奥三方山を目指して 〜時間切れで撤退〜


- GPS
- 11:54
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
- 山行
- 11:27
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 11:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道181号線を河内千丈温泉まで進み,そのあと林道に入る。鎖を外して先を進み,次に立入禁止となっている地点が現時点での終点。 以前はその鎖を外してさらに奥の奥池集落跡まで進むことができたが,現在は落石のため,鎖に鍵が取り付けられていて関係者以外立入禁止となっている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1000m辺りから積雪あり,標高1100mを越えると藪がなくなる。それまでは藪漕ぎほどではないが,所々登りにくい箇所がある。登山道らしきものがあってそれなりに進むことができる。標高1500mを越えたあたりから,ナイフリッジのような箇所を通過するので注意が必要。 |
その他周辺情報 | 河内千丈温泉には,セイモアスキー場や宿泊施設清流がある。清流は食事も入浴もできるが,新型コロナウイルスの感染防止のため,5/6まで平日の月〜木は休館している。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
靴下
グローブ
ハードシェル
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
アイゼン
ピッケル
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感想
この日は,午前と午後に用事があったので休みをとっていたが,新型コロナの影響で予定がなくなってしまった。折角休みをいただいたので,天気も良さそうだから山に行くことにした。三方崩山から奥三方岳に登ろうか,鍬崎山に登ろうかと迷ったが,県内の山もいいかなと思って,奥三方山を目指すことにした。昨年5月下旬に夏の登山道から奥三方山を目指したが,オオジャラを過ぎたところで次の登山道がわからず,そこで引き返した。今回はそのリベンジのつもりでやってきたが,登山を始める前にハプニング。
まず,あと10分も走れば千丈温泉というところまできて,サングラスを忘れたことに気づいた。今日は天気が良さそうなので,雪からの照り返しで目を傷めることが考えられるのでサングラスは必需品。そのため取りに戻った。30分以上のロス。
千丈温泉駐車場でトイレを済ませ,鎖を外して林道を進む。2つ目の鎖を外して,その奥へ行くつもりであったが,そこからは関係者以外立入禁止。鎖には鍵がつけられていた。ここから予定の登山道を進むことができないので,予定変更。別の山に登るかルートを変更してこのまま奥三方山に登るか迷ったが,尾根コースで奥三方山を目指すことにした。今日の登山までに何度もヤマレコで過去の記録を見ていたので,この地点から林道を進み,尾根から奥三方山を目指すルートは大体把握していた。地図とスマホでコースは確認できるであろう。さあ,スタートだ。
尾根の取り付き場所も踏み痕があってすぐに分かった。そのあとは,荒れた登山道のように道が何となくわかる。所々に赤テープのマーキングもあった。今回はこれに随分と救われた。どちらかというと登るときの方が道はわかりやすく,下るときの方が道迷いになりそう。前回の奥三方山を目指したときも,赤テープのマーキングに助けられたので,今回赤色のテープを持参した。下山時の景色は登山時とはずいぶん違うので,下山時に迷いそうな箇所に何か所か赤テープを付けた。実際,下山時にはそれに救われた時があり,付けておいてよかったと思った。雪道を歩き始めると,マーキングのことは気にせずに進むことができた。雪に残された足跡がマーキングである。スマホで確認しながら進んでいたが,コース取りを間違えて引き返したり難しい尾根を歩いて時間を使ってしまうなど,時間のロスが多かった。この時間のロスと,時間の見通しの甘さで,奥三方山に到達することができず時間切れで途中撤退となってしまった。無理をしないことが一番なので,残念ではあるがここは撤退の選択だ。今回のコースは,ある程度積雪がないと藪漕ぎになってしまうので,夏に登ることは結構しんどそう。厳冬期は氷化したナイフリッジを登ることになりそうなので難易度は随分と上がる。3月下旬〜4月上旬が比較的登りやすいのではないか。機会があれば,しっかりと準備をして再チャレンジしたい。3度目の成功を目指して。林道の落石には注意が必要。朝登るときになかった落石が,下山時には林道を少し塞ぐような形であった。口三方岳の登山口まででも落石が見られる。この辺り一帯は急斜面のため落石が発生しやすいのであろう。登山にはよくあることで,注意が必要。今回の登山では,登山中ずっとヘルメットを着用していた。ナイフリッジのような細い雪道があったが,雪が緩んでいたのでアイゼンを使用せずに登った。ザラメの雪の方が却って滑りやすかったりするので,逆にアイゼンを付けた方がよかったのかもしれない。
新型コロナで不要不急の外出を控えるように呼びかかられているところではあるが,自宅から登山口までは車で移動するため,この日に家族以外で2m以内の近距離に居合わせた人は3人。昼食を買うために寄ったコンビニの店員さんとその時の集荷の人,千丈温泉駐車場で会話をした登山者。食料を買いにスーパーに行くより人との接触は少ない。登山で遭難したり怪我をして下山したりして周囲に迷惑をかけてしまうと,それが3密につながるので,何としてもそれだけは避けたい。
無事に下山して帰ることを最優先に考え,無理せず安全に登山を楽しみたい。心と体の健康維持のために。
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