涸沢 紅葉と穂高連峰の大パノラマ (徳沢〜パノラマコース・屏風の耳〜横尾 周回)


- GPS
- 08:48
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 8:45
天候 | 10/5 晴れ 10/6 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
9:30ごろ到着。すでに満車の駐車場あり。第2駐車場に回る、約6割の埋まり具合。 ・沢渡〜上高地BT:¥2000(往復)乗車時間は約30分。 沢渡大橋10時発車のバスはかなり余裕有り、補助席は未使用。 ザックはトランクに乗せてもらいました。 ・上高地BT〜沢渡:16:45沢渡行きバスはガラガラなのでザックを座席に置いて問題なし。 帰りの沢渡大橋停留所は路上の為、トランクの開閉ができないそうです。混んでたら膝の上に30分はつらいね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・パノラマコース:道が狭く、すれ違いに気を使うところが数か所あり。 ・屏風のコル〜耳:特に危ないところなし。 ・涸沢〜横尾(下り):涸沢ヒュッテ〜本谷橋まで登りがびっしり牛歩なので、すれ違い下山が大変でした。 ・徳沢テン場:1人¥500/日。水場、トイレ(紙あり)あり。外来入浴あり。 10/6(土)15:00で埋まり率8割。 ・横尾テン場:10/6(土)13:00で埋まり率9割。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
各地から紅葉の便りが届き始め、どこか紅葉狩りに行こうということで。
非常に評判の良い「涸沢」を選択。
テン場の混み方が尋常ではないようなので(本当はテン泊装備を背負って長く歩くのイヤ)、横尾か徳沢をベースに涸沢、時間に余裕あれば奥穂まで行くことに。
10/5(金)
今日は行っても横尾までなので、ゆっくりと11時近くに河童橋を出発。
明神までいつもの対岸のコースを行くことに。
人が少なく静かな道、ちょっと遠回りだけど気に入った。
ちょうどお昼時に明神に到着。
嘉門次小屋でお約束のイワナ塩焼きと蕎麦をいただく。
・イワナ塩焼き@¥900
・蕎麦@¥600
・缶ビール350@¥400
他に気になるメニューが、銘柄「嘉門次」の日本酒とイワナの燻製、次はぜひ食してみたいもの。
ポカポカ陽気とビールでほろ酔いの中、歩くうちに徳沢到着。
緑の草原のテン場は超魅力的!
なにせ軟弱者なので横尾を諦め、ここに落ち着いてしまうのでした。
幕営受付をすると、なんとロッジで外来入浴ができるということ。いいじゃないですか。
夕食まで時間はたっぷりあるので、コーヒーやウィスキーを飲みながらゆっくりと読書。
この日のテン場は半分ぐらいの埋まり方で、みなさんも昼寝をしたり読書したり
とゆったりしてましたね。
10/6(土)
まだ薄暗い中、ヘッドランプを点けて出発。
新村橋を渡りパノラマコースへ向かう。
薄暗い森の中の道は気味が悪い、クマが出てもおかしくないなと思いつつ、鈴を持ってないことを後悔する。
すると深い笹がガサガサと音を立て、何かがこっちに向かってくる。
熊か!
極度に緊張して足が動かなくなり、音の方向を凝視するだけ。
子連れのサルが顔を出す。ホッ!とした。
足が動かなかったことに大ショック!熊ならタダでは済まなかったかも。
あ〜怖い思いした。
林道から山道に分岐してしばらく進むと、ナイロンザイル事件の碑があった。
「氷壁」は読んだが内容はすっかり忘れてしまい、50年以上前に実在した出来事であることを知った。手を合わせ山行の無事を祈る。
屏風のコルあたりの標高が紅葉のピーク。
耳に向かうと、だんだんと穂高の山並みから槍ヶ岳までが姿を現す。
紅葉と相まって素晴らしい景色。目から入ってくる景色が衝撃波となって脳みそを刺激するこの感じ、THE感動。
耳からは曇りながら、ぐるり360度のパノラマ。遠く富士山まで見ることができた。
残る期待は太陽の日差し、紅葉の色を一段と映えさせてくれー!祈り。
どうにか薄日までだった。それでもガスの中でなくてありがとう。
屏風のコルから涸沢へ向かうパノラマコースはすれ違う人が多かった。涸沢から下山に使う人が多く、徳沢から登って来る人は少ないそうだ。
涸沢ヒュッテのHPに「8時以降の下山は自粛」と書いてあった為、あえて今回の順序にしたけどあまり関係ないようで・・・。
涸沢ヒュッテはすでに大賑わい、休憩しながらしばし涸沢カールの紅葉を楽しむ。
屏風の耳の景色のインパクトもあり、感動は半減してしまっていたが、しばらくすると太陽が「こんにちは」。
みんな一斉にカメラ撮影、記念撮影とウッドデッキの手すりは鈴なりの人だかり。
横尾への下りは本谷橋まで登りの人が数珠つながり、こんなに長い列を見たのは初めて。すれ違いが面倒くさいのなんの。
こんなにたくさんの人が上に行ったら、そりゃあえらいことになるね。
トイレ1時間待ちと聞いたような。
わずらわしいすれ違いを何とかクリアして横尾に到着。
ここのテン場もすでに9割方埋まってる感じ。
山荘のお兄ちゃんに聞いたら、お盆よりも紅葉の3連休が一番混むそうだ。
涸沢までのコース取りで思ったこと。
景色のインパクトといい、すれ違いの煩わしさといい。
絶対に登りは横尾から、下りはパノラマコースで屏風の耳の絶景を楽しんで下山の順番をお勧めします。
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