丹沢主脈縦走（西丹沢自然教室〜大倉）

2012年08月26日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,128m
• 下り: 2,382m

コースタイム

8:40[西丹沢自然教室]−10:00[犬越路]−11:29[熊笹ノ峰]−11:03[檜洞丸]11:23−13:49[臼ヶ岳]14:00−15:12[蛭ヶ岳]15:29−16:35[丹沢山]16:44−17:30[塔ノ岳]17:36−20:00[大倉]

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

西丹沢自然教室からスタート。
いつもお世話になってます。

用木沢出会から犬越路へ向かいます。

犬越路はエピソードに事欠かないですよね。
幽霊目撃談とか。

犬越路から檜洞丸に向かうのは初。
鎖場が続いたり、

痩せ尾根の侵食が酷かったりと、意外とハード。

檜洞丸を通過し、蛭ヶ岳へ。

この道も立ち枯れや

侵食が酷い。そのうち歩けなくなりそうだ。

臼ケ岳からはこれから歩くルートを
見通せますが

塔ノ岳は遥か遠く。
気合いを入れ直し、今回の核心、蛭ヶ岳へ。

あー、きっつ〜。

やっと山頂が見えた。
いや、ホッとしました。

誰もいない蛭の山頂は始めて。

蛭からは、気分はもう折り返し。
何度も歩いた道なので気持ちも楽。

鬼ケ岩を撮る余裕も出てきます。

やっぱりこの道は気持ちいい。

順調に丹沢山着。
名物看板が無くなってる…。

最終ピークとなる塔ノ岳へ向かいます。

塔ノ岳も無人。
尊仏山荘の宿泊客に、
まだ人がいると言われてしまう。

山頂から雲海が見えるという事は

下山はガスの中だという事ですね。

堀山の家でジュースを頂き、
元気が出たところで

夕焼けに映える富士山とご対面。
カメラを新調したくなった。

無人の大倉到着。
20:08のバスに乗って帰路につきました。

感想

Qkuma

気が付くともう8月も終わり。一度も山に行ってない。
こりゃいかんと、ずっと温めていた丹沢日帰り縦走計画を決行。

丹沢でもかなりキツいという檜洞丸→蛭ヶ岳をクリアするのが最大の目的でしたが、
ついでに、歩いた事がない犬越路→檜洞丸のコースを取ることにします。
ツツジ新道より1時間余計にかかりますが、大倉の最終バスは20:58まであるので、
遅くなってもそれまでには着く算段をつけて。

西丹沢自然教室にバスで8:30に到着。かなり遅いスタートですが、これより早いバスは無く。
富士急さん、なんとかなりませんか。割増払いますから。

犬越路から檜洞丸まではさすが西丹沢、荒れてます。鎖場の連続は楽しいけど。
始めての道がハードだと、余計に体力を消耗する気がする。
それは蛭ヶ岳へのルートも同じで、さらに蛭ヶ岳へ取り付くまでに
下山するのかと思うほど高度を下げるので、少しうんざりします。
取り付いてからはほぼ直登。厳冬期は無理なレベルです。
取り付くまでも少々ハードなので、なおさらキツく感じるんでしょうね、ここは。
結構必死でした。

蛭の山頂まで辿り着けば後は帰路同然。歩きなれた道です。
山頂で食べた塩おにぎりの効果もあって、足取りも軽く一気に塔ノ岳まで消化します。
しかし、誰もいない静かな塔ノ岳は新鮮だった。

本当は明るい内に大倉に到着するつもりだったのですが、甘かったです。
原因は・・・シャリバテと水分不足。十分用意したつもりだったのですが、最後に足りなくなり今回一番の反省点。
もう真っ暗の中、足元ふらふらになりつつあった時、堀山の家に辿り着いていたのは幸運でした。
1本100円の缶ジュースが屋外に常設販売されている事は知ってましたが、自分が利用することになるとは。
しかしあのパイナップルジュースの美味さは忘れられないと思う。
初めて塔ノ岳で飲んだビール以上だったかもしれない。

大倉についた時はさすがにヘトヘトでしたが、丹沢での大きな目標だった日帰り縦走を達成でき、自己満足の極致。
でもたぶんもうやらない。

今回は、自分の身体の燃費の悪さに愕然とした山行となりました。
汗かき過ぎなんだよなー。