記録ID: 2278276
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
日程 | 2020年03月25日(水) ~ 2020年03月26日(木) |
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メンバー | , |
天候 | 快晴・無風 |
アクセス |
利用交通機関
自宅発4:00 常磐・首都高・中央にて「小淵沢IC下車」赤岳山荘駐車場着6:40予定。7:20登山開始。
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
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歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 週末予定していた山行を天気の関係で水・木曜日に変更。結果大正解! 2日間快晴、無風の八ヶ岳ブルー。今までのブログを見ていても快晴でも強風と言うのが多いと思います。今回は最高の山行でした。しかし相は私の車に乗り換える時に登山靴を積み忘れ! 結果的に装備(ピッケル、アイゼン)はあるので履いてきたトレランシューズで登ることにしました。但し少しでも危険を感じたら撤退と決めて・・・。結果赤岳は何とか登り切りましたが、翌日の阿弥陀岳については硫黄岳に予定を変更しました。赤岳から見た硫黄岳にはっきりしたトレースが無く、場合によってはラッセルになる可能性もあるので中止とし硫黄岳に変更。結果的には正解でした。硫黄岳からの景色は最高です。景色だけなら赤岳よりも硫黄岳の方が個人的には良いと思います。 美濃戸口⇒赤岳山荘 ほとんど雪はありませんが数か所圧接されたアイスバーンがあります。相変わらず道の凹凸が激しくハリヤーでもフロントスポイラを擦りました。やはり四駆が安全です。 赤岳山荘⇒行者小屋 美濃戸山荘に登る坂道からアイスバーンとなり直ぐにアイゼンを装着。南沢より行者小屋に向かいました。南沢は沢沿いを何度か渡沢しながら登っていく登山道です。所々土が見えていましたがほぼ雪道です。横岳の見える開けた場所に出ると完全な雪道となります。南沢に入ってすぐ渡沢後に道をロストしましたがほぼ踏み後ははっきりしています。 行者小屋⇒文三郎尾根 踏み後がしっかりしています。但しステップ状になっていないので斜めな斜面を登る、私の最も苦手な登山道が続きます。滑ったら止まらなそうな斜面もありました。雪は締っているので歩きやすいですがマムート階段に来ると雪が圧接されクラスとしているように固くなりアイゼンが完全に刺さらない時もあります。滑らないようきちんとステップをします。 文三郎尾根⇒赤岳山頂 文三郎尾根は多少風がありましたが、山頂では風がありません。ここが最も風の強いポイントでした。バラクラバをつけて登りましたがフロント全開状態で問題ありません。ゴーグルも着けずサングラスでOKでした。元々は風が強い場所なので登山道はアイスバーンになっていました。登るにつれ雪道になり歩きやすくなります。最後のトラバースでは踏み後が足1個分で雪が緩く崩れに神経を使いました。ここには鎖があるので鎖を頼ったほうが良いと思います。万が一の為に・・・。トラバースを過ぎるとキレット分岐となり左の岩場を登り赤岳山頂になります。快晴・無風・八ヶ岳ブルー! 最高の日に登りました。ゆっくり最高の景色を堪能。 赤岳山頂⇒地蔵の頭⇒行者小屋 赤岳頂上山荘で最高の景色の中、昼食をとりました。下山は地蔵尾根で降ります。地蔵の頭まで急登の下りが続きますが、雪は締っていて歩きやすいです。細尾根などもあり突風が吹くと危険だと思います。その時は一歩一歩確実にですね。地蔵の頭から行者小屋へは急登を下ります。細尾根を右にターンしながら降り、さらに階段を下りてルンゼを降ります。午後になり雪がやや緩くなっているので要注意です。 行者小屋⇒赤岳鉱泉 行者小屋からは中山乗越まで登り、そこから降ると赤岳鉱泉です。赤岳鉱泉ではアイスキャンディを楽しむ方々がいらっしゃいました。我々はそれを眺めながら地ビールで乾杯! 夕食は名物のステーキを期待したのですがホッケと水餃子でした。未確認情報ではステーキは土曜日などに出るそうです。我々は個室に宿泊しましたが、平日は4000円の個室は無く5000円からになるそうです。とても広く6人は寝れるスペースです。布団も6組ありました。隣との壁は薄く話声はまる聞こえです。山小屋としては落ち着ける感じです。但し共用スペースは寒いです。部屋の暖房も夜中に切れました。タイマーが付いているようです。ダウンを持っていって正解でした。 赤岳鉱泉⇒硫黄岳山頂 赤岳鉱泉から左方向に上り硫黄岳を目指しました。はじめは森林帯の中を穏やかに上りますが、段々急登となり九十九折に上ります。尾根近くになると雪も深くなり踏み後もまばらでプチラッセル状態になります。時々ハイマツ帯で踏み抜きます。尾根に出るとシュカブラが綺麗です。赤岩の頭から岩場を登り一気に山頂を目指します。 山頂は快晴・無風・八ヶ岳ブルー! 最高です。しばし山頂でまったりしました。 硫黄岳山頂⇒美濃戸 名残惜しいですが下山します。下山は一気に・・・。最高だったね〜と話しながら北沢の林道を歩いていたら突然横で音が・・・。見るとなんと鹿が! 5m位の所でにらめっこ逃げません。しばらく歩くとまた鹿が! 今度は斜面に6匹も! 最後に嬉しいサプライズ。最高でした。 |
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その他周辺情報 | 下山後「ふれあいセンターもみの湯」で汗を流して帰りました。なかなか良い温泉です。価格も650円とて手頃です。ここはカーナビがうまく誘導してくれませんでした。 |
過去天気図(気象庁) |
2020年03月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | ザック カンパラパック iPhone 携帯バッテリ メガネ曇り止め サプリ(アミノバイタル4本・ユンケル顆粒2個・塩分チャージ5個) 薬関係 ティッシュ リップクリーム ナイフ・笛・温度計 ホッカイロ バラクラバ 毛糸帽子 ゴーグル ダウンジャケット ダウンパンツ スペア靴下 スペア手袋 サングラス ヘッドライト カメラ カメラ予備バッテリー カメラクリップ ガーミン ココヘリ 行動食(スニッカーズ・羊羹・チョコバー) アコーティオンコンテナ X-SETカップ カラトリー クリアボトル 水 ピッケル ストック アイゼン チェーンスパイク ヘルメット ハーネス カラピナPASスリング ロープ ファーストエイドキッド エアーサロンパス ツエルト 食事 小屋泊セット PAS スリング180mm アルパインクイックドロー120mm HMSロックカラピナ ATC 30mザイル |
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この記録で登った山/行った場所
- 赤岳 (2899.17m)
- 硫黄岳 (2760m)
- 赤岩の頭 (2656m)
- 地蔵の頭 (2716m)
- 赤岳天望荘 (2739m)
- 赤岳頂上山荘 (2899.2m)
- 行者小屋 (2350m)
- 赤岳鉱泉 (2215m)
- 竜頭峰 (2860m)
- 美濃戸山荘 (1720m)
- 赤岳山荘 (1690m)
- やまのこ村 (1679m)
- 中山尾根展望台 (2393m)
- 真教寺尾根分岐 (2845m)
- 大同心沢(大同心ルンゼ)分岐
- ジョウゴ沢
- 堰堤広場
- 中ノ行者小屋跡 (2064m)
- 文三郎尾根分岐 (2737m)
- 阿弥陀岳分岐 (2395m)
- 竜頭峰分岐 (2870m)
- キレット分岐 (2800m)
- 美濃戸 (1716m)
- 赤岳主稜チョックストーン (2675m)
- 中山乗越
- 南沢大滝
- 南沢小滝 (2100m)
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