富士山、須走口から。

2019年09月19日(木) [日帰り]

• GPS: 10:13
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,915m
• 下り: 1,923m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 2:24
• 合計: 10:12

3:47 須走口 五合目
3:53 3:53 古御嶽神社
4:51 5:04 須走口登山道 六合目
5:33 5:56 須走口登山道 本六合目
6:43 6:46 須走口登山道 七合目
7:13 7:41 須走口登山道 本七合目
7:56 8:03 須走口登山道 八合目
8:20 8:22 須走口・吉田口登山道 本八合目
8:39 9:08 須走口・吉田口登山道 八合五勺
9:23 9:31 須走口・吉田口登山道 九合目
9:54 9:55 吉田口・須走口頂上
9:57 9:57 吉田・須走ルート下山口
10:02 10:02 成就岳
10:08 10:08 伊豆岳
10:13 10:13 朝日岳
10:19 10:21 富士宮口頂上
10:24 10:24 三島岳
10:49 11:04 富士山
11:10 11:10 西安河原
11:20 11:20 雷岩
11:25 11:26 金明水
11:32 11:32 久須志岳
11:43 11:52 吉田・須走ルート下山口
11:54 11:54 成就岳
12:12 12:12 須走口・吉田口登山道 八合五勺
12:21 12:22 須走口登山道 八合目
12:28 12:28 須走口登山道 本七合目
12:38 12:40 須走口登山道 七合目
13:28 13:28 須走口下山道 砂払五合目
13:46 13:46 古御嶽神社
13:53 13:53 須走口 五合目
13:59 ゴール地点

今週火・水・木は、我が家は3連休。
立山に行く予定だったのですが、月曜日夜、出発直前に見た天気予想で、メインの水曜日が雨予報に変わっている！(x_x；)

一気に気分が盛り下がって、中止に決定。
じゃあ、どこに行く？？
ヤケ酒してしまったので（笑）、明日は無理。
木曜日だけで登る山・・・ふっとなぜか富士山を思いついた。

富士山は過去2回しか行っていない。

1回目は学生の頃に山岳会で、7月の初め。
山岳会のカトー先輩に「吉田口5合目から3時間で登れないとアルパインクライマー失格！」と言われて勇んでトライしたけど、悪天候で猛烈なザラメ地吹雪に負けて8合目を越えた辺りで敗退した。

2回目は、2009/9/27。
気まぐれで思い出して、「やってみるか！」ってオクサンとトライ。
快調だったのだけど、ここで初めてオクサンが高所に弱い！ってコトが判明。
8合目越えて大失速。
9合目でオクサンにゴメンして、自分だけラストスパートしたけど、残念ながら3時間切れなかった。休憩込みで3時間10分位だったか・・・。

また3時間以内をトライしたいが、今の自分にはそんな元気がない。
梅雨以降の様々なトラブルで体も心もズタボロです。f^_^；

なので今回はルートを変えて、最も低コスト（ビンボーな我が家には重要です）で楽しめそうな、須走からピストンすることにした。
オクサンの「高所にダメ」の具合を確かめたいってのもあるし・・・。

水曜は雨なので、のんびり家を出て、温泉に入って、須走5合目の第2駐車場に車中泊して、夜明け前から登り始めるプランです。

天候

曇り、粉雪、晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須走口五合目の第2・第3駐車場駐車：200台、無料。夜間はトイレありません。

コース状況／危険箇所等

閉山期は入山禁止となっています。自己責任で・・・。

写真

9/18 17:24

前日の夕方、雨の合間に、一瞬山頂が見えた。ここから見ると意外に近い？

9/19 3:42

出発です。霧の中、町の明かりが少し見えた。

9/19 3:50

登山口。閉山後なので通行禁止の看板が出ています。

9/19 4:56

長田山荘前で。まだ夜が明けません。

9/19 5:13

山頂が遠い。空が水色になって来たけど、太陽はまだです。

9/19 5:14

月と富士山

9/19 5:15

雲が多くて眺めがあまり良くない。本当に予報通り晴れるのだろうか？

9/19 5:18

樹林帯・灌木帯が長い。山頂がなかなか近づかない。

9/19 5:34

瀬戸館で。夜が明けた。

9/19 5:37

赤富士。瀬戸館前から。

9/19 5:42

赤富士とオクサン。

9/19 6:22

少し雲が減ったかな？

9/19 6:33

八ヶ岳が見えた。あっちも寒そう。

9/19 6:38

太陽館を越えて、山中湖が見える

9/19 6:42

雪が舞って寒い。

9/19 7:26

見晴館で。防寒着を着込んで休憩。もう晩秋の雰囲気だ

9/19 8:22

写真だとわかりにくいけど、相模湾と江ノ島が見えた。横浜のビル群も。

9/19 8:47

御来光館の前のベンチで。

9/19 8:51

御来光館から、山頂はもうすぐ。

9/19 8:54

御来光館の前で

9/19 9:10

トラクターが砂走りを登っていた。

9/19 9:51

山頂前の鳥居に着いた。

9/19 9:50

山頂はあちこちで工事中です。邪魔をしないように、そうっと横を通り抜けて・・・m(_ _)m

9/19 10:02

山頂着いて、休憩せずにそのまま、お鉢めぐり。

9/19 10:05

大噴火口、迫力ですね。。。

9/19 10:30

剣ヶ峰へ最後の階段。オクサン辛そうです。

9/19 10:31

剣ヶ峰（3,776 m）の山頂標柱。

9/19 10:39

オクサンと2人の写真を撮ってもらった。

9/19 11:03

剣ヶ峰を出て、お鉢めぐり残り半分へ進む。

9/19 11:11

南アルプスも雲が多くて不明瞭。

9/19 11:11

須走ルートの下山口が遠く見える。

9/19 11:49

下りましょうか・・・砂走りへ突撃です。

9/19 12:08

ブルドーザー道を下ります。なかなか楽しい下り。

9/19 12:41

太陽館から下の、急勾配の砂走りがなかなか強烈。

9/19 12:55

ここらで山頂の眺めとはお別れかな？って思ってカメラを構えたら突然一気に霧に覆われた。

9/19 12:56

写真を諦めた2分後くらい？また一気に霧が消えて晴れた。前写真と同じ場所です

9/19 13:50

須走口五合目に着いた。

撮影機器：

LUMIX DC-GF9W ダブルレンズキット パナソニック

感想

KimuraSaburo

2:30 起床
昨夜は18時に寝たのだけど、残念ながら熟睡出来なかった。
標高2,000m近いのに蒸し暑かったのと、次々に来る車の音で目が覚めて・・・一番奥に駐車すればよかったか、失敗だった。
雨は結局深夜も降っていて、日中はホントに晴れになるの？って感じ。

3:42 駐車場出発。
出発までいろいろ手間取ってしまった。

3:46 登山口
4:49 長田山荘
給水と夜景写真を撮るため9分立ち休み（4:58まで）。

5:34 瀬戸館
ちょうど夜が明けて富士山に朝焼け。
19分休憩（5:53まで）

夜明けで少し暖かくなったと思ったら、急激にまた寒くなってきた。
太陽館に着いた辺りで雪が舞い始めた。
今年の初雪はここでですか！！

7:15 見晴館に着いて、カッパと防寒着を着込んだ。
ちょうど下山ルートを間違えて迷い込んだドイツ語圏のカップルがいて、吉田口へ行く方法を説明した。富士山は外人が多いです。
18分休憩（7:33まで）

8:17 上江戸屋
8合目です。吉田ルートと合流で、ここまで来るともう少し！って気になるのですが、意外に山頂は遠いんですよね。オクサンの足も目に見えて遅くなってきた。

8:47 御来光館
ここは眺めが良いですね。
10分休憩（8:57まで）

9:48 山頂に着いた。
山頂は各所で工事中です。
この時期、公には「工事のため立ち入り禁止」となっています。
休憩は取らずにそのままお鉢めぐり。

10:30 剣ヶ峰（3,776 m）に着いた。
ここが日本最高地点です。
オクサンはかなり限界っぽい。お疲れさまです。
剣ヶ峰には28分（10:58まで）。

今日は山頂の写真撮影がなんだかモヤモヤ感。
山頂標柱とオクサンの写真を取ろうとカメラを構えたら「写真を撮って下さい」って3人立て続けに頼まれた。まだオクサンの写真を撮っていないんですけど・・・。普通は「2人の写真を撮りましょうか？」で始まって、お返しで「あなたの写真も撮りましょう！」だと思うんだけど？？
3人の写真の後、オクサンの写真をようやく撮った後、私がザックを下ろしたら、疲れ果ててぐったりしているオクサンに「写真を撮って下さい」ってリクエストがあって、オクサンは具合悪いので私にスマートフォンがパスされたが、そのスマホにはカバーもストラップもない。寒いとカサカサになってしまう私の手なので、案の定、ツルンと滑って落ちてしまった。スマホは壊れなかったようだが、非常に気まずい状況だった。

スマートフォンは人に頼むときは、最低限のマナーが必要だと思うんですね。厳密にはカメラではないのですから。。。
私も、今後は、渡されたスマートフォンがしっかり保持できない構造のときは断るべき！って思いました。

剣ヶ峰のあとは、そのままお鉢めぐりをして・・・
風が強かった。
南アルプスも雲が多い。雲海も出て、山頂は晴れだが眺めはあまり良くない。

11:28 須走ルート下山口
膝サポーターを付けたり、準備。
もうひたすら下るだけですから。

11:48 下り始め。
ブルドーザー道を下るのが楽しいですね。
さらに太陽館から下の、長い直線急勾配の砂走りがなかなか楽しい。
5月頃の残雪期の雪渓下りにある意味似てるのかな？
長田山荘の近くで15分ほど休憩しただけで、あとは一気で下りた。

13:21 砂払い五合
13:41 登山口に着いた。
下りはなんと、休憩込みで2時間かからなかった。

富士山は、普段はあまり「行きたいっ！」て気にならない山なのですが、たまには良いもんですね。なんたって日本最高峰だし。。。