定通り5時に出発します。まだ少し暗いけど水平道の分岐点でヘッデンをしまい、一枚脱いで歩きます。多少のアップダウンはあるけどほぼ水平な道を快適に進みます。池と木道、そして正面にどっしりと雪倉岳が見える朝の景色です。ん〜なんてすがすがしい(^^)予定より早いペースで分岐を通過して、ガレ場を通過するといよいよ雪倉岳に取付きます。緩やかな道がとてもやさしく、急坂はほとんどありません。少しずつ標高が上がる中、左手に、焼山と火打山が雲海の上に見えています。なんていい景色なんでしょう。ふりかえると、どかーんと朝日岳も見えるし、何といっても今日も青空!最高!ほとんど休憩をしないいつもスタイルでゆっくりゆっくり登っていきます。山頂には5名ほどのハイカーがいました。写真を撮ってもらって、山名を確認、知らないとこは教えてもらいました。今日も剱と白馬はもちろんバッチリで、火打山、高妻山が綺麗に見えました。遠く、上州の山も見えていたので、もしかしたら燧ヶ岳?って話して盛り上がりました。景色をたっぷり楽しんで、下ります。下りながらみる白馬へ続く稜線の景色がすごい綺麗でした。避難小屋までくだり、鉱山道の分岐まであと少し、なんだけど、あれ???登るの?って感じで、分岐まで少し上るのでした…。ふー・・・分岐で休憩してから下ることにします。最後の食事は山菜おこわなんですが、熱湯を入れてから出来上がるまで15分かかるので、その間、寝転んで足を延ばしてゆっくり休みました。食後はひたすら下るのみ!最初はざれた急坂を下り、水を含んだ路面になるころから激下って沢を渡ります。何回か渡りますが、最初の渡渉地点では、渡ってすぐ対岸の山道に入るのですが、左岸の河原沿いにもペンキマークがあるので注意です。あとは緩やかな道時々河原のような石の道が続き、分岐から3時間ぐらいで瀬戸川のパイプの橋を渡ります。そして、最後は昨日の朝に見た花々と木道の景色が出てきて、分岐に戻ってゴールです。今日から3連休なので駐車場がもちろん満車状態、予定より1時間早い下山でしたが、朝出遅れてたらちょっと厳しかったかも…と思うぐらいの長い下りでした。久々のアルプス、ソロテン泊縦走!天気も良くて景色も良くて、歩きごたえのあるコースで最高の休日を過ごせました(^^)
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