栂海新道から日本海へ (親不知から周回・小屋泊)
naotoo
体力度について
- GPS
- 19:39
- 距離
- 45.8km
- 登り
- 4,015m
- 下り
- 4,205m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 9:22
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:09
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:31
🔲 写真撮影枚数 1039枚
−−−−−−−−−−−−−−−
🔲 コースタイム比 (山と高原の地図との)
4日 (金)［休憩23分込み総比率］
小川温泉〜朝日小屋
標準10h20m→実際06h52m［66%］
5日 (土)［休憩44分込み総比率］
朝日小屋〜白鳥小屋
標準13h10m→実際08h09m［61%］
6日 (日)［休憩27分込み総比率］
白鳥小屋〜親不知
標準05h50m→実際04h31m［77%］
| 天候 | 🔲 10月4日 (金) [ 親不知→朝日小屋 ] 気温記録 20℃〜10℃ 晴れ間も見えたが、ほぼ雨の1日。風は強かったが「イブリ尾根」では樹林帯が守ってくれたので影響は軽度。「夕日ヶ原」でも普通に歩ける範囲の強風でした。しかし、午後になって大雪山と蓮華温泉から来られた人のお話では「稜線では立っていられなかった、やむをえず登山道を外れて榛松の中を進んだ」…と、エリアと時間帯で大きく変わった。 −−−−−−−−−−−−−−− 🔲 5日(土) [ 朝日小屋→白鳥小屋 ] 気温記録 10℃〜15℃ 晴天のスタート。徐々にガスに包まれて小雨が降り始める、昨日の雨の影響で泥が良く滑った。 −−−−−−−−−−−−−−− 🔲 6日(日) [ 白鳥小屋→親不知 ] 気温記録 10℃〜12℃ 大粒の雨が降り続き、登山道は川 (足首ほど) になっていて、泥が良く滑った。標高が低いエリアでも気温が低く、止まると寒さを感じた。 −−−−−−−−−−−−−−− ＊日の出 05:47／日の入り17:27 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
トイレ併設の駐車場 (15台) と反対側ににも (20台) ほどの駐車帯がある。栂海新道の起点となる海岸沿いへは駐車場奥から階段の遊歩道より下りられる。AM2:30到着 ガラガラでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
🔲 親不知〜小川温泉 [自転車 2h30m／24.4�� ] ナビはGoogle Map (歩行者)を利用。 トンネルの迂回路を案内してくれるが、数ヵ所あるトンネルでは注意喚起をしていても恐怖を感じる。 🔲 小川温泉〜北俣 [ 林道歩き／マイカー規制 ] タクシーは利用せず。平坦ではないので時間がかかるが、標準コースタイムは「盛っている」と感じる。熊の糞が多い。 🔲 北俣〜朝日小屋 樹林帯の急登が続く、他の登山者0人。 🔲 朝日小屋〜親不知 (栂海新道) アップダウンの多さが印象的。最も顕著だった「栂海山荘」から「白鳥小屋」では “ラクダのコブ” を感じた、下山だと思わない方が良い。他の登山者 (2日間で登り3人／降り1人)。 🔲 親不知駐車場〜日本海〜小川温泉 栂海新道の起点となる海岸沿いへは駐車場奥から階段の遊歩道より下りられる。車に荷物を置いてサンダルに履き替えて海へと向かう。駐車場に戻ってきたら「親不知観光ホテル」で入浴。その後、自転車の回収に小川温泉へ (約30分)。自宅が金沢方面だと帰り道に寄る感じになるのでスムーズだ。 🔲 栂海新道 (水の補給) まず 「黒岩平の水場」 で確保。白鳥小屋の近くにもあるが “足場が悪く枯れる事もある” そうなので、やや遠いが「黄蓮の水場」で、翌朝は「シキ割の水場」で確保、どちらも豊富に出ていた。水場の指導標は「黒岩平の水場」のみ確認が出来きなかった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 🔲 朝日小屋 (小屋泊) [ 1泊2食 10,800 円 ] 収容人数100人 お気に入りの山小屋。トイレ：ウォッシュレット／docomo：◎／水：無料／他の宿泊客：3名 [白馬から1名、蓮華から1名、連泊者1名／夕食・お弁当：ともに絶品／更衣室あり／ゴミ：ビール缶以外は購入した物でも持ち帰り方式／お土産：バンダナ (黒) が可愛らしいが完売。http://www.asahigoya.net/ 🔲 白鳥小屋 (避難小屋泊) [ 小屋2000 円 約25名／テント1000円 約6張り] 綺麗で可愛らしい避難小屋。トイレ：小屋から1分ほど／docomo：〇 (天候によって不可)／サンダル：有／他の宿泊客：1名(早朝、親不知から2名)。注意点：予約先は個人宅なので時間や言葉使いに配慮のこと。避難小屋なので寝具と食事類は持参のこと。利用料 (篤志金) として2,000円を料金箱に投入のこと。http://www.asahigoya.net/news/2014/07/n20140716a.html |
| その他周辺情報 | 🔲 親不知観光ホテル 駐車場に隣接した最も近いお風呂。浴場からは日本海が一望。靴洗い場も有り。https://www.oyasirazu.net/ |
写真
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AM06:07、霧の朝日小屋を出発！
AM 06:06、雨の白鳥小屋を出発！
装備
| MYアイテム |
naotoo
重量：-kg
|
|---|
感想
🔲 登山前日……
朝日小屋に予約の電話をした。天気予報では台風接近の日だったので、女将さんの「こんなこというのも、何だけどぉ…」 にヒヤリとしたが 「明日になってから“やっぱりキャンセル”にならない？」との心配だったのでホッとした。
その後も、登山道の注意点など詳細なアドバイスがあり、親切な対応に驚きつつも心強くなった。
🔲 10月4日 (金)
[ 親不知〜朝日小屋 ]
AM 3:00 雨の親不知の駐車場、小川温泉までは自転車移動。注意喚起は万全を期したつもりだったがトンネルでは心を削られた💧
街まで来ると安心したせいか大幅に道を間違えた「朝日小屋に遅れるわけにはいかないっ !! 」 汗が噴き出すほど必死に自転車をこいだ (笑)
AM 5:40 小川温泉に到着。ここからやっと歩ける、まだ林道だけど花と空が綺麗で飽きなかった、歩くのは楽しい。北俣からはやっと登山道。踏みしめる山の感触に心が踊る、歌いながら登った♪
悪天候の経験は少ないので景色が新鮮に感じた。雨風は辛いけど、暖かい乾燥室と夕飯の存在が心を強くしてくれた。
PM12:30 朝日小屋に到着。狙い通りの貸切状態！山奥深い小屋ほど悪天候の影響は強いそうだ。ノンビリと過ごして至福の夕飯へ。相席した人とのお話が楽しくて聴き入ってしまった。やはり “悪天候の山には面白い人が集まる” 僕が感じる山の法則。妻には「アナタもその一人だよ」と言われますが (笑)
🔲 10月5日 (土)
[ 朝日小屋〜白鳥小屋 ]
AM 5:30 女将さんに水場の詳細を教えて貰う時に、僕が 「山と高原の地図 (紙)」を忘れ、所持しているのが 「デジタル」 のみな事が知られてしまう(笑)💦
女将さんからも 「良くないねぇ」と言われ、僕も不安な事を伝えると、取り出した 「山と高原の地図」 を差しだされ 「これ、あげる」 …と、頂いてしまった💦 驚きと感謝で 「また来年！」と手を振って小屋を出発した。
静かな登山道、額に感じる澄んだ空気、吐く息が弾む。止まることなく登り続け、朝日岳で振り返る 「あはは」 絶景と昨日とのギャップに笑いが込み上げてしまった。
紅葉とアップダウンを越えて、貸切の白鳥小屋ではマイペースに過ごす。予想以上に酒が進んでしまい、もう1本もってくれば……と、少し後悔した (笑)
🔲 10月6日 (日)
[ 白鳥小屋〜親不知〜日本海 ]
AM 5:30 日本海へ！そう思うと大粒の雨でも気持ちが高揚した。登山道は川になっていた、靴の中の水浸しには苦しんだが 「栂海新道 登山口」 が見えたときの達成感は全てをひっくり返した。登山口で自撮りしようと試行錯誤していると、たまたま立ち寄った登山者さんに撮って貰えた、しばらく立ち話をした♪
海では波が強くて “タッチ” も“飛び込み”も出来なかったが、達成感から岩の上で仁王立！しばらく夢見心地だった。
🔲 登山が終わって……
悪天候には雨装備の改善を考えさせられました。色んな人や風景に出会えたことが楽しくて、知らないままだった「栂海新道の歴史」が気になっています。
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