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Yamareco

記録ID: 224047
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ハイキング
大峰山脈

山上ヶ岳【大峰奥駈道(北部)#3】

2012年09月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:01
距離
19.1km
登り
1,246m
下り
1,225m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

05:25 五番関トンネル西口
05:40 奥駈道五番関分岐 05:45
07:15 洞辻茶屋 07:21
08:33 山上ヶ岳 08:42
09:24 小笹ノ宿 09:26
10:04 阿弥陀ヶ森(柏木分岐) 10:10
10:28 伯母谷覗 10:50
11:16 阿弥陀ヶ森(柏木分岐) 11:20
11:50 小笹ノ宿 12:15
13:00 山上ヶ岳 13:05
13:50 洞辻茶屋 13:53
14:58 奥駈道五番関分岐 15:00
15:12 五番関トンネル西口
総歩数 35,400歩
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五番関トンネル西口に10台程度駐車可能スペースあり
自宅から65km 約1時間30分
コース状況/
危険箇所等
・五番関トンネル西口登山口〜奥駈道五番関分岐
 ほとんどが涸沢の苔むした岩場で滑りやすく特に下山時は注意が必要です。

・五番関〜洞辻茶屋
 高度差約30mのクサリ場があります。

・洞辻茶屋〜山上ヶ岳
 定番の清浄大橋からの山道と合流以降よく踏まれたコースですが、陀羅尼助茶屋過ぎにルートが分かれていて左(油こぼし経由)は登りに右(木製階段)は下りに使うことを推奨されています。

・山上ヶ岳〜阿弥陀ヶ森
 穏やかな勾配で静かな自然林の中を進みます。

・阿弥陀ヶ森〜伯母谷覗
 数十メートルの下りで往路は楽ちん帰路はしんどい。
 伯母谷覗から見る景観は素晴らしい。

・五番関登山口には登山ポストはありません。

・下山後は洞川温泉(\600.-)水曜日 定休
五番関トンネル西口
東屋の右奥が登山口になります
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
五番関トンネル西口
東屋の右奥が登山口になります
五番関登山口です
夜明け前で薄暗い山道を登ります
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
五番関登山口です
夜明け前で薄暗い山道を登ります
大峰奥駈道五番関です
女人結界門があります
これ以降女人禁制域になります
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
大峰奥駈道五番関です
女人結界門があります
これ以降女人禁制域になります
五番関にある錫杖です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/13 13:00
五番関にある錫杖です
鍋カツギ行者
祠の左に大きな鍋がありました
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
鍋カツギ行者
祠の左に大きな鍋がありました
さわやかな尾根道を進みます
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
さわやかな尾根道を進みます
落差約30m程のクサリ場があります
写真はその最下部です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
落差約30m程のクサリ場があります
写真はその最下部です
遠くに山上ヶ岳と稲村ヶ岳が現れました
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/13 13:00
遠くに山上ヶ岳と稲村ヶ岳が現れました
洞辻茶屋に着きました
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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洞辻茶屋に着きました
陀羅尼助茶屋をくぐると案内板があります
登りは左の油こぼしから鐘掛岩へのルートを採ります
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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陀羅尼助茶屋をくぐると案内板があります
登りは左の油こぼしから鐘掛岩へのルートを採ります
鐘掛岩です
上部はガスで見えません
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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鐘掛岩です
上部はガスで見えません
大峰山寺の宿坊が見えてきました
山上ヶ岳も近くなってきました
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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大峰山寺の宿坊が見えてきました
山上ヶ岳も近くなってきました
西の覗き岩です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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西の覗き岩です
落差がよくわかりませんがこれ以上先に行く勇気はありません
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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落差がよくわかりませんがこれ以上先に行く勇気はありません
西の覗から鷲ノ巣岩が真正面に見えます
ガスが薄くなった瞬間を狙いました
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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西の覗から鷲ノ巣岩が真正面に見えます
ガスが薄くなった瞬間を狙いました
大峰山寺全景です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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大峰山寺全景です
山上ヶ岳
宿坊から大峰山寺に出たのでお花畑へ少し戻りました
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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山上ヶ岳
宿坊から大峰山寺に出たのでお花畑へ少し戻りました
山頂お花畑から稲村ヶ岳、大日山がきれいです
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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山頂お花畑から稲村ヶ岳、大日山がきれいです
小笹ノ宿に向かう山道
笹が露でびっしょりです
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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小笹ノ宿に向かう山道
笹が露でびっしょりです
振り返って見ると大峰山寺の屋根が見えます
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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振り返って見ると大峰山寺の屋根が見えます
投げ地蔵
後ろの石がそうかな?
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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投げ地蔵
後ろの石がそうかな?
小笹ノ宿手前の美しい森です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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小笹ノ宿手前の美しい森です
小笹ノ宿(行場)に着きました
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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小笹ノ宿(行場)に着きました
小笹ノ宿小屋です
山道はこの裏手に続きます
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/13 13:00
小笹ノ宿小屋です
山道はこの裏手に続きます
小笹ノ宿小屋裏手に案内板があります
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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小笹ノ宿小屋裏手に案内板があります
阿弥陀ヶ森の女人結界門です
ここは柏木分岐です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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阿弥陀ヶ森の女人結界門です
ここは柏木分岐です
柏木分岐を柏木方面に進みます
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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柏木分岐を柏木方面に進みます
山道で見かけたトリカブトの花
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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山道で見かけたトリカブトの花
絵にかいたような阿弥陀ヶ森の山道です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
絵にかいたような阿弥陀ヶ森の山道です
今日のお目当て伯母谷覗です
見たことのない絶壁でした
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
今日のお目当て伯母谷覗です
見たことのない絶壁でした
伯母谷覗から南方向を望みます
断崖の連続です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
伯母谷覗から南方向を望みます
断崖の連続です
伯母谷覗から見る大普賢岳
頂上は谷から湧き上がるガスではっきりしません
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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伯母谷覗から見る大普賢岳
頂上は谷から湧き上がるガスではっきりしません
帰路山上ヶ岳の手前の山道にて
大木の赤ちゃんで混み合っています
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
帰路山上ヶ岳の手前の山道にて
大木の赤ちゃんで混み合っています
大峰山寺
9月23日は戸閉式があるようです
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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大峰山寺
9月23日は戸閉式があるようです
山上ヶ岳 お花畑から弥山、八経ヶ岳を望みます
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
山上ヶ岳 お花畑から弥山、八経ヶ岳を望みます
山道から鷲ノ巣岩がそびえます
朝と違ってガスもなくくっきりしています
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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山道から鷲ノ巣岩がそびえます
朝と違ってガスもなくくっきりしています
鷲ノ巣から西の覗き岩です
この上に立つと恐怖です
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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鷲ノ巣から西の覗き岩です
この上に立つと恐怖です
P1648付近から陀羅尼助茶屋に向かう下山道
きれいな幾何学模様が印象的です
実際に斜め材に足をかけて下ると膝への負担が軽くて済みます よくできています
2012年09月13日 13:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
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9/13 13:00
P1648付近から陀羅尼助茶屋に向かう下山道
きれいな幾何学模様が印象的です
実際に斜め材に足をかけて下ると膝への負担が軽くて済みます よくできています
撮影機器:

感想

大峰奥駈道(北部)#3
五番関から山上ヶ岳、小笹ノ宿、阿弥陀ヶ森を経て伯母谷覗までのピストンを実行しました。

待っていた天候が回復し一日好天に恵まれ最高に山行ができました。
五番関トンネル西口には5時に到着し、夜明けを待って出発しました。
登山口からいきなり急登、足元に気を付けながらゆっくり高度を上げていきます。

五番関から女人結界門をくぐり直進します。しばらく穏やかな山道ですが突然約30mのクサリ場に当たります。日ごろ力仕事をしていないので腕力が入りました。
少し下りが続くと洞辻茶屋にでます。

朝露で山道の笹はびっしょり濡れています。ここでスパッツを着けます。ここから先、山上ヶ岳へは以前通った道、油こぼし辺りが急な木製階段の連続で息が上がりますが鐘掛岩から先はほぼ平坦です。鐘掛岩へはズルをして裏から廻って上がりましたが、あいにくガスで展望は無し。早々に引き揚げ先を急ぎます。

西ノ覗岩に立寄り景観を楽しみます。朝が早いのかここでもガスですっきりしません。下ると初めて登山者と出会いました。

宿坊を通り抜け進むと大峰山寺に出ます。
まだどなたも来られていなくて静寂そのものです。中の入るとお坊さんがおられました。慌ててご挨拶をし、納経を済ませて一旦山上ヶ岳頂上に戻り様子をうかがって投げ地蔵の行場を通り小笹ノ宿へ向かいます。
笹原を彫刻刀で削ったようにつけられている山道は歩いていて気持ちがいいです。
朝露がちょっと気になりますが・・・。

緑深い森を抜けると小笹ノ宿に来ます。
蛇行した水路の水音がさわやかです。阿弥陀ヶ森へは小笹ノ宿小屋の裏側から山道は続きます。軽いアップダウンを繰り返し進むと女人結界門が見えてきます。ここが阿弥陀ヶ森(柏木分岐)です。

ここで右に進めば奥駈道大普賢岳方面に続きます。伯母谷覗へは左へ柏木方面に進みます。ほとんど下りの阿弥陀ヶ森の美しい自然林の中の山道を行くと前方に大きな断崖の岩が見えてきます。伯母谷覗に到着です。

絶景です!
こんなに深い谷は見たことがありません!
軽い昼食を摂りながら、写真を撮ったり景観を楽しんだり時のたつのを忘れます。
ここから望む大普賢岳とその周辺の山の山容の荒々しさが印象的でした。

今日は長距離に挑みましたのであまりゆっくりもできません。時間に追われて程々にして帰路に着きました。

小笹ノ宿の手前で今日2番目に出合った方は、大きなザックを背負い百丁茶屋から来られたそうで今日は行者還岳まで行って行者還小屋で泊まるとか言われていました。縦走とは羨ましい。今の私にはまだその勇気が出ません。まだ日帰りの段階です。

山上ヶ岳まで戻ると、ちょうどお昼時で結構登山者の方が居られて、天気もいいのでのんびり展望をおかずに食事をされていました。

あとは来た山道を洞辻茶屋まで一気に戻り、五番関への帰路で、往路で気になっていた「古道」の標識があるところで、ごろ石ばかりの山道と分かれて古道を通って下山しました。かなりアップダウンがありましたが人工林と自然林の境界を概ね下りで意外と早く五番関に着きました。

五番関トンネル西口への激下り、案の定苔むした岩に足を滑らせ尻餅・・・(>_<)。
予定通りの時間に下山完了しました。

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コメント

私も 日帰り専門です
お久しぶりです  伯母谷覗 絶景だったでしょー
私も 7月25日 洗浄大橋から 同じルート歩きました。

大峰山寺から 阿弥陀がヶ森までは 距離はあるけど 気持ち良く歩けますね
伯母谷覗は 絶景だけど 帰りの登り返しが けっこうきついですね。

私は 山上ヶ岳山頂と お花畑 寄り忘れましたから 次回に持ち越しです。

日帰りで行くには これくらいの距離が 今の私では安全圏内かと 思います。
2012/9/14 9:50
NANIWANさん こんにちは!
コメントをいただきありがとうございます。

今回の伯母谷覗への山行は、NANIWANさんの7月25日の記録を参考にさせていただきました。

私にはこの辺りが日帰りの限界です。
途中でお会いした奥駈道縦走の方は行者還小屋で泊まりとおっしゃっていましたが、私には真っ暗な山中で一人で泊まる勇気はありません

NANIWANさんの次のレコ楽しみにしています
2012/9/14 15:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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