八ヶ岳(赤岳−阿弥陀岳)
- GPS
- 12:42
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,618m
- 下り
- 1,629m
コースタイム
8月22日:0613行者小屋―0723文三郎分岐―0805〜0845赤岳山頂―1051〜1200阿弥陀岳山頂―1410御小屋山分岐―1511登山道終了―1535美濃戸口(八ヶ岳山荘)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野−美濃戸口往復=バス |
写真
感想
先日、行者小屋までハイクして下見をした八ヶ岳の計画を立ててみた。
行者小屋から見た赤岳は険しい山容で厳しい行程が予測できたので、
初日は行者小屋までとし、翌日早朝から赤岳に登頂することにした。
その後の行程を結構考えたが、結局硫黄岳から赤岳鉱泉へ下り、
美濃戸口に戻るルートとした。
■想定外のこと
この計画はキモは「体力温存して2日目に余裕を持って行動する」こと
だったが、仕事の合間を縫って半ば無理やり決行したため
出発前日の残務はてっぺんを越えてしまうという事態となり、
結局今回の準備などもあり、ほとんど眠れないまま出発することになった。
それでも電車の中で眠れるだろうとふんでいたが結果的に一度も座れず、
当然眠ることなどできず美濃戸口に着いた。
■甘い見通し
この約20日前に南アルプスの南御室小屋にテント泊だったが
その時は寝袋では暑すぎたため今回はウェアを着込めば十分だと思い、
一旦ザックに入れたものの結局寝袋は持っていかなかった。
結果、寒くてまともに眠ることができなかった。バカ。
※最低気温10〜11℃、体感的には10℃以下。
以上、2つのことがあり睡眠時間を増やしたことで行者小屋出発が6時13分となった。
本当はもう少し休みたい気持ちがあったがあわよくば8時、
遅くても9時には赤岳に登頂したかったので思い切って準備を始めた。
それでも当初計画からは約3時間ロスしているので計画を変更し
赤岳から阿弥陀岳、そしてお小屋尾根を使って美濃戸口へ下るルートとした。
この変更ルートは全く想定していなかったので登山計画書に記載していなかった。
よって自宅に連絡を入れた。
前後するが、先日の行者小屋までのハイクでは歩き始めこそ快晴だったものの、
9時を過ぎたあたりから雲がわき始め、行者小屋に着いた時は頂上付近はすでに雲の中だった。
今回の当日朝、電車に揺られながら八ヶ岳方面を見ていると快晴だったが、
バスに揺られる頃(10時前)には雲がわき始めていて行者小屋に着いたら
頂上付近は雲に覆われていた。
このことにより快晴であっても(むしろ快晴の場合)、9時までなら
すばらしい眺望が期待出来るがそれ以降はガスに覆われてしまうということが分かっていた。
これが遅くても9時までには登頂したかった理由。
赤岳は文三郎尾根を使ったが、分岐までは「想定したよりも」楽に感じた。
しかし、ここからザレた急勾配を登り、その後は岩をよじ登るという「想定以上」の厳しさ。
ようやく8時15分頃、山頂に到達。
「すげぇ」と思わず声が。
見渡す限り遮るもののない見事な眺望。
山頂をぐるぐる何度も巡りつつ時計も気にしながら堪能。
雲が湧いてきたところで下降を開始。
その後は暑さとの闘いが加わり消耗していく。
山頂直下ではかなりキテいたが何とか阿弥陀岳山頂に到達。
山頂はガスの中だったが時折周囲がちらほらと見えた。
そんな中で食事を済ませて早々に御小屋尾根へ。
阿弥陀からの下降は藪こぎで始まった。
それがしばらく続いた後、突然ガレとザレの急勾配。
鎖やロープなしではとても下れないような箇所をいくつか通過し、
ようやく穏やかな尾根道に。
ここに至るまでは「とんでもないルートを選択したものだ」と思っていたが、
ここから登山口まではとても気持ちの良い尾根歩き、森歩きだったため少し感想も変わった。
当初の計画通りではなかったが、快晴の中、最も重要な
早朝の赤岳登頂が果たせて良かった。
八ヶ岳は多くのルートがあるのでまた色々と計画を巡らせてみることにする。
※そういえば21日、美濃戸口から入ってすぐのところで瑛太くんとすれ違った。
どちらかというと「積極的に見る役者さん」なので声をかけようと思ったが、
まぁ、プライベートだし、、、こっちはおっさんだし、、、ということで
そっとしておきました(記録として)。
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