常念岳・蝶ヶ岳 迫力の大パノラマ！

2019年09月24日(火) 〜 2019年09月25日(水)

• GPS: 28:38
• 距離: 17.9km
• 登り: 2,119m
• 下り: 2,116m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:24
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:50

5:02 三股駐車場
5:16 5:58 三股登山口
7:50 7:55 2207標準点櫓跡
9:33 9:36 前常念岳
10:34 10:40 三股への分岐点
10:48 11:00 常念岳
13:00 13:05 2592ピーク
13:57 14:05 蝶槍
14:10 14:11 蝶ヶ岳三角点
14:16 14:16 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
14:41 14:44 蝶ヶ岳ヒュッテ
14:48 14:49 蝶ヶ岳
14:52 蝶ヶ岳ヒュッテ

2日目

• 山行: 2:24
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:44

6:54 蝶ヶ岳ヒュッテ
6:59 7:12 蝶ヶ岳
7:17 7:17 蝶ヶ岳ヒュッテ
7:18 7:18 蝶ヶ岳
7:23 7:23 大滝山分岐
7:32 7:34 最終ベンチ
7:43 7:46 第二ベンチ
8:11 8:12 蝶沢
8:33 8:33 まめうち平
9:09 9:10 ゴジラみたいな木
9:28 9:28 三股登山口
9:38 三股駐車場

天候

1日目雲時々雨、2日目晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股の無料駐車場までの烏川林道は工事の為に時間限定の通行となっています。

通行可能時間
日曜日は全日
月曜日〜土曜日は17:00〜8:00、10:00〜10:30、12:00〜13:00、15:00〜15:30
多分ですが、工事時間が8時から17時でお昼の1時間と10時、15時の一服の30分が通行可能ということだと思います。

コース状況／危険箇所等

三股分岐から進んですぐに左に曲がって樹林帯の登山道に入って行きますが、目印と登山道が分かりにくいです。
左側を見ながら歩いて行くと、小さな木の板とロープが張ってあるのが目印となります。
私は真っ直ぐに沢沿いに進んでしまいましたが、それは間違いです。

三股〜ハシゴ(森林限界)
樹林帯の急登でつづれ織りの道を延々と上がっていきます。

ハシゴ〜前常念岳
岩場の急坂で手を使っての登りになります。
大きい石などがあって歩きにくいですが、登山道は広いので思ったよりも高度感や怖さは感じませんでした。
ただ、下りの場合は大変かもしれません。

前常念岳〜八合目分岐〜常念岳
岩場もありますが、それほど勾配がきつくないので比較的歩きやすいです。

常念岳〜最低鞍部
岩場の下りになります。
程々の勾配と大きい石がゴロゴロしていて歩きにくかったです。
個人的にはコースタイムの倍くらいの時間を要しました。(技術が足りないだけかもしれないけど…)

最低鞍部〜蝶槍
最低鞍部の先で一度アップダウンした辺りから樹林帯に入ります。
蝶槍の手前まで樹林帯が続いて、何度もアップダウンを繰り返すので結構きつかったです。

蝶槍付近
岩場になっていて、多少手を使って登る所もありました。

蝶槍〜蝶ヶ岳
なだらかな稜線の道でとても歩きやすいです。

蝶ヶ岳〜三股
ほぼ樹林帯の道になります。
とても整備されていて、危険箇所は特にありませんでした。

その他周辺情報

三股からの通り沿いのほりでーゆ〜四季の郷で日帰り温泉
10:00〜21:30(最終受付21:00)
530円
蝶ヶ岳ヒュッテ宿泊者はヒュッテ受付で100円引きの割引券がもらえます。(530円→430円)

写真

9/24 4:58

三股駐車場
5時時点で15台くらいでした

9/24 5:06

林道を歩いて登山指導所へ

9/24 5:39

登山指導所で登山届を提出して
いってきまーす

9/24 5:40

橋を渡って

9/24 5:41

すぐに蝶ヶ岳方面との分岐
右側に進みます

9/24 5:44

登山道に気づかずに真っ直ぐ沢沿いに進んでしまいました

9/24 5:52

不審に思ってGPSで確認したら、やっぱりルートから外れていたので来た道を戻ります

9/24 5:57

ここかなあ…
目印らしき小さい木の板とロープが張ってあります
ここを左側に進みます

9/24 5:58

登山道のようなそうでもないような感じで、ちょっとわかりにくいです

9/24 7:02

ここから延々と急登が続きます

9/24 7:08

キノコ
毒々しい色だなあ

9/24 7:43

少し広い所にきました

9/24 8:04

ここから先は勾配が緩やかになってきました

9/24 8:06

倒木があります

9/24 8:20

大分高度が高くなってきました

9/24 8:20

ハシゴを上がると

9/24 8:21

雲海！
景色が一気に開けました

9/24 8:21

富士山見えたー！

9/24 8:22

蝶ヶ岳方面かなあ

9/24 8:31

森林限界を超えたみたいです

9/24 8:33

この辺りから岩場です
手を使って登っていきます

9/24 9:21

少し紅葉が始まってきています

9/24 9:23

石室どこかなあ？

9/24 9:30

大きい石がゴロゴロしていて歩きにくいです

9/24 9:35

石室発見！
前常念岳のすぐ下だったのねー

9/24 9:35

石室の中はしっかりとした避難小屋になってましたー

9/24 9:36

石室の上に上がるとすぐに

9/24 9:38

前常念岳
一等三角点がありました

9/24 9:39

あれが常念岳かな？って思ったけど、まだまだ先のガスの中でしたー

9/24 9:43

何だろう？
アカモノの実かな？
違うかな

9/24 9:48

勾配は比較的緩やかで歩きやすいです

9/24 9:54

昔はここから常念小屋まで近道があったのね

9/24 9:55

槍穂高の稜線見えたー
雲が覆っていてどれがどの山だか分かりませんが…

9/24 10:20

雷鳥ちゃん！！
いきなり目の前にいてびっくり！

9/24 10:20

下の辺りが白くなっているねー
冬支度が始まっているのかな

9/24 10:26

常念小屋が見えました
結構下にあるのですね

9/24 10:29

雷鳥ちゃん2羽目！
すれ違った方にいるって教えてもらいましたー

9/24 10:31

少し色付いてきてますね

9/24 10:33

八合目分岐

9/24 10:33

大天井岳方面の稜線
美しいです

9/24 10:34

ここから頂上まではもうすぐです
勾配もそれほどきつくないです

9/24 10:44

ラストー

9/24 10:47

初めての常念岳キター！
外国から来た方に撮っていただきましたー
Thank You です

9/24 10:47

槍穂高連峰はやっぱり雲が覆っていて、どれがどの山か分かりません…

9/24 10:47

大天井岳方面はバッチリ
美しい稜線ですねー

9/24 10:48

蝶ヶ岳方面
遥か彼方に蝶ヶ岳ヒュッテが見えます
遠いなあ…

9/24 10:53

祠もありました

9/24 10:55

写真もそこそこにして先に進みます

9/24 10:55

結構な勾配ですが、尾根が広いので高度感はそれほど感じません
ただ…
石がゴロゴロで歩きにくいです。。

9/24 10:57

片方だけ雲
幻想的ですねー

9/24 11:10

広い尾根ですが、印のルートから外れると先に進めなくなってしまいます

9/24 11:45

本当に歩きにくい…
なかなか先に進めません

9/24 12:07

やった最低鞍部まで来ました

9/24 12:13

紅葉が始まってきてますね
黄色い斜面が綺麗だなあ

9/24 12:15

振り返って常念岳
なんかすごい所を下りてきたのね…

9/24 12:16

一旦上って

9/24 12:17

下ると

9/24 12:21

樹林帯に入ります

9/24 12:27

ここからアップダウンを繰り返します
キツいっす

9/24 12:36

クマバチかな？
アザミの花の蜜を一生懸命吸っています
涼しくなったからか、あまり活発ではなさそうでした

9/24 12:50

蝶槍だよなあ
まだまだ遠くに見えます

9/24 12:51

草紅葉が綺麗だなあ

9/24 12:53

2592ピーク
ここで一休み

9/24 13:09

ここから先は結構下ります

9/24 13:13

池があります
霧の中だとちょっと幻想的かな

9/24 13:23

鞍部まで来ました
ここから登り返しです

9/24 13:34

もう足がキツい…

9/24 13:46

やっと森林を抜けました

9/24 13:51

蝶槍見えたー
もう少し

9/24 13:55

ラストー
大きい石などをよじ登ります

9/24 13:56

蝶槍キター！
ここまで長かった…

9/24 14:03

蝶ヶ岳方面
見えるのは横尾との分岐辺りかなあ

9/24 14:05

槍穂高は完全にガスの中です
たまにチラっと見えます

9/24 14:07

振り返って蝶槍
綺麗な円錐形でカッコいいね

9/24 14:16

横尾との分岐

9/24 14:16

横尾方面

9/24 14:21

綺麗な稜線だー
山小屋もかすかに見えましたー

9/24 14:25

緩やかですが、何回かアップダウンがあります

9/24 14:35

もう少しかな？

9/24 14:38

何かあるぞ

9/24 14:38

羅針盤でした
ここが瞑想の丘みたいです

9/24 14:39

と思ったら
山小屋はもう目の前でした

9/24 14:41

蝶ヶ岳ヒュッテ到着
だけどちょっと先まで…
頂上に行ってみます

9/24 14:48

蝶ヶ岳キター！
誰もいないので自撮りしました
眺望も全くなしです…

9/24 14:53

すぐに小屋に戻って受付をしました

9/24 15:42

荷物の整理をして…
すぐに生ビール！！
もう最高です♪

9/24 17:33

夕食
ちょっとオシャレな盛り付けですね
美味しくいただきましたー

9/24 18:10

夕焼け
雲の切れ間が赤くなってましたー
今日1日お疲れ様でした

9/25 5:19

2日目朝
念願の槍穂高連峰！！
夜中に雨が降っていて心配でしたが、本当に見れてよかったです

9/25 5:20

東側も雲海になっていて良い感じです
もう少し…

9/25 5:39

ご来光キター！

9/25 5:41

モルゲンロート！！
綺麗に赤く染まってくれました
槍ヶ岳〜南岳

9/25 5:41

大キレット

9/25 5:41

北穂高岳〜奥穂高岳

9/25 5:41

前穂高岳と明神岳

9/25 5:46

こっちも赤く染まって綺麗です

9/25 5:51

ご来光を見たらすぐに朝食でした
こちらも美味しくいただきましたー

9/25 6:54

さてと帰ります
お世話になりましたー

9/25 6:54

下りる前に再び頂上へ行きます

9/25 6:59

蝶ヶ岳頂上
もうみんな行ってしまったみたいで誰もいませんでした

9/25 7:03

大迫力！
最高のパノラマですね

9/25 7:03

槍ヶ岳

9/25 7:03

大キレット

9/25 7:03

北穂涸沢岳奥穂と涸沢カールもバッチリ見えます

9/25 7:03

前穂と明神s岳

9/25 7:03

焼岳

9/25 7:03

霞沢岳と乗鞍岳

9/25 7:03

御嶽山
噴煙は上がってないみたい

9/25 7:04

下には梓川も見えます

9/25 7:05

小屋探しも楽しいです
槍ヶ岳の左側に肩の小屋

9/25 7:05

頂上付近に北穂高小屋

9/25 7:05

涸沢岳と奥穂の間の鞍部に穂高岳山荘

9/25 7:05

涸沢カールの下辺りに涸沢小屋

9/25 7:12

すっかり忘れていましたが、昨日登った常念岳
残念ながら雲の中でした

9/25 7:16

それでは帰ります
三股方面へ

9/25 7:17

さようなら
また来るねー

9/25 7:18

ハイマツの中を進みます

9/25 7:23

すぐに大滝山方面との分岐があります

9/25 7:24

ここから樹林帯に入ります

9/25 7:32

最終ベンチ
ちょっと崩れてますね

9/25 7:38

階段もしっかりした作りです

9/25 7:54

第二ベンチ
こちらは座れそうですね

9/25 7:56

とても良く整備されていて歩きやすいです

9/25 7:59

前日の台風での倒木みたいです
なんとか脇を通れました

9/25 8:29

所々に木道もあります

9/25 8:33

まめうち平
ベンチがいくつかあって、ここで休憩してる方が多かったです

9/25 9:09

こちらも会いたかった
ゴジラみたいな木
「みつまたごじさん」って愛称がついたそうですねー

9/25 9:11

長い階段
ちょっと怖かった…

9/25 9:14

力水

9/25 9:14

お椀みたいのがありました

9/25 9:15

大きいキノコ
食べられるのかな？

9/25 9:16

沢まで下りてきました
もうすぐかな？

9/25 9:20

木の橋
濡れていると滑ります

9/25 9:20

吊橋
結構揺れますねー

9/25 9:20

下の沢はすごい勢いで流れてました

9/25 9:27

三股の分岐
まで来ました

9/25 9:28

橋を渡ると

9/25 9:28

すぐに登山指導所に到着

9/25 9:33

もうすぐ…

9/25 9:40

着いたー！
楽しかったー
駐車場はほぼ満車でした
さすがに人気ですねー

9/25 10:13

帰り道の途中にあるほりでーゆ〜で日帰り温泉
少しぬるめのお湯でゆっくり浸かれました
2日間お疲れ様でしたー

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ バーナー レスキューシート

感想

eiei58

当初御嶽山を予定していましたが、台風後の強風の予報で単独峰ということもあり今回は断念。
西風なので蝶ヶ岳だったら槍穂高連峰が風除けになって大丈夫かなと思い、蝶ヶ岳ヒュッテ泊でご来光ということで決定しました。
ですが、蝶ヶ岳だけだともったいない気がしてきて、せっかくだから登ったことのない常念岳も行ってみたい欲が出てきてしまいまして。
常念岳の三股ルートは結構危険という印象でしたが、ヤマレコでみなさんのレコを参考にさせていただき、三股ルートを上りで使う分には問題がなさそうだったので縦走に決定しました。
常念岳はずっと行きたいと思いつつ大変そうだと敬遠していたので、眺望はちょっと残念でしたが頂上まで来れたことがとても嬉しかったです。
常念岳から蝶ヶ岳の縦走路はとても長くてアップダウンの続くきつい道のりでしたが、歩き通せたのはちょっと自信にもなり、逆回りで歩いてきた方とお話しできたりもしてなんだかんだで楽しい道のりになりました。
それにしても、今回の周回コースを日帰りで歩く方が何人もいてびっくりしました。
みなさんすごいですねー。
蝶ヶ岳は3年前残雪の時期に来て以来の2度目でした。
前回の雪に覆われた槍穂高連峰もとても綺麗でしたが、無雪期の山々も山肌がむき出しな感じで迫力があってとても感動的でした。
ずっと眺めていたい景色でした。
蝶ヶ岳ヒュッテも平日にもかかわらず大盛況でびっくり、本当に人気なのですねー。
今回は自分的には大変な山行きでしたが、とても楽しい2日間になりました。
次回は仲間とワイワイとのんびり来て、ビールでも飲みながら景色を堪能したいですねー。