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ハイキング
甲信越
国上山(〜剣ヶ峰まで)1月なのに晩秋気分
2020年01月12日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 550m
- 下り
- 541m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:22
9:38
18分
酒呑童子神社駐車場
9:56
26分
こもれび広場分岐
10:22
23分
国上寺本堂
10:45
10:50
5分
五合目標柱
10:55
9分
分水展望台
11:13
38分
剣ヶ峰分岐
11:51
12:10
12分
剣ヶ峰
12:22
35分
黒滝城址西入口
12:57
6分
剣ヶ峰分岐
13:03
13:07
10分
蛇崩れ
13:17
8分
ちご道分岐
13:25
13:31
17分
休憩
13:48
12分
麓登山口
14:00
酒呑童子神社駐車場
剣ヶ峰まで国上山を経由して正味2時間8分,剣ヶ峰から酒呑童子神社まで蛇崩れ経由で正味1時間40分。(遅足です)
天候 | 午前は薄曇り〜高曇り,午後は小雨がぱらぱら降ったり止んだり。無風。入山時気温4度,下山時7度。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●場所により程度の差はありますが,今日の全行程が泥濘です。全般にお隣の弥彦山・角田山と比較して,地質の違いにより登山道の土壌流出・洗掘が激しいという違いがあります。落ち葉の厚いところも,滑りやすいです。 ●剣ヶ峰の登りは南北両側でそこそこ急です。 ●自分が今日降りた「麓登山口」は,登りに利用される際は工事作業道との分岐に指道標がなく,入ってすぐに倒木もあって,ちょっとわかりずらいです(写真参照)。 ●国上山山域では,公式にスパイク長靴の使用自粛がうたわれています。 https://tsubame-kankou.jp/activity/kugamiyama_trekking/ |
その他周辺情報 | 道の駅国上の食堂は,500円〜600円台で麺類・カレー・丼ものなど一通りそろえてありました。(祝日以外の月曜休館で,食堂は夕方まではやっていないようです) |
写真
この宝塔は,屋根も台座も割れているわ,本体の底が浮きあがっているわ,と,なかなか難儀な状況です。東西南北各面に,キリーク,バン,ウン,タラークの各梵字が彫り込まれていました。
剣ヶ峰分岐を西に降りて行くと,これから登る剣ヶ峰がようやく見えてきます。かつての黒滝城の奥の見張り場所だったそうです。途中,空堀のようなところがあらわれ,城砦らしさが出てきます。
黒滝城址の手前から林道(車道としては廃道になっている部分)を通って,また剣ヶ峰分岐に戻ります。戻る途中から望む国上山は,均整のとれた三山形態のシルエットをしていて,このあたりが,宗教的トポスとして選ばれた理由かも(ただの思いつきです)。
蛇崩れ付近は硬質な流紋岩の露岩帯になります。北西側斜面は断崖です。泉鏡花氏の「草迷宮」の冒頭部分は「大崩れ」という露岩地(三浦半島の設定)がモチーフになっていて,蛇崩れという地名でその場面を思い出しました。
作業道に出て登山道入口(写真右端)をふりかえったところ。ここは指道標がなく,登りの際は気を付けないとまっすぐ進んでしまいそうです(砂防ダムで行き止まり)。ピンクテープと山火事注意のプレートが目印です。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
長袖フリース(ミドル)
ズボン
靴下
グローブ(薄手)
グローブ(厚手)
防寒着(ライトダウン)
雨具
長靴(ノーマル)
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
ウォーキングポール
ニット帽子
ネックウォーマー
|
---|
感想
「8の字」を描こうかなと思って行ってみましたが,形がいびつすぎてぜんぜん8の字に見えません(笑。
国上山山域はとてもよく整備され,要所要所にきれいな地図看板があり,指道標もほぼ完備されています。今日は,剣ヶ峰のあたりで新しい枝払いの跡が続いているのにも気が付きました。関係者の皆様ありがとうございます。
なんでも今年は過去60年間で最高の少雪だそうで,遠くの高山以外,どこにも雪は見えません。今日もレインウェア以外の防寒装備はほぼ使わずに歩きました。どうなっちゃうんでしょうね....
その暖冬のおかげといいますか,今日は1月も半ばなのに晩秋と同じセンスで,冬葉や木の実・草の実を探しながらの,ほどよい起伏の歩きが楽しめました。お隣の角田山・弥彦山と似ているところもありつつ,やっぱり植生ひとつとっても角田山・弥彦山との違いや,国上山山域内での変化もあり,魅力的だなあと思います。
国上山まではそこそこ多くの方々とお会いしましたが,そこから先は下山までの約2時間半で3名の方とすれ違ったのみで,非常に静かでした。お昼前までは鳥の鳴き声が豊かでしたが,午後はそれもなくなり,自分の老人性耳鳴り以外は(苦笑)物音のしないなかでゆっくり歩きを堪能できました。
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