[過去ログ] 唐松岳
- GPS
- 05:02
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 944m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
黒菱ライン券&白馬八方温泉セット券 往復 1400円 (黒菱第3ペアリフト+グラートクワッドリフト) |
その他周辺情報 | [立ち寄り湯] みみずくの湯 黒菱ラインとのセット券利用 [食事] 京華小吃 白馬店 ホッケンミー 910円、三鮮焼き餃子 520円 |
写真
装備
MYアイテム |
pohjola
重量:0.95kg
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感想
今度の休みは2日間使って北安曇へ遠征。主目的は雨飾山ですが、ついでにもう一座ということで唐松岳に登ることにしました。ここなら北アルプスといえども難易度は低く、リフト利用で手軽に登れます。翌日に疲れを残すこともないでしょう。
7月から黒菱駐車場まで車で上がれるようになったので、ゴンドラを使わず安上がりに済むのもうれしいところです。
リフト2本で八方池山荘まで登ると、そこはもう森林限界上。のっけから遮るもののない素晴らしい展望が広がります。
八方池までは遊歩道が整備されていて、平日ながら軽装の観光客がけっこういました。
基本的には人の少ない静かな山のほうが好きなのですが、八方池までならさほど気にはなりません。観光地として、多少は人がいたほうがなんだか華やいで感じるのですよね。もちろん行列ができるくらいだとまた別ですが。
天気は上々。しかし「雲ひとつない」とまではいかず、例えば白馬岳なんかは大雪渓に雲が立ちこめていて隠れ気味。八方池からの定番写真も惜しい感じです。
それでも風は弱いし、いかにも初夏というふうな爽やか天気。高山植物も咲き乱れ、写真を撮りながらのんびり楽しく登れました。
山荘の手前では「撮ってください」とばかりに雷鳥さん親子が登山道で砂浴びしているし、もういうことなしです。
唐松岳頂上山荘で主稜線に出たら、目の前にどんと立山連峰の姿。深田久弥がいうところの「北の俊英」たる劔岳も正面に大きく見えます。こんなに手軽に劔岳を見られるとは、なんともありがたいコースです。
最後は主稜線をちょっと登って到着。写真を撮りながらゆっくり登ったつもりでしたが、予想よりだいぶ早く着きました。ここの『山と高原地図』の標準コースタイム、他と比較してもだいぶ遅めに設定されているような気がします。まぁ見どころが多くて休憩も多くなりそうなので、単に標高差などから単純計算した値より、これくらいゆっくり目のほうが実状に近いのかもしれません。
下りは往路をそのまま戻るだけなので、もはや新鮮味はなく、さすがに単調さを感じました。しかし整備された歩きやすい道なので、膝に負担をかけずに歩けるのはありがたいこと。
八方池で大休止したら、あとは観光客に交じってのんびり下るだけです。
こうして北安曇遠征の初日は終了。ちょっとしたハイキング程度のつもりでいましたが、思った以上に楽しめました。天候に恵まれたのが大きいですが、これだけ気軽に素晴らしい眺望を楽しめる山というのもそうないのではないでしょうか。
下山後は温泉に入ってソフトクリームを食べてと、初夏の白馬を満喫できました。
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