西穂高岳&赤岩岳…鍋平から旧ボッカ道
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,977m
- 下り
- 1,977m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:25
天候 | 快晴 微風 16℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧ボッカ道は笹や草が伸びていて、踏み跡が不明瞭なとこと多数。踏み跡や赤テープはありますが、ルーファイ力やGPSなどは必要です。 独標〜西穂は三点支持での登攀ルート。ヘルメットは必須です。 西穂蚊ら赤岩岳は、岩・ガレの危険な破線ルートなので経験者向け。 |
写真
感想
穂高連峰で未踏の西穂高岳に登ってきました。西穂高岳へはRWを利用するのが一般的ですが、それではチト物足りない。ならば、RWを使わず旧ボッカ道を歩いて日帰りすることにしました。
旧ボッカ道は廃道の破線道ですが、踏み跡はあります。ただ、9月下旬ともなると笹や枝葉が伸び、踏み跡が見えなかったり、藪漕ぎありなどでルーファイ力や気力・体力が必要です。そんな場所にも、篤志家の方々がロープを設置してくださっていて、本当に助かりました。
西穂高山荘までの登山道および丸山までは普通の登山道。独標手前からは三点支持や落石注意の登山道で、ここから先はヘルメット装着率はほぼ100%でした。
時間があったので、西穂高岳から先へ行ってみましたが、破線道としては日本最高難易度の登山道で、すぐ近くの赤岩岳まで25分近くかかってしまいました。鎖などは整備されていますが、西穂までの登山道とは全く異質の登山道です。
自分は、西穂〜ジャンダルム〜奥穂の縦走路は歩いていませんが、今回、一部を歩いてみて自分的にはトキメかない登山道だと感じました。岩場や鎖場は基本的に好きなのですが、ここは身の危険を感じましたが魅力は感じませんでした。
白馬2号雪渓や飯豊連峰・本石転び沢の55〜60度の急斜面のスキー滑走には不安を感じませんでしたが、ここの縦走には不安を感じました。山スキーでは、滑落した際にダブルウイペッドやスキーエッジなど滑落停止の手段は担保されています。
ただ、西穂〜奥穂の破線ルートではロープで確保しない限り、滑落したら止める手段はほぼありません。自分としてはそこに不安を感じました。
余談ですが、奥穂〜西穂のCTは10時間なので途中のトイレは仕方ないと思います。ただ、使用したペーパーがあちこちに散乱していたのには辟易しました。ペーパーは持ち帰るか、それが無理なら穴を掘って埋めるかなどの配慮が必要だと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する