記録ID: 2283071
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
道東・知床
日程 | 2020年03月29日(日) 〜 2020年03月30日(月) |
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メンバー | |
アクセス |
利用交通機関
バス、
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
1日目:熊の湯登山口7:30-羅臼平13:30/14:15-羅臼岳ピーク15:30-羅臼平16:15
2日目:羅臼平6:00-サシルイ岳7:30-オッカバケ岳9:00-東岳12:30/13:30-下山15:45
2日目:羅臼平6:00-サシルイ岳7:30-オッカバケ岳9:00-東岳12:30/13:30-下山15:45
過去天気図(気象庁) |
2020年03月の天気図 |
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写真
感想/記録
by Yanke1987
1日目:晴れのち高曇り
昨日は強風注意報が出ていたが、今日は風も弱まりいい天気。熊の湯登山口からスキーで歩き始める。Co465あたりから夏道を離れ尾根上を行く。ハイ松原からクトー装着。Co1250以上は雪が固く、スキーをしっかりと踏み込みながら登る。羅臼平は吹きっさらし。岩陰や夏道上などテン場適地を探して暫くウロウロする。空身で羅臼往復、雪固く所によってはブルーアイス。一人寂しい夜を過ごす。
2日目:晴れ
テント泊は雪洞・イグルーに慣れていると寒く感じる。朝飯食って外に出ると真っ青な空に尖がった羅臼岳が突き上げていた。気合が入る。サシルイ岳直下までクトーで行く。ピークにはアイゼン、空身で往復。サシルイからはシールを外し標高差300mを一気に滑降。ガリガリ斜面だがスキーは早い。オッカバケ岳を越え南岳に来ると爆裂火口からの吹き上げで風が強い。所々土が出ている。知円別岳を大きくネグってハイマツの枝にクトーを効かせて東岳に登ると、穏やかな山容の知床岳が鎮座していた。下山ルートを確認し滑降開始。基本的に見えている岬町の漁港を目指せばよいのだが、そこまでは尾根や斜面が複雑に入り組んでいる、下手すると変な沢に入り込むかもしれず、慎重に地図を睨んで現在位置を確認しつつ下る。ガリガリは標高1000mくらいまで、そこからザラメとなる。高度差1500m近い滑降距離は道内屈指の長さではなかろうか。港に降りるとカモメが鳴いていた。
昨日は強風注意報が出ていたが、今日は風も弱まりいい天気。熊の湯登山口からスキーで歩き始める。Co465あたりから夏道を離れ尾根上を行く。ハイ松原からクトー装着。Co1250以上は雪が固く、スキーをしっかりと踏み込みながら登る。羅臼平は吹きっさらし。岩陰や夏道上などテン場適地を探して暫くウロウロする。空身で羅臼往復、雪固く所によってはブルーアイス。一人寂しい夜を過ごす。
2日目:晴れ
テント泊は雪洞・イグルーに慣れていると寒く感じる。朝飯食って外に出ると真っ青な空に尖がった羅臼岳が突き上げていた。気合が入る。サシルイ岳直下までクトーで行く。ピークにはアイゼン、空身で往復。サシルイからはシールを外し標高差300mを一気に滑降。ガリガリ斜面だがスキーは早い。オッカバケ岳を越え南岳に来ると爆裂火口からの吹き上げで風が強い。所々土が出ている。知円別岳を大きくネグってハイマツの枝にクトーを効かせて東岳に登ると、穏やかな山容の知床岳が鎮座していた。下山ルートを確認し滑降開始。基本的に見えている岬町の漁港を目指せばよいのだが、そこまでは尾根や斜面が複雑に入り組んでいる、下手すると変な沢に入り込むかもしれず、慎重に地図を睨んで現在位置を確認しつつ下る。ガリガリは標高1000mくらいまで、そこからザラメとなる。高度差1500m近い滑降距離は道内屈指の長さではなかろうか。港に降りるとカモメが鳴いていた。
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コメント
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yanke1987さんへ
厳冬期の知床、羅臼岳登頂おめでとうございます。
レコを見て昔を思い出し、メールを差し上げます。
私は法政大学WV部のOBで1958.07.21、知床岬10:51:30に到達しました。
羅臼から歩いて知床岬に到着です。
この合宿は北海道大雪山と羅臼岳そして原生花園を歩き網走までのワンデリングでした。当時私は大学2年、大雪山は旭川自衛隊と行軍登山、層雲峡に下り列車で斜里駅トラックに羅臼につきましてお寺でお世話になり感謝しております。
私のパーテーは知床岬までの歩きで終わって羅臼から羅臼平、斜里に下り砂利道の直線道路を網走まで歩き、三隊が合流した訳です。
知床半島の縦走は厳冬期に北大山岳部が成し遂げたと聞いております。
多分三浦雄一郎氏も北大山岳部ではなかったでしょうか?
詳しい記録は手元にありませんが、知床・羅臼と聞いたのでコメントを書いてみました。
aaib1360さん
コメントありがとうございます。60年前と現在では麓の街は大きく変わったでしょうが、山の中は何も変わってないのでしょうね。
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