鷲羽岳・双六岳・三俣蓮華<男前の鷲羽岳と大展望の双六岳>
コースタイム
<1日>6:10駐車場〜6:30登山口〜7:35わさび平小屋(10分休憩)〜9:00秩父沢〜11:45鏡平山荘(昼食)14:00双六小屋(テント泊)
<2日>6:40双六小屋〜9:15三俣山荘(テント準備)10:30発〜11:00鷲羽岳11:30発〜12:30三俣山荘(テント泊)
<3日>6:00三俣山荘〜9:30双六小屋9:45発〜11:35鏡平山荘(昼食)〜15:00わさび平〜16:00駐車場
天候 | 1日:晴のち曇・午後雨 2日:晴 夕方小雨 夜快晴 3日;ピーカン |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・ロープウェイ下のバスターミナルに水洗トイレ有り ・有料駐車場(第一・第二) 6時間500円 ・ゲート周辺に路駐多数(深夜3時は2台のみ駐車) 下山時はびっくりするほど路駐多し |
コース状況/ 危険箇所等 |
※危険個所無し 明瞭な標識、段差も大きく無く、整備がしっかしされており非常に歩きやすい道でした(感謝!!) ※登山口に登山ポスト有り ※双六小屋(テント一人500円)。トイレ・水場は小屋外です。テント場からのトイレが少し遠いのは難点です。 ※三俣山荘(テント一人500円)。こちらは場所によってはテント場横に水場があるのが便利です。トイレは小屋内を利用。 ※下山後入浴 バスターミナルそば「中崎山荘・奥飛騨の湯」 大人800円・シャンプー、リンス、石鹸、化粧水、乳液、 ドライヤー有り、食事処あり http://shinhotaka.com/nakazaki.html ※温泉街をすぎると松本ICまで飲食店は少なく食べ損ねました(反対側の車線にはあり) |
写真
感想
<1日目>
前夜、有料駐車場かゲート前に停めようかを悩み、とりあえずバスターミナルで1時間30分仮眠。結局、真面目でまっとうな相方の意見に従い、なんとも高額な有料駐車場へ駐車。
林道歩きはウォーミングアップにはちょっと長すぎましたが、定刻通り笠新道の分岐に到着。ここで水を補充。
ここから10分たらずでわさび平小屋に到着。すでに汗だくのためCCレモンを購入し、これからの長い道のりに備えます。
小屋前には、魅力的なそうめんの看板やリンゴ・キュウリなどが冷水に冷やされ良心的な価格で販売されていました。
テント場をちょこっとのぞくと、2張ほど。木に囲まれた小じんまりしたテント場でした。
わさび平をすぎても林道が続きますが、20分ほどで奥丸山方面と双六方面との分岐に到着。
このあたりから登りがきつくなり、日陰の少ない登山道のせいもあり、汗がとまりません。
ちょうど疲れが出始めた頃、秩父沢に到着。ここで小休止。沢の冷水でタオルを濡らして体を冷やします。
シシウドガ原ぐらいまでは登りがきつく感じましたが、整備された登山道のため、非常に歩きやすかったです(ただ、日陰は少ない)。
鏡平山荘に近づくと槍穂が眼前にその姿を現します、のはずでしたが、残念ながらガスっていたため、ほとんど見えませんでした・・・
一息入れるため、鏡平山荘でランチ。予め用意した食糧に、追加で鏡平山荘のうどんを1杯購入。このうどんが関西風の出汁で美味。
燃料チャージ後、思いのほか減った水を補給(100円/ℓで販売されています)。
かき氷が美味しそうでしたが、ここは我慢しました。
鏡平山荘を出発し、空にガスが広がる中、景色を楽しむこともできず、黙々と登ること2時間強。
双六小屋とどっしりとした雄姿の鷲羽岳が姿を現します。
運よく鷲羽にはガスがかかっていません!
疲れた体にこの景色は感動です(三俣山荘からの景色はさらに感動的なのですが)。
この日は双六小屋のテント場を利用。500円/1人です。
緩やかな段差になったテント場で、固めの砂場のような地面でした(ペグは打ちやすいのですが、気づかぬうちに1本抜けていました)。
その後、雨がパラパラと降り始め、夕食もテントの前室で小さくなりながら調理。結局この日は1晩中、降ったり止んだりの連続でした。
<2日目>
翌朝は案の定、前日からの雨の影響で朝から目の前はガス。
天気は回復予報だったので、気を取り直して6時半過ぎに三俣山荘へ向けて出発。
天候が良くなかったので、稜線ルートは使わず、巻道ルートを行きました。
ここで鉄人に出会います。
60歳くらいのおじさんですが、京都を夜の9時に出発し、深夜2時から新穂高温泉を歩きはじめ、6時間で双六小屋と三俣山荘の間まで到達。
この後、鷲羽→水晶まで行き、さらにその日のうちに新穂高温泉の駐車場まで戻るとこのこと。1日15時間の歩行は普通だそうです・・・
14時頃、三俣山荘のテント場で水晶から戻ってきたおじさんと再開しました。「日帰りできる!」と言っておられましたが、くれぐれもお気を付けください。
そんなおじさんと出会った我々ですが、この日の行程は楽をして三俣山荘のテント場で幕営。
三俣山荘のバックにそびえる鷲羽岳は圧巻です。
ひとまずテント準備します。ここも500円/1人。水場に近い場所でテントを張ります。すごく便利でした。
その後、鷲羽岳へ。
急登でしたが、1時間半かかるコースタイムも1時間で山頂へ到着しましたので、それほどではないのかも・・・
残念ながら山頂からの槍穂方面の景色はガスだらけでしたが、黒部五郎岳や薬師岳、雲ノ平方面はキレイに見ることができました。
それにしても薬師岳が美しい。
鷲羽岳は携帯(ドコモ)の電波が入るので、相方はここでFBに投稿。
下山後、三俣山荘の食堂で昼食。
ここでカレーとパスタ、食後のコーヒーをいただきましたが、これがお美味いのなんの。是非ご賞味ください。
その日は徐々に天候も回復し、夜は満点の星空が!最高です。
<3日目>
翌朝はすっかりピーカンで、3日目にしてドデーンとそびえる槍穂の姿を拝むことができました。
下山は三俣山荘から新穂高温泉までの長丁場なのですが、調子にのって写真を撮りまくっていると、予定時間を少しオーバー。
でも、鏡平で登りの時は我慢したかき氷はしっかりいただきました。
最後はさすがにバテ気味でした・・・
しかし、今回は水晶岳は体力的、時間的問題であきらめましたが、水晶岳以外にも薬師岳、黒部五郎岳、雲ノ平にますます行きたくなる山行でした。
改めて北アルプスの奥の深さを実感しました!
お疲れ様でした。すっかりお山にはまってしまったようで(笑)レコを読んでいても山が好きなのが伝わってきます♫
奥さんに付き合って山歩いてるのかな??なっんて思ってましたが、とんでもない!!すっかり山男ですね!!
来月お会い出来るの楽しみにしてます。
北ァのその方面は行ったことないので、ぜひ行きたいです。テント合宿では私の相方に北ァの魅力話をぜひ存分にしてくださいねー。
コメントありがとうございます!
人も比較的少なく(駐車場以外は)、ゆったりした時間でした。
烏帽子、高天原を含め、こっち方面楽しそうですよ。
といっても、まだまだ魅力を語れるほどではないですが・・・
山は、暴走しそうになる私を相方が制御しつつ、安全登山を楽しんでいます(^^)
来月、こちらこそよろしくお願いします。
まずは晴れることを祈っています!
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