尾瀬・鳩待通り経由尾瀬ヶ原へニッコウキスゲ見物


- GPS
- 07:56
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 593m
- 下り
- 600m
コースタイム
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースほぼ木道のトレイル。富士見田代からの長沢新道の土場以降が露岩と木の根と泥濘の滑りやすい道。 |
写真
感想
去年のミズバショウに続き、今年はニッコウキスゲを見に行って
来ました。
大江湿原もよさそうですが、アヤメ平に以前から行ってみたくて
鳩待峠からアヤメ平経由尾瀬ヶ原の周回コースをとりました。
戸倉の駐車場に着いたのが7時半。今回はスタートがちょっと遅く
なってしまいました。平日なのに結構車がとまってます。
7:50の定期バスで鳩待峠へ。天気はいまひとつ。準備を整え鳩待
山荘の裏手からトレイルが始まります。こちらに向かうひとは見当
たりません。
はじまりからゆるやかな登り。しばらく進むと木道が現れます。
傾斜は一向にキツくならず、ブナ林からクマザサへと風景が変わり
ます。
休憩ポイントのベンチをふたつ過ぎると程なく前方の視界が開け
て来ます。横田代に到着です。
ワタスゲに出迎えられ開放的な木道を進みます。チングルマの綿
毛やリンドウやキンコウカなどの花々もキレイです。
天気は相変わらずですが振り返ると至仏山が見えて来ました。低
い灌木が出てくると今回の最高点、中原山の標柱に到着します。
再び高層湿原に出ると、この辺りがアヤメ平のようです。所々で
湿原の中に人工の木枠が組んであります。しばらく進むとベンチが
あり説明板がありました。どうやら過去登山者に踏み荒らされて、
破壊された湿原を復元しているようです。
ちいさな池塘が並ぶ美しい湿原のバックに大きく燧ヶ岳が!でも
山頂部は雲の中です。晴れていたらどんなに絶景だったことでしょ
う・・・。
トイレ休憩に富士見小屋まで進み、先ほど通過した分岐に戻った
ら尾瀬ヶ原まで下る長沢新道に入ります。
一本道の木道ですれ違いが大変。ゆるやかに下るとやがてベンチ
が見えて来ます。
一休みしさらに進むとここからトレイルの様相は一変します。木
道は終わり、滑り易い露岩と木の根の急斜面が続きます。
一気に下降高度を稼ぎ、傾斜がゆるやかになると再び美しいブナ
林の中のトレイルに。小さな橋を渡りしばらく行くと、樹々の間に
尾瀬ヶ原が見えて来ます。
木道を進むと右手に竜宮小屋が見えて来ます。原に降りてきたら
今までとは比較にならない程大勢のハイカーがいます。竜宮小屋前
も大混雑です。
竜宮十字路のベンチでお昼休憩。この頃から雲が薄くなって来て
日差しが差して暑くなってきました。
さあお目当てのニッコウキスゲの群落のに向けて歩き出します。
キンコウカ、池塘にはヒツジグサ。正面には至仏。振り返ると燧が
ようやく顔を出してくれました。
まぁこれで大満足なのですが・・・。ニッコウキスゲはいまひと
つでした。花期に少し遅かったのか。よく写真で見る三分の一位の
数だったような気がします。
残念ですが青空ものぞき始めた至仏をめざして気を取り直し歩き
始めます。トンボや蝶と遊びながら、いつの間にかの炎天下を山の
鼻へと。
いつ来ても美しいブナ林の中、鳩待峠へのひと登り。直前にはザ
ッと雨に降られるオマケ付きで、また来年以降への持ち越しのニッ
コウキスゲ見物でした。
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