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Yamareco

記録ID: 230948
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ハイキング
丹沢

檜洞丸〜塔の岳 丹沢核心部一気に縦走

2012年09月29日(土) 〜 2012年09月30日(日)
 - 拍手
GPS
24:00
距離
20.5km
登り
2,012m
下り
2,254m

コースタイム

9月29日
8:40つつじ新道登山口−9:15ゴーラ沢−11:00檜洞丸−12:20臼ヶ岳−13:30蛭ヶ岳−14:50丹沢山−15:50塔ノ岳(尊仏小屋)

10月1日
6:30塔ノ岳−8:30大倉
天候 晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<往路>小田急線始発で新松田へ、バス7:20新松田−8:31西丹沢自然教室
<帰路>バスにて大倉〜小田急渋沢駅
コース状況/
危険箇所等
登山カードは西丹沢自然教室で提出する。
全体として西丹沢から蛭ヶ岳まではところどころ倒木等がおおく、道が不明瞭な場所もある。また、各ピークの前はかなりの急登が続き体力を消耗する。
蛭ヶ岳から東側は登山者も多いためか道はよく整備され歩きやすい。
登山口です
2012年09月29日 08:43撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 8:43
登山口です
最近の雨とかで倒れたのでしょうか。いきなり倒木です。最初間違ったかと思いました。
2012年09月29日 08:44撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 8:44
最近の雨とかで倒れたのでしょうか。いきなり倒木です。最初間違ったかと思いました。
倒木を越えたら尾根への取り付きの標識。間違ってなかったあ。
2012年09月29日 08:45撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 8:45
倒木を越えたら尾根への取り付きの標識。間違ってなかったあ。
標識はいたるところにあって、気をつけていれば迷うことはなさそう。
2012年09月29日 08:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 8:54
標識はいたるところにあって、気をつけていれば迷うことはなさそう。
ゴーラ沢出合
2012年09月29日 09:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 9:12
ゴーラ沢出合
今日は水も少なく飛び石をわたることが出来ました。
2012年09月29日 09:13撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 9:13
今日は水も少なく飛び石をわたることが出来ました。
渡る場所は2箇所
2012年09月29日 09:14撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 9:14
渡る場所は2箇所
ゴーラ沢を越えて尾根地取り付くと早速こんな感じ。
2012年09月29日 09:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 9:16
ゴーラ沢を越えて尾根地取り付くと早速こんな感じ。
ブナの原生林でしょうか。とても気持ちのいい森なのですが、結構きついのぼりが続きます。
2012年09月29日 09:42撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 9:42
ブナの原生林でしょうか。とても気持ちのいい森なのですが、結構きついのぼりが続きます。
2012年09月29日 10:08撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:08
2012年09月29日 10:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:25
階段が出てきました。
2012年09月29日 10:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:25
階段が出てきました。
ところどころ紅葉し始めた木が。
2012年09月29日 10:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:26
ところどころ紅葉し始めた木が。
もう少し!
2012年09月29日 10:28撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:28
もう少し!
階段が続く続く
2012年09月29日 10:37撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:37
階段が続く続く
この木道が歩きにくい。
2012年09月29日 10:42撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:42
この木道が歩きにくい。
太陽光発電のパネルが並んでました。小屋の電源でしょうか。
2012年09月29日 10:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:46
太陽光発電のパネルが並んでました。小屋の電源でしょうか。
木苺発見。食べたらすっぱかったあ
2012年09月29日 10:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:51
木苺発見。食べたらすっぱかったあ
ようやく頂上です
2012年09月29日 10:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:55
ようやく頂上です
檜洞丸山頂は木に囲まれた静かな広場になってます。気持ち良さげですが、時間がないので先を急ぎます。
2012年09月29日 10:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:55
檜洞丸山頂は木に囲まれた静かな広場になってます。気持ち良さげですが、時間がないので先を急ぎます。
青が岳山荘
2012年09月29日 10:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 10:58
青が岳山荘
このコース結構倒木が多いのです。
2012年09月29日 11:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:00
このコース結構倒木が多いのです。
倒木を迂回するところで道が不明瞭になります。
2012年09月29日 11:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:02
倒木を迂回するところで道が不明瞭になります。
目指す蛭ヶ岳が見えてきました。
2012年09月29日 11:05撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:05
目指す蛭ヶ岳が見えてきました。
アザミ。棘が刺さってチクチクして痛い!
2012年09月29日 11:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:12
アザミ。棘が刺さってチクチクして痛い!
2012年09月29日 11:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:22
臼ヶ岳までの道はところどころ崩壊が進んでいて狭い尾根になっています。
2012年09月29日 11:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:22
臼ヶ岳までの道はところどころ崩壊が進んでいて狭い尾根になっています。
落ちたら一気に行ってしまいそう。
2012年09月29日 11:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:23
落ちたら一気に行ってしまいそう。
2012年09月29日 11:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:25
2012年09月29日 11:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 11:34
臼ヶ岳山頂はなんだかピークのはっきりしないところです。
2012年09月29日 12:04撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 12:04
臼ヶ岳山頂はなんだかピークのはっきりしないところです。
臼ヶ岳から蛭ヶ岳と不動の峰。なかなかの勇姿。さすがに丹沢最高峰です。
2012年09月29日 12:24撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 12:24
臼ヶ岳から蛭ヶ岳と不動の峰。なかなかの勇姿。さすがに丹沢最高峰です。
蛭ヶ岳直下の登り開始。
木の上のほうにちょっとだけ山頂が見えます。
2012年09月29日 12:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 12:50
蛭ヶ岳直下の登り開始。
木の上のほうにちょっとだけ山頂が見えます。
振り返ると丹沢の山並みがでかい。
2012年09月29日 12:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 12:56
振り返ると丹沢の山並みがでかい。
これでも結構な傾斜。
鎖場も多かったけど、しんどくて写真も取れなかった。
2012年09月29日 12:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 12:58
これでも結構な傾斜。
鎖場も多かったけど、しんどくて写真も取れなかった。
下を見ると熊木沢でしょうか。ちょっと上高地みたい。
2012年09月29日 12:59撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 12:59
下を見ると熊木沢でしょうか。ちょっと上高地みたい。
この写真じゃ傾斜がわからないか。
2012年09月29日 13:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:00
この写真じゃ傾斜がわからないか。
たぶん臼ヶ岳
2012年09月29日 13:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:02
たぶん臼ヶ岳
急登が一服すると先のほうに蛭ヶ岳山頂
2012年09月29日 13:07撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:07
急登が一服すると先のほうに蛭ヶ岳山頂
もうすぐ
2012年09月29日 13:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:26
もうすぐ
着いたー。しんどかった。
2012年09月29日 13:28撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:28
着いたー。しんどかった。
セルフで写真を撮ろうとしていたら、近くにいたおっさんが撮ってくれました。
2012年09月29日 13:31撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:31
セルフで写真を撮ろうとしていたら、近くにいたおっさんが撮ってくれました。
蛭が岳山頂。結構広い。眺望良!
2012年09月29日 13:32撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:32
蛭が岳山頂。結構広い。眺望良!
東京方面
2012年09月29日 13:33撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:33
東京方面
宮ヶ瀬方面
2012年09月29日 13:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:34
宮ヶ瀬方面
これから行く丹沢山方面
2012年09月29日 13:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:35
これから行く丹沢山方面
さあ先へ進みましょう。
尾根は笹に覆われて気持ちよさそう。ここから先はあまり苦しくないらしいので、期待して一歩を踏み出します。
2012年09月29日 13:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 13:53
さあ先へ進みましょう。
尾根は笹に覆われて気持ちよさそう。ここから先はあまり苦しくないらしいので、期待して一歩を踏み出します。
振り返って蛭ヶ岳です。こちらから見ると優しい形をしています。
2012年09月29日 14:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:00
振り返って蛭ヶ岳です。こちらから見ると優しい形をしています。
2012年09月29日 14:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:17
こんな道が続きます。
2012年09月29日 14:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:20
こんな道が続きます。
笹原きもちいい〜
2012年09月29日 14:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:25
笹原きもちいい〜
木々に覆われた丹沢山が見えてきました。
2012年09月29日 14:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:27
木々に覆われた丹沢山が見えてきました。
2012年09月29日 14:33撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:33
2012年09月29日 14:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:50
とりあえず百名山の丹沢山。
個人的には蛭ヶ岳のがふさわしいと思うのですが、やはり名前でしょうか。
小屋以外特に何もなかったので写真もありません。
2012年09月29日 14:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 14:54
とりあえず百名山の丹沢山。
個人的には蛭ヶ岳のがふさわしいと思うのですが、やはり名前でしょうか。
小屋以外特に何もなかったので写真もありません。
次は塔ノ岳です。もうチョイがんばりましょう。
2012年09月29日 15:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 15:17
次は塔ノ岳です。もうチョイがんばりましょう。
2012年09月29日 15:18撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 15:18
塔ノ岳山頂を見上げます。なんとなく小屋の屋根が見えるような・・・
2012年09月29日 15:33撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 15:33
塔ノ岳山頂を見上げます。なんとなく小屋の屋根が見えるような・・・
2012年09月29日 15:44撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 15:44
2012年09月29日 16:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 16:02
尊仏山荘。お世話になります。
2012年09月29日 16:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 16:03
尊仏山荘。お世話になります。
2012年09月29日 16:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 16:03
仏さんが沢山。
2012年09月29日 16:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 16:03
仏さんが沢山。
塔ノ岳山頂からはかろうじて富士山を眺めることが出来ました。
2012年09月29日 17:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/29 17:25
塔ノ岳山頂からはかろうじて富士山を眺めることが出来ました。
台風が来てるっていうのに朝日を見ることが出来ました。
2012年09月30日 05:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/30 5:35
台風が来てるっていうのに朝日を見ることが出来ました。
小屋の客総出で撮影会です
2012年09月30日 05:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/30 5:36
小屋の客総出で撮影会です
花立の上から海の方。
2012年09月30日 06:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/30 6:40
花立の上から海の方。
2012年09月30日 06:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/30 6:40
金時山だそうです。
2012年09月30日 06:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/30 6:40
金時山だそうです。
最後の富士山
2012年09月30日 06:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
9/30 6:40
最後の富士山

感想

丹沢は塔ノ岳や大山などのメジャーピーク以外は公共交通のアクセスが結構悪く、蛭ヶ岳に登るのも今まではちょっと躊躇していました。そこで、思い切って一気に西丹沢から塔ノ岳まで行けないだろうかというのが今回のプラン。とりあえずチャレンジということで行ってみました。

 実はこの計画、当初は逆ルートを考えていました。塔から檜洞です。緩やかに登っていって一気に下る。しかしよくよくバスの時間を検討していたら、どうもこれでは下山途中で日が暮れることがわかりました。時間通り行けばバスには間に合うのですが、ヘッドランプをつけての下山は避けたいところ。で、電車の中でプランを逆にしました。これで行けば最後ヘッドランプをつけても大倉尾根なので何とかなるでしょう。

 登り始めてすぐにこのルートで正解だったと気づきました。つつじ新道の入口の標識から沢状の登山道に入ると、倒木が何本もあり、踏み跡を隠してしまっていました。奥の方をよく見るとその先の標識が見え、ルートが間違っていない事が分かります。入口でこんなですから、夜間ヘッドライトつけて歩いたら道に迷うかも知れません。想像したとおり、檜洞丸迄は倒木や木の枝が低く垂れ下がる場所が多くありました。

 ゴーラ沢の出合いでは2ヶ所の渡渉ポイントがあります。どちらも今日は水が少なく、飛び石で渡れる程度でした。尾根の取付きはいきなり取って着けたような鎖。ここから山頂近くまで急登が続きます。天気が回復してきて、時折日が差し込み、気温が上がってきます。確かバスの中で話していた人は塔の岳の最高気温29度って言ってたなあ。道は鎖交じりなのですが、岩場と言う訳ではなく、崩壊の進んだ傾斜のきつい尾根。眺望もあまりないのできつかったあ。木道が出てくると山頂はすぐです。山頂は木に囲まれて眺望はないのですが、広くて日陰が気持ちのいい場所です。

 山頂から少し下ると青ケ岳山荘があります。ここからはかなり下ります。広い尾根伝いですが倒木が多く、歩きにくい感じです。鞍部になっているところは崩壊が進んでいて、尾根筋が狭く注意が必要です。

 次のピーク臼ケ岳への中間点位に水場が一箇所ありますが、この日は枯れていました。丹沢の尾根道は水が無いので少し余分に持ってきた方が良さそうです。
臼が岳の登りも距離はありませんがかなりな急登です。山頂は広くて木に覆われていて眺望はあまり良くありませんが、蛭ケ岳方面は見渡せます。どうやら蛭ケ岳から先は笹や草の茂る気持ちのいい尾根のようです。

 また蛭ケ岳手前のコルまで随分下らされます。そして登り返し。結構がれた急登も多く、鎖やロープが張ってあるところもたくさん出てきます。振り返ると歩いて来た方面が見渡せ、ちょうど良い息抜きになります。苦しいけど頑張って登ると、蛭ケ岳山頂からの眺めは抜群です。諦めなくて良かったあ。人もほとんどいない。やっぱりここまで足を運ぶ人は少ないようです。

 山頂でセルフタイマーをセットしていたら、なかなかうまくいかない僕を見兼ねて、近くにいた関西弁のオッチャンがシャッターを押してくれました。聞けばこのオッチャン、四国から出張を利用して登りにきてるとのこと。塔の岳から蛭ケ岳を往復して尊仏山荘泊だと言うので、一緒に歩くことにしました。

 ここから塔の岳迄は予想通り笹の広い尾根で明るく展望の良い、気持ちのいい道が続きます。こちら側から見る蛭ケ岳はとても優しい表情をしています。何度も振り返りながら、同じような写真を何枚も撮っているうちに塔の岳についてしまいました。

 ころで、深田久弥はなぜ丹沢山を百名山に選んだのでしょうか?名前?蛭って名前もあんなに形の良い丹沢の最高峰に付けるには酷い名前だと思いますが、塔の岳と蛭ケ岳の間であまり特徴のない丹沢山が百名山というのには誰もが疑問なのではないでしょうか?

 塔の岳に着いた時間はまだ16時前だったので、そのまま下山することも出来たのですが、道すがら例の関西弁のオッチャンとビールの話をしていたらどうしても飲みたくなってしまいました。尊仏山荘で聞いてみると、台風の影響でキャンセルが多くてガラガラとのこと。思い切って泊まることにしてしまいました。おかげでビールは美味いし、富士山の日没は見れるし、夜景は綺麗だし、とても台風接近中とは思えない楽しい思いをしました。朝もご来光を見ることができました。

 朝食後はサッサと大倉尾根を下り、11時前には東京の自宅に戻りましたが、ここで思わぬ落とし穴が!家には計画書を置いてきたし、何かあった場合には山中泊もあると書いてあったのですが、家族は僕が日帰りで帰ってくるものと思い込んでいたらしく。むちゃくちゃ心配していたと散々怒られました。
ま、終わり良くなくても僕的には良い山行。でした。

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