白馬大雪渓! 白馬岳から白馬大池の稜線歩き


- GPS
- 30:23
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,995m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
猿倉6:05-7:11白馬尻小屋7:33-9:13岩室跡9:25-11:15白馬岳頂上山荘11:25
-11:45白馬山荘
7月22日
白馬山荘6:00-6:20白馬岳6:27-7:01三国境7:07-7:57小蓮華山8:06
-9:35白馬大池山荘9:52-10:18乗鞍岳10:25-11:14天狗原11:25-12:07栂池自然園
天候 | 21日 雨 晴れ 曇り 雨 曇り 22日 曇り 晴れ 曇り 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
八方→猿倉 タクシー2,700円 栂池高原→八方 タクシー2,700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉に登山ポストあり。 登山相談所の係員に登山届を手渡す際、コース説明がありました。 大雪渓は落石に注意して進みます。 落石の際は、音がするので落石方向を確認してから退避(登山口でのアドバイス) 天狗原の雪渓は急斜面なので、慎重に。 雪渓は軽アイゼンと姿勢保持のストックが必要となります。 |
写真
感想
7月21日
登山口の猿倉は雨。
長雨を覚悟しての出発です。
しばらく歩くと雨が上がり青空が見えてきました〜♪
わぁ〜白馬の山並みが雲の合間から垣間見えますよ。
果然、テンションが上がってきます!
白馬尻小屋までは前半は林道歩き、後半は木桟道の緩やかな登りです。
小屋が近づくにつれ急勾配になってきます。
白馬尻小屋に着くと雪渓が目に飛び込んできました!
遠くには雪渓を歩く登山者の列が見えますよ。
ワクワク♪
山荘から大雪渓まで15分ほど。
軽アイゼンを装着していよいよ大雪渓に踏み出します。
曇り時々雨でしたが、心配していたガスもたいして無く助かりました。
レインウェアは着たままでしたが、大雪渓の上はひんやりしていたのでちょうど良かったです。
大雪渓はコースの雪が赤くマーキングがしてあります。
落石を避けるコースどりでしょうか。
コース以外の雪渓の上には落石がごろごろありました。
こんな落石に当たったら一発でおだぶつです。
落石の音がしたのは道中一回だけ。
雪渓には岩は落ちてはこずに一安心。
四本爪アイゼンは雪の食いつきがイマイチなので、ツボ足とストックで登って行きました。
トレースがしっかり着いているのでなんとかなりましたが、やっぱり六本爪のほうがいいですね。
落石の恐れがあるので休憩も短めにとりました。
大雪渓が終わる岩稜帯にたどり着くとほっとしました。
アイゼンを外して休憩する人達で混み合ってましたよ。
振り返ると後ろには登山者の長い列。
続々とみなさん登ってきます。
これが夏の風物詩、白馬の大雪渓なんですね〜♪
長いようで短く感じた大雪渓。
またしばらく登ると今度後は小雪渓です。
小雪渓は雪が切ってあるのでアイゼン無しでも大丈夫でした。
ただし急傾斜の雪渓のトラバースなので滑落にはご注意下さい。
避難小屋を通過すると、あたり一面お花畑です♪
お花畑から白馬岳頂上宿舎までの階段がきつかったですね。
一歩一歩踏み締めて頂上宿舎に到着です。
山荘のベンチに座り込むとしばらく動けません(-.-;)
長いこと座っていると本当に動けなくなりそうだったので、気合いを入れ直して出発です。
踏み出した足が重いです〜(>Σ<)
ガスの稜線をノロノロと進んで行きます。
白馬山荘までが実に長く感じましたよ。
山荘が見えてからは本降りの雨につかまりました。
程なくして今日の宿泊地である白馬山荘に到着。
白馬山荘は受付スペースが広くて土足で上がれるのが有り難かったですね。
この日はガスが晴れることもなかったので山荘から出ずに過ごしました。
7月22日
早朝一時だけガスが切れて展望が開けました。
わぁ〜こんな景色だったんだ^^
出発時には再び真っ白な世界に。。。
白馬岳山頂もガスの中で全く視界が効かなかったので、早々に立ち去りました。
うぅぅ 残念です。
こんな時はお花畑をじっくり鑑賞出来ちゃいますね^^
やや急な岩場を下り、三国峠で小休止です。
峠を出てしばらく歩くと、徐々にガスが晴れてきましたよ。
モノトーンの世界がみるみる色彩豊かな世界に変わっていきます。
青空と雪渓と山の緑のコントラストが実に綺麗!
先程登った白馬岳も全容を表しました。
素晴らしい景色を眺めながらの稜線歩きは最高ですね〜♪
来てよかった〜(-^〇^-)
歩いている足元から雲がもくもく生まれていきますよ!
稜線を境に長野県側に雲が発生しています。
小蓮華山からの大展望は素晴らしかったです。
行く先には白馬大池が見えてきました。
船越ノ頭を越えた後は大池まで下り道です。
ケルンが沢山ある辺りで雷鳥の親子連れを発見!
雷鳥の子は可愛いかったですね〜^^
雷鳥の鳴き声を初めて聞きましたよ。
母鳥が子供達に遠くに行き過ぎないように呼びかけているようでした。
ちょっとした雪渓を越えると白馬大池に到着です。
白馬大池の湖面は波一つ無く、まるで鏡のようでした。
雪渓が残る白馬大池の湖岸を歩き、岩とハイマツの乗鞍岳を一気に登ります。
飛び石の上を歩いているとついハイペースになっちゃいます。
乗鞍岳はガスの中。
稜線より長野県側はどんよりとした曇り空ですね。
次の目的地である天狗原を目指します。
再び雪渓です。
雪渓のトラバースはツボ足で下りましたが、岩場の先の雪渓はかなりの傾斜です。
さすがにアイゼン付けましたよ。
ストックで姿勢保持しながら足場を確認しながら慎重に下ります。
補助のトラロープが張ってありますが多くの人がつかまっているので危なく感じました。
ロープにつかまりながら転倒する人続出です(°□°;)
なのでロープを使わないで下りましたよ。
天狗原は湿地帯の中を木桟道の歩き。
家族連れで散策するのに良い感じでしたよ。
天狗原を抜けると栂池まで樹林帯のジグザクの下りです。
降り出した雨の中、ぬかるんだ下り道を慎重に下りてゴール!
栂池でお昼を食べた後はロープウェイとゴンドラを乗り継いで一気に山麓へ。
これは楽です♪
雨で始まり雨で終わった山行でした。
道中は晴れ間もあり来てよかったです♪
(by simasima)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する