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Yamareco

記録ID: 2226903
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

厳冬期蝶ヶ岳登山のつもりが徳沢で撤退

2020年02月19日(水) 〜 2020年02月20日(木)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
26:28
距離
32.4km
登り
472m
下り
283m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:57
休憩
0:43
合計
5:40
9:28
43
10:11
10:11
15
10:26
10:30
38
11:08
11:13
6
11:19
11:19
12
11:31
11:32
7
11:39
11:44
1
11:45
11:59
32
12:31
12:33
62
13:35
13:42
5
13:47
13:52
76
2日目
山行
4:37
休憩
0:15
合計
4:52
8:12
8:13
5
8:18
8:27
55
9:22
9:23
77
10:40
10:40
6
10:46
10:47
12
10:59
11:00
30
11:30
11:30
13
11:43
11:45
10
11:55
ゴール地点
天候 前日に大雪、からの当日は晴れ。
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
朝6時頃、さわんど第二駐車場に到着。停まっている車は2台。看板には1日600円と書かれているが、誰もいないのでどこで支払えば良いのかわからず、無料で停めさせてもらいました。
8:55中の湯行のバスに乗るべくきさわんどバスターミナルで待つが、8:55になってもバスが来ない。不安になりスマホで調べたところ、どうやら冬季はバスターミナルにバスは来ず、川の向こう側の国道158号沿いに停車するらしい。朝から激焦り!このバスを逃すと11:00までバスは来ない!
凍った下り坂をダッシュで下り、橋を渡ったところでバスが来ているのが見える。登山客の列の最後尾についたところで、バスが到着。バスの到着が遅れたおかげで、なんとか乗車することができました。よかった〜
コース状況/
危険箇所等
釜トンネルは電気がついていないのでヘッデン必須。小梨平からはトレースなし。
朝8:40です。さわんどバスターミナルです。8:55には、ここに中の湯(釜トンネル前)まで連れて行ってくれるバスが来ます。
・・・って、来ないんか〜い!!!
冬季バス停までダッシュ!下調べは念入りに。
2020年02月19日 08:42撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 8:42
朝8:40です。さわんどバスターミナルです。8:55には、ここに中の湯(釜トンネル前)まで連れて行ってくれるバスが来ます。
・・・って、来ないんか〜い!!!
冬季バス停までダッシュ!下調べは念入りに。
さわんどから10分程度で釜トンネルに到着。入り口で準備をして9:30に上高地に向けて出発!先ずは釜トンネル。1.5kmほどの真っ暗な上り坂をヘッデン点けて歩くと、20分ほどで釜トンネルの出口が見えてきました!けっこうな上りですでに汗かいてる。
2020年02月19日 09:47撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 9:47
さわんどから10分程度で釜トンネルに到着。入り口で準備をして9:30に上高地に向けて出発!先ずは釜トンネル。1.5kmほどの真っ暗な上り坂をヘッデン点けて歩くと、20分ほどで釜トンネルの出口が見えてきました!けっこうな上りですでに汗かいてる。
釜トンネル出口から。平日ということで、バスから降りたのは10人くらい。
2020年02月19日 09:50撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 9:50
釜トンネル出口から。平日ということで、バスから降りたのは10人くらい。
釜トンネルを出ると、次はすぐに上高地トンネル。こちらは588mで楽勝です。2月といえば、雪の深い時期なのに、やはり今年は雪が少ない。
2020年02月19日 09:51撮影 by  iPhone 8, Apple
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釜トンネルを出ると、次はすぐに上高地トンネル。こちらは588mで楽勝です。2月といえば、雪の深い時期なのに、やはり今年は雪が少ない。
2020年02月19日 09:51撮影 by  iPhone 8, Apple
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穂高の絶景が見えてきました。気分も盛り上がってまいります!
2020年02月19日 10:12撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 10:12
穂高の絶景が見えてきました。気分も盛り上がってまいります!
大正池からの穂高連峰。逆さ穂高はクリアには見えず。
2020年02月19日 10:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 10:19
大正池からの穂高連峰。逆さ穂高はクリアには見えず。
田代池付近。穂高がだんだん近づいてくる。
2020年02月19日 11:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 11:22
田代池付近。穂高がだんだん近づいてくる。
河童橋まであと少し。
2020年02月19日 11:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 11:23
河童橋まであと少し。
好天に恵まれ、雪道をのんびり歩きます。背中の重い荷物も(今のところ)苦じゃないね。
2020年02月19日 11:23撮影 by  iPhone 8, Apple
2/19 11:23
好天に恵まれ、雪道をのんびり歩きます。背中の重い荷物も(今のところ)苦じゃないね。
ようやく24kgの荷物を下ろして写真撮影。河童橋と焼岳。立派だね〜。
2020年02月19日 11:42撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 11:42
ようやく24kgの荷物を下ろして写真撮影。河童橋と焼岳。立派だね〜。
河童橋からの穂高連峰。よく見かけるやつだけど、実際に見ると穂高岳の圧力がすごい!
2020年02月19日 11:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 11:44
河童橋からの穂高連峰。よく見かけるやつだけど、実際に見ると穂高岳の圧力がすごい!
河童橋からビジターセンター。夏はごった返している上高地も、この時期は閑散としている。贅沢だね〜。
2020年02月19日 11:45撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 11:45
河童橋からビジターセンター。夏はごった返している上高地も、この時期は閑散としている。贅沢だね〜。
小梨平の川岸からの穂高岳。この辺りから、さらに人が減りトレースもなくなる。ここで今回調達したワカンを装着。
2020年02月19日 12:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 12:11
小梨平の川岸からの穂高岳。この辺りから、さらに人が減りトレースもなくなる。ここで今回調達したワカンを装着。
小梨平〜明神〜徳沢はノートレース。しかも前日に降った雪で膝下までの積雪。さらには、気温が上がってくるとワカンに雪が付いて重い。背中の24kgの荷物に潰されそうになり、ようやく撮った一枚。何度、荷物を捨てて帰ろうと思ったことか。
2020年02月19日 15:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 15:14
小梨平〜明神〜徳沢はノートレース。しかも前日に降った雪で膝下までの積雪。さらには、気温が上がってくるとワカンに雪が付いて重い。背中の24kgの荷物に潰されそうになり、ようやく撮った一枚。何度、荷物を捨てて帰ろうと思ったことか。
徳沢の公衆トイレ前に今夜の寝床を設営。雪を溶かしてみるも、これまで経験した雪と比べて混入する異物が多く飲むに耐えない、、
持ってきた水は保温ポット750mlのみ(酒はあるが)。やばい。この時点で、ラッセルのダメージと水分の不足で、蝶ヶ岳は諦めモード。
2020年02月19日 16:20撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 16:20
徳沢の公衆トイレ前に今夜の寝床を設営。雪を溶かしてみるも、これまで経験した雪と比べて混入する異物が多く飲むに耐えない、、
持ってきた水は保温ポット750mlのみ(酒はあるが)。やばい。この時点で、ラッセルのダメージと水分の不足で、蝶ヶ岳は諦めモード。
寒くなってもきたので、とりあえず独り宴会開始。水はないが酒ならある。ビール二本と日本酒、ウィスキーで体を温める。
2020年02月19日 17:48撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 17:48
寒くなってもきたので、とりあえず独り宴会開始。水はないが酒ならある。ビール二本と日本酒、ウィスキーで体を温める。
コンビニで見つけた軽量高カロリー食品とバーボンがよく合うね。サラミ&チーズは冷たいので、バーナーで炙りながら。
2020年02月19日 18:33撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 18:33
コンビニで見つけた軽量高カロリー食品とバーボンがよく合うね。サラミ&チーズは冷たいので、バーナーで炙りながら。
テントの天井からコンビニ袋を吊るしてその中にヘッデンをIN。
おぉ!このライトなかなかいいじゃないか。点けたり消したりするときにシャカシャカうるさいけど、人のいないテント場なら問題なし。
2020年02月19日 19:12撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/19 19:12
テントの天井からコンビニ袋を吊るしてその中にヘッデンをIN。
おぉ!このライトなかなかいいじゃないか。点けたり消したりするときにシャカシャカうるさいけど、人のいないテント場なら問題なし。
おはようございます。4時に起きるも、水の不安と昨日のラッセルのダメージで心がバキバキに折れており、引き返すことに決定。何をしにきたんだ?と自問しながらも、昨日以上のラッセルと渇きに耐える気力はなかった。
2020年02月20日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/20 7:09
おはようございます。4時に起きるも、水の不安と昨日のラッセルのダメージで心がバキバキに折れており、引き返すことに決定。何をしにきたんだ?と自問しながらも、昨日以上のラッセルと渇きに耐える気力はなかった。
2020年02月20日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
2/20 7:09
俺の足跡。
2020年02月20日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
2/20 7:09
俺の足跡。
何かの足跡。
2020年02月20日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/20 7:09
何かの足跡。
今日は雲が出る予報。明日は一日晴天の予報で、最高に気持ちいいんだろうけど、、
さらにサングラスを何処かに落としたことに気付き意気消沈。曇り空のうちに帰ろう。
2020年02月20日 07:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/20 7:14
今日は雲が出る予報。明日は一日晴天の予報で、最高に気持ちいいんだろうけど、、
さらにサングラスを何処かに落としたことに気付き意気消沈。曇り空のうちに帰ろう。
沢だ。あー、喉渇いた。
2020年02月20日 07:42撮影 by  iPhone 8, Apple
2/20 7:42
沢だ。あー、喉渇いた。
えーい、飲んじゃえ!
ぐびぐび。ウメェ〜〜!!!
もう一杯!
2020年02月20日 07:56撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/20 7:56
えーい、飲んじゃえ!
ぐびぐび。ウメェ〜〜!!!
もう一杯!
トレースがあると歩みが早い。(気持ち的には)昨日の半分くらいで明神に到着。明神岳が立派です。
2020年02月20日 08:20撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/20 8:20
トレースがあると歩みが早い。(気持ち的には)昨日の半分くらいで明神に到着。明神岳が立派です。
上高地バスターミナル付近からは、毛がモフモフになったお猿さんがたくさん。
2020年02月20日 10:46撮影 by  iPhone 8, Apple
2/20 10:46
上高地バスターミナル付近からは、毛がモフモフになったお猿さんがたくさん。
上高地バスターミナルからトンネルまでの歩き。平坦な道ではあるけど、背中の荷物が重すぎる。登ってもいないのにアイゼンとかピッケルとか2泊分の食料とか、要らないものがたくさん。
2020年02月20日 11:03撮影 by  iPhone 8, Apple
2/20 11:03
上高地バスターミナルからトンネルまでの歩き。平坦な道ではあるけど、背中の荷物が重すぎる。登ってもいないのにアイゼンとかピッケルとか2泊分の食料とか、要らないものがたくさん。
毛づくろいをしている猿の親子。カワイイ。
さようなら上高地。また来るよ。
2020年02月20日 11:47撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/20 11:47
毛づくろいをしている猿の親子。カワイイ。
さようなら上高地。また来るよ。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ ポール テント テントマット シェラフ ワカン トレッキングポール アルコールランプ アルコール燃料 シュラフカバー

感想

ようやく夏休み(?)がとれたので、厳冬期の雪山へ。
せっかくの長い休みなので、今回はテント2泊で蝶ヶ岳へ。1日目に徳沢に入り、2日目に蝶ヶ岳アタック、3日目に帰るというプランにしました。
天気が良さそうな2/19〜21を選択。
出だしからバス停を間違えるトラブルがありながらも、上高地あたりまでは順調だったが、小梨平から徳沢まではノートレース。そりゃ平日なんだからしょうがない。膝下の雪をかき分けて進むが、背中の24kgの荷物と水不足も相まって地獄の山行に。天気が良かったのがせめてもの救いだった、、
翌日、水不足の状態で蝶ヶ岳アタックでのラッセルを想像すると急速に心が萎え、スゴスゴと引き返すことに。
気力、体力、技術ともに未熟を痛感した山行でした。
山頂に登らないと、なんだか充実感、達成感がないんだよな〜、、
修行して出直そう!必ずまた来るぜ!

帰路、上高地トンネルに着いたのが12:00頃。14:00のバスまでどうやって時間を潰すか、と思案していたところ、見回りをしていたスタッフの方から「乗って行きますか?」と神のようなお言葉。重い荷物で足も肩もボロボロだったので、本当にありがたく乗せていただきました。ありがとうございました!

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