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Yamareco

記録ID: 220456
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

赤面山〜三本槍岳〜中大倉林道周回。途中アサギマダラを見つける

2012年08月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:52
距離
17.6km
登り
1,091m
下り
1,083m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

白河高原スキー場跡5:55-7:50赤面山8:15-10:00三本槍岳10:20-11:50Mt.ジーンズ分岐-12:20中大倉林道13:10-13:40白河高原スキー場跡
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
白河高原スキー場跡から登る。
スキー場跡地の登山ルートは、長年使われておらず、荒れ放題。
肩の高さまで伸びたススキの間を石、岩のむき出したルートを歩くことになる。
石、岩にルートであることを標したマークが描かれている。

ゲレンデトップの登山道入り口からのルートを利用する登山者は少ないようで、あまり整備されていない。
赤面山頂までルート上には木々の葉が、はみ出しており、歩きずらい。


赤面山の斜面を下り鞍部を歩いていくが、ここも木々の葉がルートを覆い、足元が見えないところもあり歩きづらい。
前岳の斜面に取り掛かり、途中笹の根で歩きにくいが、最後の岩場を登りきると北湯との分岐点に出る。

ここからは、北湯、Mt.ジーンズからの中の大倉尾根と三本槍岳を結ぶルート。利用する登山者も多く、ルートは整備されている。
ここから30分ほどで三本槍岳に着く。

復路は、赤面山への分岐から、中大倉林道まではゆるく長い下りのルート。

中大倉林道は、10年前と比べると、ほとんど使われていないようで、荒れに荒れている。
草は伸び放題。雨水の流れで砂利道は深くえぐられており、もちろん車は通行できない。<BR>
スキー場のリフトが見え始めたころからは、雨水の流れが制御されているようで、道の荒れはそれほどではなくなくる。
しかし、誰一人と出会うことのない静かな山道は、不気味な感じがする。両手を打ち鳴らし、音を出しながら歩いた。

スキー場の広い斜面が見えてくると、道路は整備されてくる。
ゲレンデも草が刈り払われて、人が歩けるコースが出来ている箇所がある。
スキー場のゲレンデを通って途中から、この林道へ出ることができるようで、時間短縮が期待できる。

林道を50分ほど歩いて、旧有料道路へ出た。
ここからは、整備された舗装道路を歩いて、30分ほどで白河スキー場跡へ戻ってきた。
白河高原スキー場跡。登り初め
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白河高原スキー場跡。登り初め
地面もガレ場。
登山ルートの目印。
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登山ルートの目印。
少し歩いて振り返る。
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少し歩いて振り返る。
下界は一面、雲海。
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下界は一面、雲海。
岩にも目印
ここから左へ回り込む。
ここから左へ回り込む。
残されたリフト装置の残骸。
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残されたリフト装置の残骸。
ゲレンデ上部。
野イチゴの実。
このガレ場を登りきれば、
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このガレ場を登りきれば、
登山道入り口へ
案内標識
入口の看板。
歩き始めて間もなく、合流点。
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歩き始めて間もなく、合流点。
林の中のルート。
林の中のルート。
下界はまだ雲海の下。
下界はまだ雲海の下。
こんなところを歩きます。
こんなところを歩きます。
エゾリンドウ。
ルート標識。
笹に着いた雨水が乾ききっていない。
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笹に着いた雨水が乾ききっていない。
濡れてしまった、ズボンと靴。気分不快。
濡れてしまった、ズボンと靴。気分不快。
茶臼岳と朝日岳。
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茶臼岳と朝日岳。
雨でえぐられた登山道。
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雨でえぐられた登山道。
もうすぐ、
岩場場を過ぎれば、
岩場場を過ぎれば、
もうすぐ、赤面山山頂。
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もうすぐ、赤面山山頂。
雲海がきれいだ。
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雲海がきれいだ。
赤面山頂へ。
赤面山。
磐梯山、西吾妻山が霞んで見える。
磐梯山、西吾妻山が霞んで見える。
中の大倉尾根と雲海。
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中の大倉尾根と雲海。
赤面山の三等三角点。
赤面山の三等三角点。
雲海。トンボが飛ぶ。
2
雲海。トンボが飛ぶ。
赤面山と雲海。
山頂から前岳、三本槍岳。
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山頂から前岳、三本槍岳。
太陽と花
太陽と花、その2
鞍部からの旭岳。
鞍部からの旭岳。
ルート。
前岳の斜面に取り掛かる。
前岳の斜面に取り掛かる。
最後の岩場を登りきれば、
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最後の岩場を登りきれば、
北湯からの分岐点。
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北湯からの分岐点。
大岩からの茶臼岳、朝日岳からのルート
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大岩からの茶臼岳、朝日岳からのルート
赤面山と雲海。
青空と花。
三本槍岳
清水平からの分岐点。
清水平からの分岐点。
三本槍岳への鞍部。
三本槍岳への鞍部。
三本槍岳山頂。静かだ。
三本槍岳山頂。静かだ。
流石山〜三倉山の稜線、いつみても美しい。
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流石山〜三倉山の稜線、いつみても美しい。
雲がかかる朝日岳。
雲がかかる朝日岳。
茶臼岳と朝日岳。遠景。
茶臼岳と朝日岳。遠景。
エゾリンドウ。
雲がかかる前岳。雲は間もなく消えた。
雲がかかる前岳。雲は間もなく消えた。
Mt.ジーンズへ続く、長く緩やかな下り道。
Mt.ジーンズへ続く、長く緩やかな下り道。
両側はきれいに下刈りされているルート。
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両側はきれいに下刈りされているルート。
Mt.ジーンズの分岐点。
Mt.ジーンズの分岐点。
アサギマダラを見つけた。
アサギマダラを見つけた。
ルートには低い枝が伸びている、頭をぶつけてしまった。
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ルートには低い枝が伸びている、頭をぶつけてしまった。
中大倉林道と北湯へのルート分岐。
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中大倉林道と北湯へのルート分岐。
中大倉林道、ルートは荒れている。
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中大倉林道、ルートは荒れている。
草は伸び放題。
リフトが見えてくると道も整備されている。
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リフトが見えてくると道も整備されている。
下刈りされたゲレンデ。上部ゲレンデ。
下刈りされたゲレンデ。上部ゲレンデ。
下刈りされたゲレンデ。下部ゲレンデ。ここを歩くと近い。
下刈りされたゲレンデ。下部ゲレンデ。ここを歩くと近い。
スキー場を過ぎると道も整備されている。
スキー場を過ぎると道も整備されている。
旧有料道路へ出た。
旧有料道路へ出た。
ようやく白河高原スキー場へ着。
ようやく白河高原スキー場へ着。
荒れたゲレンデを通り、
荒れたゲレンデを通り、
駐車場へ。しかし建物のガラスが無残にも割れてしまっている。悪戯か?、残念。
駐車場へ。しかし建物のガラスが無残にも割れてしまっている。悪戯か?、残念。

感想

5:55 白河高原スキー場跡から登る。
旧有料道路脇には防雪柵が設置され、冬季は駐車場へ入れなかったが、
今の季節、登山者のためか車の進入ゲートが開けられており、道路脇に駐車しなくてもいいので助かる。
しかし、残念なことに旧スキー場の施設の窓ガラスが割れてしまっている。心無い悪戯に心が痛む。

スキー場跡地の登山ルートは、長年使われておらず、荒れ放題。
肩の高さまで伸びたススキの間を石、岩のむき出したルートを歩くことになる。
石、岩にルートであることを標したマークが描かれている。

強い日差しを背中に受けての登り、汗が噴き出してくる。
振り返れば、下界は雲海の下である。

1時間15分で、登山道入り口の標記のところへ着いた。
登山道入り口からは木々の間を歩くので、幾分涼しい。
昨夜は雨が降ったようで、ここまでのルートも濡れていた。
このルートを利用する登山者は少ないようで、あまり整備されていない。
ルート上には木々の葉が、はみ出しており、歩くたびにズボンにあたる。
木々の中の葉には、雨のしずくが着いたまま、乾ききっておらず、容赦なくズボンが濡れていく。
赤面山頂に着くころには、ズボン、登山靴が濡れてしまい、不快な気分にされてしまった。

登山道入り口から40分。歩き始めて、2時間弱で、赤面山山頂へ着いた。
快晴。青空の下、茶臼岳、朝日岳、前岳の後ろに三本槍岳。須立山、そしてきれいな旭岳。周りの山々もはっきりと見える。すばらしい。

東側の下界は、まだ雲海の下にある。三本槍岳、旭岳の後方の西側の空は霞んだままである。
磐梯山、吾妻山も雲に霞んでようやく見える程度。布引高原の風力発電が並んで立っているのが確認できる。
ここで、25分ほど休む。

濡れたズボンも乾いてきた。赤面山の斜面を下り鞍部を歩いていくが、ここも木々の葉がルートを覆い、乾ききっていない葉がズボンに当たり少し濡れてしまった。
鞍部からの旭岳も美しい。。
斜面に取り掛かり、途中笹の根で歩きにくいが、最後の岩場を登りきると北湯との分岐点に出る。赤面山からここまで50分。
岩場を登り、大岩手前の休憩点で茶臼岳朝日岳を望みながら10分ほど休む。大岩の上から周囲の展望を満喫。
清水平の分岐を過ぎ、約四時間で三本槍岳に着いた。

10:00 誰もいない静かな山頂。流石山〜三倉山の稜線。旭岳に雲がかかり始める。茶臼岳、朝日岳ははっきりと見える。
ややしばらくして単独行が到着。大峠を通り三斗小屋温泉、そしてロープウェイで帰りますという。挨拶を交わして別れる。
ここで20分ほど休憩した。

10:20 三本槍を下りるころには前岳に雲がかかり始めるが、すぐに消えてしまった。
復路も、大岩前の休憩点で休憩。15分ほど山の景色を楽しむ。
当初、赤面山〜三本槍岳の往復を考えていたが、往路の不快のルートに、予定を変更。
中の大倉尾根を通り、北湯へ向かい、途中から林道を通って、白河高原スキー場へ戻ってくるコースに変更した。
このルートは、10年ほど前に一回歩いたことのあるコースで、道の状況はある程度分かっている。

赤面分岐からゆるく長い下りのルート、40分ほどでMt.ジーンズの分岐を過ぎ、季節になればシロヤシオが咲くコースをゆっくりと降りてくる。
途中、アサギマダラが一羽(正式には1頭というらしい)、ひらひらと舞い飛ぶ姿が見られた。
グランデコ、天元台あたりでも観察できる蝶で、長い距離を移動する蝶として有名な蝶であり、グランデコでは毎年観察会が開かれるほどである。
ここ那須の山中でみられるとは思わなかった。
Mt.ジーンズの分岐から30分ほどで、北湯へ向かる登山道を横切る林道にぶつかる。

ここから、50分ほど歩いて旧有料道路へ出る。
10年前と比べると、このルートはほとんど使われていないようで、荒れに荒れている。
草は伸び放題。雨水の流れで砂利道は深くえぐられており、車は通行できない。
スキー場のリフトが見え始めたころからは、雨水の流れが制御されているようで、道の荒れはそれほどではなくなくる。
しかし、誰一人と出会うことのない静かな山道は、不気味な感じがする。ちょっとした物音にも敏感にならざるを得ない。
両手を打ち鳴らし、音を出しながら歩いた。

スキー場の広い斜面が見えてくると、道路は整備されてくる。
ゲレンデも草が刈り払われて、人が歩けるコースが出来ている箇所がある。
あとで分かったが、スキー場のゲレンデを通って途中から林道へ出ることができるようだ
これが出来れば、大分時間短縮ができそうだ。

13:10 旧有料道路へ出た。ここから、30分ほど歩いて白河スキー場跡へ戻ってきた。

[福島の山歩記]
http://www.geocities.jp/akbncom/yama/24/akasanooku/index.html

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