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Yamareco

記録ID: 201897
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

絶景の白馬岳 360度の大展望

2012年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:41
距離
13.3km
上り
1,701m
下り
1,707m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:15猿倉-6:05白馬尻6:22-8:01標高2220m地点8:08-8:19標高2340m地点8:32-9:23頂上宿舎9:36-9:48白馬山荘9:53-10:07白馬岳11:11-11:22白馬山荘12:07-12:14頂上宿舎-12:19丸山12:27-12:32頂上宿舎12:42-13:08標高2340m地点13:15-13:24標高2220m地点13:37-14:10白馬尻14:25-14:55猿倉
歩行時間 6時間3分、行動時間 9時間40分
標準コースタイム 10時間30分
天候 晴れ
午後は山頂付近に雲
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉 70台
コース状況/
危険箇所等
●猿倉〜白馬尻
白馬尻の少し手前から雪渓が始まります。
●白馬尻〜山頂宿舎
ずっと雪渓を歩いて行けますが、僕は標高2220~2340mの急坂で夏道が出ているところはアイゼンを外して歩きました。
前爪・後爪のあるアイゼンを装着した方が安全かと思います。
●山頂宿舎〜白馬岳
稜線には雪はありません。
猿倉荘
前夜泊の方たちは僕たちが起きたときには殆ど出発していました。
2012年06月24日 05:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 5:05
猿倉荘
前夜泊の方たちは僕たちが起きたときには殆ど出発していました。
林道からの白馬岳
あの山頂を目指します。
2012年06月24日 05:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 5:33
林道からの白馬岳
あの山頂を目指します。
白馬尻下から早くも雪渓が始まります。
2012年06月24日 06:16撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 6:16
白馬尻下から早くも雪渓が始まります。
杓子のポーズ
2012年06月24日 07:09撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/24 7:09
杓子のポーズ
白馬大雪渓と杓子岳。杓子岳は標高2800mもあるように見えません。
2012年06月24日 07:18撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/24 7:18
白馬大雪渓と杓子岳。杓子岳は標高2800mもあるように見えません。
スノボを背負って大変そうなkamatsuka。
2012年06月24日 07:16撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 7:16
スノボを背負って大変そうなkamatsuka。
いい天気です。
2012年06月24日 07:18撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 7:18
いい天気です。
杓子岳。ここから標高差800mもあるようには見えない。
2012年06月24日 07:34撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/24 7:34
杓子岳。ここから標高差800mもあるようには見えない。
kamatsukaは標高200mくらい下にいます。
2012年06月24日 08:16撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 8:16
kamatsukaは標高200mくらい下にいます。
避難小屋はまだ半分埋まっています。僕は岩室でアイゼンを脱ぎましたが、白馬尻から山頂宿舎までずっと雪渓を歩いて行けます。
2012年06月24日 08:44撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 8:44
避難小屋はまだ半分埋まっています。僕は岩室でアイゼンを脱ぎましたが、白馬尻から山頂宿舎までずっと雪渓を歩いて行けます。
遠く草津白根山と四阿山。手前に見える一番高い山は高妻山。右に続くギザギザの山が戸隠山。
2012年06月24日 08:57撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 8:57
遠く草津白根山と四阿山。手前に見える一番高い山は高妻山。右に続くギザギザの山が戸隠山。
葱平上部。
長い長い雪渓もそろそろ終わりが見えてきました。
2012年06月24日 08:57撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 8:57
葱平上部。
長い長い雪渓もそろそろ終わりが見えてきました。
ついに稜線に出ました。白馬岳山頂まで後少し!
2012年06月24日 09:34撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 9:34
ついに稜線に出ました。白馬岳山頂まで後少し!
展望やべええええええ。
2012年06月24日 09:49撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 9:49
展望やべええええええ。
まもなく山頂ですが・・。
2012年06月24日 10:02撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 10:02
まもなく山頂ですが・・。
初めてのライチョウに出会い、足を止めます。
2012年06月24日 10:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:05
初めてのライチョウに出会い、足を止めます。
全く警戒していない様子のライチョウさん。
2012年06月24日 10:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:05
全く警戒していない様子のライチョウさん。
白馬大雪渓。絶景です。
2012年06月24日 10:13撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 10:13
白馬大雪渓。絶景です。
劔・立山連峰と毛勝三山。その間遙か遠くに白山。
2012年06月24日 10:29撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:29
劔・立山連峰と毛勝三山。その間遙か遠くに白山。
旭岳
2012年06月24日 10:30撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 10:30
旭岳
剱岳
今年登る予定です!
2012年06月24日 10:30撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:30
剱岳
今年登る予定です!
毛勝三山
こちらもいつか縦走に挑戦したい。
2012年06月24日 10:30撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 10:30
毛勝三山
こちらもいつか縦走に挑戦したい。
白山は3000m級の山塊に見えました。この遠望でこのでかさは謎w
初めての人は皆驚いていました。流石に白山がこんなにはっきりと見えるなんて思いませんから。
2012年06月24日 10:31撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:31
白山は3000m級の山塊に見えました。この遠望でこのでかさは謎w
初めての人は皆驚いていました。流石に白山がこんなにはっきりと見えるなんて思いませんから。
北アルプスの超展望
百名山50座目に相応しい展望。
2012年06月24日 10:45撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:45
北アルプスの超展望
百名山50座目に相応しい展望。
左手前:杓子岳、中央手前:白馬鑓ヶ岳
白馬鑓ヶ岳の奥に鹿島槍ヶ岳の双耳峰
五竜岳は鹿島槍ヶ岳の北峰に重なっている
鹿島槍ヶ岳の双耳峰の間の奥に見えるは常念岳
2012年06月24日 10:31撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:31
左手前:杓子岳、中央手前:白馬鑓ヶ岳
白馬鑓ヶ岳の奥に鹿島槍ヶ岳の双耳峰
五竜岳は鹿島槍ヶ岳の北峰に重なっている
鹿島槍ヶ岳の双耳峰の間の奥に見えるは常念岳
左奥から大天井岳、前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳
右奥は野口五郎岳(なだらかなピーク)、鷲羽岳(尖ったピーク)
野口五郎岳の左手前は恐らく針ノ木岳
2012年06月24日 10:31撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:31
左奥から大天井岳、前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳
右奥は野口五郎岳(なだらかなピーク)、鷲羽岳(尖ったピーク)
野口五郎岳の左手前は恐らく針ノ木岳
穂高槍連峰と裏銀座の山々
裏銀座の山々も今年歩く予定です。
2012年06月24日 10:51撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 10:51
穂高槍連峰と裏銀座の山々
裏銀座の山々も今年歩く予定です。
左から鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、黒部五郎岳
イケメンやなぁ。
2012年06月24日 10:50撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:50
左から鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、黒部五郎岳
イケメンやなぁ。
妙高連山と戸隠連峰
こちら側もばっちりです。
2012年06月24日 10:18撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 10:18
妙高連山と戸隠連峰
こちら側もばっちりです。
右から妙高山、火打山、焼山
妙高連山は残雪期に訪れたいものです。
2012年06月24日 10:37撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 10:37
右から妙高山、火打山、焼山
妙高連山は残雪期に訪れたいものです。
左の一番高いのが高妻山、その右にあるギザギザの山が戸隠山
2012年06月24日 10:37撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 10:37
左の一番高いのが高妻山、その右にあるギザギザの山が戸隠山
白馬岳山頂にて
2012年06月24日 11:01撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 11:01
白馬岳山頂にて
白馬山荘にて
白馬山荘に戻ってきたところで、kamatsukaと合流しました!一時間半も遅れてくるとは思っていませんでしたw
2012年06月24日 11:28撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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6/24 11:28
白馬山荘にて
白馬山荘に戻ってきたところで、kamatsukaと合流しました!一時間半も遅れてくるとは思っていませんでしたw
剱岳をバックに優雅な昼食?
2012年06月24日 11:57撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/24 11:57
剱岳をバックに優雅な昼食?
丸山から劔・立山連峰
2012年06月24日 12:23撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 12:23
丸山から劔・立山連峰
白馬岳にお別れです。
2012年06月24日 12:23撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
6/24 12:23
白馬岳にお別れです。

感想

百名山50座目にはkamatsukaに誘われた白馬岳を選択。彼曰くこの日は大展望が期待できる。50座目に相応しいはずとのことでした。
ただ白馬岳の標高差1700mはこの完治していない膝では非常に不安でした。今でも階段を下っているとすぐに痛み出すのですが、今回の白馬岳は下りは概ね雪渓を利用できるので大丈夫だろうと思ってついていくことにしました。

山行前夜にレンタカーを借りて、高幡不動を21時半に出発してから必死に運転すること4時間半で漸く猿倉に到着し、午前2時に就寝しました。そして、2時間程度睡眠して午前4時に起床しました。

午前5時15分に登山口を出発。流石に睡眠時間が短すぎて頭がいたいです。最初はスノボを背負ったkamatsukaに合わせてゆっくりとしたペースで行くことにしました。
林道からは白馬岳がよく見えました。この天気は大展望が期待できます。

白馬尻の手前から早くも大雪渓が始まりました。初めからアイゼンを装着して歩き出します。標高1800m辺りまではkamatsukaと一緒に歩きましたが、調子がよくなってきたのでここからは自分のペースで歩くことにしました。

不安だった雪渓の登りは意外とサクサクでした。硬い雪面を選択して歩いていけば殆ど負荷なく歩けるようです。

途中急坂で夏道がかなり出ているところのみアイゼンを外して歩き、他は雪面をサクサク歩いて9時前には頂上宿舎が見えてきました。頂上宿舎手前でアイゼンを脱ぎ、頂上宿舎上の急な雪面を登ると眼前に北アルプスの山々が飛び込んできました。

稜線を気持ちよく歩いて行くとすぐに白馬岳の山頂です。途中で初めてライチョウを見ました。鳴き声が特徴的ですね。

白馬岳山頂では百名山50座目に確かに相応しい大展望が待っていました。北アルプスはほぼ全山が見えています。後立山連峰から常念山脈、穂高・槍連、峰、裏銀座の山々、劔・立山連峰、毛勝三山がよく見えました。

東側も好展望で、妙高連山、戸隠連峰、草津白根山、四阿山などはよく見えました。早朝は見えたらしいのですが、僕が登ったときには富士山は雲に隠れて見えませんでした。

また白山が劔岳と毛勝三山の間から強烈に自己の存在を主張していました。日本三霊山に選ばれている理由も漸く分かったような気がします。ここから見ると3000m級の非常に大きな山塊に見えます。

白馬岳山頂には1時間ちょっといましたが、kamatsukaは一向に現れないので下山を開始することとしました。すると白馬山荘辺りからkamatsukaが登ってくるのが見え、白馬山荘で合流し、ここで一緒に写真を撮ってもらいました。

その後、kamatsukaは山頂へ向かい、僕は劔岳を間近に見るために丸山の小ピークへ立ち寄りました。丸山からは予想通りの展望が得られました。

さて、不安の下山ですが、膝は殆ど痛むことなく、雪渓を非常にサクサクと下って行くことができました。一部尻セードで下りましたが、全体を通して10分につき標高200mくらいは下げられていたのではないかと思います。

林道に入ってからも膝は良好。林道脇から猿倉へと抜ける山道では少し痛みましたが、短いので問題はありませんでした。
猿倉ではkamatsukaが戻ってくるといっていた15時半になってもやってこないので、猿倉荘で住み込みでバイトしている方とずっと話をしていました。白山や白馬岳の話などで盛り上がりました。

下山後1時間くらいしてkamatsukaも漸く下山。どうやら落石に手間取っていたようです。
kamatsukaのレコはこちらです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-202401.html

白馬岳。白馬大雪渓の絶景に北アルプスの大展望と、百名山50座目に相応しく非常に満足のいく山行となってよかったです。

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コメント

膝が無事でなによりでした
確かに記念すべき50座目に相応しい山ですね 天気も梅雨の時期にこれだけ良ければ最高でしょう。
kamatsukaさんも頂上から滑ってさぞかし爽快だったでしょうね

この時期だとまだ無茶込みでは無かったのでなによりです。
2012/6/27 16:48
RE: 膝が無事でなによりでした
Futaroさん

午後からは下り坂でしたが、僕が登った時間はもう十分というくらい展望がよかったですね。欲を言えば、富士山、南アルプス、乗鞍岳辺りも見えれば文句なしだったのかもしれませんがw

kamatsukaのボーダー視点からの記事もそのうち上がると思います。それを考えて二重山行にならないようにメンバーからは外しています。

そうですね。十分空いていて下山時にも割と巫山戯ることができました。
2012/6/28 15:36
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