白馬三山(栂池高原-白馬岳-白馬鑓温泉)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,705m
- 下り
- 2,309m
コースタイム
7:30 栂池高原-8:25-30 天狗原-9:20 乗鞍岳-9:45 白馬大池-11:40 小蓮華岳
12:05 三国境-13:00-05 白馬岳-13:20 白馬山荘-13:30 テント場
8月12日
6:00 白馬テント場 出発-7:00 杓子岳-8:15 鑓ヶ岳-10:50 白馬鑓温泉
8月13日
6:00 白馬鑓温泉 発-9:20 猿倉
天候 | 8月11日 曇り時々雨 8月12日 晴れのち曇り 8月13日 雨時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白馬八方インフォメーション前より栂池までバス(6:05 500円) 栂池高原 ゴンドラおよびロープウェイ 片道1500円 15kg以上の荷物300円 帰り 猿倉-白馬八方 900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし 何度か雪渓を横切ることがあるが軽アイゼンは不要 八方第2駐車場には温泉あり 白馬八方周辺には無料駐車場が多数。詳しくは白馬村のホームページ |
写真
感想
一日目
同行者は初めての北アルプス縦走
それも鑑みてロープウェイを利用してできる限り軽めの縦走を計画
栂池のゴンドラ売り場でザックの重さを測らされた。17kg…軽量化したはずなのだが300円追加するハメに。やはりお酒とスパムと鳥の缶詰か…
栂池高原から天狗原へはガスがかかりあまりおもしろみのない登りが続いた。
乗鞍岳まで登ると一度登りが落ち着き高原のような雰囲気を楽しめた。白馬大池からは地味な上りが続く。急登とも緩登とも言えない登り。展望があれば楽しめたのだろうが残念ながらほとんどガスっていた。
三国境からの登りが今までよりは少しきつい登りのなるが危険箇所はない。
ガスった白馬岳をぬけ白馬山荘に。非常に大きい山小屋でなんでも揃っていた印象。
白馬のテント場についてテントを張り終えたころに雨が降ってきた。
雪解け水の水場がありよくお酒が冷える。チューハイをかついできたかいがあった。
テント場は一人500円
二日目
夜通し雨が降ったが3時頃から止んだ。5時ごろにテント場から出るとなんと雲ひとつない快晴。胸が踊る。
稜線沿いに出ると雲海と輝く白馬岳が。3日間雨を覚悟していたが素晴らしい景色を見ることができた。杓子岳への登りは少しガレガレでつらい。鑓ヶ岳への登り返しもなかなか体力を奪われるものだった。同行者は苦戦していた。
白馬鑓ヶ岳を通過するまでは好天に恵まれ雲上の散歩であった。
鑓温泉に下る道は朝までの雨で滑りやすくなっていたので慎重に下った。
鑓温泉手前は鎖場や岩場での事故が多いようでストックをしまい3点支持を心がけた。
白馬鑓温泉に着き、テントを張ったあとはやはり温泉である。
東斜面の景色を一望しながらの温泉は最高である。ビールもうまい。ただしテント場や登山道から丸見えなので多少の配慮が必要ではあるが。
この温泉のためだけでも価値があるコースだと思う。
この日、白馬鑓で脚を痛めた方が救助の人に背負われてくだってきて救助ヘリで運ばれていった。初級コースとは言えやはり山を舐めてはいけないというのを再認識した。
テント場は一人500円 入湯料 300円なり
三日目
名残惜しいが白馬鑓温泉をあとにする。
途中で雨も降ってきて非常に滑りやすい。何回か雪渓を横切ることがあるので注意した。ガスと雨で展望もなく厳しい下山となった。
山登りはやはり天気が第一。
通常なら一泊二日でも可能なコースだったがどうしても白馬鑓温泉に泊まってみたいのでこのような山行に。ロープウェイで楽々標高をあげて体力的にもスケジュールに余裕をもって行動できたとおもう。そして温泉に泊まれて本当によかった。同行者は北アルプスが初めてだったがなんとか日程をこなすことができた。
白馬は車で行ってもバスで最初の地点に戻ってくることができ縦走向きだと思う。できれば今度は鹿島槍ヶ岳まで行ってみたいものである。
それにしても2日目の稜線歩きの気持ち良さと白馬鑓温泉の熱い目のお湯は本当に最高であった。アップダウンも少なく危険箇所も少ないので非常におすすめできるコースだと思う。
温泉はまた行きたい。できれば朝日を見れたら最高である。
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