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Yamareco

記録ID: 2025218
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

赤石岳 悪沢岳

2019年09月15日(日) 〜 2019年09月16日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
26.1km
登り
3,005m
下り
2,984m

コースタイム

1日目
山行
8:08
休憩
0:37
合計
8:45
8:38
187
スタート地点
11:45
12:05
133
14:18
14:26
86
15:52
16:01
76
17:17
6
2日目
山行
5:09
休憩
0:03
合計
5:12
5:42
74
6:56
6:59
189
10:08
ゴール地点
1日目 行動時間8時間45分(休憩45分を含む)
2日目 行動時間5時間12分(休憩15分を含む)
天候 15日 快晴 16日 ガス
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行き
14日(土)23時 畑薙駐車場 数台の空きあり
15日(日)7時30分の椹島行きのバス 12人のみ
帰り
16日(月)10時10分の時点で「10時30分の定期バス」の受付は終了済み
     10時30分より「12時30分発の臨時バス」受付開始
駐車場から12人を乗せて出発!
昨日(連休初日)は2時間ほど待った方も・・・
駐車場から12人を乗せて出発!
昨日(連休初日)は2時間ほど待った方も・・・
本日の第一の目標を確認、赤石岳です。
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本日の第一の目標を確認、赤石岳です。
登山口。自転車で乗り付ける強者も・・・
登山口。自転車で乗り付ける強者も・・・
赤石小屋までは5等分の標識が整備されています。
尾根に上がるまでの最初の2区間が頑張りところ・・・
赤石小屋までは5等分の標識が整備されています。
尾根に上がるまでの最初の2区間が頑張りところ・・・
その後はやや傾斜が緩くなった尾根道を進みます。
その後はやや傾斜が緩くなった尾根道を進みます。
最初のご褒美は赤石小屋からの絶景!
雲ひとつありません。
先は長いです・・・
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最初のご褒美は赤石小屋からの絶景!
雲ひとつありません。
先は長いです・・・
富士見平では振り返ればそこに・・・富士山!
富士見平では振り返ればそこに・・・富士山!
ちょっと猫耳で面白い・・・
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ちょっと猫耳で面白い・・・
樹林帯を抜けて・・・
樹林帯を抜けて・・・
稜線までの厳しい登りを経て・・・
稜線までの厳しい登りを経て・・・
ようやく稜線に到着!
ようやく稜線に到着!
赤石岳頂上から避難小屋が見えています。
名物小屋番さんとの「夜の一献」に後ろ髪を引かれながら、今日のメインディッシュの始まりです。
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赤石岳頂上から避難小屋が見えています。
名物小屋番さんとの「夜の一献」に後ろ髪を引かれながら、今日のメインディッシュの始まりです。
3000mの天空トレイル!
抜群の存在感の富士山を右手に見ながらの気持ちいいひと時・・・
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3000mの天空トレイル!
抜群の存在感の富士山を右手に見ながらの気持ちいいひと時・・・
荒川三山上部は雲がたなびいています。
荒川三山上部は雲がたなびいています。
素晴らしい高度感!
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素晴らしい高度感!
荒川小屋がはるか下方に見えてきました。
激下り!
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荒川小屋がはるか下方に見えてきました。
激下り!
大聖寺平まで下ってきました。
大聖寺平まで下ってきました。
この時点で午後4時・・・なんとか設定した時間に間に合いそうです。
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この時点で午後4時・・・なんとか設定した時間に間に合いそうです。
荒川小屋の水場。
勢い良く「南アルプス天然水」が湧いています。3リットルを稜線まで担ぎ上げます。
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荒川小屋の水場。
勢い良く「南アルプス天然水」が湧いています。3リットルを稜線まで担ぎ上げます。
タイムリミットの6時までにはなんとか着けそう。
あと一登り・・・
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タイムリミットの6時までにはなんとか着けそう。
あと一登り・・・
稜線に出ました。
太陽が雲海に沈もうとしています。
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稜線に出ました。
太陽が雲海に沈もうとしています。
ずっと見守ってくれた富士山とともにガスが取れた悪沢岳が望めます。頑張って歩いてきた甲斐がありました。
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ずっと見守ってくれた富士山とともにガスが取れた悪沢岳が望めます。頑張って歩いてきた甲斐がありました。
あとは今夜の避難小屋まではほんの少しです。
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あとは今夜の避難小屋まではほんの少しです。
3000m超えの山小屋ならではの絶景。
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3000m超えの山小屋ならではの絶景。
いつものレトルトカレーも格別の味です。
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いつものレトルトカレーも格別の味です。
今夜は6名の宿泊。本来なら定員3人の処を一人使い・・・快適です。
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今夜は6名の宿泊。本来なら定員3人の処を一人使い・・・快適です。
あとはゆったりした山小屋の時間・・・
高地では、以前は用心していた飲酒・・・少しづつ慣れてきています。
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あとはゆったりした山小屋の時間・・・
高地では、以前は用心していた飲酒・・・少しづつ慣れてきています。
十七夜のご褒美・・・
雲海が月光に照らされて素晴らしいの一言!
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十七夜のご褒美・・・
雲海が月光に照らされて素晴らしいの一言!
最近は超早朝覚醒が続いているため、自然に早起き。
予定より早めの朝食をとり準備します。
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最近は超早朝覚醒が続いているため、自然に早起き。
予定より早めの朝食をとり準備します。
ガスの中のスタート・・・西の空の月が見送ってくれます。
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ガスの中のスタート・・・西の空の月が見送ってくれます。
悪沢岳は予定通りのガスまみれです。
悪沢岳は予定通りのガスまみれです。
いい感じにレンズが曇っていますね。
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いい感じにレンズが曇っていますね。
「悪い沢〜」という感じのガレ場を下ります。
「悪い沢〜」という感じのガレ場を下ります。
聞き慣れたゲロゲロの鳴き声・・・
なかなか確認できませんでしたが4、5羽の雷鳥の群れがいました。
聞き慣れたゲロゲロの鳴き声・・・
なかなか確認できませんでしたが4、5羽の雷鳥の群れがいました。
丸々と太っているのをなんとか撮影・・・もう夏は終わりだね。
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丸々と太っているのをなんとか撮影・・・もう夏は終わりだね。
走っているわけではありません。レンズの水滴です。
走っているわけではありません。レンズの水滴です。
千枚小屋を確認。思ったより早くに出発したせいもあり、このままでは14時のバスまで時間が有りすぎ、天気もご覧のように悪いし・・・。
かなり頑張れば10時のバスに間に合うかも?と欲が出ました。
千枚小屋を確認。思ったより早くに出発したせいもあり、このままでは14時のバスまで時間が有りすぎ、天気もご覧のように悪いし・・・。
かなり頑張れば10時のバスに間に合うかも?と欲が出ました。
やはり走っているわけではありません。(笑)
4、5年前に雲ノ平に行った時の気持ちいいトレイルで「ちょっと走ってみようかしら」と実践してみた事があります。
100mで背中で荷物が踊って終了・・・以後トレランシューズは履いていますが、走っていません。
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やはり走っているわけではありません。(笑)
4、5年前に雲ノ平に行った時の気持ちいいトレイルで「ちょっと走ってみようかしら」と実践してみた事があります。
100mで背中で荷物が踊って終了・・・以後トレランシューズは履いていますが、走っていません。
頑張っての「スピードハイク」で、ここでようやく10時30分までに椹島に着けそうと思いました。
頑張っての「スピードハイク」で、ここでようやく10時30分までに椹島に着けそうと思いました。
吊り橋が見えてきました。
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吊り橋が見えてきました。
結構な高度感・・・ゆらゆら揺れます。
結構な高度感・・・ゆらゆら揺れます。
到着!
ただし、この時点で10時30分のバスの受付は終了していました・・・残念。
到着!
ただし、この時点で10時30分のバスの受付は終了していました・・・残念。
そのために約2時間のゆったりタイム。
濡れた服を乾かし裸足になって木漏れ日の下で過ごしました。
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そのために約2時間のゆったりタイム。
濡れた服を乾かし裸足になって木漏れ日の下で過ごしました。
皆思い思いに過ごしています。
佳い時間・・・
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皆思い思いに過ごしています。
佳い時間・・・
それでも予定より早めのバスに乗れて、地元までの長距離運転に余裕ができました。
「白樺荘」の温泉も堪能しました。
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それでも予定より早めのバスに乗れて、地元までの長距離運転に余裕ができました。
「白樺荘」の温泉も堪能しました。

感想

昨年10月塩見岳より南方に存在感のある荒川三山を確認。南アルプスの南部は未踏の地。ぜひ一度足を踏み入れたいと思っていました。
でも8月の終わりに一週間程の夏休みを取ったため、3連休は取得困難。
そして数年前のシルバーウィークのとんでもない混雑を山友から聞かせれていて、さてどうしたものかと。

色々考えて連休の中日スタートで1泊2日の周回を計画。
直前の天気予報で2日目は曇りから雨。そこで1日目に赤石岳および3000mの稜線歩きを堪能すべく時計周りでスタートする事に。
そして混雑した小屋を避けるために荒川中岳避難小屋を予定。2日目は雨具を着ての下山のみでも良しと考えました。(悪沢岳はもちろん登りますよ。)

厳しめのコース設定でしたが、1日目はこれ以上ない快晴で夕方近くまでで3000mの天空トレイルを堪能し3000m超えの避難小屋に到着できました。
2日目は、予定通りのパッとしない天気でしたが、椹島でのポッカリと空いた2時間がとても気持ち良く過ごすことが出来ました。

赤石岳までは関西から来た方と、避難小屋ではバスで一緒になった反時計周り3人の方々と、そして千枚小屋からは欲を出して(僕だけでしたが・・・)10時30分のバスに乗るために声を掛けないながら下った元気な5人のチームの方々と、色々な話をする事が出来て素敵な2日間となりました。
また荒川中岳避難小屋の小屋番さんの気使いは素晴らしく快適な一晩を過ごす事が出来ました。ありがとうございました。

南アルプスの南部はシルバーウィークにも関わらず、時間帯によっては行き交う人も少なく、(他の登山者の多くいる山域と違い)その分遭った時の交流は、濃くて気持ちの良いものでした。

TJARの望月さんのポスターが色々な場所に貼ってあって、「(井川の)スーパーヒーロー」を実感・・・そして、その一端を歩く事が出来て嬉しく思いました。
また機会があれば南アルプス最深部に・・・

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