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Yamareco

記録ID: 2050245
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 〜 秋色の溢れる位ヶ原、眩しいまでの紅葉を歩く

2019年10月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
おーちく その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:52
距離
10.8km
登り
487m
下り
1,382m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
0:59
合計
7:40
8:58
8:59
16
9:15
9:15
38
9:53
9:53
12
10:05
10:17
6
10:23
10:31
41
11:12
11:16
19
11:35
11:39
144
14:03
14:16
15
14:31
14:37
58
15:35
15:35
22
15:57
16:08
15
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
※ 乗鞍岳から三本滝まで自力で下山予定なので、三本滝レストハウスを起点とした。畳平への往復ならバス始発の乗鞍岳観光センターが便利。
※ バス利用を予定していたが、ちょうど畳平から下って来たタクシーがあったので乗せてもらった。

駐車場;三本滝レストハウス(50台程度,無料)
タクシー;三本滝→畳平バスターミナル:メーター¥6200+保全税¥600

(参考:バス)
http://norikura-bus.com/timetable/nagano/
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にない。
エコーラインの車道を歩く時はバス、タクシーだけでなく、自転車にも注意。
※ あまり車が来ないからと言って、道路の真ん中を歩くのは避けましょう。
山頂から三本滝まで自力で下る計画なので、乗鞍高原観光センターは素通りして、エコーラインで三本滝まで上がります。途中、乗鞍岳を望んで。上の方はしっかり紅葉しているようで楽しみ。
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山頂から三本滝まで自力で下る計画なので、乗鞍高原観光センターは素通りして、エコーラインで三本滝まで上がります。途中、乗鞍岳を望んで。上の方はしっかり紅葉しているようで楽しみ。
三本滝のレストハウス前から上はマイカー規制。8:15のバスを予定していたけど、タイミング良くタクシーが下って来たので、乗せてもらいます。
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三本滝のレストハウス前から上はマイカー規制。8:15のバスを予定していたけど、タイミング良くタクシーが下って来たので、乗せてもらいます。
車窓より、エコーラインの紅葉。この中を歩くのが楽しみです。
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車窓より、エコーラインの紅葉。この中を歩くのが楽しみです。
労せずに標高2700mの畳平に到着。
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労せずに標高2700mの畳平に到着。
乗鞍岳の頂上・剣ヶ峰を目指して出発します。早速、火山らしい風景が広がっています。
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乗鞍岳の頂上・剣ヶ峰を目指して出発します。早速、火山らしい風景が広がっています。
夏はお花畑になる畳平。今は草紅葉がきれいです。
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夏はお花畑になる畳平。今は草紅葉がきれいです。
乗鞍はいくつものピークがあるけど、今回の主目的は紅葉なので、サクッと最高峰の剣ヶ峰を目指します。
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乗鞍はいくつものピークがあるけど、今回の主目的は紅葉なので、サクッと最高峰の剣ヶ峰を目指します。
眼下には紅葉の森。
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眼下には紅葉の森。
肩ノ小屋までは車も通れる砂利道を進みます。
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肩ノ小屋までは車も通れる砂利道を進みます。
小さな池は不消ヶ池。いかにも火山ぽい地形ですね。
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小さな池は不消ヶ池。いかにも火山ぽい地形ですね。
摩利支天岳を回り込むと大きく剣ヶ峰が見えて来ます。
摩利支天岳を回り込むと大きく剣ヶ峰が見えて来ます。
見下ろす左手には紅葉を縫うようにエコーライン。たくさんのカメラマンや観光客が見えます。
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見下ろす左手には紅葉を縫うようにエコーライン。たくさんのカメラマンや観光客が見えます。
どっしり風格のある剣ヶ峰。
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どっしり風格のある剣ヶ峰。
疲れる間もなく肩ノ小屋に到着。
疲れる間もなく肩ノ小屋に到着。
剣ヶ峰口からはちょっと急な登りになります。ここからの風景、積雪期に登って来た時のことを鮮明に思い出しました。
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剣ヶ峰口からはちょっと急な登りになります。ここからの風景、積雪期に登って来た時のことを鮮明に思い出しました。
正面に見える朝日岳は左側から巻いて行きます。
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正面に見える朝日岳は左側から巻いて行きます。
高度が上がって来ると、背後には穂高と槍ヶ岳が。
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高度が上がって来ると、背後には穂高と槍ヶ岳が。
眼下ではハイマツと紅葉のコントラストが最高です。
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眼下ではハイマツと紅葉のコントラストが最高です。
蚕玉岳あたりまで来るとハイマツもなくなって、荒涼とした風景に。
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蚕玉岳あたりまで来るとハイマツもなくなって、荒涼とした風景に。
カルデラ湖の権現池。ちょっと「君の名は。」を思い出しました。ここだけすごい風が吹いていました。
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カルデラ湖の権現池。ちょっと「君の名は。」を思い出しました。ここだけすごい風が吹いていました。
振り返れば深く北アルプスの峰々が連なっています。スタートから1時間でこの風景が見られるなら、乗鞍岳が人気なのも納得。
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振り返れば深く北アルプスの峰々が連なっています。スタートから1時間でこの風景が見られるなら、乗鞍岳が人気なのも納得。
位ヶ原の紅葉の中を何台もバスが登って来ます。
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位ヶ原の紅葉の中を何台もバスが登って来ます。
蚕玉岳から山頂の剣ヶ峰までは、もうひと登り。
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蚕玉岳から山頂の剣ヶ峰までは、もうひと登り。
下界は雲海で覆われていますね。写真だと分かりづらいですが、雲の上には白山も見えていました。
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下界は雲海で覆われていますね。写真だと分かりづらいですが、雲の上には白山も見えていました。
乗鞍本宮のお社が建つ山頂までもう少し。
乗鞍本宮のお社が建つ山頂までもう少し。
スタートから1時間20分であっさり乗鞍岳最高峰・剣ヶ峰に到着。すごい人で山頂標識はちゃんと撮れず。
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スタートから1時間20分であっさり乗鞍岳最高峰・剣ヶ峰に到着。すごい人で山頂標識はちゃんと撮れず。
大日岳(奥の院)と背後に均等の取れた御嶽山。
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大日岳(奥の院)と背後に均等の取れた御嶽山。
北アルプス方面の大眺望。
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北アルプス方面の大眺望。
権現池と雲海。
山頂は混んでいるので、あまり長居せずに、今回の山行のメイン、位ヶ原の紅葉に向かいます。
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山頂は混んでいるので、あまり長居せずに、今回の山行のメイン、位ヶ原の紅葉に向かいます。
朝日岳は登頂禁止かな? ちゃんと確認しなかったけど、登っている人はいませんでした。
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朝日岳は登頂禁止かな? ちゃんと確認しなかったけど、登っている人はいませんでした。
正面にコロナ観測所の白いドームが目立つ摩利支天岳を眺めながら。
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正面にコロナ観測所の白いドームが目立つ摩利支天岳を眺めながら。
肩ノ小屋まで戻って来ました。
肩ノ小屋まで戻って来ました。
今回もてるてる坊主たちのおかげ?で、しっかり晴れてくれました。
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今回もてるてる坊主たちのおかげ?で、しっかり晴れてくれました。
小屋から肩ノ小屋口に下ります。ここからは登山者が一気にいなくなり、静かな乗鞍岳を楽しむことができました。
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小屋から肩ノ小屋口に下ります。ここからは登山者が一気にいなくなり、静かな乗鞍岳を楽しむことができました。
ここから見上げる剣ヶ峰はなかなかの格好良さです。
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ここから見上げる剣ヶ峰はなかなかの格好良さです。
肩ノ小屋口に向けて高度を下げていくと、徐々に色付いた葉っぱが見られるように。
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肩ノ小屋口に向けて高度を下げていくと、徐々に色付いた葉っぱが見られるように。
真っ赤なウラシマツツジ。
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真っ赤なウラシマツツジ。
ハイマツの中、斜面に沿うように点在するナナカマドがきれいです。
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ハイマツの中、斜面に沿うように点在するナナカマドがきれいです。
肩ノ小屋口から見上げた紅葉。
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肩ノ小屋口から見上げた紅葉。
今回は初号機のてるてる坊主も参戦。
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今回は初号機のてるてる坊主も参戦。
ここの紅葉のボリューム感はすごい。逆光なのが惜しいですが、黄色と赤色のコントラストがいい感じ。同じナナカマドなのに、ここまで色が違うのが不思議ですね。
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ここの紅葉のボリューム感はすごい。逆光なのが惜しいですが、黄色と赤色のコントラストがいい感じ。同じナナカマドなのに、ここまで色が違うのが不思議ですね。
肩ノ小屋口からは沢に沿って位ヶ原に下ります。入り口から期待感大。
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肩ノ小屋口からは沢に沿って位ヶ原に下ります。入り口から期待感大。
沢の両側に鮮やかな紅葉が続きます。
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沢の両側に鮮やかな紅葉が続きます。
紅葉は時期的にもベスト。もう笑顔が止まらないです。
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紅葉は時期的にもベスト。もう笑顔が止まらないです。
真っ赤に染まった何かの葉っぱがきれい。
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真っ赤に染まった何かの葉っぱがきれい。
ここは庭園のようで、とにかく美しい空間でした。
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ここは庭園のようで、とにかく美しい空間でした。
秋に陽に輝くナナカマド。
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秋に陽に輝くナナカマド。
ここは赤とオレンジの波。
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ここは赤とオレンジの波。
ずっと水音を聞きながらの山歩で、めちゃくちゃ癒やされました。
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ずっと水音を聞きながらの山歩で、めちゃくちゃ癒やされました。
ナナカマドの紅葉と乗鞍岳。
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ナナカマドの紅葉と乗鞍岳。
少し広くなった場所で紅葉を眺めながらランチ。山友1の作った親子丼。
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少し広くなった場所で紅葉を眺めながらランチ。山友1の作った親子丼。
山友2は明太子を使ったバゲットのオープンサンド。
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山友2は明太子を使ったバゲットのオープンサンド。
自分はジェノベーゼのパスタです。最高の風景の中、なかなか贅沢なランチタイムとなりました。
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自分はジェノベーゼのパスタです。最高の風景の中、なかなか贅沢なランチタイムとなりました。
傍らにはチングルマの葉の紅葉。
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傍らにはチングルマの葉の紅葉。
ランチの後は再び位ヶ原に向けて下り始めます。
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ランチの後は再び位ヶ原に向けて下り始めます。
車道と出合ったところのナナカマド。行きに乗ったタクシーの運転手さんオススメのポイントでした。
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車道と出合ったところのナナカマド。行きに乗ったタクシーの運転手さんオススメのポイントでした。
まだ淡い色付きのナナカマドに真っ赤な実が映えます。
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まだ淡い色付きのナナカマドに真っ赤な実が映えます。
ちょっとてるてる坊主たちで遊んでみたり。
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ちょっとてるてる坊主たちで遊んでみたり。
まだまだ続く紅葉ロード。
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まだまだ続く紅葉ロード。
見上げたナナカマドと青空。
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見上げたナナカマドと青空。
不意に視界が大きく開けて、そこで目に飛び込んできたのは、一面が黄色に染まった斜面。これはすごい。
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不意に視界が大きく開けて、そこで目に飛び込んできたのは、一面が黄色に染まった斜面。これはすごい。
ここが今回の山行のハイライト。赤色も混ざって、秋色の密度が半端なく高いです。
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ここが今回の山行のハイライト。赤色も混ざって、秋色の密度が半端なく高いです。
やばい、ちょっと心が震えます。
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やばい、ちょっと心が震えます。
そしてため息。色の鮮やかさで言ったら、生涯最高の紅葉だったかも。
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そしてため息。色の鮮やかさで言ったら、生涯最高の紅葉だったかも。
一枚一枚、噛みしめるようにシャッター切りました。
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一枚一枚、噛みしめるようにシャッター切りました。
眩しいまでの黄色の森に入って行きます。
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眩しいまでの黄色の森に入って行きます。
針葉樹の緑色とモザイク模様みたい。
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針葉樹の緑色とモザイク模様みたい。
青空に映える黄葉。
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青空に映える黄葉。
車道に出て位ヶ原山荘に向かいます。
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車道に出て位ヶ原山荘に向かいます。
位ヶ原山荘前のバス停ではそこそこ長い列ができていました。僕たちは三本滝まで自分で下ります。
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位ヶ原山荘前のバス停ではそこそこ長い列ができていました。僕たちは三本滝まで自分で下ります。
写真では道路の真ん中を歩いちゃってますが、結構自転車が下って来るので注意。
写真では道路の真ん中を歩いちゃってますが、結構自転車が下って来るので注意。
冷泉小屋(休業中)の前に、すごい勢いで湧いている泉。飲んでみると少し鉄っぽい味がしました。
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冷泉小屋(休業中)の前に、すごい勢いで湧いている泉。飲んでみると少し鉄っぽい味がしました。
三本滝が近づくと足元はフカフカの快適路。下り中心の山行とはいえ、疲れてきた足に優しいです。
三本滝が近づくと足元はフカフカの快適路。下り中心の山行とはいえ、疲れてきた足に優しいです。
三本滝手前の沢。
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三本滝手前の沢。
最後は三本滝を楽しんで、充実の紅葉山行はおしまい。
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最後は三本滝を楽しんで、充実の紅葉山行はおしまい。

感想

当初の山行計画は平瀬道で白山でしたが、大白川に至る県道白山公園線が工事で通行止めとのこと…。代案で乗鞍岳に行こうとなりました。結果は紅葉がベストのタイミングで大正解となりました。

代案となった時点でなんとなくお気楽モードになったので、畳平からサクッと剣ヶ峰に登り、三本滝まで下山しながら紅葉を楽しむルートを設定。三本滝でちょうど上から下って来たタクシーを掴まえることができました。エコーラインを登っていくと、なかなかすごい紅葉。運転手さんが観光案内してくれて、色々とおすすめの紅葉ポイントも教えてもらえました。

畳平はすでに2700m。あと300m登れば最高峰の剣ヶ峰に着いてしまいます。途中、穂高、槍ヶ岳や眼下の位ヶ原の紅葉を眺めながら、1時間半も掛からずに登頂。さすがに人が多いので、あまり長居せずに位ヶ原に向けて下ります。

肩ノ小屋を過ぎると登山客が一気に減り、静かな乗鞍岳に。肩ノ小屋からは沢に沿ってルートがあり、そこの紅葉がすごい。赤色、黄色が鮮やかで自然と笑顔になってしまいます。序盤はナナカマドの赤が中心。少しずつ色付きが異なり、それがコントラストになっていい感じ。後半は一転、斜面一面を覆うダケカンバの黄色。素直に感動しました。

三本滝まで歩くと、下山とは言えさすがに足が疲れましたが、最高の紅葉をじっくり、たっぷり楽しむことができました。

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