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Yamareco

記録ID: 201803
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

そろそろお花畑も準備中・白馬岳 〜大雪渓で遊んで来たけど落石が怖かった〜

2012年06月24日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:47
距離
14.2km
登り
1,666m
下り
1,779m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:20猿倉荘出発 - 5:10白馬尻 - 7:00葱平 - 8:35白馬頂上宿舎
その後、白馬山荘でのんびり昼食&コーヒー、白馬岳ピーク、丸山ピークなどのんびりと。
11:55白馬頂上宿舎出発して下山開始 - 猿倉着は14:20

注:出発時GPSの記録スタートを忘れたので、ルート図の出発地点が猿倉より上になってます。
天候 晴れ! 午後からピークには雲が。
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まだ登山者も少なく、猿倉の駐車場は空いてます。
コース状況/
危険箇所等
白馬尻のちょっと手前から雪渓スタート。
大雪渓から小雪渓まで繋がってます。
葱平で夏道が一部出てますが、雪渓をそのまま直登も可能。
ただし、10〜12本爪の前歯がしっかりしたアイゼンが必要。かなり傾斜あります。

全体的には軽アイゼンより10〜12本爪のアイゼンを持って行った方がいいと思います。

杓子岳側からの落石もいつも通りですが、白馬岳側からの落石の方がずっと多い感じでした。
まだ上部まで雪渓があり、そこから音も無く転がって来るので、気づかない場合もあるかも。
前日は地元の海で波乗りしてました。
海抜0mと標高2932mの両方を楽しんだ土日。(笑)
2012年06月23日 14:49撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/23 14:49
前日は地元の海で波乗りしてました。
海抜0mと標高2932mの両方を楽しんだ土日。(笑)
出発直後の林道から、モルゲンロートの白馬岳。
2012年06月24日 04:42撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
2
6/24 4:42
出発直後の林道から、モルゲンロートの白馬岳。
ここから雪渓スタート。
2012年06月24日 05:04撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 5:04
ここから雪渓スタート。
白馬尻小屋。まだ営業してません。
2012年06月24日 05:11撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 5:11
白馬尻小屋。まだ営業してません。
いよいよ大雪渓のスタート。
天気もよくすでにテンションあがってます。
2012年06月24日 05:12撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 5:12
いよいよ大雪渓のスタート。
天気もよくすでにテンションあがってます。
いやぁ、この青空の大雪渓は歩いていて気持ちいいよねぇ!
2012年06月24日 06:03撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 6:03
いやぁ、この青空の大雪渓は歩いていて気持ちいいよねぇ!
ただし、落石が。。。
白馬岳側からはもはや落石が川状態。
結構、頻繁に落ちてくるので注意!
2012年06月24日 06:47撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 6:47
ただし、落石が。。。
白馬岳側からはもはや落石が川状態。
結構、頻繁に落ちてくるので注意!
まだ雪がたっぷり。
もうベンガラ(紅ガラ)がまかれてます。
2012年06月24日 06:48撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 6:48
まだ雪がたっぷり。
もうベンガラ(紅ガラ)がまかれてます。
人もまだ少なく、静かな大雪渓を楽しめます。
2012年06月24日 07:03撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 7:03
人もまだ少なく、静かな大雪渓を楽しめます。
あぁ、いい天気だ!
2012年06月24日 07:09撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 7:09
あぁ、いい天気だ!
小雪渓のトラバースまではこの雪渓を登って行く。
結構な傾斜あり。
2012年06月24日 07:29撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 7:29
小雪渓のトラバースまではこの雪渓を登って行く。
結構な傾斜あり。
小雪渓トラバース。
ステップ切ってありました。
2012年06月24日 07:40撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 7:40
小雪渓トラバース。
ステップ切ってありました。
避難小屋はまだ半分以上雪の中。
2012年06月24日 07:46撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 7:46
避難小屋はまだ半分以上雪の中。
お。頂上宿舎が見えた。
2012年06月24日 07:52撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 7:52
お。頂上宿舎が見えた。
でもまだまだ雪渓登り。
2012年06月24日 07:52撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 7:52
でもまだまだ雪渓登り。
ウルップソウが咲き始めてました。
2012年06月24日 08:04撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 8:04
ウルップソウが咲き始めてました。
ハクサンイチゲも開花。
白飛びしちゃって花が真っ白になってしまった。
2012年06月24日 08:05撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 8:05
ハクサンイチゲも開花。
白飛びしちゃって花が真っ白になってしまった。
いよいよ、お花畑も準備開始といった感じ。
2012年06月24日 08:06撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 8:06
いよいよ、お花畑も準備開始といった感じ。
ミヤマキンポウゲも咲き始め。
2012年06月24日 08:07撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 8:07
ミヤマキンポウゲも咲き始め。
ミヤマキンバイも。
2012年06月24日 08:08撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 8:08
ミヤマキンバイも。
稜線の直下まで雪渓歩きは続くのである。
2012年06月24日 08:29撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 8:29
稜線の直下まで雪渓歩きは続くのである。
白馬頂上宿舎着。
寝不足がたたって、ここまででバテちゃいました。
まだ飲食コーナーは営業してません。
2012年06月24日 08:38撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 8:38
白馬頂上宿舎着。
寝不足がたたって、ここまででバテちゃいました。
まだ飲食コーナーは営業してません。
オヤマノエンドウもちらほらと。
2012年06月24日 09:06撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 9:06
オヤマノエンドウもちらほらと。
白馬山荘。
スカイプラザはまだ営業してません。
2012年06月24日 09:12撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 9:12
白馬山荘。
スカイプラザはまだ営業してません。
白馬山荘前のベンチで、剱岳を見ながらの昼食。
贅沢である。
ネギ塩豚カルビ弁当(セブンイレブン)と、カップなしカップヌードル。
あ、麺が写ってないや。
2012年06月24日 09:26撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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6/24 9:26
白馬山荘前のベンチで、剱岳を見ながらの昼食。
贅沢である。
ネギ塩豚カルビ弁当(セブンイレブン)と、カップなしカップヌードル。
あ、麺が写ってないや。
ついでにコーヒーもいれて、剱岳を見ながらのおやつタイム。
これまた贅沢なひとときである。
2012年06月24日 09:56撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 9:56
ついでにコーヒーもいれて、剱岳を見ながらのおやつタイム。
これまた贅沢なひとときである。
視界はチョークリアー。
剱岳&立山の奥には白山。
白山の麓まで見えてしまうくらいクリアーである。
2012年06月24日 10:12撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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6/24 10:12
視界はチョークリアー。
剱岳&立山の奥には白山。
白山の麓まで見えてしまうくらいクリアーである。
ツクモグサも咲いてます。
2012年06月24日 10:24撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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6/24 10:24
ツクモグサも咲いてます。
白馬岳の山頂から、信州側を見下ろす。
このザックリ切れ落ち感がたまらん。
2012年06月24日 10:31撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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6/24 10:31
白馬岳の山頂から、信州側を見下ろす。
このザックリ切れ落ち感がたまらん。
小蓮華方面の稜線もめちゃクリアー。
歩きたい衝動に駆られるも、今回は諦めた。
2012年06月24日 10:33撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 10:33
小蓮華方面の稜線もめちゃクリアー。
歩きたい衝動に駆られるも、今回は諦めた。
槍が岳や前穂高の吊り尾根も見えます。
ちょいピンぼけ。
2012年06月24日 10:38撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 10:38
槍が岳や前穂高の吊り尾根も見えます。
ちょいピンぼけ。
ウルップソウの群落がありました。
2012年06月24日 11:22撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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6/24 11:22
ウルップソウの群落がありました。
しつこいくらい剱岳と立山。
丸山から。
2012年06月24日 11:31撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 11:31
しつこいくらい剱岳と立山。
丸山から。
丸山から見る白馬岳の形、かなり好きである。
2012年06月24日 11:31撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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6/24 11:31
丸山から見る白馬岳の形、かなり好きである。
下りの大雪渓。
雲が出て来ちゃった。
2012年06月24日 13:09撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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6/24 13:09
下りの大雪渓。
雲が出て来ちゃった。
雪渓の終了地点。
こっちから見ると、登りの取り付き地点は今にも崩落しそうだ。
2012年06月24日 13:42撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6/24 13:42
雪渓の終了地点。
こっちから見ると、登りの取り付き地点は今にも崩落しそうだ。

感想

今年の梅雨の中日はうまいことに土日。
日曜の方が天気良さそうだったで、どこか行きたいなぁと。
ここはちょっくら白馬大雪渓で遊んで来るか!

じゃあ、とりあえず土曜日は波があるし波乗りでもしてこよう。

と、海に向かおうと思った矢先、山友のsakura0725さんからメール。
大雪渓ピストンしてきたよ〜!とのこと。
うわぁお!やられちまったぁ!(笑)

てことで、土曜日は海抜0mでいっぱい遊んで、
日曜日は標高2932mで遊んで来たのである。
ワイルドだろぉ?(笑)

猿倉に着いたのが3時半。うまい具合に山荘前に駐車出来た。
もたもた準備してたら出発が4:20になってしまった。

登り始めの林道の途中で、タイミング良く白馬岳のモルゲンロート。
サーモンピンクに染まって綺麗だね。

白馬尻のちょっと手前から雪渓スタート。
朝の天気は最高!
透き通る青空と大雪渓のコントラストがたまらん!
やっぱり大雪渓はこの天気じゃないとね!

ところが、この天気の気持ち良さとはウラハラに、落石が怖い怖い。
過去2回の大雪渓の時も、杓子岳側からの落石の音が頻繁に聴こえていたが、コースまでは転がってこなかった。
今回は杓子岳側じゃなく、白馬岳側から。
ベンガラのラインに達するくらいまで転がるわ転がるわ。
私の手前30mくらいまで転がって来たのもあった。
脇に下にじんわりと汗が出る感覚。。。怖いよね。

葱平の夏道取り付き点で休んでいた時も、白馬岳側からガラガラと。
数個が後続の登山者目掛けて転がっていったので、思わず「ラーク!」と叫んでしまった。
幸い、少し手前で止まってたが。
まだ残雪が多いこの時期はこんなものなんですかね?

小雪渓過ぎた辺りの夏道は、ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲなどが咲き始めて、お花畑も準備中。
ウルップソウもそれなりに紫に色づいてる。
稜線のウルップソウはまだ緑色だが、ここの標高だともう咲き始めなのだね。

稜線に出ると、剱、立山、槍、穂高、妙高などなどチョークリアーな眺望。
遠く白山も見えるが、白山の麓まで見えるなんて初めてだ。

小蓮華から白馬大池に至る稜線もものすごくクリア!
歩きたい衝動に駆られるも、今回はあきらめ。

実は最初、白馬大池をまわって栂池まで日帰り縦走しようかと企んでいたが、
前日1時間ほどしか寝てないのと、最近の体力不足のため、稜線にたどりついた時はバテバテ。
白馬山荘の外にあるベンチ&テーブルでご飯を食べた後、休憩のつもりでつっぷしたらそのまましばらく寝てしまった。
まぁ、おかげで今回はのんびり&まったりツアーとなったので良しである。

で、大雪渓のピストンとなったわけだが、この落石だらけの大雪渓を降りるのは嫌な感じだなぁ。
後からの落石になるもんね。
ガランガランと大きな音とともに、白馬岳側から1m近くはあろうかと思われる落石が落ちて来て、途中で岩とぶつかって砕け散ってたり。
とにかくしょっちゅう立ち止まっては音の確認。
神経使いました。。。

下山後の温泉は、みみずくの湯で、登ったばかりの白馬岳をみながらの露天風呂!
の、つもりでしたが、午後から雲が出て来て、山々の頂は見えず。
もはや代馬ではなく、ラクダのようになった雪型を見ながら、露天でまったりぼんやり。

やはり白馬岳は何度登ってもいい。
というか、7月の後半に、会社の若い連中を連れてもう一度来るのだが。
そんときは一泊で栂池まで。
今日みたいな天気だといいのだが。

てなわけで、
山行の前日はしっかり睡眠を取ろう!と改めて思った山行なのだった。(毎回だけど)

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猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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