利尻岳(利尻山)鴛泊コース日帰りピストン登山 北海道連戦第6座目


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,543m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
利尻北嶺野営場〜6合目 樹林の下の土の登山道です。とてもよく整備されています。ポン山への分岐以外は一本道で迷うことはありません。その分岐点も案内看板が立っていてわかりやすいです。 6合目〜9合目 通常の砂利の登山道です。よく整備されているので、歩きやすく迷うこともありません。 9合目〜山頂 崩れやすい急斜面になっています。ロープがついているところは登りと下りの行き違いに時間をロスする可能性が高いです。しかし難易度的にはアルプスのザレた岩場ほどではなく、丁寧にロープを掴めば楽に登れます。但し石を落としてしまいやすく、注意が必要です。 |
写真
感想
北の海の上にぽっかりと浮かぶ利尻岳、本州の人間にははるか遠くの訪れるには敷居の高い山です。前日の礼文島から夕方のうちに宿入りしておき、レンタルバイクで未明のうちに野営場へ向かって早朝登山を敢行しました。
登山道の整備がとても行き届いていて、全体的には想像よりはるかに楽に登山&下山できた印象です。
野営場から登り始めると、すぐに名水百選に選ばれている甘露泉に到着します。甘いとまではいいませんが、確かに美味しい水でした。
甘露泉を過ぎるとすぐにポン山の分岐点が現れ、右に進んで樹林の下の登山道をどんどん登っていきます。
6合目に到着する頃には視界が開けるようになり、第一見晴台からは鷺泊の港や島を一周する道路などを見下ろせます。
さらに登っていくと、佐上長官登山記念歌碑で休憩を取り、その後長官山を越え、避難小屋へと一旦軽く下らされます。
避難小屋からは再び登りが始まり、9合目に到達するといよいよ最後の急登のはじまりです。足下の石がザレザレで崩れやすく、また石を落としやすいので注意が必要ですが、早朝で人がいないので、どんどん登ってしまいます。この頃から昇った太陽の光が下の雲に虹色の輪を作るブロッケン現象が現れ、雲に映る影利尻に薄く光輪が見えるようになっていました。
沓形への分岐点を通り過ぎ、さらに急で登りにくい斜面を登り詰めると、祠のある山頂に到着です。山頂まで3時間半弱の行程でした。
山頂からは崩落で行けない本来の山頂や、ローソク岩、利尻島1周の展望、眼下の雲に映る影利尻と山頂部のブロッケンなど素晴らしい光景が広がっていました。
山頂を出発し、まずは9合目まで人のあまりいないうちに一気に下ってしまいます。9合目を出ると今度は6合目を目指してさらに歩を進めます。
6合目では若い男性2名の登山者の方に、撮影を頼まれ、バナナと共に楽しい写真が撮れました。
6合目を過ぎると樹林の中をどんどん下り、甘露水でのどを潤して登山口の野営場に置いておいたバイクに戻りました。
その後は、そのバイクで島を一周し、展望地や街、岬などの観光をして、13時の船で利尻島をあとにし、北海道本島稚内に戻りました。
北海道百名山遠征日程表
第1日 8月10日 移動のみ(舞鶴出航)
第2日 8月12日 後方羊蹄山
第3日 8月13日 トムラウシ山
第4日 8月14日 大雪山旭岳
第5日 8月15日 十勝岳
第6日 8月16日 移動のみ(襟裳から宗谷へ)
第7日 8月17日 礼文岳
第9日 8月19日 雌阿寒岳
第10日 8月20日 羅臼岳
第11日 8月21日 幌尻岳
第12日 8月22日 斜里岳
第13日 8月23日 駒ヶ岳
第14日 8月24日 移動のみ(大阪へ帰還)
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