槍ヶ岳・奥丸山（新穂高温泉から）

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月15日(日)

• GPS: 16:03
• 距離: 26.4km
• 登り: 2,345m
• 下り: 2,316m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:13

距離 13.4km 登り 2,146m 下り 155m

3:01 新穂高温泉バス停
3:18 小鍋谷ゲート
3:41 穂高平小屋
4:23 4:24 白出沢出合
6:01 滝谷避難小屋
6:07 6:19 藤木レリーフ
7:06 槍平小屋
8:53 飛騨沢千丈乗越分岐
10:23 10:34 飛騨乗越
10:42 10:50 槍ヶ岳山荘
11:30 11:42 槍ヶ岳
12:14 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:13
• 合計: 6:48

距離 13.0km 登り 199m 下り 2,192m

6:13 槍ヶ岳山荘
7:06 千丈乗越
8:58 9:02 奥丸山
11:29 小池新道入口
11:47 11:56 わさび平小屋
12:07 笠新道登山口
12:18 中崎橋
12:50 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:56 新穂高温泉駅
13:01 新穂高温泉バス停

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

土曜2時半ごろ穂高の市営第三駐車場に到着。入口には係員がいてバリケード作っていますが、自動二輪なので入れさせてもらえました（くれぐれも四輪の邪魔にならないよう隙間を探します）。

コース状況／危険箇所等

飛騨沢ルートは取り立てて問題ないでしょう。
穂先は言わずと知れた岩稜帯で、ヘルメット装着が推奨されています（装着率8割くらい？）。
西鎌尾根は下りで使うとザレに足を滑らせ易く要注意。
中崎尾根上部は一部笹に覆われていて遠目にはわかりにくいところもありますが、実際にその場所に到着すれば問題なく歩けるでしょう。なぜ西鎌尾根や大キレットが実線の山と高原地図で破線にしているのか意味不明なレベルです。奥丸山より下では倒木が登山道をふさいでいる部分がいくつかあり、これを越えるのがちょっと大変でした（迂回はできません）。大型ザックだと難儀するかもしれません。

写真

9/14 3:00

新穂高温泉登山者指導センターで登山届を提出。

9/14 3:01

駐車場を探して車がたくさん。

9/14 4:17

林道終点付近で軽トラに抜かれました。工務店っぽい名前だったので、どっかの整備でしょうか。

9/14 4:26

白出沢で、先行者のライト。残雪期はここいらでヘッドランプがなくても歩けるよう調整しますが、登山道が明瞭なこの時期はどんどん進みます。

9/14 4:29

月の入り。

9/14 6:04

滝谷の橋（渡ったところ）。

9/14 6:57

槍平の手前。刈り払いされた笹で登山道が覆われ、地面が見えません。隠れた石に注意。

9/14 7:08

槍平のテン場。空が青い。

9/14 7:58

山と高原地図で「水」とあるあたり、登山道を水が流れています。

9/14 8:26

振り返ると乗鞍と焼岳が見えました。

9/14 8:27

こっちは笠ヶ岳。

9/14 8:36

宝の木（残雪期に休憩場所によく利用されるダケカンバの大木）のあたりから飛騨沢と西鎌尾根。右手奥に小屋が見えます。

9/14 8:53

千丈分岐。

9/14 8:56

双六岳が見えてきました。

9/14 9:17

海抜2700m標識。2600m〜2900mまでは100m毎にあるのはきづきました。GPS機器の誤差といっていい正確さです。

9/14 10:24

飛騨乗越から槍沢を見下ろす。右奥は常念岳。

9/14 10:24

ここからは槍ヶ岳も見えます。

9/14 10:40

槍ヶ岳山荘に到着。穂先はガラガラなので、先に宿泊手続き。1泊2食10300円。

9/14 10:50

穂先に取りつきますが、直前にグループ登山が入って渋滞し、山頂展望堪能抜きで70分かかりました。宿泊手続きする前に登っちゃえば良かった。

9/14 10:52

取りつきから振り返る。穂高連峰の山々に、右奥は乗鞍岳。

9/14 10:59

最初の梯子の下から渋滞。

9/14 11:10

最初の梯子を上ったところから見下ろす。

9/14 11:12

岩にアンカーがたくさん打っているあたり。

9/14 11:30

山頂から西鎌尾根。左奥が黒部五郎岳で、右奥に薬師岳。

9/14 11:30

左奥が薬師岳、中央が水晶岳、右奥が立山。

9/14 11:32

北鎌尾根を見下ろす。遠景は白馬岳とか鹿島槍。

9/14 11:33

同じ方向を横にすると、左奥が立山連峰。

9/14 11:33

中央付近が燕岳。奥は妙高山や戸隠連峰。

9/14 11:33

左が大天井岳で、中段を横切るのが表銀座。奥には浅間山。

9/14 11:35

左が常念岳で中央右が蝶ヶ岳。中央奥は八ヶ岳、右奥には富士山とか南アルプスも。

9/14 11:35

穂高連峰。前穂の左は木曽駒あたりの中央アルプス。

9/14 11:36

富士山拡大。

9/14 11:51

笠ヶ岳方面。急速に雲が沸いてきました。

9/14 11:52

下山の渋滞。

9/14 11:59

見上げるともちろん渋滞。

9/14 12:21

ビール（800円）で乾杯。

9/14 12:38

テン場はいっぱい。

9/14 12:41

お世話になります。

9/14 12:59

山荘オリジナル赤ワイン（信濃ワイン謹製）2500円。アルコール量は500缶ビール3本分なので、実は大したことはありません。まだ昼なので、万が一にも二日酔いの心配は無いです。

9/14 13:00

あっという間に大喰岳が雲に隠れました（このあと出たり隠れたり）。

9/14 13:19

穂先にも雲（こちらも出たり隠れたり）。早く登ってよかった。

9/14 16:08

槍沢の雲海。

9/14 16:12

千丈沢も雲海（中央右が水晶岳）。

9/14 16:13

今日のラスト富士山。このあと雲に隠れました。

9/14 17:07

夕食。17時からの初回でしたが、20時の回までありました。

9/14 17:35

ちょっと色付く穂先と、右に影槍。

9/14 17:38

笠方面雲海。

9/14 17:48

殺生のテン場。

9/14 17:49

いい色。

9/14 17:53

日没。

9/14 17:58

下りが渋滞してますね。

9/14 19:56

月が出ました。たぶん満月。

9/15 4:40

眼下のテン場に明かりがちらほら。

9/15 4:56

穂先に向かう明かりがちらほら。

9/15 5:11

朝食5時からですが、小屋前は盛況。

9/15 5:12

富士山とか。一面の雲海ですね。

9/15 5:21

穂先は満員。

9/15 5:25

大喰岳も人でいっぱい。大キレットを目指すのでしょうか。

9/15 5:27

浅間山から御来光。

9/15 5:28

色付く大喰岳。

9/15 5:39

朝食。なんとなく夕食より豪華に見える。

9/15 6:07

槍沢は雲海晴れてきましたね。

9/15 6:08

穂先はすでに渋滞しているので、このまま下山します。

9/15 6:16

西鎌尾根へ。

9/15 6:17

笠ヶ岳に影槍がくっきり。奥には白山。

9/15 6:18

後立山ズーム。

9/15 6:46

今日目指す奥丸山に陽が射しました（中央）。

9/15 7:05

千丈乗越から振り返る。

9/15 7:19

中崎尾根への分岐。

9/15 7:24

稜線から日が射しました。

9/15 7:30

この辺は十分明瞭。

9/15 7:37

笹に覆われて足元が見えないですが、登山道がわからないということはありません。

9/15 7:40

稜線中央がジャンダルムでいいのかな？

9/15 7:58

登り返しがけっこうあります。

9/15 8:12

樹林帯の尾根道。

9/15 8:19

池塘がありました。

9/15 8:39

槍平への分岐。

9/15 8:51

槍平のテン場を見下ろす。

9/15 8:58

奥丸山。稜線右端は南岳、左端が大喰岳。

9/15 8:58

左奥に槍ヶ岳。

9/15 8:58

写真中央に鏡平山荘。稜線中央が双六岳。左奥に黒部五郎。

9/15 8:58

左が笠ヶ岳で、中央は抜戸岳。

9/15 8:59

左が北穂、中央は涸沢岳、その右に奥穂やジャンダルム。

9/15 8:59

大キレット。

9/15 9:00

穂先ズーム。

9/15 9:28

奥丸山から下側も一部不明瞭。

9/15 9:39

台風による倒木、迂回できないので踏み越えます。

9/15 9:51

中崎山への尾根ルートは地図には載っていません（現在は電子国土でも消失）が、標識は健在。ロープなどでふさがれてもいないし、刈り払いしてあるようにも見えますが、素直にわさび平を目指します。

9/15 9:55

樹間に左俣林道。標高差700mの急な下り。

9/15 9:59

トラロープが数ヶ所ありました。

9/15 10:53

雲がかかってきましたね。

9/15 10:55

抜戸岳の東面に滝があります。

9/15 11:08

下丸沢の渡渉。奥丸山ルートは滝谷が増水で越えられないときのエスケープルートに使えるという話もありますが、ここは平気なの？

9/15 11:21

林道に出ました。

9/15 11:28

左俣谷を渡る橋の上から小池新道方面。

9/15 11:46

わさび平小屋に到着。

9/15 11:48

キュウリ100円、トマト200円。キュウリって下界のスーパーでも68円/本くらいするので、ここで100円は格安。

9/15 11:51

塩をもりもりかけて、食べかけ。

9/15 12:49

林道ゲート。ジャンボタクシーが待っていますが、もちろん私は無関係。

9/15 12:54

ロープウェイ駅と涸沢岳。

9/15 13:06

ゴール、下山届を出して終了です。

撮影機器：

PENTAX K-3 II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

matyu103

久しぶりの三連休だけど、三日目の予報が芳しくない。ということで1泊2日で久しぶりに積雪期ではない槍ヶ岳と、できたら前に天気のせいで展望の良くなかった奥丸山の周回を計画。
地元保土ヶ谷バイパスで事故渋滞のため、新穂高温泉の出発が予定の1時間遅れになってしまったものの、まずまずのペースで槍ヶ岳山荘に到着。もし布団1枚に2人とか言われたらピストンにすること考えていたものの、混雑見込みでは2畳3人で布団は1人1枚確保できそうということで、泊まることに（夕食は5回あったらしいですが、布団は1人1枚でした）。
穂先往復は、渋滞にはハマったものの、登り40分、下り35分ほど。雲もほとんどなく大展望に恵まれて大満足。
翌日はなぜか山と高原地図で破線ルートになっている中崎尾根を奥丸山へ。以前に奥丸山だけ来ているのですが、こちらももうこれ以上は望めないという好条件。
実は先週の早月尾根でも思ったのですが、今シーズン使用している靴がちょっとソールが柔らかめなため、最後の最後で足裏がキツイというのが反省点になります。