そろそろお花畑も準備中・白馬岳 〜大雪渓で遊んで来たけど落石が怖かった〜


- GPS
- 09:47
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
その後、白馬山荘でのんびり昼食&コーヒー、白馬岳ピーク、丸山ピークなどのんびりと。
11:55白馬頂上宿舎出発して下山開始 - 猿倉着は14:20
注:出発時GPSの記録スタートを忘れたので、ルート図の出発地点が猿倉より上になってます。
天候 | 晴れ! 午後からピークには雲が。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬尻のちょっと手前から雪渓スタート。 大雪渓から小雪渓まで繋がってます。 葱平で夏道が一部出てますが、雪渓をそのまま直登も可能。 ただし、10〜12本爪の前歯がしっかりしたアイゼンが必要。かなり傾斜あります。 全体的には軽アイゼンより10〜12本爪のアイゼンを持って行った方がいいと思います。 杓子岳側からの落石もいつも通りですが、白馬岳側からの落石の方がずっと多い感じでした。 まだ上部まで雪渓があり、そこから音も無く転がって来るので、気づかない場合もあるかも。 |
写真
感想
今年の梅雨の中日はうまいことに土日。
日曜の方が天気良さそうだったで、どこか行きたいなぁと。
ここはちょっくら白馬大雪渓で遊んで来るか!
じゃあ、とりあえず土曜日は波があるし波乗りでもしてこよう。
と、海に向かおうと思った矢先、山友のsakura0725さんからメール。
大雪渓ピストンしてきたよ〜!とのこと。
うわぁお!やられちまったぁ!(笑)
てことで、土曜日は海抜0mでいっぱい遊んで、
日曜日は標高2932mで遊んで来たのである。
ワイルドだろぉ?(笑)
猿倉に着いたのが3時半。うまい具合に山荘前に駐車出来た。
もたもた準備してたら出発が4:20になってしまった。
登り始めの林道の途中で、タイミング良く白馬岳のモルゲンロート。
サーモンピンクに染まって綺麗だね。
白馬尻のちょっと手前から雪渓スタート。
朝の天気は最高!
透き通る青空と大雪渓のコントラストがたまらん!
やっぱり大雪渓はこの天気じゃないとね!
ところが、この天気の気持ち良さとはウラハラに、落石が怖い怖い。
過去2回の大雪渓の時も、杓子岳側からの落石の音が頻繁に聴こえていたが、コースまでは転がってこなかった。
今回は杓子岳側じゃなく、白馬岳側から。
ベンガラのラインに達するくらいまで転がるわ転がるわ。
私の手前30mくらいまで転がって来たのもあった。
脇に下にじんわりと汗が出る感覚。。。怖いよね。
葱平の夏道取り付き点で休んでいた時も、白馬岳側からガラガラと。
数個が後続の登山者目掛けて転がっていったので、思わず「ラーク!」と叫んでしまった。
幸い、少し手前で止まってたが。
まだ残雪が多いこの時期はこんなものなんですかね?
小雪渓過ぎた辺りの夏道は、ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲなどが咲き始めて、お花畑も準備中。
ウルップソウもそれなりに紫に色づいてる。
稜線のウルップソウはまだ緑色だが、ここの標高だともう咲き始めなのだね。
稜線に出ると、剱、立山、槍、穂高、妙高などなどチョークリアーな眺望。
遠く白山も見えるが、白山の麓まで見えるなんて初めてだ。
小蓮華から白馬大池に至る稜線もものすごくクリア!
歩きたい衝動に駆られるも、今回はあきらめ。
実は最初、白馬大池をまわって栂池まで日帰り縦走しようかと企んでいたが、
前日1時間ほどしか寝てないのと、最近の体力不足のため、稜線にたどりついた時はバテバテ。
白馬山荘の外にあるベンチ&テーブルでご飯を食べた後、休憩のつもりでつっぷしたらそのまましばらく寝てしまった。
まぁ、おかげで今回はのんびり&まったりツアーとなったので良しである。
で、大雪渓のピストンとなったわけだが、この落石だらけの大雪渓を降りるのは嫌な感じだなぁ。
後からの落石になるもんね。
ガランガランと大きな音とともに、白馬岳側から1m近くはあろうかと思われる落石が落ちて来て、途中で岩とぶつかって砕け散ってたり。
とにかくしょっちゅう立ち止まっては音の確認。
神経使いました。。。
下山後の温泉は、みみずくの湯で、登ったばかりの白馬岳をみながらの露天風呂!
の、つもりでしたが、午後から雲が出て来て、山々の頂は見えず。
もはや代馬ではなく、ラクダのようになった雪型を見ながら、露天でまったりぼんやり。
やはり白馬岳は何度登ってもいい。
というか、7月の後半に、会社の若い連中を連れてもう一度来るのだが。
そんときは一泊で栂池まで。
今日みたいな天気だといいのだが。
てなわけで、
山行の前日はしっかり睡眠を取ろう!と改めて思った山行なのだった。(毎回だけど)
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