嶽温泉から津軽富士へ

2019年09月30日(月) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,164m
• 下り: 1,159m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:34

8:57 嶽コース登山口
9:05 9:06 羽黒温泉分岐
9:17 9:17 湯の沢分岐
9:36 9:36 巨木の森分岐
10:41 10:49 岩木山八合目駐車場
11:18 11:20 岩木山九合目分岐
11:25 11:25 鳳鳴ヒュッテ
11:38 11:39 長平登山道分岐
11:51 11:55 岩木山
12:07 12:34 岩木山山頂避難小屋
12:37 12:44 岩木山
12:50 12:51 長平登山道分岐
12:58 12:59 鳳鳴ヒュッテ
13:05 13:06 岩木山九合目分岐
13:27 13:28 岩木山八合目駐車場
14:03 14:04 巨木の森分岐
14:15 14:16 湯の沢分岐
14:24 14:24 羽黒温泉分岐
14:29 14:30 嶽温泉神社
14:31 ゴール地点

天候

晴れ　季節外れの暑さ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●黒石温泉の宿から嶽温泉まで自家用車、所要時間は約1時間。※弘前市内の通勤ラッシュに巻き込まれています。

●嶽温泉登山口横の駐車場は、ありませんでした。あったと思われるところは、山のホテルの従業員駐車場との立て札が有り、入場出来ませんでした。
それでも、山のホテルの方に問い合わせると、ホテルの駐車場を利用して良いとの許可が得られました。ありがとうございました。

コース状況／危険箇所等

●登山口から山頂まで2時間の道標まで
　　ブナ林の気持ちの良い、なだらかな登りとなります。ただし、登山道は粘土質のため、大変滑りやすくなっています。

●2時間の道標から八合目駐車場まで
　　厳しい登りとなります。特に八合目直前は、段差のある登りとなり足を使います。所々石や根っ子が露出しています。

●八合目駐車場
　　売店があり、飲み物、カップラーメンが購入出来ます。

●八合目駐車場から九合目
　　駐車場からは、リフト横が登山口となります。登山口表示は一切ありません。

●九合目から山頂
　　角度のある厳しいゴーロ帯の登りとなります。リフト下車の登山客が合流するため、落石やすれ違いにも神経を使います。
　　

写真

9/30 8:28

おはようございます。二日目の朝、今日は津軽富士に登ります。
天気は上々です。お昼まで持てば、頂上から良い景色が見られるはずです。
車窓からは、ほぼ前方に津軽富士の雄姿が見られます。
市街地の外れで、車を停め撮影しました。

9/30 9:00

嶽温泉に到着しました。
軽トラの有る所が駐車場のはずですが、「ホテル従業員駐車場」の表示があり、ロープも張られ、入場できません。
稲荷様の鳥居の横に登山ポストもあります。

9/30 9:01

ホテル関係者の方にお聞きすると、登山者用の駐車場は「ない」との事です。しかし、ご親切にホテルの駐車場をお借り出来ました。感謝。
画像では良くわかりませんが、急傾斜の駐車場です。タイヤ止めは必須です。

9/30 9:06

朝九時ですが、既に気温は25度。暑い。
今日は、再び黒石温泉箔なので、遅いスタートにしてしまったのが悔やまれます。稲荷様の鳥居をくぐり出発です。

9/30 9:09

緩やかな登山道を歩いています。種類は少ないですが、花が楽しめます。
アキノキリンソウ

9/30 9:10

ノコンギク

9/30 9:11

ミヤマトウキ

9/30 9:22

足元が滑るようになってきました。

9/30 9:32

立派なブナ林が現れました。このコースは、岩木山の中でも、最も紅葉が素晴らしいと予習してきましたが、600m付近ではまだ夏の装いです。深田久弥さんもこのコースから登ったんですね。

9/30 9:43

山頂までは、まだたっぷりありそうです。
この標識が出る度に、斜度が厳しくなりました。

9/30 9:47

左右に覆い被さる様な笹が綺麗に刈り取られています。
地元の皆様、ありがとうございます。しかも、刈り跡を通れば滑りません。感謝です。

9/30 9:48

ブナの横からキノコが。

9/30 9:51

ヒヨドリバナ

9/30 10:32

八合目が近づき、徐々に開けて来ました。
そして紅葉も始まっています。ここは標高約1000mです。
物凄い汗の量です。九十九折れは無く、真っ直ぐに登っています。

9/30 10:39

鳥海山が見えました。まだ岩木山山頂は見えません。

9/30 10:44

黒いキノコです。シイタケ位の大きさです。名前はわかりません。

9/30 10:47

ヤマハハコ

9/30 10:48

八合目の駐車場に到着。リフト乗り場の裏側に出ました。

9/30 10:49

ゲンノショウコ

9/30 10:50

登って来た方向を振り返ると、紅葉が綺麗でした。

9/30 10:50

アオモリアザミ

9/30 10:50

下界も見えました。しかし、雲が多くなって来ました。
出発時間が遅かったですね。

9/30 10:53

そして、岩木山頂上にも雲が湧いています。
急ぎ頂上を目指したい所ですが、既に持参したペットボトル1.5リットルを飲んでしまいました。売店で1リットルを追加購入。
標高が上がっても、まったく涼しくありません。

9/30 10:59

リフト発電室横に山頂への登山道が有ります。表示は特に有りません。
再び登りだすと、白い花。シロツメクサでした。

9/30 11:00

ミネアザミ

9/30 11:05

隣の尾根の紅葉も綺麗ですね。

9/30 11:22

ヤマアジサイ

9/30 11:24

山頂がはっきり見え始めました。たくさんの人が登っています。

9/30 11:28

九合目に到着。リフトを降りたハイカーが合流し、登りも下りも賑やかになって来ました。

9/30 11:29

眼下には八合目駐車場

9/30 11:29

ここからは岩登りです。ここで立ち往生している軽装備の女性ハイカーもいらっしゃいました。ロープは、進入禁止用です。
補助ではありません。

9/30 11:32

もう二回、急な岩登りがあるようです。

9/30 11:56

山頂到着。混んでいます。しかし、暑かった。九合目からは直射日光も有り、夏山の低山ハイクの感覚です。
頂上は、岩がゴロゴロしており、歩くのに注意が必要です。360度視界を遮るものは有りませんが、西南方向から次々と雲がやって来ます。

9/30 11:57

南東斜面の紅葉

9/30 11:57

東斜面の紅葉

9/30 11:58

独立峰の岩木山。下のゴルフ場や街並みも見えますが、土地勘が無い事もあり、地理が良くわかりません。

9/30 11:58

北東斜面

9/30 12:16

この高感度です。近視＋乱視で遠くは良く見えません。
下北半島や北海道も見られるようですが、残念。

9/30 12:11

北に続く尾根

9/30 12:12

平らな場所を探すうちに、避難小屋の裏手に来ました。
日本海が何とか見えます。ここで昼食にします。

9/30 12:16

街並みと海

9/30 12:28

雄大な景色を眺めながら、チョコとコーヒー。至福の時です。

9/30 12:40

山頂には立派なトイレも有りました。

9/30 12:43

南側の斜面

9/30 12:46

下山します。三沢からお越しの男性ハイカーに撮影頂きました。
帰りは嶽温泉登山口までほぼ一緒に歩かさせて頂きました。
ありがとうございました。

9/30 12:55

ミヤマキンバイ

9/30 13:01

振り返って山頂

9/30 13:03

眼下には火口と鳳鳴ヒュッテ、リフト乗り場

9/30 13:09

9/30 13:12

火口周辺の荒々しい岩

9/30 13:34

駐車場まで下りて来ました

9/30 13:36

山頂　最後の一枚

9/30 13:36

わかりずらい登山口です。表示は一切有りません。

9/30 14:16

快適に下り

9/30 9:04

無事到着

9/30 18:36

明日は、八甲田山に登ります。地酒で乾杯。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ マグカップ バーナー

感想

puku-f

昨日の八幡平は、少し残念でした。そして、いよいよ青森の二山に登ります。
その初日、出発時間が遅かったために、最善の眺望を逃したことは、反省ですが、独立峰の津軽富士は、美しいブナ林有り、ガレ場、岩場、そして火山の荒々しさも有り、なかなか変化に富んだ山でした。駐車場の世話を頂いた方、山頂での撮影から下山までお世話下さった方、人情味のある方々との出合いが特に印象的でした。