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Yamareco

記録ID: 231578
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

涸沢 紅葉と穂高連峰の大パノラマ (徳沢〜パノラマコース・屏風の耳〜横尾 周回)

2012年10月05日(金) 〜 2012年10月06日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
17.0km
登り
1,165m
下り
1,160m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:32
休憩
2:13
合計
8:45
距離 17.0km 登り 1,167m 下り 1,165m
5:15
13
5:28
5:29
55
6:24
87
7:51
8:02
23
8:25
9:11
17
9:28
9:31
49
10:20
11:00
17
11:17
11:18
9
11:27
11:28
24
11:52
29
12:21
15
12:36
13:05
43
13:48
11
13:59
14:00
0
14:00
ゴール地点
5:15徳沢−5:50ナイロンザイル事件の碑−6:25奥又白池分岐−8:00屏風のコル−8:30屏風の耳9:10−9:30屏風のコル−10:20唐沢ヒュッテ11:00−11:50本谷橋−12:40横尾山荘13:05−14:00徳沢15:00−16:40上高地バスターミナル
天候 10/5 晴れ
10/6 曇
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・沢渡大橋駐車場:¥500/日。
9:30ごろ到着。すでに満車の駐車場あり。第2駐車場に回る、約6割の埋まり具合。
・沢渡〜上高地BT:¥2000(往復)乗車時間は約30分。
沢渡大橋10時発車のバスはかなり余裕有り、補助席は未使用。
ザックはトランクに乗せてもらいました。
・上高地BT〜沢渡:16:45沢渡行きバスはガラガラなのでザックを座席に置いて問題なし。
帰りの沢渡大橋停留所は路上の為、トランクの開閉ができないそうです。混んでたら膝の上に30分はつらいね。
コース状況/
危険箇所等
・パノラマコース:道が狭く、すれ違いに気を使うところが数か所あり。
・屏風のコル〜耳:特に危ないところなし。
・涸沢〜横尾(下り):涸沢ヒュッテ〜本谷橋まで登りがびっしり牛歩なので、すれ違い下山が大変でした。
・徳沢テン場:1人¥500/日。水場、トイレ(紙あり)あり。外来入浴あり。
10/6(土)15:00で埋まり率8割。
・横尾テン場:10/6(土)13:00で埋まり率9割。
予約できる山小屋
横尾山荘
青い空、いい天気!
上高地バスターミナル横の梓川から見る、穂高の眺め。
いきなりハイテンション。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
4
10/8 17:03
青い空、いい天気!
上高地バスターミナル横の梓川から見る、穂高の眺め。
いきなりハイテンション。
お決まりの河童橋と穂高。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
お決まりの河童橋と穂高。
梓川と穂高。
あまりにも景色が良く、写真ばかり撮ってなかなか先に進めませんね。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
梓川と穂高。
あまりにも景色が良く、写真ばかり撮ってなかなか先に進めませんね。
今日は時間余裕があるので、いつもと違う右岸のルートで明神に向かう。
こちらの方が、静かなハイキングコースといった感じで良いコースでした。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/8 17:03
今日は時間余裕があるので、いつもと違う右岸のルートで明神に向かう。
こちらの方が、静かなハイキングコースといった感じで良いコースでした。
途中、池?と明神岳。
てっぺんのあたりが紅葉してますよ。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/8 17:03
途中、池?と明神岳。
てっぺんのあたりが紅葉してますよ。
振り返ると煙を上げる焼岳。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/8 17:03
振り返ると煙を上げる焼岳。
嘉門次小屋でお約束のイワナ塩焼きとソバをビールで乾杯。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
嘉門次小屋でお約束のイワナ塩焼きとソバをビールで乾杯。
明神橋。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/8 17:03
明神橋。
徳沢のテン場からは前穂が頭を覗かせます。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/8 17:03
徳沢のテン場からは前穂が頭を覗かせます。
ナイロンザイル事件の慰霊碑。
手を合わせて通過。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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ナイロンザイル事件の慰霊碑。
手を合わせて通過。
屏風の耳へ近づくにつれ、木々が色づく。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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屏風の耳へ近づくにつれ、木々が色づく。
この辺も写真ばかり撮って、ちっとも先に進めません。
それにしても見事な紅葉です。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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この辺も写真ばかり撮って、ちっとも先に進めません。
それにしても見事な紅葉です。
紅葉の向こうに北穂から槍まで一望。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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紅葉の向こうに北穂から槍まで一望。
池と紅葉、赤がきれい。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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池と紅葉、赤がきれい。
屏風の耳から眺める穂高連峰と紅葉、ほんとうに素晴らしい。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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屏風の耳から眺める穂高連峰と紅葉、ほんとうに素晴らしい。
屏風の耳から槍が岳。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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屏風の耳から槍が岳。
ナナカマドと涸沢。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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ナナカマドと涸沢。
赤きナナカマドと槍が岳。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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赤きナナカマドと槍が岳。
屏風の耳を振り返ります。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
屏風の耳を振り返ります。
色とりどりの紅葉の向こうに、涸沢ヒュッテのテン場。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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色とりどりの紅葉の向こうに、涸沢ヒュッテのテン場。
涸沢ヒュッテのテン場。紅葉とカラフルなテントが同化する。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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涸沢ヒュッテのテン場。紅葉とカラフルなテントが同化する。
涸沢ヒュッテから、見事な紅葉その1。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
涸沢ヒュッテから、見事な紅葉その1。
涸沢ヒュッテから、見事な紅葉その2。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
涸沢ヒュッテから、見事な紅葉その2。
涸沢ヒュッテから、見事な紅葉その3。
しつこいぐらい撮りまくり。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
涸沢ヒュッテから、見事な紅葉その3。
しつこいぐらい撮りまくり。
横尾までの道は、登りが渋滞して牛歩の歩み。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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横尾までの道は、登りが渋滞して牛歩の歩み。
名残惜しいが、絶景紅葉の涸沢とお別れです。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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名残惜しいが、絶景紅葉の涸沢とお別れです。
本谷橋も一息いれる人でごった返してます。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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本谷橋も一息いれる人でごった返してます。
屏風の頭を直下から見上げる。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/8 17:03
屏風の頭を直下から見上げる。
横尾のテン場はこんな感じ、埋まり率9割でしょうか。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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横尾のテン場はこんな感じ、埋まり率9割でしょうか。
さっきまで居た耳と北穂を梓川から。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/8 17:03
さっきまで居た耳と北穂を梓川から。
新村橋へ戻ってきました。周回終了。
2012年10月08日 17:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/8 17:03
新村橋へ戻ってきました。周回終了。
撮影機器:

感想

各地から紅葉の便りが届き始め、どこか紅葉狩りに行こうということで。
非常に評判の良い「涸沢」を選択。
テン場の混み方が尋常ではないようなので(本当はテン泊装備を背負って長く歩くのイヤ)、横尾か徳沢をベースに涸沢、時間に余裕あれば奥穂まで行くことに。

10/5(金)
今日は行っても横尾までなので、ゆっくりと11時近くに河童橋を出発。
明神までいつもの対岸のコースを行くことに。
人が少なく静かな道、ちょっと遠回りだけど気に入った。
ちょうどお昼時に明神に到着。
嘉門次小屋でお約束のイワナ塩焼きと蕎麦をいただく。
・イワナ塩焼き@¥900
・蕎麦@¥600
・缶ビール350@¥400
他に気になるメニューが、銘柄「嘉門次」の日本酒とイワナの燻製、次はぜひ食してみたいもの。

ポカポカ陽気とビールでほろ酔いの中、歩くうちに徳沢到着。
緑の草原のテン場は超魅力的!
なにせ軟弱者なので横尾を諦め、ここに落ち着いてしまうのでした。

幕営受付をすると、なんとロッジで外来入浴ができるということ。いいじゃないですか。
夕食まで時間はたっぷりあるので、コーヒーやウィスキーを飲みながらゆっくりと読書。
この日のテン場は半分ぐらいの埋まり方で、みなさんも昼寝をしたり読書したり
とゆったりしてましたね。

10/6(土)
まだ薄暗い中、ヘッドランプを点けて出発。
新村橋を渡りパノラマコースへ向かう。
薄暗い森の中の道は気味が悪い、クマが出てもおかしくないなと思いつつ、鈴を持ってないことを後悔する。
すると深い笹がガサガサと音を立て、何かがこっちに向かってくる。
熊か!
極度に緊張して足が動かなくなり、音の方向を凝視するだけ。
子連れのサルが顔を出す。ホッ!とした。
足が動かなかったことに大ショック!熊ならタダでは済まなかったかも。
あ〜怖い思いした。

林道から山道に分岐してしばらく進むと、ナイロンザイル事件の碑があった。
「氷壁」は読んだが内容はすっかり忘れてしまい、50年以上前に実在した出来事であることを知った。手を合わせ山行の無事を祈る。

屏風のコルあたりの標高が紅葉のピーク。
耳に向かうと、だんだんと穂高の山並みから槍ヶ岳までが姿を現す。
紅葉と相まって素晴らしい景色。目から入ってくる景色が衝撃波となって脳みそを刺激するこの感じ、THE感動。
耳からは曇りながら、ぐるり360度のパノラマ。遠く富士山まで見ることができた。
残る期待は太陽の日差し、紅葉の色を一段と映えさせてくれー!祈り。
どうにか薄日までだった。それでもガスの中でなくてありがとう。



屏風のコルから涸沢へ向かうパノラマコースはすれ違う人が多かった。涸沢から下山に使う人が多く、徳沢から登って来る人は少ないそうだ。
涸沢ヒュッテのHPに「8時以降の下山は自粛」と書いてあった為、あえて今回の順序にしたけどあまり関係ないようで・・・。

涸沢ヒュッテはすでに大賑わい、休憩しながらしばし涸沢カールの紅葉を楽しむ。
屏風の耳の景色のインパクトもあり、感動は半減してしまっていたが、しばらくすると太陽が「こんにちは」。
みんな一斉にカメラ撮影、記念撮影とウッドデッキの手すりは鈴なりの人だかり。

横尾への下りは本谷橋まで登りの人が数珠つながり、こんなに長い列を見たのは初めて。すれ違いが面倒くさいのなんの。
こんなにたくさんの人が上に行ったら、そりゃあえらいことになるね。
トイレ1時間待ちと聞いたような。

わずらわしいすれ違いを何とかクリアして横尾に到着。
ここのテン場もすでに9割方埋まってる感じ。
山荘のお兄ちゃんに聞いたら、お盆よりも紅葉の3連休が一番混むそうだ。

涸沢までのコース取りで思ったこと。
景色のインパクトといい、すれ違いの煩わしさといい。
絶対に登りは横尾から、下りはパノラマコースで屏風の耳の絶景を楽しんで下山の順番をお勧めします。

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