お花めぐり八ヶ岳 硫黄岳〜横岳〜赤岳


- GPS
- 07:55
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,434m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
8:10 赤岳鉱泉 8:20
9:25 赤岩ノ頭
9:40 硫黄岳
10:55 横岳奥の院
11:50 赤岳展望荘 12:00
12:30 赤岳山頂
12:50 文三郎尾根分岐
13:20 行者小屋 13:50
15:00 美濃戸山荘
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘過ぎからの未舗装道は悪路なのでゆっくり慎重に。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸山荘〜赤岳鉱泉(北沢ルート) 堰堤広場までは車道になっており歩き易くウォーミングアップに最適。 その後は登山道らしくなり、何度か沢に架けられた木道や橋を進みます。 赤岳鉱泉〜硫黄岳 小屋正面の登山道から登り開始です。 ジョウゴ沢に架かる橋を過ぎるとジグザグの登りになります。 ハイマツ帯を越えると森林限界となり視界が開け、赤岩ノ頭は目前です。 硫黄岳〜地蔵ノ頭 硫黄岳山荘までは沢山のケルンに沿って下ります。 その先はゴツゴツした岩場が待っています。 台座の頭に始まり、奥の院から三叉峰、石尊峰、鉾岳、日ノ岳、二十三夜峰まで鎖やハシゴが連続しますが、さほど高度感はありませんのでゆっくり進めば問題ありません。 トラバース道を慎重に選び落石やスリップには注意です。 この間は高山植物の楽園です。 地蔵ノ頭〜赤岳 展望荘を過ぎてからはザレた急坂を登ります。 鎖が設置されているので利用したいところです。 小ピークを過ぎると赤岳頂上は目前、もうひと頑張り。 赤岳〜行者小屋(文三郎尾根) 文三郎尾根分岐までの下りは長い鎖が続きます。 その後は階段状に整備されているところと、ザレているところとあります。 ザレ場では石に足が滑りやすく勢いは付けづらい。 行者小屋〜美濃戸山荘 全体的に難なし 新たに堰堤を設ける工事が進んでおり、工事場を迂回する為の急ごしらえのルートはグッチョグチョでした。 そして山荘駐車場では朝にはいなかったアブが大発生! 少し車のドアを開けてる隙に侵入するので注意してください。 |
写真
感想
高山植物最盛期の八ヶ岳に行きたい!!
と、春からいろいろと計画を練っていました。
梅雨に入った事もあり、自分の休日と天気のタイミングが合わず1ヶ月以上ぶりの山行となりました。
今回の目的である高山植物のメインになるのはやはり横岳。
杣添尾根から登ろうと思っていましたが、せっかくの八ヶ岳だしもっと距離を歩きたい。
そういった想いから計画を練り直し今回のルートとなりました。
去年硫黄岳と赤岳はそれぞれ一度づつ登っており横岳は初めて。
硫黄岳までは青空が広がり気持ちよく登れました。
前回の硫黄岳は雨で視界ゼロの中でしたが、今回はリベンジ成功。
ここからの景色がこんなに素晴らしかったなんて! やっぱり晴れって最高!
なんて思った矢先に東西からモクモクとガスが発達中なんで、覚悟して進みます。
そして硫黄岳山荘を過ぎた直後に思わぬアクシデント発生!!
なんとシューズのかかと側のソールがベロリとはがれてしまいました(((╹д╹;)))
思えばこやつには沢山の負担を与えていました。
下りの時なんて勢いよく靴底のグリップに任せて思い切り踏ん張ったり。
ついに悲鳴をあげ、目に見える形で限界をアピールさせてしまってスマン。
しかしこのままではとてもじゃないけど歩けません。
応急手当が必要です。
慌てず、騒がず、こんな時の為のリペアキットは常備してますよ。
と言ってもキレイに泥を洗って瞬間接着剤で張り直しただけ。
超簡単ですが完璧にくっつきました。
今日一日、もう少し頑張ってくれよー!
その後は順調に歩く事ができ、楽しみにしていたお花畑エリアに突入。
登山雑誌やヤマレコで下調べをして、自分なりのイメージは持っていたのですが、
そこには想像を遥かに凌駕する花が咲き誇っていたのです。
花には甘い蜜に誘われた沢山の虫が、短い花期を逃さぬよう必死で仕事に励む微笑ましい光景も。
横岳に入ってからはガスってしまい、良い景色は見れませんでしたが、十分満足する事ができました。
横岳は台座ノ頭〜二十三夜峰まで鎖やハシゴの連続する難所ルートです。
事前情報に比べ、実際の危険度は低いのではないかと思いましたが、油断は禁物。
慎重に進みました。
赤岳の山頂では生憎の濃いガスに見舞われました。
前回の快晴とで一勝一敗ってところです。
この辺りから何だか頭痛が始まり、合わせて胃が気持ち悪くなってきました。
これはもしや高山病では?
頭がガンガンし、若干の吐き気。 認めたくありませんが間違いない。
富士山では経験ありますが八ヶ岳では初めてです(´Д` )
まぁ、後は下るだけです。 そのうち良くなるだろう。
行者小屋まで下ったところで昼食をとることに。
気持ち悪さは依然継続中でしたが、ここまでおにぎり一個と軽い行動食くらいしか食べていなかったので、ラーメンを食べました。
意外と食える。 さすがに空腹だったようです(;´з`)
その後標高が下がるに従って高山病の症状は和らいでいき無事ゴール!
予定より2時間も早くゴールしてしまったので、白州の甲斐駒ケ岳登山口に鎮座する駒ヶ岳神社へ寄り、近くの尾白の湯に入って帰りました。
露天風呂から見える八ヶ岳は、さっきまでかかっていた雲もすっかりなくなり、見事な山容を見せていたのでした。
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