寄−コシバ沢−尊仏ノ土平−塔ノ岳−表尾根


- GPS
- 10:15
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,050m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ヤビツ峠バス停−秦野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コシバ沢は、倒木の先の右岸山腹に高巻く箇所を見落とさなければ問題ないと思います。 鍋割山から尊仏ノ土平への下りは踏み跡はしっかりしていますが、地形図を良く見て方向を間違えないようにしてください。 |
写真
尾根筋にはっきりと踏み跡があり、これなら間違いなしと思い、途中からコンパスもしまってしまいました。この場所が分岐から7分ですから、このあたりで北北東の尾根へ入ってしまったのでしょう。
感想
6:50新松田発寄行きのバスに乗るためには、6:50着の電車でも間に合うかと思案しましたが、これを逃すと次のバスはかなり遅くなってしまうので、余裕をもって一本早い電車で到着しました。日曜日で小雨気味の影響かもしれませんが、バスの乗客は私一人だけで、他の丹沢バス路線の混雑振りからは考えられません。やはりこのルートはマイナーなのかでしょうか。バスは定刻6:50きっかりに出発しましたので、6:50着の電車では間に合わないようです。
さて、今回の山行は、チャレンジしたとの思いから、マイナーな登山道を選定してみました。
寄から水源林管理所のゲートまでの車道でも、登山者らしい車に1台抜かれただけで、鍋割山までにあった登山者もこの車の方々だけと、静かな山道を楽しめました。
林道終点からは、寄沢を4回(確か)左岸・右岸と渡渉し、最後に左岸に渡ったところから沢筋を離れ鹿柵沿いの登山道となります。沢筋をトラバースし、ベンチを通り過ぎ尾根筋を過ぎるとコバシ沢の分岐に到着します。
ここからが本日のチャレンジ目標の一つコバシ沢登行です。コバシ沢にはいると最初は林間の苔むした岩伝いに進みますが、やがてゴロ石の川原を進み、倒木を過ぎたところで右岸側に赤旗・ペイントのところで、沢筋をはなれ山腹をトラバース気味に進み、下草のきれいな場所が現れると程なく鍋割り峠に到着します。
鍋割山荘でコーヒー休憩50分を消費(この長時間休憩で長尾尾根をあきらめることに)後に、チャレンジ目標の二つ目オカラ沢経由尊仏ノ土平への下降を目指しました。2.5万図・コンパスもきちんと装備しましたので、まずルートを見失う事はないとは思ったのですが、ふみ跡に安心しきって、途中より想定外のルートを下降していました。ふみ跡があるとついコンパスを見なくなってしまし、平気で違う方向に下降してしまい、オカラ沢が現れずおかしいなと思いながら気がついた時は山ノ神(942mピーク)を通過しており、そこから尾根を真下に見える林道目指して下降してしましました。
バリエーションルートの登降を繰り返していると、思いのほか体力の消耗が激しいようで、塔ノ岳での登りでは足がつり出し、やはりまだまだ筋力不足を痛感させられました。水場で屈伸運動をして再出発、最後は杖の力を借りてなんとか塔ノ岳に到着しました。
この時点では長尾尾根経由でヤビツ峠を考えていたのですが、新大日まで下るころには、明日の事を考えて、表尾根経由に変更するのが無難との思いになりました。
三ノ塔頂上では、ストックについたヒルをついに発見、ベンチの上にたたき落としたところで、周りの登山者にヒル発見を報告すると、みなさん興味津々に見物にきていました。
三ノ塔頂上の標識ではヤビツ峠まで4km。バスの出発時間まで1時間しかなく、蓑毛までの歩行を覚悟していたのですが、17:35に到着し、無事乗車する事ができました。
予定の長尾尾根も回れず、鍋割り山からオカラ沢への下降も間違えてしまいましたが、これはいつか別の日の楽しみにとっておきます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する