笛吹川東沢釜ノ沢西俣から甲武信ヶ岳へ

2012年09月08日(土) 〜 2012年09月09日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,683m
• 下り: 1,681m

コースタイム

9/8
9:30西沢渓谷−二俣−10:30ホラの貝のゴルジュ−山の神−13:00魚止滝−13:20千畳のナメ−14:00両門の滝−西俣−15:40ビバーク地点（右沢と東沢の二俣直下）

9/9
6:30ビバーク地点−二俣−ゴーロ地帯−ナメ滝−8:00多段10m曲がり滝−水師からの枝尾根−9:10水師−9:45甲武信ヶ岳−甲武信小屋−戸渡尾根−近丸新道−13:40西沢渓谷

天候

9月8日：晴ときどき曇、夕方に一時小雨。
9月9日：晴。稜線は時々ガスに覆われる。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ガイドさんの車で道の駅みとみへ。

コース状況／危険箇所等

二俣〜山の神：二俣吊り橋の先から右に曲がり、踏み跡を歩いて河原へ降りる。徒渉を繰り返し、東沢登山道跡へ。登山道跡はしっかりした踏み跡だが整備はされていない。随所にロープや古い針金がある。ホラの貝のゴルジュは一度河床まで下りて、左岸を高巻く。

山の神〜魚止滝：ゴーロの河原を歩く。水量が少なく、乙女の滝は下まで行けた。

魚止滝：右岸をユマールで登り、その先はアンザイレンして進んだ。

千畳のナメ：穏やかな流れで、どこでも歩ける。

両門の滝：右岸の樹林帯を登る。アンザイレンして進んだ。

西俣：鉄砲水の跡のようなゴーロとなっていた。随所にナメ滝が出現する。多段10m曲がり滝は段になっている部分を水をかぶりながら登った。

ツメ：多段10m滝の先で左岸の樹林帯を急登する。枝尾根に出たら踏み跡をたどって水師のピークに向かう。

水師〜甲武信ヶ岳〜西沢渓谷：一般の登山道。戸渡尾根も近丸新道も急な下り。

写真

9/8 9:58

二俣吊り橋の先で入渓。

9/8 10:35

ホラの貝のゴルジュ。左岸を高巻く。

9/8 11:56

東のナメ沢の滝。

9/8 12:59

魚止滝。

9/8 13:21

千畳のナメ。

9/8 13:24

この景色を見るために来たような気がする！

9/8 14:01

両門の滝。西俣は左側の滝を遡る。

9/9 6:50

二俣の先のゴーロ帯。

9/9 8:06

多段10m曲がり滝の先、倒木が多くなってくるあたりで支尾根に向かって急登。

9/9 9:46

甲武信ヶ岳山頂より。ガスに巻かれたりもするけど、このような好展望も。

9/9 11:52

下山は戸渡尾根→近丸新道へ。

9/9 13:03

近丸新道の下部は鉱石運搬用軌道跡と重なる。

撮影機器：

Optio WG-1 GPS ペンタックス

感想

K-S-K

以前屋久島でやって以来、いつかまたやりたいと思っていた沢登り。田部重治の著作を読んで以来、いつか行ってみたいと思っていた笛吹川東沢釜ノ沢。ガイド登山で行くことにしました。

出発直前まで天気が心配、何より沢登りの経験が極めて少ない自分がついていけるかどうかも心配でしたが、ガイドさんやメンバーに助けられながら行って帰ってくることができました。皆さん本当にありがとうございました。

東沢釜ノ沢がどうかと言えば、とにかく美しくて楽しいとしか言いようがない印象。ホラの貝のゴルジュや流れ込む支流のナメ、そして千畳のナメは写真で見るよりもはるかに美しく感じました。