剱立山訪問3回目 立山〜真砂岳〜別山〜雷鳥沢周遊その2


- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 751m
- 下り
- 748m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 4:51
- 合計
- 10:02
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 4:10
第2日目 昭文社コースタイム:2時間5分
天候 | 1日目 曇りのち晴れ 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂〜一ノ越 とてもよく整備されていて、石畳・階段の多い遊歩道に近い登山道です。 7月はたいてい数カ所雪渓が残っていて、トラバースする箇所があります。 一ノ越山荘には、外来用の大きな有料トイレがあります。 一ノ越〜雄山 山荘を出発すると一気に石ころの急斜面を上り始めます。いったん三ノ越でゆったりした平地が現れますが、雄山山頂へあと一息登りが続きます。 特に危険箇所はないですが、人的な落石には注意しましょう。 頂上には御神酒付きのお祓い(500円)を受けることができます。また、神社の売店では温かい食べ物飲み物を購入することができます。(カップヌードルで500円) 雄山〜立山山頂(大汝山) 石の登山道をだらだらとアップダウンします。少し登山道が細いですが、危険に感じるところはありません。 大汝山〜真砂岳 山頂を出て、富士ノ折立を過ぎると、一気に急斜面をトラバースしながら下ります。急な下りが始まる直前に左方向へ一度曲がりますが、少しわかりにくく、まっすぐにいってしまうと 危険です。斜面を下りきると、雪渓を横に見ながら真砂岳のなだらかで安全な斜面を進みます。 分岐点〜富士ノ折立 前回は見落としてしまって登頂できませんでしたが、今回は簡単に見つかりました。感覚的には北から南に向いて進んでくる登山道をままっすぐ登るような感覚です。 少しガレた斜面を軽く手を使って登りますが、楽に登頂できます。 真砂岳〜別山 真砂岳を出て少し下ると、雷鳥沢を見下ろす鞍部に到着します。鞍部からは別山への急な登りが始まります。傾斜はきつめですが危険箇所はありません。 別山〜剣御前小屋 別山から剣御前の岩稜の稜線上を進みます。特別危険箇所はありません。最後の丘を下ると小屋に到着します。 剣御前小屋〜劔御前岳 小屋から北側の小高い丘を登っていくと、岩の多い山頂に到着します。 剣御前小屋〜雷鳥沢 一般的な土と石ころの登山道です。危険箇所も迷うところもありません。 下部は7月だと川を渡る手前まで雪渓が続いていることが多いです。雪渓は旗竿が差してあり、沿って歩けばまず問題ありません。 雷鳥沢〜室堂(地獄谷) 雷鳥荘付近から右に折れると、蒸気の煙の中を進む遊歩道になります。臭気が濃いときは通行止めになるようです。 みくりが池に進むためには途中で左に折れますが、その登りはかなりの急な階段です。 |
予約できる山小屋 |
雷鳥沢ヒュッテ
|
写真
感想
毎年1回は立山連峰山域を登山することにしているので、今回は3年連続3回目の立山山頂(雄山・大汝山)登頂となります。父といつものJ君と3人での初の山行となりました。(父の体力トレーニングが不足気味だったため無理矢理組み込んだためです。)
自分にとっては2年前とまったく同じルートで、室堂から一ノ越まで登り、一ノ越から山頂へ3時間弱で一気に登頂しましたが、今回は気温が低くなかったため、山頂のカップラーメンの有り難みはそれほどではなかったです。
山頂付近からは初めて黒部湖やダムが完全に見えました。雲が晴れるとあんなにはっきり見えるんだと驚きました。
山頂を出発すると2年前には登り口がわからず登頂していなかった富士ノ折立に登りました。2999mの頂上ですが、登り口からはあっけないほどの短距離で危険度もほとんどなく拍子抜けでした。
富士ノ折立を過ぎるとガスが多い中、真砂岳から別山に向かいます。立山三山の別山ですが、やはりガスが濃く剣岳はうっすら見えるだけです。仕方なく10分ほどの滞在で剱御前小屋に向かいました。
小屋に着くといきなり大粒の雨が降ってきました。ぎりぎり濡れずにセーフです。雷雲が通り過ぎると一時期剣岳が晴れ渡り、安定しないながらも剱御前岳山頂から雄大な大日岳・富山平野も見下ろすことが出来ました。
夜になるとまたガスの多い空になってきたため、3時前までは休んでいましたが、一応朝焼けの期待もあるので再度剱御前岳に登り、三脚を立てました。
雲の多い日の出ではありましたが、焼けた空とは異なる、雲まだらな剣岳を見ることが出来ました。
日の出の後は即下山です。剱御前小屋を後にし、雷鳥沢へ一気に下ります。途中数百メートルの雪渓上を行くことになりますが、アイゼンなしでも問題ないです。
雷鳥沢から地獄谷に向かい、室堂へ戻るわけですが、みくりが池への最後の上り階段で雷鳥のつがいが現れました。足に輪っかを付けていたので、個体調査を受けていたのでしょう。日陰で現れたので撮影が難しかったのが残念です。
室堂からはバスとロープウェーで立山駅へ下り、その後立山博物館や風呂、岩峅寺駅をJ君の希望通りに見学し帰阪しました。
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