白馬岳(大雪渓〜白馬鑓温泉)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
6:00猿倉出発−7:10白馬尻小屋7:25−大雪渓9:00休憩9:10−岩室跡10:25休憩10:40−10:55休憩11:10−12:10白馬山頂宿舎(ザックをデポして山頂をピストン)12:30−12:57白馬岳山頂13:10−13:30白馬山頂宿舎13:40−14:30杓子岳の手前14:40−15:55白馬鑓ケ岳16:05−16:55天狗山荘
【2日目】
天狗山荘7:00出発−9:15白馬鑓温泉♨10:20−14:45猿倉着
天候 | 初日は晴れのち曇りでした。2日目は朝からびっくりの大雨でした。稜線で吹きっ晒しになると顔が痛いくらいの勢いでした!! |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースでは危険箇所はありませんでした。白馬鑓温泉は、うわさ以上にすばらしい温泉でした。ここは是非通過せずに入浴していただく事をお勧めします!! |
写真
感想
今回は、名古屋からあさもん君が一緒に登るので白馬駅前のロータリーで朝4:00集合としました。前日は早々にお仕事を片付けて、仮眠をして出かける予定が、結局ギリギリのタイミングとなってしまいました。それでもいつもより頑張って早帰りしました。
名古屋のあさもん君は午後半休で万全を期して(でも17:00近くまで仕事してたとの証言があります。)22:00頃に「これから出発しま〜す!」という明るい声の連絡を頂きました。こちらは横浜で、やっと家に着き準備中・・・それから代々木の○津先輩を拾って行くので煽られてしまい、仮眠もせずに、中央道で一路白馬を目指しました。
あさもん君は、同じ会社の名古屋勤務ですが、前々から「一緒に登りたいね!」と言っていて今回の山行をすご〜く楽しみにしていました。2週間以上前から「登山計画書は誰が書きますか?山小屋予約しますか?私がやっときましょうか?」といった具合で遠足前の小学生のように大はしゃぎ。まぁ、私も○津先輩も似たようなものですが・・・
結局あさもん君は2:30には白馬駅前到着。僕たちは4:30過ぎに到着。車を一台は八方尾根リフト乗り場近くに置き、(天候次第で不帰の劔経由で唐松岳から下山する予定)もう一台で猿倉に向かいました。猿倉駐車場は先週が三連休だったこともあって空いていました。
猿倉を出て、白馬尻小屋まで来るとだんだん白馬連峰が近づいてテンションがあがってきました。大雪渓を間近に見ながら、雪渓からの涼しい風をうけ、写真では感じられないリアルな感動に、心の中で「おぉ!来たぞぉ!」と叫んでしまいました。
○津先輩もあさもん君もいつもよりテンション高めで(皆さん通常でも高めの方たちなのですが・・・)軽アイゼンを装着したら、なにかのアイテムを装着してパワーアップしたロボのような気分で口々に意味不明の感動を発しておりました。
高度を稼ぎながら、徐々に変わっていく景色に自然と笑みがこぼれます。登っている皆さんとっても楽しそうでした。(そりゃそうですよね〜)雪渓が溶けておおきな割れ目から轟々と流れる沢の音や、雪渓の白と青空のコントラストに高山植物の可憐な彩りが折り重なって本当に夢のような風景を歩き続けられるなんてスゴイ贅沢な気分です。あっ!書いててまた感動してしまいました(^0^)
雪渓を過ぎて、岩室跡を過ぎて白馬岳に向って黙々と歩きます。休憩時には昨日の睡眠不足を補うために5分でも熟睡できてしまう特技に感謝しながら登ります。
白馬山頂宿舎で、○津先輩が休憩しているあいだに私とあさもん君で白馬岳山頂をピストンしました。360°の大展望とは行かず方角によって雲があったので180°くらいの大展望でしたが、白馬連峰らしい優しい稜線のパノラマにまた感動!新田次郎の「剛力伝」の展望石碑は銅板の彫り字もすり減っていて年季を感じました。
午後は稜線上にガスが上がってきてだんだん展望がなくなってしまいましたが、天候には恵まれて天狗山荘に向うあいだは雨にもならず、楽しいトレッキングを味わいました。相変わらず休憩時に爆睡しながら進みました。
天狗山荘は9月23日で今年の営業を修了ということもあって晩御飯や朝ごはんにやたらに漬物の種類が(量も)多く、余らせてもしょうがないから大盤振る舞い?でしょうか・・・そんなに漬物ばっかりだされても(>_<)
二日目は朝からとんでもない荒天で、不帰の劔方面は危険と判断し白馬鑓温泉方面から下山しました。うわさの天然温泉でしたがこれが最高に気持ちが良かったです。まだだいぶ先にあるのに、硫黄の匂いがあたりに立ち込めていました。300円の入浴料をはらって露天風呂に入りました。すぐ下がテント場になっていて、登山者から丸見えでしたが、汗をさっぱり流せて極楽気分でした。
天候はあいかあわらず雨でしたが、稜線に比べると小雨状態になっていましたが眺望はなく、延々と猿倉に向かって下山しました。途中に数箇所、小さな池がありました。二日間天気も風景も色々と変化に富んだ楽しい白馬でした。次回は、天気の良い時に不帰の劔を楽しみたいと思います。今回のメンバーから名古屋のあさもん君は○津先輩同様に、何にでも素直に感動するタイプでなかなか楽しいメンバーです。また一緒に登りましょう!!
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