杣添尾根~赤岳〜県界尾根周回

2019年11月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,568m
• 下り: 1,556m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:37
• 休憩: 0:39
• 合計: 9:16

距離 17.8km 登り 1,568m 下り 1,569m

8:06 海ノ口自然郷 横岳登山口
8:30 東屋
8:34 8:35 沢の木橋
9:37 9:38 「ここが中間点」標識
10:28 10:29 横岳展望地点
11:17 11:31 三叉峰（横岳）
11:39 石尊峰
11:43 11:46 鉾岳
11:50 11:51 日ノ岳
11:59 12:00 二十三夜峰
12:07 12:08 地蔵の頭
12:13 12:14 赤岳天望荘
12:42 12:44 赤岳頂上山荘
12:45 12:49 赤岳
12:45 竜頭峰分岐
13:07 13:08 赤岳頂上山荘
13:58 13:59 大天狗
14:51 「東方薬師如来」石碑
14:55 小天狗
15:26 15:27 防火線の頭
15:38 15:44 県界尾根 防火線の頭 登山口
17:01 東屋
17:18 海ノ口自然郷 横岳登山口
17:18 ゴール地点

防火線の頭からの林道歩きは疲れました。
天気が回復することを期待してスタートを遅らせたのですか、結局天気は予想に反して回復せず。8:00のスタートだったため、先後は日没となり、ヘッドライトのお世話になりました。

天候

佐久側は晴れ、諏訪側は雲が多く視界が悪い。標高2700mから上はガスで、頂上はガスの中。

アクセス

利用交通機関：

電車

甲府で、レンタカーを借りて、前日夜に諏訪に移動。

コース状況／危険箇所等

県堺尾根、防火線の頭方面は笹藪が酷く、道は分かりづらい。

写真

11/24 8:06

別荘地内が登山口。

11/24 8:15

何度か、別荘地内の道路を横断。

11/24 8:19

別荘地を離れて杣添尾根へ。

11/24 8:25

良い感じで青空が広がってきたのですが、残念ながら、これ以上は回復せず。

11/24 8:28

南八ヶ岳林道を横断。

11/24 8:35

北八ヶ岳同様、苔むす登山道。

11/24 10:18

良い感じの青空ですが、これ以上は回復せず。

11/24 10:51

2600m当たりから積雪。

11/24 11:01

尾根道とここでようやく合流する。

11/24 11:16

三叉峰より杣添尾根を振り返る。

11/24 11:16

佐久側は晴れているが、諏訪側がガス。

11/24 11:16

横岳はガスの中。

11/24 11:16

赤岳も同じくガスの中。

11/24 11:44

今年は全く雪のない八ヶ岳稜線。

11/24 11:57

佐久側、県界尾根。

11/24 12:10

雪がまったくない赤岳。

11/24 12:10

見えそうで見えない阿弥陀岳。

11/24 12:45

赤岳頂上は展望なし。

11/24 12:46

雲が晴れない。今日は一日こんな感じ。

11/24 12:47

赤岳頂上にて。

11/24 12:48

青空が見えるが、雲は晴れない。

11/24 12:48

権現も残念ながら雲の中。

11/24 13:21

県界尾根には幾分積雪がのこる。

11/24 13:27

赤岳天望荘への分岐より。
雲の晴れない稜線。

11/24 13:27

県界尾根を見下ろす。

11/24 14:32

やがて森林帯となり県界尾根を降りる。

11/24 14:46

稜線の雲は結局取れず。

11/24 14:51

仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。

11/24 14:53

防火線の頭へ向かう。

11/24 14:53

踏み跡はあるが一部わかりずらい場所も。

11/24 15:30

しだいに藪がひどくなり、足元は見えないほどになる。

11/24 15:32

林道間際まで降りると、刈払がされている。

11/24 15:39

林道に到着。

11/24 15:53

ひたすら林道を歩く。
この林道歩きはながった。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

ganbaruken

10時以降は雲がなくなるとの予報（SCW）を信じて、出発を遅くしたので、ルートインにて朝食を取ってからスタートとなった。そのため、登山口発は8：00過ぎと遅くなってしまったが、やはりあと1時間早く出発スべきだった。そうすれば、最後の30分をヘッドライトに頼らずに済んだはずだ。
　登山口の駐車場は整備された別荘地内にある。ここに車を駐車し、杣添尾根を目指すこととなる。直前まで霧雨のようであったが、出発を遅らせたことが功を奏し、出発時には雨はすっかり上がった。
しばらく別荘地内の登山路を登るとやがて別荘地を離れ、南八ヶ岳林道に出る。林道を少し下り再び登山道に入ると、苔むした北八ヶ岳のような雰囲気となる。上空に青空が望まれるが、10：00過ぎには晴れ渡るはずの予報に反して雲はなくなる気配がない。次第に登りもきつくなり高度も上がるが、樹林帯の中なかなか展望は開けない。やがて標高2500m辺りから降雪の跡が現れる。途中尾根道と巻道の分岐では巻道を選ぶが、日陰を進むため降雪がところどころ固まっており足元のスリップに注意する。やがて、尾根道との合流地点に到達すると展望が開け横岳の稜線が目に入る。尾根沿いの登山道は積雪はすくないがハイマツの藪が若干繁茂している様で、巻道の方が歩きやすいと察する。
　残念ながら、三叉峰からは横岳、赤岳ともにガスの中である。どうも諏訪側からガスが湧き出しているようで、佐久側は標高2700m以下は雲が少なく晴れており、杣添尾根から佐久側の景色はまあまあだ。
　三叉峰からの稜線には全く雪がなく（日陰の一部を除き）、融雪により登山道は泥濘化している箇所が多く歩きにくい。この時期、この標高でこんなに降雪量の少ないシーズンも珍しいのか、はたまた地球温暖化の影響だろうか。地蔵尾根の分岐をすぎ、すでに営業を終えた天望荘を通過して赤岳の上りにかかるが、降雪がない岩場は登りにくい。積雪期といえども休日は多くの人が行き交う八ヶ岳の稜線だが、今回はいまだ美濃都から先の林道が通行止めの影響なのか、天候が悪い影響なのか数えるほどしたすれ違わない。（稜線ですれ違った登山者は10名ほど）赤岳頂上でも合計5名と少ない。
　さて、赤岳頂上にて写真を取ってらおうと標識に触れたとたんに、これが崩壊。起こすそうにも重く危ないので復旧は諦め、別方向から写真をお願いする。
　県界尾根は東面で岩場が連続するので、降雪、凍結でのスリップを警戒して頂上にて軽アイゼンを装着する。鎖が整備されており、クライムダウンすればほぼ危険性はないが、アイゼンはやはり装着した方が安心である。天望荘への巻道分岐まで降りてくると、雲はなくなり県界尾根、杣添尾根、真教寺尾根を見渡すことができる。途中1名の登山者にすれ違ったが、その後は終点まではだれも行き交う事はなく、黙々と大天狗、小天狗を過ぎ防火線の頭へ向かう。小天狗の分岐からはかなり藪がひどく、たびたび方向を確認する箇所もあるが、赤旗は細かく設置されておりそれを目指せば迷うことはなく、最後はよく刈払いされた道となり林道に到着する。
　ここからは、山肌に沿ってゆるく登っていく林道を歩くが、これが思った以上に長い道のりで、途中日没となりヘッドランプのお世話になる。やがて、林道から別荘地内にはいると別荘の明かりが見えだし出発地点に到着する。