半年ぶりの登山再開は岩菅山再訪。花と北ア展望
- GPS
- 06:52
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 721m
- 下り
- 744m
コースタイム
水路 7時43分
アライタ沢 8時16分
1893m尾根 9時04分
ノッキリ 9時53分
山頂 10時27分〜11時05分
ノッキリ 11時31分〜11時37分
登山口 14時12分 着。
天候 | 快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アライタ沢とその手前の枝沢を仮設の橋で渡る地点は、増水時は注意。 一の瀬への用水路の脇を進む水平な道に上がったところに、湧水あり。とても冷たい。 |
ファイル |
(更新時刻:2012/08/07 07:29)
|
写真
感想
日帰りのザックを背負って肩の様子を見るため、勝手がわかった岩菅山へ、7年ぶりで登った。右肩は、車の運転でシートベルトが当たるくらいでも、まだ痛みがでる。頸椎も、長い歩行、とくに下降のショックや荷物の負荷で、支障がでるかもしれない。片道3時間の行程は、内心、おっかなびっくりの出発だった。
前回の岩菅山は、紅葉と展望、そしてすばらしい星空が楽しめた。8月初旬の今回は、花と夏のきのこが楽しみ。一の瀬からのコースは、真夏にたどってみると、稜線に上がるまで終始、木陰の涼やかなルートで、夏向きの良いルートだった。
肩も首にも痛みは出ずに、順調に「のっきり」の鞍部へ到達。
ここまでの森と木陰の道は、盛夏の花がつぎつぎと現れて、楽しめた。
そして、のっきり、からの山頂への正味30分の登りでは、花とともに、北ア全体のパノラマ大展望が開け、妙高連山も間近に眺められ、この山の良い位置取りを再確認できた。
白砂山から先の国境稜線や、間近な位置にあるはずの佐武流山、苗場山は、今回は雲の中だった。
山頂では、保冷材で冷やしてきた野菜や果物、デザートを並べて、汗で失ったミネラルと水分を補給した。
山頂の岩菅小屋は、屋根やトイレが補修されて、外見はかなりきれいになっていた。この小屋は、水を担ぎあげなければならない。けれど朝夕には、独立峰のような岩菅山頂からの展望を楽しめる。前回は、夕と翌朝に裏岩菅へ2度、出かけて、良い小屋泊まりを味わった。小屋がきれいなのは、あのとき一緒だった地元のガイド組合の方々が、がんばって維持しているからだと思う。
帰りは、のっきり、から寺小屋峰への尾根を使い、高天原へ下山することも考えた。体調もまずまずだったし。
しかり、のっきり、からの稜線は広く刈り払いされて、正面から日差しを浴びながらの炎天の行程になる。
少し、進んでみたが、これはたまらんと、また、一の瀬へ下る涼しい道へ舞い戻った。
花の撮影をし、沢音を遠く、そして近くに聞きながら、同じ道を下るのも気楽でいい。
でも、帰りの長い木の階段は、久しぶりに半日以上行動したふくらはぎに、ちょっと堪えた。
岩菅山は、以前から山スキーで来たいと思っていたところ。今回は、山頂から雑魚川上流の方面や、一の瀬の登り口なども、地形をいろいろと目でたどってみた。
どこまで体調が回復してくれるかによるが、また季節をかえて、やってきたい。
この日は、ふもとの温泉へ泊まった。宿や民家の電線を伝って、サルが食べ物をあさり、入り込む家を捜す。一度、味をしめたら、仲間を連れて何度も来襲するそうな。温泉街の夕刻は、野生ザルたちの天国のようだった。
コメント
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tanigawaさん、こんばんは
岩菅山、行った事ないのですが、ずっと昔はスキーで何度も志賀高原に行ったことありますが、ものすごく遠いイメージです。高速道も昔よりは伸びて、楽になったのでしょうか 花の種類も豊富ですね
アラゲンさんのスタイルでも、好適なエリアと思います。
バスが登山口の比較的近くまで、志賀高原側も、野反湖側も、秋山郷側も入ります。
いまどき、利用歓迎の無人小屋がある。
なにより山が静かなエリアで奥が深い。周囲の素朴な名山とつなぐプランも立ちます。
このなかで裏岩菅山は、横手山を別にすれば、標高も一帯では頭抜けているため、見栄えがします。
私は、秋山郷5名山と名付けているのですが、
佐武流山、
白砂山、
苗場山、
鳥甲山、
岩菅山(裏岩菅山)
は、みないい山です。
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