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Yamareco

記録ID: 2039464
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

46.仮眠付夜行バスで行く北岳(ピストン日帰り)

2019年09月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:10
距離
11.3km
登り
1,844m
下り
1,833m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
1:28
合計
8:09
6:36
6:36
12
6:48
6:49
75
8:04
8:13
57
9:10
9:22
4
9:26
9:36
55
10:31
10:31
11
10:42
10:42
14
10:56
11:02
14
11:16
11:21
9
11:30
11:37
19
11:56
11:59
6
12:05
12:07
36
12:43
13:09
72
14:21
14:26
11
14:37
14:39
1
14:40
ゴール地点
天候 高曇り、一時小雨 肩ノ小屋付近の午前10時ころの気温が8度
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
<行:深夜バス>
新宿発南アルプス登山者用直行バス¥8000
http://yamanashikotsu.co.jp/travel/hirogawara/
新宿駅西口(東京モード学園コクーンタワー前)22:00=首都高速道路・中央自動車道=「天笑閣」(仮眠)0:20~5:00=中型バス乗換=広河原 6:13着予定
 ※バスは満席ではなかったのでソロ参加の隣は空席にしてあってラッキー。
 ※コクーン内にセブンイレブンあり、途中の双葉SAで20分休憩があるので飲食物等が購入できるが仮眠場所の天笑閣では飲料の自販機のみなので注意。
 ※仮眠場所は男女別大広間で敷布団の代わりに座布団4枚、タオルケット1枚
 ※天笑閣から乗り換えるバスは路線バスと兼用なので深夜バス参加者は優先して乗車できるが途中で別の乗客も乗り込む可能性あり。(最終的にバス5台が連なっていました。)

<帰:乗合タクシー、路線バス、電車>
乗合タクシー(9人乗り)■広河原15:00発 → 芦安(1300円)
路線バス■芦安16:00→甲府駅16:55着(1090円)
電車■甲府発17:01発(JR中央本線 特急あずさ26号)
 ※下山時に15時発のバスは満席で立ち乗りとなることがアナウンスされ、乗り合いタクシーに乗ることに。15:00発バスの直前に出発するタクシーに乗車できたので芦安のバスへの乗り換えが効率的だったのは助かった。バスより遅かったら1時間待ちになるところだった。バスの乗客は芦安でマイカーに乗り換える人がほとんどで駅まで行く乗客は少なく余裕で座ることができた。芦安のバス案内所は既に閉っておりバスの車掌さんから切符を直接購入。
コース状況/
危険箇所等
白根御池小屋を経由するコースは、それなりの急登が続きますし時間がかかりますが、他コースと比べ落石のリスクは少ないと思います。体力はあるけど登攀技術には自信がない、という方には向いていると思います。ただ丸太の階段が多いので雨が降ったりすると滑りそうです。また、一か所、斜面が崩落していて落石注意の看板のあるところがありました。沢沿いではありませんが、道を細い水の流れが横切っている場所もありました。ぬかるみには広い板が敷いてありとても助かりました。午後から広河原を出発して御池小屋で泊まるという人以外はこのコースを登りに使う人は少ないらしく大勢の登山者はどこに消えたのかというくらい静かに歩くことができました。北岳からの下りはかなり大勢の方たちとすれ違いましたので、小屋は大混雑が予想されましたが、どうだったのでしょう。
その他周辺情報 広河原インフォメーションセンター内にはコインロッカーがあるので、広河原に戻ってくるのであれば、迷った装備もひとまず持っていき現地で仕分けて余分なものはロッカーへ、というのも手だなとは思いました。私の場合はマイカーではないので道中の手荷物が増えるのはやっぱり嫌だったので使いませんでした。ただ広河原で日帰りを決断していたら、サブザックだけで身軽に行動できたのに、とも思いましたが、トレイルランナーでもないのに軽装で3000mクラスは無謀というものでしょう。
夜の新宿西口、コクーン前。受付が21:30からなのに早く着きすぎちゃった、どうしようと思ったらバスがもう待機していたので、受付を済ませて、コクーン内のセブンイレブンに朝食と行動食の買い足しに行くことにしました。
2019年09月27日 21:04撮影 by  402SH, SHARP
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9/27 21:04
夜の新宿西口、コクーン前。受付が21:30からなのに早く着きすぎちゃった、どうしようと思ったらバスがもう待機していたので、受付を済ませて、コクーン内のセブンイレブンに朝食と行動食の買い足しに行くことにしました。
まだ誰もいない車内の様子。29名の方が参加されたようです。ソロ参加はほとんど男性のようで女性のソロは少数。満席じゃなかったので、隣が空いていて助かりました。ザックは床下に収納し取り出せないので車内持込品をあらかじめ分けておいた方がよいですね。高速に入ったら消灯しますが、フロントから差し込む明かりが結構気になるので仮眠をとろうと思う方はアイマスクがあった方がよいと思います。
2019年09月27日 21:09撮影 by  402SH, SHARP
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9/27 21:09
まだ誰もいない車内の様子。29名の方が参加されたようです。ソロ参加はほとんど男性のようで女性のソロは少数。満席じゃなかったので、隣が空いていて助かりました。ザックは床下に収納し取り出せないので車内持込品をあらかじめ分けておいた方がよいですね。高速に入ったら消灯しますが、フロントから差し込む明かりが結構気になるので仮眠をとろうと思う方はアイマスクがあった方がよいと思います。
広河原の吊り橋に向かう道端に色鮮やかなフジアザミが咲いていました。最初、間違ってオヤマボクチ?と思ってしまいましたが、オヤマボクチは葉の形がハート型なので違いますね。
2019年09月28日 06:31撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 6:31
広河原の吊り橋に向かう道端に色鮮やかなフジアザミが咲いていました。最初、間違ってオヤマボクチ?と思ってしまいましたが、オヤマボクチは葉の形がハート型なので違いますね。
これこれ、数々のヤマレコにアップされているこのアングル、撮りたかったんですよね〜。22年前よりすっきりモダンになっているような気がします。前の吊り橋も風情があってよかったんですがね〜。
2019年09月28日 06:33撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 6:33
これこれ、数々のヤマレコにアップされているこのアングル、撮りたかったんですよね〜。22年前よりすっきりモダンになっているような気がします。前の吊り橋も風情があってよかったんですがね〜。
吊り橋の上から野呂川をパチリ。
2019年09月28日 06:33撮影 by  402SH, SHARP
9/28 6:33
吊り橋の上から野呂川をパチリ。
2019年09月28日 07:44撮影 by  402SH, SHARP
9/28 7:44
2019年09月28日 07:53撮影 by  402SH, SHARP
9/28 7:53
最初、甲斐駒?と思ってしまいましたが、登っていくと本物の甲斐駒が見えてきたので、これは薬師岳と観音岳かな?
2019年09月28日 07:54撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 7:54
最初、甲斐駒?と思ってしまいましたが、登っていくと本物の甲斐駒が見えてきたので、これは薬師岳と観音岳かな?
2019年09月28日 07:54撮影 by  402SH, SHARP
9/28 7:54
ミヤマアキノキリンソウ?
2019年09月28日 08:03撮影 by  402SH, SHARP
9/28 8:03
ミヤマアキノキリンソウ?
白根御池小屋のテント場は気持ちよさそうです。ここまではいつもの低山歩きの延長のようで順調だったのですが、ここからが辛かった…。逆ターボがかかったような気がします。やっぱり標高のせいですかね。
2019年09月28日 08:04撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 8:04
白根御池小屋のテント場は気持ちよさそうです。ここまではいつもの低山歩きの延長のようで順調だったのですが、ここからが辛かった…。逆ターボがかかったような気がします。やっぱり標高のせいですかね。
山小屋というよりはりっぱな民宿の様。ここで休んでいると「カレーご注文の方〜」の声にそそられます。いかんいかん、朝もちゃんと食べているのに、ここで腰を落ち着けて食べたら後の行程がつらいと我慢します。が、この声が今日の山行の決定的要因になるのでした。
2019年09月28日 08:05撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 8:05
山小屋というよりはりっぱな民宿の様。ここで休んでいると「カレーご注文の方〜」の声にそそられます。いかんいかん、朝もちゃんと食べているのに、ここで腰を落ち着けて食べたら後の行程がつらいと我慢します。が、この声が今日の山行の決定的要因になるのでした。
ノコンギク?
2019年09月28日 08:10撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 8:10
ノコンギク?
2019年09月28日 08:11撮影 by  402SH, SHARP
9/28 8:11
葉が細くないのでキタダケトリカブトではないですね。
2019年09月28日 08:13撮影 by  402SH, SHARP
9/28 8:13
葉が細くないのでキタダケトリカブトではないですね。
御池小屋すぐの登り斜面には終わりかけとはいえまだまだたくさん咲いてます。
2019年09月28日 08:13撮影 by  402SH, SHARP
9/28 8:13
御池小屋すぐの登り斜面には終わりかけとはいえまだまだたくさん咲いてます。
タカネナデシコ?の咲き残り
2019年09月28日 08:18撮影 by  402SH, SHARP
9/28 8:18
タカネナデシコ?の咲き残り
ハハコグサかな。
2019年09月28日 08:20撮影 by  402SH, SHARP
9/28 8:20
ハハコグサかな。
シロウマオウギの実、らしいです。
2019年09月28日 08:20撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 8:20
シロウマオウギの実、らしいです。
ここからの数枚はアップにしたらぼやけちゃいました。
富士山がちょこんと顔を出し。
2019年09月28日 09:24撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:24
ここからの数枚はアップにしたらぼやけちゃいました。
富士山がちょこんと顔を出し。
わ〜い♪甲斐駒だ〜!
2019年09月28日 09:30撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:30
わ〜い♪甲斐駒だ〜!
これは鳳凰三山ですよね。左が地蔵岳のオベリスクで右は観音岳でしょうか。
2019年09月28日 09:30撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:30
これは鳳凰三山ですよね。左が地蔵岳のオベリスクで右は観音岳でしょうか。
八ヶ岳も。
2019年09月28日 09:30撮影 by  402SH, SHARP
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八ヶ岳も。
富士山の稜線が美しい。
2019年09月28日 09:31撮影 by  402SH, SHARP
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富士山の稜線が美しい。
2019年09月28日 09:32撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:32
肩ノ小屋まであとちょっと、ゼーゼー。後ろの山は仙丈ヶ岳?
2019年09月28日 09:35撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:35
肩ノ小屋まであとちょっと、ゼーゼー。後ろの山は仙丈ヶ岳?
実際の紅葉の方が赤くて鮮やかなのに写真だとちょっと残念。
2019年09月28日 09:36撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:36
実際の紅葉の方が赤くて鮮やかなのに写真だとちょっと残念。
2019年09月28日 09:37撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:37
イワツメクサも残っていた♪けなげ〜。
2019年09月28日 09:41撮影 by  402SH, SHARP
9/28 9:41
イワツメクサも残っていた♪けなげ〜。
肩ノ小屋手前の鎖場。こんな岩場あったっけ?流石にストックはしまいます。
2019年09月28日 09:45撮影 by  402SH, SHARP
9/28 9:45
肩ノ小屋手前の鎖場。こんな岩場あったっけ?流石にストックはしまいます。
岩とウラシマツツジの紅葉のコントラストが何とも言えません。
2019年09月28日 09:46撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 9:46
岩とウラシマツツジの紅葉のコントラストが何とも言えません。
か、か、か、肩ノ小屋にやっと着いた〜。ヘロヘロ。この先の行程について決断の時がやってきました。北岳登ってピストンで帰るか、北岳山荘まで行って翌日間ノ岳を目指すか。そこで、行動食をいただきながら、自分の気持ちを確かめるために想像します。仮に山荘の混雑に耐えて一夜を明かして翌日が今日と同じ天候だったら?ピストンならここに大荷物を置いてサブザックだけの軽量で北岳を目指せるというのも魅力的。そして最後のダメ押しが、下山途中で御池小屋のカレーを食べる、というところまで想像したら、もうそれしか頭に浮かばなくて。はい、日帰り決定。
そうと決めたら、サブザックに雨具上着、フリース、ハイドレーション、行動食、ウェットティッシュ、カットバン数枚、ココヘリビーコンを詰め替え、山行中に常時携帯していた地図、コンパス、スマホ、ホイッスルの入っているサコシュを袈裟懸けして、カッターシャツを着こんで出発します。
2019年09月28日 10:01撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 10:01
か、か、か、肩ノ小屋にやっと着いた〜。ヘロヘロ。この先の行程について決断の時がやってきました。北岳登ってピストンで帰るか、北岳山荘まで行って翌日間ノ岳を目指すか。そこで、行動食をいただきながら、自分の気持ちを確かめるために想像します。仮に山荘の混雑に耐えて一夜を明かして翌日が今日と同じ天候だったら?ピストンならここに大荷物を置いてサブザックだけの軽量で北岳を目指せるというのも魅力的。そして最後のダメ押しが、下山途中で御池小屋のカレーを食べる、というところまで想像したら、もうそれしか頭に浮かばなくて。はい、日帰り決定。
そうと決めたら、サブザックに雨具上着、フリース、ハイドレーション、行動食、ウェットティッシュ、カットバン数枚、ココヘリビーコンを詰め替え、山行中に常時携帯していた地図、コンパス、スマホ、ホイッスルの入っているサコシュを袈裟懸けして、カッターシャツを着こんで出発します。
身軽になったのに遅々として進まず。今にも雨降りだしそうでテンションが下がるのを周囲の景色が励ましてくれます。
2019年09月28日 10:58撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 10:58
身軽になったのに遅々として進まず。今にも雨降りだしそうでテンションが下がるのを周囲の景色が励ましてくれます。
北岳山頂に着きました。すっぽりとガスに囲まれ、とうとう小雨も降ってきました。風がさほどないのは幸いです。
2019年09月28日 10:58撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 10:58
北岳山頂に着きました。すっぽりとガスに囲まれ、とうとう小雨も降ってきました。風がさほどないのは幸いです。
富士山は見えたのですが、頭に雲を乗せているので写真はいいかなと。
2019年09月28日 10:59撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 10:59
富士山は見えたのですが、頭に雲を乗せているので写真はいいかなと。
ガクと葉に鋭い鋸歯があるのでイワギキョウですかね。
2019年09月28日 11:22撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 11:22
ガクと葉に鋭い鋸歯があるのでイワギキョウですかね。
いかにもライチョウに出会えそうな天候ですが、出会えませんでした。やたらホシガラスが飛んでいてハイマツの実をついばんでいました。
2019年09月28日 11:28撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 11:28
いかにもライチョウに出会えそうな天候ですが、出会えませんでした。やたらホシガラスが飛んでいてハイマツの実をついばんでいました。
小雨が降りだし雨具を着て黙々と下を見て歩いていたら、いつの間にかこの写真の尾根の反対側の稜線を下りそうになって。あれ?左を尾根にした巻き道だったのに下りも左に尾根があるっておかしくない?と気づき。同じことをしてしまう人がいるらしくかろうじてハイマツの中にもどる道らしきものを見つけよじ登って正規ルートの巻き道にもどり振り返ってパチリ。やっぱりガスと雨は鬼門。
2019年09月28日 11:28撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 11:28
小雨が降りだし雨具を着て黙々と下を見て歩いていたら、いつの間にかこの写真の尾根の反対側の稜線を下りそうになって。あれ?左を尾根にした巻き道だったのに下りも左に尾根があるっておかしくない?と気づき。同じことをしてしまう人がいるらしくかろうじてハイマツの中にもどる道らしきものを見つけよじ登って正規ルートの巻き道にもどり振り返ってパチリ。やっぱりガスと雨は鬼門。
着物の柄なような秋の草々
2019年09月28日 12:02撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 12:02
着物の柄なような秋の草々
これを目当てに御池小屋まで降りてきたんですよ〜。つらさも吹っ飛びます。食堂でいただいたので登山靴から解放された足も喜んでいます。とはいえ、まだまだ続く下りに備え、雨もあがったのでここで雨具上下を脱ぎ身支度を整えます。
2019年09月28日 12:50撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 12:50
これを目当てに御池小屋まで降りてきたんですよ〜。つらさも吹っ飛びます。食堂でいただいたので登山靴から解放された足も喜んでいます。とはいえ、まだまだ続く下りに備え、雨もあがったのでここで雨具上下を脱ぎ身支度を整えます。
このコースで唯一ヘルメットをかぶろうかどうしようか迷ったところですが、上部に注意しながらさっと通り過ぎれば大丈夫と判断しました。(よく言えばメスナー方式、なんつって)
2019年09月28日 13:24撮影 by  402SH, SHARP
9/28 13:24
このコースで唯一ヘルメットをかぶろうかどうしようか迷ったところですが、上部に注意しながらさっと通り過ぎれば大丈夫と判断しました。(よく言えばメスナー方式、なんつって)
崩落個所。
2019年09月28日 13:25撮影 by  402SH, SHARP
9/28 13:25
崩落個所。
こういう木の階段がいっぱい。
2019年09月28日 14:07撮影 by  402SH, SHARP
9/28 14:07
こういう木の階段がいっぱい。
2019年09月28日 14:23撮影 by  402SH, SHARP
9/28 14:23
高山から降りてくると広葉樹林帯にホッとしますね。
2019年09月28日 14:25撮影 by  402SH, SHARP
9/28 14:25
高山から降りてくると広葉樹林帯にホッとしますね。
バスの車掌さんによると広河原山荘は2年がかりで別の場所に新築中だそうです。
下山した安心感から、またやってしまいました。登り口の道間違い。朝来た道なのに、キャンプ場の方にふらふら来ちゃった。(恥)
2019年09月28日 14:37撮影 by  402SH, SHARP
9/28 14:37
バスの車掌さんによると広河原山荘は2年がかりで別の場所に新築中だそうです。
下山した安心感から、またやってしまいました。登り口の道間違い。朝来た道なのに、キャンプ場の方にふらふら来ちゃった。(恥)
吊り橋まで戻ってきました〜。
2019年09月28日 14:38撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 14:38
吊り橋まで戻ってきました〜。
芦安のバス停の時刻表
2019年09月28日 15:39撮影 by  402SH, SHARP
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9/28 15:39
芦安のバス停の時刻表

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ サポートタイツ ズボン 靴下 滑止付指先が出せる作業用手袋 タオルマフラー 背中用汗取りタオル 防寒着(ニット帽 マイクロフリース ウルトラライトダウン 保温用タイツ 薄手ウィンドブレーカー カッターシャツ 滑止付ニット手袋) 雨具上下 日よけ帽子 着替(下着上下 薄手靴下 ズボン) アイマスク 耳栓 袋型シーツ 歯間ブラシ ザック ザックカバー サブザック サコシュ 行動食・非常食(塩タブレット 栄養ゼリー2 バナナチップスチョコ モチモチくるみパン 魚肉ソーセージ2 皮むきカットリンゴ 燻製ゆで卵2) 飲料(水1.5ℓ) ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット(カットバン2種 包帯 ミニ鋏) 常備薬(風邪薬 頭痛薬 下痢止 アレルギー薬 胃薬 ムヒ 入眠剤) 日焼止 ビニールテープ ロールペーパー ウエットティッシュ テッシュ 保険証(コピー) スマホ 2本ストック ヘルメット アルミシート 熊鈴 ココヘリビーコン
備考 小屋泊と秋の天候急変を想定しての装備だったので、結果的に使用しなかったものが多かったです。
<今回使用しなかった装備(不要という意味ではありません)>
ニット帽,マイクロフリース,ウルトラライトダウン,保温用タイツ,薄手ウィンドブレーカー,ファーストエイドキット,常備薬,筆記用具,着替,ロールペーパー, コンパス, 笛, ヘッドランプ, ヘルメット,アルミシート, 熊鈴
この時期の3,000mクラスの山は初めて※だったので、服装は最後まで悩みました。特にズボンとストック。上着類はレイヤードとして複数種類を持ち歩くことに抵抗はないのですが、ズボン類を何着も持っていくのはどうなんだ、という意識があって。薄手の速乾性にするか、防寒を考えて厚手にするか…。サポートタイツは案外汗抜けも良いしゴアテックスのレインウェアもあるし、本当に寒くなったら一枚保温タイツを履けばなんとかなるかと(直前に行ったアウトドアショップの店員の方にも相談した結果)薄手ズボンに決めました。ストックは使う局面と使わない局面が交互に現れるような場合は、2本ストックは結構邪魔になるけど推進力になるし長い急下りには膝への負担が格段に違うし…。1本ストックにするか2本ストックにするか、コースを検討した結果、ストックが邪魔になる局面は一部のみと判断し2本ストックに決めました。結果として日帰りになったのでスピーディに下山するのに役立ちました。(ただ、丸太の階段があんなにあるとは思わず、正直少し邪魔だったかな。)
 ※「この時期の3,000mクラスの山は初めて」と書きましたが、帰宅後に過去の記録を調べてみたら1996年9月28・29日の1泊2日小屋泊で鳳凰三山に行っているではありませんか。その時はまだサポートタイツやユニクロの安価なダウンなどはこの世になく、あるのはキネシオテープと重いマウンテンパーカ。(フリースはありました。アウトドア屋にしかなく高価でしたが。)当時の服装はクロカンスキーにも使えるような厚手のトレッキングパンツ、面倒くさい手続きを経て個人輸入(アマゾンもなかった)したL.L.Beanの重い秋冬用マウンテンパーカ、オーロン製のカッターシャツ、フリース帽、というラインナップ。それに当時はストック持って山歩きなんて中高年でもしてませんでしたね。(ちなみにカッターシャツは今回も持っていき北岳登頂時に着てました。他のもデザインがダサくなっても現役で着ています。だって傷まないんだもん。でも、靴は見かけで判断しちゃいけませんね、経年劣化してますもんね。)

感想

お盆に計画した新宿発の深夜バスを使った北岳・間ノ岳縦走を台風で出発当日に断念し、今度こそと意気込んだ今回。とはいえ、28日はなんとか持ちそうでも29日は登山目安がAとCをいったりきたり。それで下記のスタンダードな2コースのどれにするか悩みに悩み。(ちなみに2は1997.8.2・3にたどったコースです。)
(1)
1日目:広河原→八本歯のコル→北岳山荘
2日目:北岳山荘→間ノ岳→北岳→肩ノ小屋→白根御池小屋→広河原
(2)
1日目:広河原→大樺沢二俣→右俣コース→肩ノ小屋→北岳→北岳山荘
2日目:北岳山荘→間ノ岳→八本歯のコル→広河原
晴天に恵まれ8月の百花繚乱の花畑を楽しむなら(2)がベストだと思うのですが、今回は花は終わりかけ天候もイマイチぱっとせず。ならば(1)のコースで登録しておき、広河原で曇っているなら日帰りも視野に入れ行きと帰りを逆転させる。なぜ逆転させるかというともし天候不順を理由に日帰りするなら行でコースを把握したルートをピストンするのがベスト。しかし天候不順時に八本歯のコルを往復したくない。御池小屋経由であれば急登ながら自助努力でタイムは稼げるし。ある方のブログには日帰りの最適ルートとして推奨していました。(それに歩いても歩いても高度を稼げない沢沿いルートは実は苦手なんです。やはり1997年に登った甲武信岳が千曲川の源流をたどるコースでトラウマになっているのです。)
ということで(1)で計画して、広河原で逆に行くことに決めましたが、この時点ではまだ小屋に1泊し間ノ岳までいく色気があり、フル装備で出発したのでした。しかし結局肩ノ小屋で日帰りに決めサブザックで北岳に登頂した、という次第です。確かに曇っていたし山頂はガスだし小雨も降ったしではありましたが、暑くも寒くもなく風も弱いしで歩くことに特化して考えれば「A」評価はそれなりに正しかったのだと今では思います。
山を再開して初めての3000m超の山だったので高山病が心配で前日から喉が渇いていなくても水分を摂るように心がけ行きのバスでも水分を多めに摂りました。登山中もハイドレーションで小まめに水分を摂取するようにしましたが、下山途中から頭痛の気配がして深呼吸しながら歩いたのが良かったのか、いつの間にか気にならなくなり無事に帰宅できました。
(おまけ)
北岳が舞台の高村薫の直木賞受賞作「マークスの山」、読み返してみたくなりました。私が読んだ時期は1993年当時のハードカバー刊行直後だったのですが、文庫版は著者によりかなり改稿されている(一部登場人物のキャラクター設定も変わっているよう)なので、今度は文庫版かな。

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コメント

こんばんは
beyondnm様
フォローありがとうございます。

私は北岳(だけではなくアルプス関係はほとんど)には登ったことがないので、日帰りができるとは知りませんでした。
北岳の山小屋泊はイワシの缶詰状態で、他人の足の匂いを嗅ぎながら寝たという話を聞いていました。
人混みが苦手な私でも日帰りができるなら行ってみようかなと思います。もし登る機会があれば参考にさせて頂きます。レコのアップありがとうございました。

akiyamasanpo
2019/10/1 0:22
Re: こんばんは
おはようございます。コメントありがとうございます。22年前に北岳に登った時に早朝出発なら日帰り可能かも?と思ったことはありました。が、久しぶりに山歩きを再開してからは、当時はマイカーで広河原までいくことができ今とは事情が違うし体力も確実に衰えているので考えたこともありませんでした。それが、事前調査しているうちに案外日帰りなさっている記録を拝見し、エスケープ案として念頭に置くようになりました。akiyamasanpoさんがおっしゃるように一番のネックはやはり週末の山小屋の激こみぶりを聞いていたことでした。でもせっかくの3000m級の山ですからなんといっても縦走が楽しいですよね。そして朝焼けの山並みを拝みたい!今度機会があったらゆっくり時間をかけて歩きたいと願っております。
2019/10/1 5:23
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