蓮華を起点に小蓮華・白馬・雪倉・朝日をテン泊周回

2012年07月27日(金) 〜 2012年07月29日(日)

• GPS: 21:23
• 距離: 35.8km
• 登り: 3,256m
• 下り: 3,259m

コースタイム

27日
蓮華温泉6:52〜8:12天狗ノ庭8:26〜9:20白馬大池9:43〜10:27船越ノ頭10:39〜11:24小蓮華山11:39〜12:26三国境12:35〜13:16白馬岳13:25〜14:00頂上宿舎テント場

28日
テント場5:50〜白馬岳6:30〜6:55三国境7:05〜8:15雪倉避難小屋8:30〜8:59雪倉岳9:10〜10:52水平道分岐11:03〜12:17朝日岳12:30〜13:00朝日小屋テント場

29日
朝日小屋テント場5:55〜6:37朝日岳6:40〜7:06吹上のコル〜照葉ノ池・長栂山周辺散策〜吹上のコル8:17〜9:27五輪高原水場9:35〜10:22白高地沢橋10:50〜12:04兵馬ノ平12:15〜13:00蓮華温泉（その後、仙気ノ湯でノンビリ）

天候

27日：晴れ（稜線信州側からはガスが湧き上がってました）
28日：早朝はガスガスから快晴へ（午後には再びガス）
29日：薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

27日は平日にも関わらず、朝6時には蓮華温泉駐車場は既に満車でした（200mほど手前の路肩広場に駐車）

コース状況／危険箇所等

●ルート上の危険箇所：
クサリ場や岩稜投降のような箇所はありません。

●残雪（雪渓）箇所：
鉢ヶ岳の巻き道部分、朝日岳から吹上のコルへの下り部分、吹上のコルからの下降部にありましたが、つぼ足で問題ありません。

●通行不可ルート：
朝日岳水平道は残雪とルート崩落で通行禁止となっています。

●湿原・お花畑：
白馬大池〜白馬岳〜雪倉岳下りまでの稜線上は眺望も良く、至るところにお花畑が拡がっています。また、小桜ヶ原、朝日平、八兵衛平、五輪高原、兵馬ノ平などの湿原もアクセントになっています。
今回、栂海新道方面に30分ほど進んで散策してみましたが、照葉ノ池やその先の氷河地形を思わせる平原は趣があってなかなか良いところでした。

●登山ポスト：
蓮華温泉では見当たりませんでした

●温泉：
蓮華温泉の外湯（露天風呂）の仙気ノ湯に入りました。源泉が噴出する斜面地に作られた木枠の浴槽だけのまんまの露天風呂です。もちろん目隠しや脱衣所はありませんし、木桶や洗い場もありません。でも自然を満喫できる良い風呂でした。利用する際は蓮華温泉ロッジで500円を支払います（ロッジから10分ほど登る）

写真

7/27 5:41

蓮華温泉へ向かう車中から朝日岳　展望の良い場所だとおもったら、夢見平という場所でした。

7/27 6:39

今まで雪倉岳って全然知らなかった山だったけど、なかなか裾が大きくて残雪コントラストのキレイな良い山ですね

7/27 6:52

周回基点の蓮華温泉ロッジ

7/27 8:12

樹林帯を登って視界が空けたところが天狗ノ庭。朝日・雪倉の稜線と残雪、そして青空のコントラストがキレイです。

7/27 8:13

7/27 9:29

白馬大池

7/27 9:29

大池と白馬乗鞍岳

7/27 9:54

2日目に予定している雪倉岳・朝日岳

7/27 9:54

小蓮華の稜線が見えてきました

7/27 10:18

振り返って白馬大池

7/27 10:27

船越ノ頭からの小蓮華への稜線。NHKドラマ「坂の上の雲」のエンディングで見た、憧れていた稜線風景にやっと出会えました。

7/27 10:27

7/27 10:39

稜線の信州側からガスがどんどん湧き上がって雄大です。

7/27 11:24

小蓮華山頂

7/27 11:24

白馬岳はガスの湧く向こうに

7/27 11:37

歩いてきた大池から小蓮華の稜線

7/27 11:38

鉢ヶ岳・雪倉岳

7/27 11:38

雪倉岳・朝日岳・五輪尾根

7/27 12:26

三国境

7/27 12:26

2日目は三国境からこの気持ち良さげな稜線漫歩が出来そう。

7/27 13:02

日本百高山でもある旭岳。実は今回の裏目的で旭岳も計画してます。

7/27 13:09

信州側は断崖絶壁、越中側は傾斜平原　白馬岳への稜線は典型的な非対称山稜ですね。

7/27 13:16

白馬岳山頂

7/27 13:17

山頂からガスが湧き上がる向こうに杓子岳

7/27 13:24

旭岳

7/27 13:41

杓子岳・白馬鑓ヶ岳

7/27 13:55

それほど苦もなく登れそうな旭岳　2日目早朝登山しようかな。

7/27 16:13

夕方の丸山からテント場と白馬岳

7/27 16:14

杓子岳・白馬鑓ヶ岳

7/27 16:20

白馬岳と旭岳の鞍部の向こうに朝日岳・雪倉岳。明日はあそこを目指して歩きます。

7/27 16:31

テント場周辺もお花がたくさん咲き誇ってました。

7/27 16:32

平日金曜日にも関わらずテント場は満杯

7/28 5:44

まさかのガスガス2日目の朝。旭岳早朝登山は断念。

7/28 6:30

前日とはうって変わった白馬岳山頂

7/28 6:46

三国境に向けて稜線を下る。ガスはまだ消えない。

7/28 7:05

三国境周辺にはコマクサがたくさん咲いてます。

7/28 7:07

優雅なコマクサ

7/28 7:11

三国境から雪倉は、快晴なら最高に気持ち良い稜線漫歩

7/28 7:22

7/28 7:22

7/28 7:29

振り返って白馬岳

7/28 7:32

鉢ヶ岳

7/28 7:53

雪渓トラバースの向こうに雪倉岳

7/28 8:04

完全にガスも無くなって快晴

7/28 8:04

7/28 8:10

向こうは毛勝三山？

7/28 8:16

相変らず白馬岳は信州側からガスが湧きあがって風で飛ばされてますね。

7/28 8:17

雪倉避難小屋前から山頂への道

7/28 8:28

今朝、あの向こうからずっと歩いてきました。

7/28 8:44

雪倉山頂手前から振り返る

7/28 8:44

ここから見ると清水尾根は雄大ですね。いつか歩いて祖母谷温泉まで下ってみたい。

7/28 8:52

残雪コントラストが素晴らしい白馬岳・旭岳方面

7/28 8:52

清水尾根

7/28 8:53

初日に感激した小蓮華の稜線

7/28 8:59

雪倉岳山頂

7/28 9:00

今日は向こうに見える朝日岳左肩鞍部の朝日小屋テント場で先輩と待ち合わせ

7/28 9:02

小蓮華山

7/28 9:03

7/28 9:03

7/28 9:03

7/28 9:12

7/28 9:25

7/28 9:25

振り返って雪倉山頂を見上げる

7/28 9:44

7/28 9:54

朝日岳手前の褐色部分が燕岩かな。

7/28 10:20

燕岩

7/28 10:34

小桜ヶ原はミズバショウなども咲く湿原

7/28 10:38

2日目最後のスタミナポイント　朝日岳山頂への登り返し

7/28 10:52

朝日岳水平道分岐　直射日光で暑かったので雪渓で涼をとります。
（水平道は通行止）

7/28 12:17

朝日岳山頂

7/28 12:18

残念ながらガスに包まれて眺望がありません

7/28 12:48

2日目のゴール、朝日小屋がガスの合間から見えてきました。

7/28 15:47

小屋のある朝日平はお花がキレイな湿原に隣接。

7/28 15:48

7/28 15:51

朝日小屋

7/29 5:49

3日目早朝　最終日は曇りですね。

7/29 5:54

夜明け前に出発した人も多く、殆どのテントは既に撤収済

7/29 6:12

朝日岳への登り途中から小屋を振り返る

7/29 6:37

再び朝日岳山頂

7/29 6:39

昨日のテント場では昼過ぎからずっと先輩と飲んでました。

7/29 6:47

朝日岳から吹上ノコルへの下り。はるか向こうは栂海新道ですね。

7/29 7:06

吹上ノコルに荷物をおいて、栂海新道方面にちょっと散策。

7/29 7:23

残雪の残る照葉ノ池と朝日岳

7/29 7:30

向こうの三角が五輪山

7/29 7:46

前方に犬ヶ岳を確認できるところで引き返し。

7/29 7:47

このピークには長栂山とあるけれど、違うんじゃないかな。

7/29 7:47

晴れていれば日本海が見えたかも。

7/29 8:17

7/29 9:14

雪倉岳

7/29 9:25

五輪高原

7/29 10:49

白高地沢の立派な鉄橋

7/29 12:04

兵馬ノ平

7/29 13:28

下山後は仙気ノ湯へ。

7/29 13:37

大自然のまんまの露天からの風景

撮影機器：

CX2 リコー

感想

kaz

NHK「坂の上の雲」エンディングの気持ちよさそうな稜線風景が、小蓮華山だと知ってから、絶対に歩いてみたいとタイミングを計っていた、今回の周回山行。

加えて、最近facebookで再び繋がった高校時代の先輩と朝日小屋で待ち合わせて、山談義で盛り上がろう。　このダブル目的を達成するために、有休を金曜日に取得して7/27から2泊3日で行ってきました。

（実はもうひとつ、白馬岳の横にある旭岳は日本百高山。これをこの機会にクリアしておきたいという計画も）

それにしても千葉から蓮華温泉はメチャメチャ遠かったです。夜中に家を出発し、チョコチョコ休憩をしながら、現地についたのはもう明るくなった6時前。そしてまさかの駐車場満車！　平日なのに。。。。

きっと梅雨が明けて、今シーズンほぼ初めて晴天予報となった週末だからだったのでしょうかね。白馬岳のテント場も通常のサイトは早々と満杯になって、夕方前に来た人は普段テント設営なんかしないような場所に設営してました。
朝日小屋のテント場もほぼ満杯。

初日夜にちょっと雨が降り、2日目朝はガスガスで旭岳を断念というハプニングはありましたが、テレビで見たとおりの小蓮華の稜線を見ることができたし、先輩と無事に待ち合わせできてテンと脇の木道で酔っ払って寝てしまうぐらい長々と飲みながら山談義で盛り上がれ、最後には蓮華温泉の自然のまんまの露天風呂「仙気ノ湯」も楽しめたしで、とても充実した3日間でした。

青空と緑と残雪のコントラスト、至るところに咲き誇る様々なお花、この時期ならではの白馬を満喫できました。

コメント

YAMA555

お疲れ様でした
kazさんこんばんわ。
いつも記録を楽しみに読ませてもらっています。

一人で蓮華温泉までの運転お疲れ様でした、遠いですよね〜。駐車場は満車って状況は精神的にやられます。

照葉ノ池やその先の氷河地形は見に行ってみたい、出来れば日本海まで歩いてみたいですね。

仙気ノ湯ではブヨに食われませんでしたか？私は帰ってきてから数箇所食われていて1週間痒みが取れませんでした。

kaz

本当に蓮華温泉は遠いですね
YAMA555さんも、いろんなところに精力的に登ってますね。
コメントありがとうございます。

同じ北アルプスでも蓮華はとても遠いですね。一人運転ではキツイ距離でした。

栂海新道方面、ちょっと偵察がてら氷河地形のところまで行って見ましたが、その先の稜線の具合も魅力的でしたよ。　いつか海まで縦走してみたいルートですね。

仙気ノ湯は虫が凄く多くて、洋服や靴などに虫が真っ黒にたかる様は凄かったです。虫ギライな人には耐えられないかも。　幸いブヨには喰われなかったです。