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Yamareco

記録ID: 212260
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱立山訪問3回目 立山〜真砂岳〜別山〜雷鳥沢周遊その2

2011年07月09日(土) 〜 2011年07月10日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
8.3km
登り
751m
下り
748m

コースタイム

1日目
山行
5:11
休憩
4:51
合計
10:02
8:18
55
室堂
9:13
9:30
60
一ノ越
10:30
10:40
20
雄山
11:00
11:05
18
大汝山
11:23
11:25
103
富士ノ折立
13:08
13:15
45
別山
14:00
18:00
10
劔御前小屋
18:10
18:20
0
劔御前最高地点手前
18:20
劔御前小屋
2日目
山行
2:35
休憩
1:35
合計
4:10
3:30
10
劔御前小屋
3:40
4:30
10
劔御前最高地点手前
4:40
5:15
60
劔御前小屋
6:15
6:20
50
雷鳥沢
7:10
7:15
25
みくりが池温泉
7:40
室堂
第1日目 昭文社コースタイム:4時間30分
第2日目 昭文社コースタイム:2時間5分
天候 1日目 曇りのち晴れ

2日目晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
北陸道富山ICより、県道を延々と走って、芦峅や岩峅の集落を抜けていきます。
コース状況/
危険箇所等
室堂〜一ノ越
とてもよく整備されていて、石畳・階段の多い遊歩道に近い登山道です。
7月はたいてい数カ所雪渓が残っていて、トラバースする箇所があります。
一ノ越山荘には、外来用の大きな有料トイレがあります。

一ノ越〜雄山
山荘を出発すると一気に石ころの急斜面を上り始めます。いったん三ノ越でゆったりした平地が現れますが、雄山山頂へあと一息登りが続きます。
特に危険箇所はないですが、人的な落石には注意しましょう。
頂上には御神酒付きのお祓い(500円)を受けることができます。また、神社の売店では温かい食べ物飲み物を購入することができます。(カップヌードルで500円)

雄山〜立山山頂(大汝山)
石の登山道をだらだらとアップダウンします。少し登山道が細いですが、危険に感じるところはありません。


大汝山〜真砂岳
山頂を出て、富士ノ折立を過ぎると、一気に急斜面をトラバースしながら下ります。急な下りが始まる直前に左方向へ一度曲がりますが、少しわかりにくく、まっすぐにいってしまうと
危険です。斜面を下りきると、雪渓を横に見ながら真砂岳のなだらかで安全な斜面を進みます。

分岐点〜富士ノ折立
前回は見落としてしまって登頂できませんでしたが、今回は簡単に見つかりました。感覚的には北から南に向いて進んでくる登山道をままっすぐ登るような感覚です。
少しガレた斜面を軽く手を使って登りますが、楽に登頂できます。



真砂岳〜別山
真砂岳を出て少し下ると、雷鳥沢を見下ろす鞍部に到着します。鞍部からは別山への急な登りが始まります。傾斜はきつめですが危険箇所はありません。


別山〜剣御前小屋
別山から剣御前の岩稜の稜線上を進みます。特別危険箇所はありません。最後の丘を下ると小屋に到着します。


剣御前小屋〜劔御前岳
小屋から北側の小高い丘を登っていくと、岩の多い山頂に到着します。


剣御前小屋〜雷鳥沢

一般的な土と石ころの登山道です。危険箇所も迷うところもありません。
下部は7月だと川を渡る手前まで雪渓が続いていることが多いです。雪渓は旗竿が差してあり、沿って歩けばまず問題ありません。

雷鳥沢〜室堂(地獄谷)
雷鳥荘付近から右に折れると、蒸気の煙の中を進む遊歩道になります。臭気が濃いときは通行止めになるようです。
みくりが池に進むためには途中で左に折れますが、その登りはかなりの急な階段です。
予約できる山小屋
雷鳥沢ヒュッテ
今日は晴れています。早速スタートです。
2011年07月09日 08:13撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 8:13
今日は晴れています。早速スタートです。
船窪方面でしょうか?
2011年07月09日 09:13撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 9:13
船窪方面でしょうか?
薬師岳です。
2011年07月09日 09:15撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 9:15
薬師岳です。
山頂手前には、大きな岩が上にありました。
2011年07月09日 09:17撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 9:17
山頂手前には、大きな岩が上にありました。
山頂に着きました。
2011年07月09日 10:30撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 10:30
山頂に着きました。
雄山神社には吹き流しが翻っていました。
2011年07月09日 10:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 10:31
雄山神社には吹き流しが翻っていました。
大汝山の山頂からは、今回は黒部ダム・黒部湖我欲見えました。
2011年07月09日 11:00撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:00
大汝山の山頂からは、今回は黒部ダム・黒部湖我欲見えました。
大汝山山頂からの眺めです。
2011年07月09日 11:01撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:01
大汝山山頂からの眺めです。
大汝山の山頂へはこのように少し岩を登ります。
2011年07月09日 11:01撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:01
大汝山の山頂へはこのように少し岩を登ります。
後立山にも雲がかかっています。
2011年07月09日 11:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:02
後立山にも雲がかかっています。
黒部ダムを最大限大きく撮ってみました。
2011年07月09日 11:05撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:05
黒部ダムを最大限大きく撮ってみました。
今回は富士ノ折立の山頂に到着しました。
2011年07月09日 11:24撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:24
今回は富士ノ折立の山頂に到着しました。
富士ノ折立を過ぎると、急な岩の下りです。
2011年07月09日 11:32撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:32
富士ノ折立を過ぎると、急な岩の下りです。
雪庇が厚いです。
2011年07月09日 11:32撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:32
雪庇が厚いです。
室堂のホテルがすぐ近くに見えます。
2011年07月09日 11:46撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:46
室堂のホテルがすぐ近くに見えます。
青く光る池も見えます。
2011年07月09日 11:46撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:46
青く光る池も見えます。
雷鳥沢の上部の流れです。
2011年07月09日 11:46撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:46
雷鳥沢の上部の流れです。
雷鳥沢は雪でまだら模様です。
2011年07月09日 11:47撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 11:47
雷鳥沢は雪でまだら模様です。
真砂岳付近に咲いていました。
2011年07月09日 12:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 12:02
真砂岳付近に咲いていました。
別山山頂に着きました。剱岳は残念ながらガスに巻かれています。
2011年07月09日 13:08撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 13:08
別山山頂に着きました。剱岳は残念ながらガスに巻かれています。
2011年07月09日 13:08撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 13:08
別山山頂に鳥が
2011年07月09日 13:10撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 13:10
別山山頂に鳥が
全容は見せてくれましたが、まだまだガスが多めです。
2011年07月09日 14:06撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 14:06
全容は見せてくれましたが、まだまだガスが多めです。
モノクロにて
2011年07月09日 14:47撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 14:47
モノクロにて
くっきりと晴れました。
2011年07月09日 14:48撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 14:48
くっきりと晴れました。
縦構図だと雪渓も入ります。
2011年07月09日 14:48撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 14:48
縦構図だと雪渓も入ります。
剣沢へと落ちていく雪渓です。
2011年07月09日 14:48撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 14:48
剣沢へと落ちていく雪渓です。
地獄谷越しの富山方面です。
2011年07月09日 14:52撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/9 14:52
地獄谷越しの富山方面です。
東の空の下の方は色づき始めています。
2011年07月10日 03:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 3:49
東の空の下の方は色づき始めています。
空がいい色になってきました。
2011年07月10日 04:05撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 4:05
空がいい色になってきました。
東の空はどんどん赤みを増しています。
2011年07月10日 04:27撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 4:27
東の空はどんどん赤みを増しています。
日の出直前の剱岳はまだまだ暗いです。
2011年07月10日 04:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 4:31
日の出直前の剱岳はまだまだ暗いです。
ついにご来光です。
2011年07月10日 04:42撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 4:42
ついにご来光です。
横から朝日を浴びる剱岳です。
2011年07月10日 04:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 4:49
横から朝日を浴びる剱岳です。
雪渓も朝日に色づいてきました。
2011年07月10日 04:51撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 4:51
雪渓も朝日に色づいてきました。
超広角です。剱御前小屋前の雪渓からみる剱岳と剣沢です。
2011年07月10日 05:07撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 5:07
超広角です。剱御前小屋前の雪渓からみる剱岳と剣沢です。
地獄谷に立ち上る湯気です。
2011年07月10日 06:41撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 6:41
地獄谷に立ち上る湯気です。
この時は喉が痛くなるほど硫黄臭がしました。
2011年07月10日 06:42撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 6:42
この時は喉が痛くなるほど硫黄臭がしました。
雌の後ろを追いかける雄です。
2011年07月10日 06:53撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 6:53
雌の後ろを追いかける雄です。
雌が
2011年07月10日 06:53撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 6:53
雌が
雌が頭ブルブルをしています。
2011年07月10日 06:54撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 6:54
雌が頭ブルブルをしています。
雄のバストアップです。
2011年08月04日 23:27撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
8/4 23:27
雄のバストアップです。
雄を斜め後ろから
2011年07月10日 06:56撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 6:56
雄を斜め後ろから
フラッシュを使ってみました。夜に見かけたみたいになっています。
2011年07月10日 06:58撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/10 6:58
フラッシュを使ってみました。夜に見かけたみたいになっています。
撮影機器:

感想

毎年1回は立山連峰山域を登山することにしているので、今回は3年連続3回目の立山山頂(雄山・大汝山)登頂となります。父といつものJ君と3人での初の山行となりました。(父の体力トレーニングが不足気味だったため無理矢理組み込んだためです。)

自分にとっては2年前とまったく同じルートで、室堂から一ノ越まで登り、一ノ越から山頂へ3時間弱で一気に登頂しましたが、今回は気温が低くなかったため、山頂のカップラーメンの有り難みはそれほどではなかったです。
山頂付近からは初めて黒部湖やダムが完全に見えました。雲が晴れるとあんなにはっきり見えるんだと驚きました。

山頂を出発すると2年前には登り口がわからず登頂していなかった富士ノ折立に登りました。2999mの頂上ですが、登り口からはあっけないほどの短距離で危険度もほとんどなく拍子抜けでした。

富士ノ折立を過ぎるとガスが多い中、真砂岳から別山に向かいます。立山三山の別山ですが、やはりガスが濃く剣岳はうっすら見えるだけです。仕方なく10分ほどの滞在で剱御前小屋に向かいました。

小屋に着くといきなり大粒の雨が降ってきました。ぎりぎり濡れずにセーフです。雷雲が通り過ぎると一時期剣岳が晴れ渡り、安定しないながらも剱御前岳山頂から雄大な大日岳・富山平野も見下ろすことが出来ました。

夜になるとまたガスの多い空になってきたため、3時前までは休んでいましたが、一応朝焼けの期待もあるので再度剱御前岳に登り、三脚を立てました。
雲の多い日の出ではありましたが、焼けた空とは異なる、雲まだらな剣岳を見ることが出来ました。

日の出の後は即下山です。剱御前小屋を後にし、雷鳥沢へ一気に下ります。途中数百メートルの雪渓上を行くことになりますが、アイゼンなしでも問題ないです。
雷鳥沢から地獄谷に向かい、室堂へ戻るわけですが、みくりが池への最後の上り階段で雷鳥のつがいが現れました。足に輪っかを付けていたので、個体調査を受けていたのでしょう。日陰で現れたので撮影が難しかったのが残念です。

室堂からはバスとロープウェーで立山駅へ下り、その後立山博物館や風呂、岩峅寺駅をJ君の希望通りに見学し帰阪しました。

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体力レベル
5/5

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