記録ID: 2082171
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無雪期ピークハント／縦走
伊豆・愛鷹
箒木山・天城山（伊豆大川駅〜片瀬白田駅）
2019年10月31日(木) [日帰り]
maychan2
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:43
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,828m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:42
6:36
0:00
26分
分岐（椿園2,6km標識）
7:02
7:08
20分
箒木山大川尾根入口
7:28
7:30
45分
三角点（標高483m）
8:15
8:20
35分
（休憩 標高795m付近）
9:22
9:25
42分
1,070m峰
10:07
0:00
17分
一号岩
13:15
13:20
22分
林道出合
13:42
0:00
13分
三角点（標高847m）
13:55
14:00
91分
天城ハイランド
15:31
15:35
30分
白田発電所
16:05
片瀬白田駅 ゴール！
| 天候 | 晴れ時々雲り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・箒木山大川尾根：尾根筋を外さずに歩く。檜林帯は尾根筋に林業関係者用の赤テープがある。尾根筋以外にも赤テープがあるので要注意。 ・箒木山〜万二郎岳：トラロープとテープ類がある。連続はしていないが、道は判明し易い。 ・万二郎岳〜小岳：天城縦走路で、登山路は整備され、標識類も多い。一部雨水により道が抉れた場所があるので注意。 ・小岳〜天城ハイランド（戸塚尾根）：尾根筋を外さずに歩く。黄色テープ等がある場所もあるが連続していない。広い尾根では、枝尾根を下ってしまわないように注意。 ・天城ハイランド〜白田発電所（戸塚尾根）：途中まで廃林道を下る。廃林道が途切れた後、尾根筋を下るが、倒木や間伐された木で歩きづらい箇所が多い。林業関係者用の赤テープは尾根筋を外れるので要注意。 |
写真
箒木山大川尾根入口への林道分岐。前回はここを曲がらずに真っ直ぐ行ってしまった。
林業関係者用？の赤テープが尾根筋にある。尾根筋以外にある赤テープは無視すること。間伐された木々が多く横たわり、ひじょうに歩き辛い。
箒木山に山頂標識が見当たらない。電波塔前に字の消えた標柱があったが、もしかしたらこれが山頂標識？
万三郎岳（右）と小岳(中央）。小岳から左に戸塚尾根。今日は小岳からあの戸塚尾根を下山する。
箒木山を後にして、万二郎岳へ向かう。箒木山第二峰？（中央）は、小高い丘。後に万二郎岳(右）へ。
箒木山第二峰から一旦下り、1,070m峰(右）に向かう。後に万二郎岳(左）。
1,070m峰から万二郎岳との鞍部まで下って行く。これから登る万二郎岳の東側斜面はひじょうに急だ。
ガマズミの実だろうか。確か食用可で酸味のある実だったと思うが、食する勇気はなかった。
万二郎岳山頂。伊豆大川駅からここまでのコースは二度目なので、楽な気持ちで登る事が出来た。ただ標高差は1,200m以上あったので、体力的にはキツかったが。
2
万二郎岳山頂。伊豆大川駅からここまでのコースは二度目なので、楽な気持ちで登る事が出来た。ただ標高差は1,200m以上あったので、体力的にはキツかったが。
万二郎岳で小休止後、万三郎岳(天城山）に向かう。下りの展望ポイント(岩場）から馬の背を望む。万三郎岳はこの左奥。
馬の背から遠笠山と天城高原ゴルフ場を望む。ゴルフ場からの声がここまで聞こえてくる。
石楠立から少し先のブナの木にキノコが。一つの大きさ(直径）が20cm程ある。大きいので30cm程あるものも。何のキノコだろうか？サルノコシカケにしては軟らかそうだ。
2
石楠立から少し先のブナの木にキノコが。一つの大きさ(直径）が20cm程ある。大きいので30cm程あるものも。何のキノコだろうか？サルノコシカケにしては軟らかそうだ。
群生するアマギシャクナゲを過ぎると万三郎岳の山頂は近い。今年はアマギシャクナゲの花を見にくるつもりであったが、結局来れなかった。来年かな？
万三郎岳山頂。5〜6人の登山者が賑やかに休憩中。ベンチに座り昼食休憩をとる。
片瀬峠から小岳への登る途中、振り返って万三郎岳(天城山）。東側斜面にはガスが湧いている。
この黄色テープが戸塚尾根への入口。但しこの先、テープ類はひじょうに少ないので、尾根筋を外さないよう注意が必要。
台風の影響か、倒れたブナの木。数は少ないが、ブナの大木も、倒れたり、折れたりしている。その姿が痛々しく、写真を撮れなかった。
尾根筋がはっきりしている場所は、安心して歩ける。尾根が広くなっている場所は、枝尾根に入り込まないよう、GPSで確認しながら歩く。
この崖を設置されたロープで降りた。降りた所が林道。標高1,000m辺りか。林道を横切り更に下る。
林道出合から下は、樹相ががらりと変わる。ブナの大木が姿を消し、人工林であろう檜林が目立つようになる。ここでも尾根筋を外さないように下って行く。
標高847mピークの三角点。急坂の下に家の屋根がいくつか見えてくる。家の屋根を目指して下って行く。
天城ハイランドの別荘地に出る。別荘地内の舗装路を進み、尾根筋にある廃林道を下る。廃林道が途切れた場所からは、尾根筋を頼りに下る。勿論踏み跡等目印は無し。
天城ハイランドの別荘地に出る。別荘地内の舗装路を進み、尾根筋にある廃林道を下る。廃林道が途切れた場所からは、尾根筋を頼りに下る。勿論踏み跡等目印は無し。
夥しい倒木が行く手を阻む。迂回しながら進むと、赤テープがあったのでそれを辿るが、尾根筋を離れ谷側を下りて行く。林業関係の赤テープか。尾根筋に戻り、仕方なく倒木を越えて行く。
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夥しい倒木が行く手を阻む。迂回しながら進むと、赤テープがあったのでそれを辿るが、尾根筋を離れ谷側を下りて行く。林業関係の赤テープか。尾根筋に戻り、仕方なく倒木を越えて行く。
白田の町中を3km程歩いてくる。国道を横切り白田川親水公園が見えてくるとゴールは近い。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
|
|---|
感想
今日は地元の天城山。
伊豆急 伊豆大川駅から、箒木山を経由して万二郎岳に登り、万三郎岳、小岳（戸塚山）を経由して片瀬白田駅まで下りて来るコース。
天城山稜線上や戸塚尾根のブナの原生林と黄葉を見るのが主たる目的だ。
標高差1,300m以上、歩行距離20km以上と、少しハードな歩きとなる。
箒木山大川尾根、戸塚尾根とも、登山者が殆んど入らないルートなので、10月の台風で倒木や崖崩れ等が起きていないかを心配していた。
確かに、台風の影響による倒木は見られたが、戸塚尾根の下部以外は、思ったよりは少なく、道を塞いで通行困難という事もなかったのは幸いであった。
また、崖崩れは1ヶ所見られたが、これも通行を阻むという状況ではなかった。
それより人工林(檜林）では、間伐された木々や枝で、ひじょうに歩きづらい場所が多かったように思う。特に戸塚尾根の天城ハイランドから白田発電所までのコースは、今回始めて歩いたのだが、檜林内では倒木や折れた枝で尾根筋を辿ることも大変であった。
またこの区間は、ひじょうに鹿が多く、立派な角を持つ雄鹿と2度も対峙してしまう等、突然の飛び出しでびっくりさせられる事が何度かあった。
もっとも、伊豆半島には熊がいないので、熊と対峙する心配が無いだけ、気分的には楽ではあるが。
天城山の稜線の紅葉はまだこれからの状態であったが、ブナとヒメシャラの混合林の黄葉は見る事が出来た。
ただ、ブナの木に付く葉が、いつもより少ないように感じた。足元に枯れ落ちている葉が多いので、台風で落葉してしまったのが多かったのかもしれない。
今日も安全に山歩きを楽しむ事が出来た。
ありがとうございます。
そして、天城を歩く度に思う、豊かな森をありがとう！
下山後は、電車での移動だったので、居酒屋に立ち寄って一杯。
最初に呑む生ビールが最高に美味しかった。
やっぱり、電車移動はいいね。。
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