白馬三山〜白馬鑓温泉から登ってみよう！〜

2012年08月25日(土) 〜 2012年08月26日(日)

• GPS: 32:38
• 距離: 18.9km
• 登り: 2,284m
• 下り: 2,279m

コースタイム

8月25日(土)
猿倉荘 5:08
小日向のコル 7:05
白馬鑓温泉 8:35〜9:30
稜線分岐 12:09
天狗山荘 12:29

8月26日(日)
天狗山荘 5:32
白馬鑓ヶ岳 6:23〜6:38
杓子岳 7:29〜7:34
白馬岳頂上山荘
8:54〜9:00
白馬山荘 9:10
白馬岳山頂 9:20〜9:40
白馬岳頂上山荘
10:15〜10:33
岩室跡 11:31
大雪渓 12:13〜12:40
白馬尻小屋 13:05
猿倉荘 13:46

天候

8月25日、26日ともに晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

《往路》
東松山IC→関越自動車道→藤岡JCT→上信越自動車道→更埴JCT→長野IC→国道19号→白馬長野道路→大町街道→白馬村→猿倉
《復路》
往路の逆を行く。

※白馬辺りだと、北アルプスのかなり北になるので、豊科ICから北上するよりも長野、更埴ICあたりで降りて上記のコースで行った方が時間的にも経済的にも良いでしょう。深夜12時過ぎに長野ICを降りて、上記コースで一時間弱で白馬村に到着しました。
白馬長野道路は、深夜〜早朝は無料です。
最終コンビニは白馬八方温泉付近交差点のローソン。駐車場は、猿倉荘前に10台くらいで、少し落ちたところに臨時駐車場という名の大駐車場があります。
深夜2時頃で既に9割がた駐車されてました。

コース状況／危険箇所等

毎度写真はありませんがポイントだけでも伝われば幸いです。

〇猿倉山荘〜小日向のコル
スタートからしばらくすると林道歩きになりますが、少し歩くと左側に鑓ヶ岳温泉への登山口があります。大雪渓へ行く人が多数なのでつられないように注意しましょう。コース自体は特に問題なしです。この時期は雪はほとんどなくノーアイゼンです。

〇白馬鑓温泉
単純硫黄泉、掛け流しで良いお湯ですがかなり熱い。立ち寄り湯300円。露天風呂は開放的過ぎて昼間だと女性の方には少し厳しいと思われます。女性専用の内風呂や無料の足湯有り。

〇鑓温泉〜稜線
全体的には登りやすいですが、途中一部長い鎖場があるのでそこだけ気をつけましょう。急な登りが続きます。

〇天狗山荘
キレイ！静か！ロケーションも素晴らしい！テント場500円、無料の水場とかなりキレイなトイレがあります。今年のMyベストテン場じゃないだろうか。

〇天狗山荘〜白馬鑓ヶ岳
雷鳥と出会いました。登りやすい普通の登山道ですが途中けっこうザレてます。

〇白馬鑓ヶ岳
三山の中では一番の眺望だと思われます。

〇鑓ヶ岳〜杓子岳
普通に歩いていると巻き道に行ってしまいます。指示板などは全くないので、分岐に要注意。

〇白馬山荘
デカイ。

〇白馬岳頂上山荘〜岩室跡
水が流れているところが所々あり、岩などかなり滑りやすいので要注意。

〇大雪渓
落石注意。かなりデカイ岩が雪渓上にあり、これが転がってきたと思うと恐ろしくなります。雪渓自体は最盛期の半分程らしいですが、もちろん要軽アイゼンです。

〇第一郷の湯
立ち寄り湯 500円
アルカリ性単純温泉で、シャワーも温泉のお湯です。源泉掛け流しのせいか、風呂はかなりアツいです。全体的に小さい施設なので、ゆっくり入りたい方は他を探した方が良いかも…。

写真

8/25 6:39

白馬岳ですかね。
ほんと天気が良かったんですね~。

8/25 6:57

なんともアルプス的な感じが良いですね。

8/25 8:15

チングルマ咲き乱れて、、、

8/25 12:15

トウヤクリンドウ。
夏の終わりを告げる花。

8/25 17:54

ウサギギク。

8/25 8:16

こちらは、クルマユリでしたっけ。

8/25 8:33

足湯とこの他に女湯もありますよ~。

8/25 8:34

混浴の白馬鑓温泉ですが、この日は貸切状態！

8/25 12:28

一度は泊まってみたい天狗山荘。
外も中もとても綺麗！

8/25 16:34

天狗山荘はこの年のベストテント場でした！

8/25 13:13

何故、水を掲げる(笑)

8/26 5:14

次の朝はバッチリ御来光。

8/26 5:25

日の出を迎えたテント場の様子。

8/26 5:25

染まる白馬鑓ヶ岳。

8/26 5:46

こちらは、「Mr.強面」劔岳。

8/26 6:22

鹿島槍を始め、北アルプスオールスターズ！

8/26 6:42

気持ちの良い線でした。

8/26 7:46

白馬岳を目指すD-chan 。

8/26 8:10

う~、X！！！

8/26 9:23

白馬岳山頂にてパチリ。

8/26 12:18

大雪渓の雪はかなり少なかったです。

撮影機器：

docomo STYLE series N-03B NEC

感想

kamasennin

白馬と聞くと何となく常に混んでいる印象があり、混みそうな大雪渓からではなく、空いてそうな鑓温泉ルートで登ってみようと。実際、下ってくる人は多かったですが、登りの人はとても少なかったです。

しかし！このルートで行くとお楽しみの白馬鑓温泉を一日目、しかも登りの真っ只中で入らなくてはなりません。
特典としては、混浴の露天風呂は一人貸切状態で入れます。
しかし入浴後少し時間をあけたとはいえ、火照った体で2〜3時間の登りはけっこうキツイ(笑)汗ダラダラでした。

天狗山荘は、静かでキレイで穴場的なテント場だと思います。白馬岳頂上山荘のテント場も見ましたが、断然こっち。鑓ヶ岳が目の前にあり、天気が良ければ北信の山からの日の出が見れます。
このルートは普通と逆周りなので、下りの時登ってくる登山者とすれ違うケースが多くなるので、それだけがネックですね。

しかし今回の旅は楽しかったのは鑓ヶ岳〜杓子岳あたりまでかな。
それ以降はあまりマナーの良くない登山客に出くわす場面がチラホラあり、テンションが下がりました。たまたまかもしれませんが…。
それだけ白馬岳が人気で大衆的な山なのかなあと感じました。まあ、良い山ということに変わりはありません、もちろん！

参考に、この時期になると最盛期に比べて登山者は少ないみたいで、話によると白馬山荘などもかなり空いていたみたいです。山荘に泊まる方は8月終わりは狙い目かもしれませんね。