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Yamareco

記録ID: 2329758
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

(過去の記録)荒川岳、赤石岳 〜奇跡の夜明け〜

2016年08月12日(金) 〜 2016年08月15日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
18:55
距離
26.2km
登り
2,985m
下り
2,994m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:13
合計
5:43
5:28
11
5:39
5:39
92
7:11
7:11
106
8:57
8:58
11
9:09
9:10
68
10:18
10:28
8
10:36
10:37
34
11:11
2日目
山行
7:13
休憩
0:46
合計
7:59
5:08
38
5:46
5:49
44
6:33
6:34
33
7:07
7:11
54
8:05
8:05
6
8:11
8:11
15
8:26
8:28
13
9:36
9:49
29
10:18
10:18
80
11:38
11:40
16
11:56
12:09
8
12:49
12:55
12
3日目
山行
4:40
休憩
0:09
合計
4:49
5:30
5:31
12
6:12
6:16
65
7:21
7:22
21
7:43
7:43
82
9:05
9:06
69
10:15
10:16
0
10:16
ゴール地点
8/12は移動日(椹島で前泊)、8/13が1日目になります。
天候 おおむね晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<行き>
06:56 東京−08:24 静岡 こだま633号
09:50 静岡駅前BS−13:15 畑薙第一ダム夏季臨時駐車場BS(1ヶ月前にバス予約)
14:30 畑薙第一ダム夏季臨時駐車場BS−15:30 椹島ロッジBS
<帰り>
12:30 椹島ロッジBS−13:30 畑薙第一ダムBS(13:00の臨時便)
14:25 畑薙第一ダムBS−17:50 静岡駅前BS(1ヶ月前にバス予約)
18:52 静岡−20:17 東京 こだま672号
コース状況/
危険箇所等
岩稜帯あり。ただし、危険と感じる箇所は特にありませんでした。
1日目。椹島の朝。
前日はまるまる移動に費やし、ここでテントを張った(前泊)。撤収の際、蚊の大群に襲われ、頭部を中心にかなりやられた。
2016年08月13日 05:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/13 5:21
1日目。椹島の朝。
前日はまるまる移動に費やし、ここでテントを張った(前泊)。撤収の際、蚊の大群に襲われ、頭部を中心にかなりやられた。
2日目。千枚岳。
5:00に千枚小屋のテント場を出発。荒川岳〜赤石岳を目指す。
2016年08月14日 05:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 5:46
2日目。千枚岳。
5:00に千枚小屋のテント場を出発。荒川岳〜赤石岳を目指す。
天気は下り坂とのこと。この高さならではの風景を満喫しながら先を急ぐ。
2016年08月14日 06:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 6:16
天気は下り坂とのこと。この高さならではの風景を満喫しながら先を急ぐ。
しかし、体の調子がイマイチ。椹島で蚊に噛まれた箇所があちこち痒くなりだし、食べ過ぎたせいか、胃モタレもする。
2016年08月14日 06:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/14 6:33
しかし、体の調子がイマイチ。椹島で蚊に噛まれた箇所があちこち痒くなりだし、食べ過ぎたせいか、胃モタレもする。
荒川東岳の岩場。体調不良に加え、ザックが普段より重く、ペースが上がらない。
2016年08月14日 06:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 6:56
荒川東岳の岩場。体調不良に加え、ザックが普段より重く、ペースが上がらない。
荒川東岳から先もイイ感じの稜線が続く。
2016年08月14日 07:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 7:35
荒川東岳から先もイイ感じの稜線が続く。
左に赤石岳。重厚感のある姿に驚く。今日は赤石岳避難小屋に泊まるつもり。先は長い。
2016年08月14日 07:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/14 7:35
左に赤石岳。重厚感のある姿に驚く。今日は赤石岳避難小屋に泊まるつもり。先は長い。
中岳避難小屋が見えてきた。青空!天気が崩れる気配は無いんだが…
2016年08月14日 08:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/14 8:08
中岳避難小屋が見えてきた。青空!天気が崩れる気配は無いんだが…
荒川中岳。この後、前岳にも立ち寄る。
2016年08月14日 08:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 8:11
荒川中岳。この後、前岳にも立ち寄る。
荒川小屋。水場の無い赤石岳避難小屋泊に備え、ここで水を2L補給。これがこたえた…。この後、急激にペースダウン。
2016年08月14日 09:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/14 9:10
荒川小屋。水場の無い赤石岳避難小屋泊に備え、ここで水を2L補給。これがこたえた…。この後、急激にペースダウン。
普段ならガッツが湧いてくる景色なのだが、腰も痛くなり始め、まったく調子が出ない。
2016年08月14日 11:38撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 11:38
普段ならガッツが湧いてくる景色なのだが、腰も痛くなり始め、まったく調子が出ない。
歩いてきた稜線を振り返る。景色は最高。
2016年08月14日 11:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 11:49
歩いてきた稜線を振り返る。景色は最高。
小赤石岳から赤石岳を望む。この登りはとてもキツかった。
2016年08月14日 11:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/14 11:58
小赤石岳から赤石岳を望む。この登りはとてもキツかった。
なんとか赤石岳に到着。ガスがかかり始めた。このまま下山も考えたが、、、予定通り赤石岳避難小屋に泊まることにする。
2016年08月14日 12:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/14 12:48
なんとか赤石岳に到着。ガスがかかり始めた。このまま下山も考えたが、、、予定通り赤石岳避難小屋に泊まることにする。
西から風が吹き、明日は荒れるかもしれないとのこと。案の定、夜中に雨風が激しくなった。疲れも溜まっており、過酷な下山になりそうだ。耐え凌ぐしかない。
2016年08月14日 15:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/14 15:10
西から風が吹き、明日は荒れるかもしれないとのこと。案の定、夜中に雨風が激しくなった。疲れも溜まっており、過酷な下山になりそうだ。耐え凌ぐしかない。
3日目。夜明け前。ちょっと前まで、激しい雨風の音を聞きながら朝食をとっていたのだが、なんという急展開!突然、晴れだす。
2016年08月15日 04:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/15 4:45
3日目。夜明け前。ちょっと前まで、激しい雨風の音を聞きながら朝食をとっていたのだが、なんという急展開!突然、晴れだす。
東の空が明るくなり始めた。富士山を眺めながらの御来光。まったく期待していなかった。
2016年08月15日 04:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
8/15 4:47
東の空が明るくなり始めた。富士山を眺めながらの御来光。まったく期待していなかった。
静寂の中、刻々と変わる光景に息をのむ。
2016年08月15日 05:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/15 5:03
静寂の中、刻々と変わる光景に息をのむ。
そして、その時。
2016年08月15日 05:06撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/15 5:06
そして、その時。
「点火」という言葉が相応しい。辺りは瞬く間にオレンジ色の光に包まれ、
2016年08月15日 05:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/15 5:07
「点火」という言葉が相応しい。辺りは瞬く間にオレンジ色の光に包まれ、
人はその光の中で恍惚とする。
2016年08月15日 05:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/15 5:08
人はその光の中で恍惚とする。
オレンジ色の光はさらに度を増し、荒れ狂い、
2016年08月15日 05:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/15 5:08
オレンジ色の光はさらに度を増し、荒れ狂い、
人はただただその光に恭順を誓う。(プロフ画像で〜す)
2016年08月15日 05:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/15 5:11
人はただただその光に恭順を誓う。(プロフ画像で〜す)
人はとことん最善を尽くすべきだとは思うが、人知を超えたものには抗えない。抗う必要はないのだ。敬意さえ払えばこんな素晴らしい光景を見せてくれるので。
2016年08月15日 05:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/15 5:11
人はとことん最善を尽くすべきだとは思うが、人知を超えたものには抗えない。抗う必要はないのだ。敬意さえ払えばこんな素晴らしい光景を見せてくれるので。
これまでの疲れや痛みが吹き飛んだ。オレンジ色の光は何処に行ったのやら。穏やかな朝を迎え、椹島へ下山。
2016年08月15日 05:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/15 5:30
これまでの疲れや痛みが吹き飛んだ。オレンジ色の光は何処に行ったのやら。穏やかな朝を迎え、椹島へ下山。
撮影機器:

装備

個人装備
テント泊装備

感想

<当時の感想>
04:00頃まで雨風で、御来光どころか下山も心配だった。04:30頃に急に雨風が止まり晴れだす。05:08燃え上がるようなオレンジいろの御来光を拝む。小屋の管理人によると、ガスが晴れた瞬間に見ることができる珍しい御来光とのこと。見晴らしも素晴らしく、極上の山旅となった。
----------
「極上の山旅」ではありましたが、体力的にかなりキツイ山行でした。当時、テント泊装備のザックの重さは15Kg前後で、この山行では17Kgを超えていました。この山行を境に、装備の軽量化を徐々に進め、今では当時の3分の1程度になりました。軽量化した装備でまた行きたいと思うのですが、体力も3分の1になってしまったのではないかと危惧されます。^^;) これを書いている今現在、6ヵ月近くのブランクがあり(どんだけ自粛してたんだ)、コロナの影響がこの先いつまで続くのか、夏になったらアルプス行けるのか、なかなか見通せませんね。「山、行きてェ〜」(^^)
(2020/05/05記)

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無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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