薬師岳・折立から日帰りピストン
- GPS
- 07:06
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 1,761m
コースタイム
折立(6:45)〜太郎平小屋(8:50)〜薬師岳山荘(10:00)〜薬師岳山頂(10:30)〜薬師岳山荘(11:20)〜太郎平小屋(12:10)〜折立(13:45)
天候 | 曇り→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・亀谷から有峰林道(有料:1800円)で折立へ(駐車場は無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
なし |
写真
感想
今週末は天気良さそうなので、遠出して薬師岳を登ることに。
登り口のある折立は有料道路の有峰林道を使用しないといけない。有峰林道は、飛騨からもアプローチできるけどゲートから折立まで遠い。この林道は6〜20時までしか使えないので、少しでも時間を稼ぐために富山側まで周ることにした。深夜2時に家を出発し、有料道路のゲートに午前4時半に到着。ゲート横に駐車場があったので1時間仮眠を取ることができた。
午前6時ちょうどにゲートオープン。折立まで30分くらいで到着。天気予報が良かったためか、準備している間に20台くらいが駐車していた。準備完了し、6時45分に出発。
山と高原の地図(5万図)のコースタイムは往復で16時間。普段はコースタイムの2/3なので10時間。予定は17時戻りか。夕暮れギリギリかな。
出発したときは天気がイマイチだった。というか、曇っているし、風も強かった。まあ、紅葉が楽しめればそれでも良いか、と考えとりあえず登る。前半の三角点まではそこそこ急な登り。また、ここまでは樹林内なのであまり面白くない工程。
しかし、ここを過ぎると樹林が無くなり、景色が開ける。また、傾斜も緩やかになるのでなかなか快適・・・になるはずが、曇りと強風で寒い!本当は天気が良くて、のんびりした高原歩きをイメージしていたのに・・・。太郎平小屋までは山の上には雲が立ち込め、どこに薬師岳があるのかも分からないくらい。また、風も強い。太郎平小屋でウィンドブレーカーを羽織り、ご飯を食べていると徐々に山の上の雲が晴れてきた。このまま回復してくれることを期待して出発。
薬師峠キャンプ場まで来るとかなり天気が回復。気づくと風も止んでいた。しかし、キャンプ場にはテントが全く無く、人の気配もしない。太郎平小屋からは先行する人もおらず、下山してくる人もおらず。一人ぼっちでどんどん進む。薬師平まで来ると槍ヶ岳まで見えるようになってきた。ここからは北アルプスの山々がどんどん見え始め、テンションが上がってくる。
薬師平を越えると薬師岳と思われる山が間近に見え「おお、あと少しだ」と思う。が、実はこれは頂上ではなかった(苦笑)。東南稜というところで登山道はないらしい。騙された感が・・・
薬師岳山荘まで来たが、すでに今シーズンは終了。知ってはいたけど寂しい。写真を撮っていると、いきなり声をかけられ、びっくりした。まさか人がいるとは思っていなかった。おそらく太郎平小屋から今朝上がってこられた方だと思うが、自分が到着したときはすでに山頂から戻ってきたところらしかった。今朝、下からみた雲の中の山頂にいたそうで「地獄だった」そうだ。が、このときはすっかり雲ははれ、風も穏やかになっていた。
小屋から30分で山頂到着。稜線からは先々週登った水晶岳が見えていた。水晶岳からは薬師岳を確認する余力がなかったけど、こういう位置関係なのかとよく分かった。
剱岳と立山方面は少し雲がかかっていたが、他の山々は綺麗にみることができた。非常に満足。
夏場は暑かったし、秋口はロングトレイルだったのでお湯を沸かすストーブ等は持って来ていなかった。が、今回は持ってきていた。山頂で飲むコーヒーはやっぱり格別だと思った。
山頂、他に人もおらず、青空&風も無しという状況で、のんびりコーヒー飲んでいても快適だった。
30分くらいだらだらして下山へ。今日は体調も良いし、登りも4時間弱で上がることが出来た。この調子なら夕暮れにはぜんぜん間に合いそう。早く降りれたら何しようかな、と考えながら下山。
下山していくと太郎平小屋に着いたくらいから、また雲が出始めた。その後もどんどん雲が上がってきて、駐車場にたどり着いたころには朝と同じように山は雲に覆われてしまった。
ちなみに下山したのは14時前。予定より3時間も早かった。というか、コース地図がサバ読みすぎだと思う(いつもより速いわけではない)。
薬師岳、勾配はきつくなく、樹林帯が少なく、工程の多くは雄大な景色を楽しめる。距離は往復で22kmと少し長いが良いコース。気に入りました。
降りてくる途中は、富山市まで出て寿司を食べようかと考えていたが、思った以上に早く降りてしまいお腹が空いてない。で、同じ道を帰ってもつまらないな、と思って、有峰林道を南下し、飛騨方面へ下っていった。何だか隠里みたいな集落を通ったりしながら飛騨高山へ。途中に温泉が無かったので、奥飛騨温泉郷・福地で初見の日帰り施設を利用。温泉に入るとサービスで五平餅がいただけるという斬新な施設だった。でも、五平餅はおいしかった。
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