幌尻岳
- GPS
- 11:53
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 3,884m
- 下り
- 3,912m
天候 | 7/6 晴れのち雨 7/7 晴れ (稜線には雲?) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
7/7 11時の予約をしたが、8:30のバスに間に合って乗車。 往復とも貸切バス! |
コース状況/ 危険箇所等 |
最大のポイントとなる徒渉は回数は15回よりも多かったものの、膝下だったので特に難しいところはなかった。前日に入った方は水が濁って中の状況が分からず、腰上まで入ったようだ。 |
写真
感想
雨竜沼湿原
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-206276.html
を歩き、奥は5日の飛行機で一足先に帰京。
これからが後半戦(本番)。
昼過ぎのフライトに送った後、激しい雨の中を不安を抱えつつ豊糠へと向かう。空港内でも落雷で瞬停があったが、美瑛辺りでは信号機が消えていた。それでも南富良野辺りで雨は止み、日高は大丈夫なのかなぁと期待と不安が入り交じった。
とよぬか山荘に着いたときは天気も回復し、話を聞くと増水もしていないらしい。そもそも例年なら水量の多いこの時期でも、8月後半並に平水が下がっているとのこと。
宿泊は別棟の小部屋で一人だそうだ。あとの皆さんは団体。18人,14人,12人。
他の人が着く前に先に風呂に入って、夕食のジンギスカンも先に頂く。小屋でもそうだが、団体さんばかりの中に入ってしまうと居所が無くなってしまう。
山荘の人も恐縮していたが、それはそれで仕方がないこと。個室にしてくれたので早朝発もご迷惑を最小限に抑えられる(感謝)。
6日は3時のバスを予約。本館のトイレに行こうと思っていたが、入口に鍵が掛かっていて入れない。今日の3時のバスは自分一人のため、誰も出てきていないらしい。別棟に戻るのも面倒なので、第1ゲートのトイレを利用することにした。
朝食のおにぎりは玄関外の冷蔵ケースに入っていた。
第1ゲートでおにぎりを食べ、トイレに行って身支度を調え、30分ほど時間を掛けてから出発。この頃は晴れ間も出ていて期待は高まるが、昨日のこともあるので午後には崩れると覚悟しておいた方が良さそう。実際にそうなってしまった。
第2ゲートの先で、前日の指示通り(熊の目撃情報があり、登山者に爆竹を渡している)に爆竹を鳴らした。取水口で水量を確認したが確かに少ない。大きな問題は無さそう。
高巻きやへつりを繰り返し、四ノ沢の手前で徒渉点に出た。徒渉棒が散見されるので間違いなさそう。沢靴に履き替えていよいよ徒渉スタート。さすがにフェルト底は安心感が違うね。15回を数えてそろそろかなと思ったが、地形的にもまだ小屋の辺りではないらしい。20回以上徒渉したと思うが、最後は良く分からなかった。記録写真で再確認が必要か。(往復とも写真は殆ど全部載せました、重複感がありますが、参考になれば幸いです)
ちなみに8:30のバスに乗るであろう人は10名足らずだったと思う。
慎重に・無事に徒渉を終え、幌尻山荘に着くと小屋番さんが一人で掃除をしていた。
靴を履き替え、サブに切り替え、メインザックは小屋下の収納場所に納めてピークへ。小屋番さんの話だと、ループコースの徒渉は登山靴でも出来そうだが、標準タイムで10時間以上なので、登りで時間短縮が出来ないようだと厳しいかもとのこと。9時出発なので、遅くとも12時山頂を目処とした。
荷が軽くなり、いつもよりは少し早めの感じで急登を登っていく。命の水はチェックが必要だと思っていたので、水を汲みながら昼食。リスタートして稜線に出る頃からいよいよ天気が怪しくなってきた。
花は綺麗なのだが、雨ではただピークを目指して登るしかない。予定通り12時に山頂に着いたが、何も見えない状況なので七つ沼カールも諦めてそのまま戻ることにする。
小屋には団体さんも到着していて、ごった返し。荷物は小屋下にしか置けないので、寝袋と食事の道具だけ持って小屋に入る。普段なら外で炊事の小屋なのだが、雨のため交代で小屋の炊事スペースを借りる。団体さんが先なので、沢で冷やして置いたロング缶2本とワインの小瓶を飲みながらノンビリやる。話し相手は私の他の唯一の単独者、昨日から連泊の浜松の76歳!男性。翌日も間に合わなかったが同じバスを目指していた。
夕方に若者3〜4名が到着したが、それ以外は60代以上と思える人達で私は若手だった(w
奥まったところを割り当てられたが、トイレに近く、人が出入りする度に臭いが気になった。まあ、そんなもんでも寝られれば大丈夫。
7日は2時前からゴソゴソ始まった。3時まではシュラフに残っていたが、殆ど寝ている人もいなさそうだったので起き出した。幸い、雨は止んでいる。
朝食のラーメンを作り、身支度をして明るくなった4時に出発。一度通っているルートだし、4時間半は掛からない。帰りもルート状況の写真を撮りながら進み、8時より前には第1ゲートに着いた。76歳の方はバスの時間までには着かず、次のバスになってしまった(無理はしないと言っていたので織り込み済みか)。
バスの中の記念Tシャツが気になって、結局とよぬか山荘で買ってしまった。
ここから次のトムラウシまでは距離があるが、ナビは高速を使わず、国道で行く最短経路を指示していた。
夕食や買い出しをする場所は清水町しかなく、行き過ぎてちょっと戻ったがスーパーで一通りのものは揃った。夕食は寿司!
温泉も考えたが、トムラウシを降りてから寄るので今日は登山口に急いだ。
次は最後のレコになる、トムラウシ岳。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-206480.html
firebolt さん
幌尻山荘って寝床は小屋の方が決めるんですね?シュラフはみなさん持参してますか?
帰りのシャトルバスなんですが、時間の変更って出来るんんですね?
爆竹、僕もどっかで購入しようかなぁ。
混雑具合に寄るとは思いますが、基本的にシーズンは定員まで予約が入っているはずなので、ドタキャンや徒渉できずに撤退するような状況でもなければ同じなのだと思います。団体(ツアーも)が多いので、単独だと調整的に使われそうですが、端の方にしてくれました。
ちなみにザックは小屋の下の置き場に置かされますので小屋中は寝具と少々の身の回りの物だけです。
たしか毛布は掛ける分まで無いので、基本的にシュラフ持参です。徒渉で濡らさないようにしっかりパッキングして下さい。
シャトルバスは空いていれば乗れます。皆さん、余裕を持った時間で予約されると思いますが、朝一以外で空きが出るのかどうかは分かりません。
爆竹、飛行機には乗せられないので、道内で売っているところを調べる必要がありますね。とよぬか山荘へ問い合わせてみても良いでしょう。
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