幌尻岳・額平川コース by bus…天候に恵まれながら周回失敗(涙)
- GPS
- 13:42
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,233m
- 下り
- 2,218m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:09
天候 | 9/13(金)晴れのち曇り 9/14(土)曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
羽田5:55-新千歳7:30 スカイマーク971便 9,860円 新千歳空港10:45-南千歳10:48/南千歳10:57-占冠11:57 スーパーとかち3号 占冠駅12:35-日高総合支所13:00 日高町営バス560円 日高ターミナル15:00-鹿鳴林道15:29 道南バス850円 ※最寄りバス停「鹿鳴林道(ろくめいりんどう)」 https://goo.gl/maps/nu6A7FXthYQvB9G19 とよぬか山荘まで徒歩9.5km、Google Mapでは行き2時間12分/帰り2時間6分 (実際にかかった時間は1時間45分) ■復路:9/14(土) (一緒だった登山者の方に、富川駅まで送っていただきました) 富川駅12:35-鵡川駅12:53 日高線代行バス 鵡川13:02-苫小牧13:33/苫小牧14:18-登別14:42 スーパー北斗14号 登別駅前15:05-登別温泉15:19/登別温泉16:40-登別駅前16:52 道南バス各340円 登別17:18-18:09苫小牧18:16-18:37南千歳18:39-18:42新千歳空港 新千歳19:50-成田21:25 春秋航空日本836便 10,430円 ※とよぬか山荘から最寄りバス停まで徒歩で帰る場合の計画 鹿鳴林道12:33-富川駅13:42 道南バス 富川駅14:31-鵡川駅15:01 日高本線代行バス 鵡川15:11-15:41苫小牧15:48-16:08南千歳16:24-16:27新千歳空港 ■日高町営バス(占冠線) https://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/busjikoku/ ■道南バス(郊外路線バス/日高方面) 鹿鳴林道は振内案内所と仁世宇の間にあります。 http://www.donanbus.co.jp/kougai/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■(登山届と別に)所定の書式に装備・食料等を記入した山行計画を、幌尻山荘到着時に管理人に提出してから登山することになっている。用紙はとよぬか山荘の入口に置いてある。 ■幌尻山荘までの額平川渡渉は沢靴を推奨(持っていない人もいたが)。ヘルメットをしている人は半分程度。この日は最大でひざ下程度の水量。 ■トッタベツ岳周回コース下山路の六ノ沢は水量が少なく、沢靴を持って上がる必要はないが、幌尻山荘に戻る最後に深い渡渉があるとのこと。大岩の下降など厄介な箇所があることもあり、管理人はシャトルバス第1便利用での周回(戻りが遅くなる)に極めて否定的だった。 |
その他周辺情報 | ■とよぬか山荘(2食付き5,000円、素泊まり3,000円) http://toyonuka.chu.jp/ ■幌尻岳施設予約システム(幌尻山荘・とよぬか山荘・往復シャトルバス) http://horoshiri-biratori.jp/ ■シャトルバス時刻(2019年、片道2,000円) <往路便>とよぬか山荘発/第二ゲート着 1便 4:00/5:00 2便 8:00/9:00 3便 10:40/11:40 <復路便>第二ゲート発/とよぬか山荘着 1便 9:30/10:30 2便 12:00/13:00 3便 17:00/18:00 ■幌尻山荘(1泊2,000円、事前振込必要) ビールの販売あり(700円)管理人さんが沢をボッカして担ぎ上げた貴重品。 ※幌尻山荘・とよぬか山荘・シャトルバスは7/1〜9/30 ■日高山脈博物館(200円) 日高町営バス日高総合支所(終点)、道南バス日高ターミナル(起点)に隣接 https://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/hmc/ ■びらとり和牛専門店「くろべこ」(コスパ最高!富川駅・日高富川IC近く) http://www.kurobeko.com/ ■登別温泉 温泉銭湯・夢元さぎり湯(420円。シャンプー等別売) http://sagiriyu-noboribetsu.com/ |
写真
感想
久しぶりに北海道の山に出かけて来ました。北海道に多い火山に単独で行ってしまうと、我が家の場合、火山好きのguraと後々再訪しないといけないことになるため、消去法で選んだのが幌尻岳。って、消去法で選ぶには随分ごっつ過ぎる山じゃないですか?ただguraが今後も、この山の名物の渡渉なんて絶対にしたがる訳がないし、ちょうどいいかも…他で使う機会があるかわからないモンベルのサワーシューズを仕入れて出発しました。
登山口へのシャトルバスが発着する「とよぬか山荘」まで、普通なら新千歳空港からレンタカーで行くものでしょう。しかし、光岳も路線バスで行ってきたのに乗じて調べてみたところ、本数は限られるもののバス便があり、意外と行けなくもない。ネックは最寄りのバス停からとよぬか山荘まで9.5kmあることですが、山道は歩けて舗装道路は歩けないというのもおかしな話。日没前に山荘に到着するスケジュールで決行しました。
シャトルバス車中のNHKBS百名山のビデオで渡渉方法を確認し、地味に長い林道歩きをクリアし、いざ沢登りへ。この日の水量はくるぶしからひざ下程度で少なく、特に危険を感じるような場面もないまますべての渡渉を乗り切りました。参考にしたピンクテープは、登りよりもむしろ下りの方がわかりづらい所が多かったように思います。以前使われていたらしい「〇ヒ」マークのペンキは、近年相次いだ台風などの影響もあるのか、全然わからなくなっていました。
幌尻山荘に沢道具と泊まりの荷物をデポして、いざ登山開始(普通の山歩きという意味で)。しかしどういう訳か歩き始めから絶不調。すぐにシャリバテを起こして行動食を食べ尽くすわ(前日のとよぬか山荘のジンギスカン、1杯50円でご飯をおかわりしておくべきだったか)、足を上げる時に普段ない痛みまで発症(前日の9.5kmのロードがやっぱり良くなかったか)。結果、同じバスに乗った登山者の中でもビリで山頂に着いた上に、おにぎりを食べたら睡魔に襲われ、他の登山者と話をしている最中に寝てしまう始末。
元々の計画では、山頂ピストンではなく七ツ沼カールを見下ろしながらの戸蔦別岳への周回を考えていましたが、この調子では断念せざるを得ませんでした(ただし出発前の時点で、幌尻山荘の管理人から、山荘早朝出発でない限り周回は勧めないと強く否定されていいたため、やる気をそがれていた)。普段ゆる登山ばかりで、バカ尾根トレーニングとか地道にやってないから、ここぞというときに力が出ずダメなのでしょうが。こうなったら次回戸蔦別岳だけでも再訪かな〜いや、下山後に新潟からの登山者Yさんと立ち寄った、びらとり和牛「くろべこ」にも再訪したいので、いつか絶対行く!(Yさん、富川駅まで送っていただきありがとうございました。)
というヘタレっぷりは残念でしたが、お天気は抜群に素晴らしく、幌尻岳の大きさを象徴するかのような北カールは雄大で素晴らしく、秋へと季節の移り行く姿もまた格別の素晴らしさでした。カールの紅葉のピークは間もなく、20日頃には迎えるでしょう。帰路、代行バスから乗り継いだ日高線のディーゼルカー・キハ40の車中は、最近の新しい車両からは感じ取ることの出来ない旅情に溢れ、旅の思い出をもう一つ付け加えてくれました。近年、全くいい話題は聞こえてきませんが…もっとガンバレ、JR北海道!
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