甲武信ヶ岳（西沢渓谷→近丸新道→甲武信→千曲川源流→毛木平）

2019年11月04日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,521m
• 下り: 1,188m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:10

9:35 西沢渓谷入口バス停
9:50 9:50 近丸新道登山口
13:40 13:40 木賊山
14:00 14:00 甲武信小屋
14:15 15:00 甲武信ヶ岳
17:25 17:25 毛木平
17:45 ゴール地点

西沢渓谷入口935→近丸新道登山口950→ヌク沢徒渉1045→1150分岐1155→1255 2111m→1340木賊山→1400甲武信小屋→1415甲武信岳1500→1520千曲川源流→1610ナメ滝1615→1725毛木平→1745

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

塩山駅830（山梨交通）930西沢渓谷入口
大行列で増車されていました。

コース状況／危険箇所等

近丸新道は一部崩落も通行可。台風の影響は多少あるが危険というほどの箇所はなし。

写真

11/4 10:22

西沢渓谷バス停から少しのところにあるなれい沢橋のたもとに残る橋台。ヌク沢採石軌道のものでしょうか？

11/4 10:25

近丸新道の登山口。ここから登山開始します。

11/4 10:47

近丸新道を歩いているとレール跡が現れます。ヌク沢採石軌道の廃線跡です。珪石運搬に使用されていました。

11/4 10:57

登山道は崩壊している場所もあり、レールが宙に浮いていることもあります。

11/4 10:58

レールだけでなく枕木が残る場所もあります。

11/4 11:01

このヘロヘロのナローの線路跡がたまらないのです。

11/4 11:03

レールについた苔。時の流れを感じさせます。

11/4 11:04

レールは多くの場所で地中に埋まっています。ここでは1本のレールだけが地表に出ていていい感じにカーブを描いていました。

11/4 11:11

緑の森に落ち葉にレール跡。たまりません。

11/4 11:11

珪石を運んでいただろう鉱車が打ち捨てられていました。こんなのが走っていたと思うとワクワクします。

11/4 11:12

こんな沢を登山道は横切ります。軌道もこの沢を橋で渡っていたのでしょう。

11/4 11:14

軌道の終点の倉庫。ここで軌道跡探索は終了です。

11/4 11:22

ヌク沢を徒渉します。ここから木賊山までひたすらの直登です。

11/4 11:25

この日1番きれいだった紅葉。ヌク沢から分岐ぐらいまでが紅葉がキレイでした。

11/4 12:07

紅葉の向こうに黒金山。雲がかかっていました。

11/4 12:19

分岐を過ぎるとシャクナゲが目立ち始めます。

11/4 12:34

まずは当面の目標、木賊山ですが…まだまだ遠い…

11/4 13:54

木賊山の近くまで登り続けてようやく展望が開けてきました。左の黒金山には雲がかかりますが、右の国師ヶ岳はすっかり晴れてます。

11/4 13:54

富士山はこのガスの向こう…

11/4 13:55

ガスの合間に富士山をチラ見できました。

11/4 13:57

国師ヶ岳は中腹が紅葉していました。

11/4 14:12

針葉樹林の平坦道を行くと…

11/4 14:14

ようやく第一目標の木賊山に到着。でも木々に囲まれて展望はありません。

11/4 14:22

木賊山を下り始めると、ついに甲武信ヶ岳が見えてきました。かなりドッシリとしたピラミッドです。

11/4 14:23

甲武信ヶ岳の左側には北アルプス、さらに左には八ヶ岳が広がります。

11/4 14:23

甲武信のみぎには三宝山が続きます。

11/4 14:23

少し霞んで見える八ヶ岳。

11/4 14:32

左国師から右に金峰がつらなります。

11/4 14:32

鞍部近くまで下ってきて、甲武信を見上げます。またあんなに登るのか…

11/4 14:34

甲武信小屋から見上げる甲武信ヶ岳。

11/4 14:23

4時間半登り続けて甲武信ヶ岳山頂についに到着！しかしこの直前にカメラを落として壊してしまいました…。ここからは凹みながらiPadで撮影…

11/4 14:23

三宝山の左には浅間山です。

11/4 14:23

八ヶ岳が美しいです。

11/4 14:27

カメラが壊れたし、ヤケ酒です。それでもお酒を飲みながら山座同定していると気分がよくなってくるから不思議です。

11/4 14:34

彼方にみえるのは北アルプスの山並み…

11/4 14:39

甲武信ヶ岳山頂からの展望をパノラマで。

11/4 14:42

昼ご飯は豚角煮。お酒が進みます。

11/4 15:14

壊れた一眼で浅間山。なんだかにじんでます…

11/4 15:14

北アルプス、鹿島槍をアップで。鹿島槍は分かりやすくていいです。

11/4 15:23

千曲川源流。上流では一またぎできる程度の流れです。

11/4 15:47

下るにつれて千曲川源流の流れが広くなってきます。

11/4 16:12

ナメ滝。ここまで下ると千曲川源流は豪流になってきました。

撮影機器：

D5100 ニコン

iPad Wi-Fiモデル 64GB Apple

感想

manb

公共交通機関だけで甲武信岳…となると、なかなか時間的に厳しいです。
今回は始発の塩山駅発西沢渓谷行きに乗って、南から北へ甲武信岳を越えることにしました。

始発バスと言っても西沢渓谷着は9:30と遅めの時間に登山開始。
近丸新道=ヌク沢採石軌道の廃線跡に沿って登って行きます。
トロッコのレールや打ち捨てられた鉱車が現れるのが楽しいです。
中には崩落が進んでレールが宙に浮いている場所もありました。

トロッコの廃線跡から離れると後は展望のないきつい直登。
紅葉がキレイだなと思っていたら、シャクナゲの森、さらに針葉樹林へと変化します。
登っているうちに昼を過ぎ、午後になってしまいました。

木賊山が近づいて、ようやく展望が開けてきました。
国師、金峰、さらに遠くには雲の合間に富士山も…
さらに木賊山を過ぎると初めて甲武信岳が見えてきます。
遠くから見ると目立ちませんが、近くで仰ぎ見るとピラミダブルなピークが迫力があります。

そして4時間半以上かけてついに甲武信岳に到着！
しかしここで大失敗！カメラを落として壊してしまいました…凹む。
それでも北アルプスや浅間を遠望しつつ、お酒を飲み、レトルトの豚角煮を食べているといい気分になってきました。

下りは19時過ぎ梓山発のバスを目指しました。
千曲川は源流から下るにつれて水量がどんどん増えていきました。
最後は暗くなって不安になりながらも毛木平に到着。
車道に出るともう道を迷う心配がなく、ホッとしました。
やっぱり本当は日の短い秋ではなく、日の長い初夏にやるプランですね…

最後は梓山バス停に向かう途中、登山者の車に拾ってもらえて、楽に野辺山駅まで行けました。
本当にありがとうございました。