ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 231609
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳ピークハンティング

2012年10月06日(土) 〜 2012年10月07日(日)
 - 拍手
fineridge その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:01
距離
19.6km
登り
1,764m
下り
1,941m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

<1日目>
6:30美濃戸口
7:30美濃戸山荘
9:15赤岳鉱泉
10:30赤岩の頭
11:20硫黄岳
13:10横岳
14:40赤岳天望荘


<2日目>
6:10赤岳天望荘
6:40赤岳
8:20阿弥陀岳
10:40御小屋山
12:15美濃戸口
天候 <1日目>晴れ時々ガス
<2日目>ガス後晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口までマイカー。
美濃戸まで車で入れるが、セダンなど車高が低い車両が
底を擦られているのも見ました。砂利道で離合も困難な箇所ばかりです。
コース状況/
危険箇所等
全体的に整備され、登山者も多く安心して歩くことが出来ます。
横岳付近も岩場、鎖場多いですが特に問題はないように思います。
赤岳天望荘から赤岳は非常に人が多く、すれ違いなども多発します。
譲り合うポイントの見極めと、落石を起こさない注意が必要と思います。

阿弥陀岳からの御小屋山方面へは、小さな石柱の先の細い道に入ってください。
摩利支天へまっすぐつづく尾根を目指して!

ぼちぼち紅葉きてますね
2012年10月06日 06:47撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 6:47
ぼちぼち紅葉きてますね
2012年10月06日 07:07撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 7:07
後光差すシルエット
2012年10月06日 07:11撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 7:11
後光差すシルエット
2012年10月06日 08:04撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 8:04
2012年10月06日 08:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 8:08
深いブルーの淵
2012年10月06日 08:12撮影 by  DSC-HX7V , SONY
1
10/6 8:12
深いブルーの淵
赤岳鉱泉。
2012年10月06日 08:52撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 8:52
赤岳鉱泉。
あーみーだー!!
2012年10月06日 09:25撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 9:25
あーみーだー!!
2012年10月06日 09:37撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 9:37
八経ヶ岳に似てるかも
2012年10月06日 09:40撮影 by  DSC-HX7V , SONY
1
10/6 9:40
八経ヶ岳に似てるかも
ハイマツ君がお出迎え
2012年10月06日 10:13撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 10:13
ハイマツ君がお出迎え
赤岳、阿弥陀岳登場。
2012年10月06日 10:21撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 10:21
赤岳、阿弥陀岳登場。
紅葉と赤岳
2012年10月06日 10:26撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 10:26
紅葉と赤岳
赤岩の頭付近より
2012年10月06日 10:29撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 10:29
赤岩の頭付近より
蓼科山頂は雲の中。
2012年10月06日 10:32撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 10:32
蓼科山頂は雲の中。
北アルプス。8月に断念した大キレットでそれとわかりました。
2012年10月06日 10:32撮影 by  DSC-HX7V , SONY
1
10/6 10:32
北アルプス。8月に断念した大キレットでそれとわかりました。
2012年10月06日 10:56撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 10:56
あそこまで頑張りまーす!
2012年10月06日 11:10撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 11:10
あそこまで頑張りまーす!
硫黄岳
2012年10月06日 11:16撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 11:16
硫黄岳
爆裂火口
2012年10月06日 11:19撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 11:19
爆裂火口
オレンジが鮮やか
2012年10月06日 11:31撮影 by  DSC-HX7V , SONY
1
10/6 11:31
オレンジが鮮やか
硫黄岳山荘
2012年10月06日 11:45撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 11:45
硫黄岳山荘
大同心
2012年10月06日 12:04撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 12:04
大同心
横岳の岩場
2012年10月06日 12:31撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 12:31
横岳の岩場
大同心上より
2012年10月06日 12:35撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 12:35
大同心上より
結構やせた尾根です
2012年10月06日 12:36撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 12:36
結構やせた尾根です
イエイ!横岳!
2012年10月06日 12:38撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 12:38
イエイ!横岳!
大同心にはクライマーさんの姿が
2012年10月06日 12:55撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 12:55
大同心にはクライマーさんの姿が
そそりたつ感じですね〜
2012年10月06日 12:56撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 12:56
そそりたつ感じですね〜
ガスってきました
2012年10月06日 13:00撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 13:00
ガスってきました
大同心に登りつめたクライマーさん
2012年10月06日 13:23撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 13:23
大同心に登りつめたクライマーさん
結構高度感あります
2012年10月06日 13:26撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 13:26
結構高度感あります
色鮮やか
2012年10月06日 13:48撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 13:48
色鮮やか
主峰、赤岳!
2012年10月06日 13:52撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 13:52
主峰、赤岳!
伸びやかに拡がる稜線
2012年10月06日 13:58撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 13:58
伸びやかに拡がる稜線
赤岳天望荘
2012年10月06日 14:45撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/6 14:45
赤岳天望荘
富士山は…見えない
2012年10月07日 06:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 6:08
富士山は…見えない
阿弥陀岳
2012年10月07日 06:11撮影 by  DSC-HX7V , SONY
1
10/7 6:11
阿弥陀岳
横岳方面
2012年10月07日 06:14撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 6:14
横岳方面
頂上山荘
2012年10月07日 06:39撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 6:39
頂上山荘
ガスってるけど…とりあえず!
2012年10月07日 06:47撮影 by  DSC-HX7V , SONY
1
10/7 6:47
ガスってるけど…とりあえず!
2012年10月07日 07:00撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 7:00
2012年10月07日 07:07撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 7:07
これが有名な南稜かな?
2012年10月07日 08:06撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 8:06
これが有名な南稜かな?
南稜を上から…
2012年10月07日 08:11撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 8:11
南稜を上から…
阿弥陀ーーー!!
2012年10月07日 08:23撮影 by  DSC-HX7V , SONY
2
10/7 8:23
阿弥陀ーーー!!
御小屋山めざしひたすら下ります
2012年10月07日 09:10撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 9:10
御小屋山めざしひたすら下ります
森が美しい!
2012年10月07日 09:28撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 9:28
森が美しい!
2012年10月07日 09:34撮影 by  DSC-HX7V , SONY
10/7 9:34
2012年10月07日 09:34撮影 by  DSC-HX7V , SONY
2
10/7 9:34
非常に歩きやすい道です。
2012年10月07日 11:37撮影 by  DSC-HX7V , SONY
1
10/7 11:37
非常に歩きやすい道です。

感想

雪でも積もるような季節になると、経験の浅い自分の山行は低山主体になるので
思い切ってこの3連休は今年最後のアルペンムードを堪能しようと、
紆余曲折を交えながら大好きな八ヶ岳方面へ出かけることにしました。
樹林帯良し!岩場良し!展望良し!
紅葉も良かったらなぁ〜。

早朝、美濃戸口から林道を歩きます。
ゴゴゴ…ゴゴゴ…
美濃戸へ向かういくつもの車を避けながら進むのは少しストレスです。
ゴゴゴ…ゴゴゴ…………ゴリッ!!!
あーやっちまったなぁ〜。歩きで良かった。
この林道、夏場はアブ街道でしたが、奴らはもういないみたい。
赤や黄色に色づいた木々の間から横岳(多分)のシルエットが、
まるで後光のように朝日を背負いながら聳え立ちます。

美濃戸山荘からは自分もはじめての北沢ルートをとります。
沢の流れと紅葉はまるでどこかの庭園のようです。
ん?私が先に庭園を見たからなのか、もしくは庭園の作り手が
このような風景を見たからなのか、なんていっちょまえな事を考えながら…。

赤岩の頭直下になるとだんだん木々も低くなり視界が拡がります。
南に目をやればどーんと赤岳から阿弥陀岳。前回までは登ってばかり
だったので、遠望することはなかなかありませんでしたが、今回はその峰に
向けてプチ縦走するので、その雄姿を存分に堪能できたらなぁと願います。

赤岩の頭からは完全に森林限界。急坂を登って広い硫黄岳の頂上に出ます。
ここでもやっぱり赤岳、阿弥陀岳はカッコ良く、手前の横岳は大同心を従え
「さぁ来いよ」といわんばかりに並びます。同行の友人は八ヶ岳初見参とあって、
感動してるらしく、同じような写真を何度も撮っていました。

横岳付近からは雲が濃くなりはじめ、景色を見せたり隠したりしていましたが
突如ガスの中から一瞬にして目の前に現れた大同心には、自分含め周囲の方も
大きな声をあげているのがわかりました。しかもその上部には人が…。
今は及ばぬ世界、ながら憧れもありつつ。

横岳の岩場は易しすぎず、といった感じでメインのルート以外でも結構通過
できる箇所がありました。「あ、ここ行けそう!」「行ってみようか?」
なんて思いの沸くものが多く、一般ルートレベルの岩場練習にはもってこいかも
しれません。

2時半過ぎ、予定より少し早く赤岳天望荘到着。込み合うのはわかってましたが、
寝床を見て「狭そ〜〜。」
ただこの山荘はお風呂があることと、食事はバイキング形式なので好きなものを
好きなだけ食べることができるので、山小屋の中ではかなり有り難い場所です。
で、6時過ぎにはさっさと就寝。徹夜運転明けからの縦走というだけあって爆睡、
というわけにもいかず、寝てるか起きてるかわからないようなまどろみの中で朝を
迎えました。

朝イチ。早めに朝食を済ませパッキング。山小屋ではパッキングする場所にいつも
悩まされませんか?今回は早めに朝食を済ませることができたので、皆様の邪魔に
ならないよう配慮しつつ別棟の(地下では繋がってますが)談話室で準備を整えることができました。

赤岳への登りはおそらく頂上山荘からでしょうか?大勢の方とすれ違いながらです。
落石を受けないよう、しないよう注意しながらまだ冷め切らぬ眠気で喘ぎながら登ると、あっという間に頂上です。ただ周囲はガス。富士山に期待してたのに…

この場所三度目の記念撮影を終え、阿弥陀に向かいます。ここからは登ったことあるけど下ったことがなく、登りと下りとでは全く印象が異なるんだなぁと感じました。
中岳を越え、阿弥陀のシルエットがガスの中に見えた!と歓喜しましたがそれはそれは
10メートルにも満たない極小ピークでした。ガスって怖い。

またまた喘ぎながら岩を登りつめると今度こそ阿弥陀岳山頂です。
休憩中に南稜ってどんなだろうと思い見に行きましたが、視界が効かないためその
全貌は窺い知れなかったです。

ここからはひたすら下り。阿弥陀直下の急斜面を過ぎれば、ただ長々と緩やかで歩きやすい稜線が続きます。途中紅葉やシラビソなど針葉樹の香りを楽しみながら、ゆるりと美濃戸口へ向かったのでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:909人

コメント

すごいですね!
こんにちは
八ヶ岳縦走とても素敵な記録を拝見させていただき、ありがとうございました
実はまたニアミスでして・・・こちらも二転三転で八ヶ岳になっちゃいました

八ヶ岳まできてからコースを散々考えて、白駒池と高見石のゆったりハイキングで日帰りだったのですが
いずれにしても自分にはとても歩けそうにない未知な山歩き。
fineridgeさんの記録で楽しませていただきました。

※そろそろ大峰の紅葉も良い時期でしょうね
2012/10/8 19:25
cocoeさんこんばんは
いやぁー自分としてはかなり歩いたつもりでも、
地図をみればまだまだ行ってない道ばかりで、
つくづく山って広いなぁて感じました!
さまざまなルート、季節、天候…

山はいつとして同じ表情ではありませんね!
いつかはどこかで「この山極めたり!」なんて
言ってみたいものです!
2012/10/9 23:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら