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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
また撤退!八方尾根〜唐松岳 暴風のため丸山まで
2020年02月11日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:14
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 386m
- 下り
- 589m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方アルペンライン 往復チケットを購入 八方ゴンドラリフト+アルペンクワッドリフト+グラートクワッドリフト通し券料金(往復)2980円 ※登山届の提示が必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は全行程アイゼンで歩きました。 この日はBCの方々も多くトレースはしっかりと付いていました。 ただ、雪が締まって歩きやすい箇所と膝上まで沈む箇所がありました。 あと、所々に踏み抜きく場所もあり注意が必要でした。 スタートしてしばらくは本当に快適なスノーハイキングと言った感じでしたが、丸山の手前くらいから物凄い暴風になり、進むどころか立ってもいられずピッケル刺して屈んで耐えてばかりでした。 この間はほぼホワイトアウトに近い状態になる事もあり、視界はほとんど無いわ、雪の粒や雪の塊がドカドカ体に当たってくるわ、いろいろと痛いわで少し恐怖を感じました。 何とか耐えながら丸山までたどり着きましたが、この先はさらに風がキツくとても歩ける状態ではありませんでした。 自分が丸山にたどり着いた時点では十数人が待機しており、その中には先に進もうとした猛者もいたのですが、あまりの暴風で全く進めず、その場にいたほとんどの人が撤退していました。 ※GPSが登りの途中で気付かないうちに停止してしまい、線が途中途絶えてしまっています。 |
写真
だんだんと風がキツくなってきました。
この先は写真どころではありませんでした。
ピッケル刺して屈んで暴風に耐え、ほとんどまともに歩けませんでした。
ホワイトアウト状態になる事もあり、飛んでくる雪の粒と雪の塊がボコボコ体に直撃するわで、少し恐怖を覚えました。
この先は写真どころではありませんでした。
ピッケル刺して屈んで暴風に耐え、ほとんどまともに歩けませんでした。
ホワイトアウト状態になる事もあり、飛んでくる雪の粒と雪の塊がボコボコ体に直撃するわで、少し恐怖を覚えました。
感想
先週は西穂高岳でまさかの身体不調による悔しい途中撤退。
あまりにも悔しいので今週も北アルプスに遠征です。
今回は少し前から気になってた八方尾根〜唐松岳をピストンするルートです。
この日は事前の天気予報も最高、自宅からは遠方なので前日に麓まで前入りし体調もバッチリ。
先週から前日にかけても多くの積雪があり、期待も膨らみます。
休日の好天という事もあり、八方ゴンドラリフトは多くのスキー・スノボ客、登山者やBCで賑わっておりかなり華やかな雰囲気でした。
アルペンクワッドリフト〜グラートクワッドリフトに乗っている間は雲の中だったのか終始かなりガスってて若干の不安を感じましたが、スタート地点の八方池山荘に到着する手前くらいから雲を突き抜けたのか一気に青空が広がり弥が上にもテンションが上がります!
八方池山荘からの歩き始めは天気も最高で、こりゃ今日は最高の雪山ハイキングだなぁとルンルンで歩いてたのですが・・・。
丸山手前くらいから段々と風が強くなって物凄い暴風に・・・。
もちろん風(暴風)は想定はしていたのですが、今回の暴風は自分の想定をはるかに超えていました。
周囲はほぼホワイトアウト状態、しかも爆風だけでなく雪の塊が自分の体にボコボコ直撃するなんて初めての経験でした。
ピッケル刺して屈んで耐えるのが精一杯でした。
下山中にすれ違った登山者に、「顔のそこら中からつららがぶら下がってますよ!」って言われました。これも初めての経験ですね・・・。
でも、無事に帰宅するのが山登りの一番のミッション。
悔しいですが、また来年リベンジします。
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同じ日に甲斐の金峰山に登っていました.こちらも強風でしたが午後には止みました.山頂から後立山がきれいに見えて,遠目には今季最高のコンディションに見えました.「あっちに行っていれば,白く輝く峰が目の前に・・・」等と山頂から羨望のまなざしで眺めていたのですが,現場はそれどころでは無かったのですね.飛騨山脈は厳しさが一味違いますね.でも白い峰には惹かれてしまいます.ご無事で何よりです.
コメントありがとうございます。
自分も北アルプスの中でも一際美しいあの白い峰々に導かれ唐松岳を目指した口ですが、普段の行いが悪いのか・・・厳しかったですね。
撤退箇所の丸山の手前2361m峰辺りまでは、絵に描いたような素晴らしいコンディションだったのですが、そのラインを超えた辺りから急に暴風が現れ、
下りるとピッタリ止むという不思議な状況でした。
少し怖い思いもしたし、無事に帰ることが出来たのはもちろん良かったのですが、心のどこかで悔しさはもちろん、どうして僕が行く日に限って・・・って思ってしまうところも正直ありますね。
でも、果たせなかった唐松岳の登頂と、もう一度あの美しすぎる白い峰々を観るために、また来冬に必ずリベンジするつもりです。
natsu55さんも是非一度あの白い峰々を観に来て下さい。
本当に最高ですから。
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