知床 羅臼岳 (岩尾別コース)



- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
天候 | 7/22日:晴れ ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
:羽田空港−(全日空 ANA)−女満別空港 (片道 23,600円 ※株主割料金) :オリックレンタカー 女満別空港店 (Sクラス 4日間 22,300円) 【復路】 :女満別空港−(全日空 ANA)−羽田空港 (片道 23,600円 ※株主割料金) ※2011年の手帳の記録より |
コース状況/ 危険箇所等 |
■全体的によく整備されており、特段危険・不明確な箇所はないと思います。 部分的に雪渓もあったが軽アイゼン無しで大丈夫。 山頂直下は岩場で場所によって高度感がある。 ■ヒグマ出没注意。 木下小屋で前日までの熊の出没状況がわかります。 知床自然センター 熊スプレーレンタル料 1日1,000円 |
その他周辺情報 | ■ウトロ 温泉民宿 酋長の家 素泊まり 一室一名 4,000円 ■羅臼温泉 熊の湯 無料で入れる温泉 脱衣所や桶は完備 重曹硫黄食塩泉で45〜46℃と熱めのお湯。 ■道の駅 知床・らうす 昆布ソフトクリーム(300円) ほんのり塩味で不思議な味。 |
写真
感想
【2011年過去の記録です】
先日のレコの続きです。
■知床 羅臼湖/知床五湖/フレペの滝
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2333968.html
羅臼岳に登る二日前・・・
知床の宿で一緒になったカナダからの旅人と
住み込みのアルバイトで来ていた埼玉の女性と意気投合。
彼女のお休みも合うという事なので
最終日に3人で一緒に羅臼岳に登ることに
羅臼岳は知床半島にある火山群の最高峰で標高1661m。
古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また知床富士と呼ばれることもある。
世界自然遺産の核心地でもあり、野生動物が非常に多い豊かな自然が残っている。
翌朝は例によって夜明けを待てずに出発する。
濃緑の中、樹林帯の尾根を大汗をかきながら登る。
国籍も性別も違う3人だったが、偶然にも誕生日が全員一緒と
意外な共通点があり和気藹々と登って行く。
標高1200mくらいから残雪の溶けた場所には
高山植物が現れ始め、それは山肌を埋め尽くすような規模だった。
標高が1600m前後なのに高山植物に包まれていた。
緯度の高い北海道であるからこその光景だろう。
羅臼平から山頂まで溶岩ドームを直登する
急峻な岩稜で最後の登りがなかなかキツい。
山頂からの眺望は予想以上に素晴らしく
前は知床連山、左はオホーツク海、右は根室海峡、後ろは羅臼湖や
知床の原生林が見える360度の好展望。
また斜里岳や雌阿寒岳、国後島の爺爺岳の噴煙も
見ることができたのには正直驚いた。
両側に海が見える珍しい地形とここならではの眺めを堪能。
一度は訪れたかった念願だった山の登頂を噛みしめる。
心配していたヒグマもこの日は遭遇せずホッとする。
絶好の登山日和の中、終始快晴で無事に下山できて良かった。
下山後は車で半島の反対側、羅臼に移動
「熊の湯」の45℃と熱めの源泉かけ流しの湯に悶絶しながら
山の疲れを癒したのでした。
女満別に戻る途中で斜里岳の姿を見る事ができた。
今回は予定に入れていなかったが…
その裾野を広げた秀麗な山容に一目惚れ。
いつか登ってみたいと思いながら帰路に着いた。
知床の濃い自然を五感で感じた3日間だった。
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